尾上右近、佐藤流司ら出演!本物の装束を纏う「伝統と革新」の舞台J-CULTURE FEST presents 詩楽劇『八雲立つ』キービジュアル解禁
2025.9.9
2025年12月29日(月)より東京国際フォーラム ホールB7にて上演する、J-CULTURE FEST presents 詩楽劇【八雲立つ】のキービジュアルが公開となった。
詩楽劇「八雲立つ」は2022年から2023年の年末年始の時期に公演を通して神々に触れることで、一年の穢れを祓い、新しい一年を寿ぐことをテーマに上演された作品。知っているようで知らない古くから日本に伝わる神々の物語を本物の装束を纏い、日本のプロフェッショナル達が集結し、古典芸能と音楽が融合する舞台をお届け。
主となる物語は荒魂(あらみたま)と八岐大蛇(やまたのおろち)。スサノオの成長物語を展開しながら、岩長姫の美貌への嫉妬からの闇堕ち、草薙剣の誕生から岩長姫が神上がり浄化されるまでを、日本という国の構築に大きな役割を果たしたスサノオと岩長姫の魂の交わりを描き出している。
脚本は、歌舞伎脚本家でスケート歌舞伎「氷艶『破沙羅』」、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』などを手掛け、石見神楽との『魂神楽』など、歌舞伎以外でも活躍の場を広げている戸部和久。構成・演出は新作歌舞伎『刀剣乱舞』や高橋大輔主演アイスショー『LUXE』の演出など様々なジャンルで活躍している、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞が務める。
出演は、須佐之男(すさのお)役に尾上右近。岩長姫(いわながひめ)役に紅ゆずる、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)役に佐藤流司、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)役に和田琢磨、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)役に梅田彩佳が名を連ねます。そしてヴァイオリンの川井郁子と和楽器が奏でる音色、石見神楽 万雷の大蛇の舞が本作を彩っている。
今回、そんな本作に登場する神々に扮したキャストが本物の衣裳を纏い、神話の世界を体現したキービジュアルを解禁。舞台への期待を一層高めるビジュアルに仕上がった。
さらに、同時開催のワークショップ「和の伝統に親しむ」の事前予約も本日より受付開始。
本作冒頭では、2025年の穢れを払い、2026年を寿ぐ、神職による修祓が執り行われます。
そして、イザナキとイザナミの国生み、神産みを描いてゆく神秘的な幕開けより、黄泉へと去った母イザナミの穢れを濯いで生まれたスサノオが、舞台上で衣裳を纏い、隈を取り、大太刀を持って歌舞伎の荒事を見せ、荒む魂、荒御魂を現して天上へと踊り込みます。
一方、天下った瓊瓊杵尊に袖にされ侮辱を受けた岩長姫は、闇落ちして大蛇に。大蛇となって美しき女性を喰らい尽くす様子を、石見神楽と岩長姫の“大蛇タンゴ”で表現します。そして舞台は、石見神楽のスサノオと尾上右近演じるスサノオが相対し、神とは如何に、人とは如何にと問う、“二人スサノオ”の場面へ。
スサノオが大蛇の首を斬り、岩長姫の闇が断たれた時、世に起きる変化とは――。
神話を題材に想像力豊かに和魂を寿ぎ荒魂を鎮める芸能の神髄をご覧に入れます。
■詳細
【J-CULTURE FEST presents 詩楽劇「八雲立つ」】
公演日程:2025年12月29日(月)~12月31日(水)
出演:尾上右近、紅ゆずる、佐藤流司、和田琢磨、梅田彩佳、川井郁子(ヴァイオリン)、石見神楽 万雷/尾上菊之丞
出演者:花柳喜衛文華、藤間京之助、若柳杏子、藤蔭慧、高橋諒
演奏:吉井盛悟、田代誠(英哲風雲の会)、豊剛秋、藤舎推峰、住田福十郎、川野稜太/安部潤、齋藤順、北村聡
構成・演出:尾上菊之丞
脚本:戸部和久
会場:東京国際フォーラム ホールB7
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1
<日程詳細>
2025年12月29日(月)/15:00、18:30
2025年12月30日(火)/15:00、18:30
2025年12月31日(水)/11:30、15:00
※受付開始・ロビー開場、客席開場、上演時間は、公演時期が近づきましたら公式サイトにて発表。
<日程詳細>
2025年12月29日(月)/15:00、18:30
2025年12月30日(火)/15:00、18:30
2025年12月31日(水)/11:30、15:00
※受付開始・ロビー開場、客席開場、上演時間は、公演時期が近づきましたら公式サイトにて発表します。
チケット(全席指定):SS席12,000円(税込)、S席10,000円(税込)、A席6,000円(税込)
※未就学児入場不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までにお知らせください。
一般販売開始:2025年11月1日(土)10:00
チケット取り扱い:チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
主催:TAILUP/井筒/井筒企画/東京国際フォーラム
企画:井筒與兵衛
後援:東京都/千代田区/東京商工会議所
協力:帝国ホテル、丸ノ内ホテル、日比谷OKUROJI、東京交通会館、三菱地所プロパティマネジメント株式会社
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
特別協力:風俗博物館/京都宮廷文化研究所/日本工学院専門学校