まさかの自分の立ち位置がENHYPENと一緒!? 12Kの圧倒的“高精細”な映像に没入するVRコンサート『ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION』に心臓がもたない!!!<体験レポ>



2025年8月8日(金)より東京・大阪・愛知・福岡の4都市で開催中のENHYPEN初のVRコンサートツアー【ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION】は、世界でもまだ数少ない、究極の没入体験型ライブ。そのプレス試写と体験レポをお届け!

『ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION』は“没入体験型コンテンツ”で、VRゴーグルを着用し、12Kの高精細な映像でENHYPENのライブを楽しむことができるVRコンサート。その世界はまさに自分とENHYPENだけ!自分ひとりのためだけにENHYPENがパフォーマンスをしてくれているような感覚を味わうことができるのだ。



IMMERSIONとは

「IMMERSION」は、日本と韓国、アメリカ、中国、東南アジア、ヨーロッパなどの、世界約40の主要都市でのグローバル公開が事前に確定・同時発表された、初のVRコンサートプロジェクトです。北中米からヨーロッパまでを網羅する過去最大規模の本プロジェクトは、ENHYPENの揺るぎない世界的人気を裏付けている。日本と韓国で同時に幕が上がり、その後世界で順次公開される。

さらに、VRヘッドセットが認識した観客の手でライトスティック(ペンライト)を振れるほか、手で作ったハートがコンテンツに反映されるインタラクション、そして7人のメンバーの中から一人を選んで自分と2人だけの空間を楽しめるシーンなど、新しい体験要素が用意されているのも特徴だ。






プレス試写上映後、登壇したキム・キョンクック監督によれば世界観やコンセプト、ショーの流れなどについて事前にメンバーたちとも協議を重ねたうえで撮影に臨んだという。通常のMVとは異なり、ワンテイクの生歌やパフォーマンスが求められ、さらにVR特有の演出のため、同じ振り付けを3メートル×4メートルの限られた空間で見せるという制約もあり大変な撮影だったが「びっくりするぐらいスムーズに進めてくれた」と、メンバーたちの対応力の高さを称賛。さらにメンバーが本作を試写した際、「映像を見ている以上に、同じ空間にいるような感じがする」などと、メンバーたちが話していたことを明かした。さらに「JUNGWONさんが、目の前に自分自身が現れ、その姿があまりにもリアルでびっくりしている様子が記憶に残っています」と、当時のほほえましいエピソードも明かしてくれた。

最前席より最前?いや、“立ち位置ENHYPEN”です




筆者、昨年行われた【HYPERFOCUS:TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT】でVRコンサートは体験済みのため、「かかってこい、ENHYPEN‼︎」万全の心づもりで臨んだものの……、なぜか最後は「ごめんなさい(全力で土下座)」の気持ちに。なぜそんな気持ちになってしまったのか……。一足先に【ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION】を体験してきたレポをお届け!※以下はライターの個人的な感想、ネタバレを含みます。



まずVRコンサートが始まる前、MVが数本流れたのですが、すでにこの段階で“映画館の音響の良さ”を体感できます。ビートが心地よいというより、なぜか緊張感が煽られる。MVを観るだけでこんなにも緊張するんか!と早くも戦々恐々しちゃう。すでに耐えられるのか?という気持ちに。このVRコンサートの謳い文句は“最前席よりも近く”。そうです、VRコンサートならではの距離感を楽しめる。誰もがいつかは座りたいコンサートの最前席、“神席”。その神席でさえ超えてしまうのが、VRコンサートなのだ。



そしていつしかVRの世界のなかにある自分の手には、光るリストバンドとENGENE棒が。コンサートに参戦する準備が完璧に整いペンライトを持つように手をぎゅっと握ると、すっとペンライトが現れる!



いよいよVRコンサートが始まります。冒頭、ひとりずつメンバーが登場するわけですが…思わず「近い近い近い!!!!」と声が漏れました。VRコンサートの距離感を分かっていたはずなのに、やはりその近さには驚かされます。筆者のリアルな感想をお伝えしますと、「え、NI-KI、NI-KI!NI-KIーーーーー!!! JUNGWON、近っ!!!!!! HEESEUNGーー!!!?!?!?!?!?」。もうお分かりかと思いますが、ENHYPENが近寄ってくる世界線に耐えられなくなっちゃいます。「いや、レポするために冷静にならねば!」と思ったあとに出てきた私の感想、「まって、JAKEの3D感やばくないか?」。いや、やばいのは私です、分かっています。VRコンサートで観るJAKEは思っていた以上に立体感のある美しい造形をしていて、驚きを隠せませんでした。全席“神席”と言われるVRコンサートに、12Kの高精細映像のENHYPENのビジュアルが迫ってくるわけです。至近距離でENHYPENのビジュアルを拝み、その顔面力の高さに圧倒されました。VRとはわかっているのに、もしかしてENHYPENは目の前にいるのでは?と錯覚してしまうほどの映像の美しさに驚かされる。



【ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION】は、彼らのダークファンタジーの世界観を存分に表現する曲から、コンサートでお馴染みの盛り上がり必至曲まで全8曲(「No Doubt (Japanese Ver.)」を楽しめるのは日本上映分のみ)を披露。推しをひたすら観るもよし、目の前にきたメンバーを堪能するもよし!見る人それぞれの楽しみ方ができるのがVRコンサートの魅力でもあります。そうこうしていると、MCタイムが始まり、そうです、ここです!! 冒頭でお伝えした「無理!いや!こっち見ないで‼︎」という超贅沢すぎる感情が湧き上がってきたのは……。それはなぜか。目の前に立つ白く発光したSUNGHOONがまっすぐすぎる目でこっちをずっと見てくるんです‼︎‼︎ しかも、ずーーーーーーっと!あの視線に耐えられるSUNGHOONペンはいるのでしょうか?ほかのメンバーが話している姿を見てから再びSUNGHOONを見ると、また見てくるぅー!「ひぃー!まだこっち見ていたーーーーーー!!!! 無理ー!ごめんなさいーーー!」という感情になったというわけ。パフォーマンス中、ふとJUNGWONを観ると目が合ってしまい、リアルにドキーーーーン!!! 現実のコンサートで目が合うときのような衝撃を受けました。いや、もしかしたらそれ以上です、だって120%目が合っているんですから!あの視線は自分のものなんですから!!! HEESEUNGは天然っぷり(?)を発揮し、ちょいバグり気味な距離感で近寄ってくるので要注意、心臓の準備は万端にしておかないとかなりしんどいから!! そして極め付けは、JAYが…JAYが‼︎ 目を覆ってくるんですよ!私の脳を揺さぶってくるんですよ(壊)!!!!!! メンバーが7人もいると、“目が7個あっても足りない”状態。ENHYPEN7人全員を自分の視界に収められないなんていう最高の贅沢を堪能できるという…。



というわけ(どういうわけ?)で、気がつけば【ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION】も終盤。ここでメンバー選択の時間が!焦らなくて大丈夫です、時間はたっぷりある。7人のビジュアルをチェックし、最後に推しを選択し、推しと自分だけの時間を堪能してください♡ そしてパフォーマンスもあと1曲となってた。「え?もう7曲もパフォーマンスしました?私、全部観てました?」が真っ先に浮かんだ感想です。ラストといえばやはり「Go Big or Go Home」。最後なので、目の前ばかりではなくいろんな角度を見よう!と思い、キョロキョロしていたらENHYPENが横にいました。そうです、私の立ち位置“ENHYPEN”(笑)。ゼロ距離どころの話じゃない!立ち位置、のめり込んでる(笑)!HEESEUNGの小指キスを目の前で拝み、SUNOOの120点満点のアイドル笑顔を視界いっぱい堪能したところで、VRコンサートは終了した。圧倒的な映像美、映画館ならではの音響システム、VRコンサートの“没入感”はほかでは味わうことができないコンテンツであった。





ビハインドスチールカット

最後により楽しむためのポイントを2つほど。「Highway 1009」の終盤、HEESEUNGが投げキスをしてくれるのですが、それをド正面で受けた直後にSUNGHOONをぜひ見てください。“HEESEUNGにデレた”ことを怒るSUNGHOONという妄想を楽しむことができます(※SUNGHOONは超真顔でこっちを見つめているだけです)。もうひとつ、VRコンサート中にぜひ“両手ハート”を作ると♡が浮かび上がるよ。ぜひ推しに♡をいっぱい投げNIVRコンサートへ行ってらしゃい!!

『ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION』は、日本、韓国のほか、アメリカ、中国、東南アジア、ヨーロッパなどの世界約40の主要都市での公開が決まっている。またいずれはコンサート制作を行ったAMAZEの公式アプリから、自宅で視聴できるようにすることも予定しているという。近い将来、自宅からVRコンサートを楽しめる日もそう遠くはないかもしれない。

■詳細
【ENHYPEN VR CONCERT : IMMERSION】

<実施期間・都市/劇場>
・2025年8月8日(金)~9月7日(日)/[東京]新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川
・2025年9月5日(金)~10月5日(日)/[大阪]T・ジョイ梅田
・2025年9月12日(金)~9月28日(日)/[愛知]109シネマズ名古屋、[福岡]T・ジョイ博多
・2025年9月12日(金)~10月5日(日)/[東京]109シネマズプレミアム新宿
※上映スケジュールは各劇場もしくはローソンチケットのサイトよりご確認ください。

<チケット料金(全席指定)>
4,400円(税込)
※109シネマズプレミアム新宿は5,000円(税込)

主催:HYBE JAPAN
主管:BELIFT LAB
制作:AMAZE


Text/Kyoko Fuse

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