MBSドラマフィル枠にて2025年8月7日(木)より放送がスタートするドラマ【私の彼が姉の夫になった理由】の初回OAを目前に、1話先行上映&トークイベントが開催され、トリプル主演の秋田汐梨、影山拓也(IMP.)、高田里穂が登壇した。

本作は、恋も仕事も順調だった妹・愛子が突然階段から転落し、意識不明となってー！目覚めると…なぜか幼馴染で恋人だった優馬が姉・紗栄子と結婚していた!? 仕事のチャンスも失い、想像を絶する悲劇に巻き込まれ、次々と愛子を襲う展開と、愛子・優馬・紗栄子を巡る愛と復讐に思わずのめり込んでしまう愛憎サスペンス。



冒頭、オファーを受けた時の感想を聞かれた影山は「僕はもう素直に嬉しかったですし、お話をいただいた時に、まずメンバーに『決まったよ』って報告しました。そしたらメンバーが、自分のことのように喜んでくれて。もうすぐに原作も読んでくれて、すごく興味を持ってくれたので、それがすごく嬉しかったですね。」とIMP.メンバーと喜びを共有したことを明かしてくれた。

自身の役柄について演じてみた感想を聞かれ秋田は「愛子はどうやって今まで生きてきたんだろうっていうぐらい何も考えてないのかなって。お姉ちゃんと彼氏が結婚したよって聞いて、そのまま受け入れちゃう心の綺麗さというか。私自身はすごくピュアな子で真っ直ぐな子だと思って演じてたんですけど、それが人から見るとちょっと妬みにも繋がったりするような女の子なのかなっていう風に思ってました。あと、私自身、洋服がすごく好きで、愛子がアパレル店員ということもあって、衣装がすごく可愛いものが多くて、撮影しながらすごく楽しみました。今日はどんな衣装かなって楽しみにしながら演じてましたね。」と毎回衣装を楽しみにしていたそう。

一方影山は「僕は優馬を演じさせていただいたんですけれども、優馬はお父さんが医者であり、その跡継ぎをして、優馬も医者になるっていう、そして恋人もいて、なんかすごくかっこよくて、優しくてっていう、もう全部揃ってるじゃないですか。単純に僕、原作を読ませていただいた時、嫉妬しましたね(笑)。やっぱり羨ましい。こんなにかっこいい人がいるんだと思って。だからこそ、優馬と影山拓也っていう人物のギャップがあるなって個人的に感じてました。

できるだけ原作ファンの方もたくさんいる中で、実写になった優馬を見た時、納得してもらえるように、撮影期間中も、台本いただいた時も、ずっと優馬のことを考えてましたね。

あとは、優馬は、言葉を発するよりも、表情で表すタイプなので、そこが演じる上で難しさだったりしました。でもそれが逆に、すごく楽しくて、いい経験になったなっていう。」とこれまで経験したことのない表情で演技をする新な挑戦になったと明かした。



さらに役で難しく感じた部分を聞かれた影山は「そうだな、愛子っていう恋人がいるのに、紗栄子と結婚してしまうじゃないですか。そこも含めほんとに初めて演技させていただくキャラクターだったので、全部難しかったです。」とその難しさを明かし続けて「思いつきました。大喜利じゃないでが・・・」と前置きしつつ「愛子の前で見せる明るさと、紗栄子と結婚した後の冷酷さ。ここのギャップを出すのがすごく難しかったです。」とそんな苦戦した部分も視聴したひとに伝わると嬉しいと語った。

また現場でのエピソードについて「みんなで次の日のテーマを決めてました。例えば次の日は赤って決めて、スタッフ・キャストみんなが全員、赤い服で現場に来るっていう」と士気を高める意味で現場の一体感を意識したと影山が明かしたものの、「でも今日はデニムだったはずなんですが、私だけ聞いてなくて・・・」と高田が寂しそうにポツリと呟くと影山は「ほんと、すみません！僕が発案したにもかからわず、僕自身もデニム着てきてません！ちょっと忘れてしまいまして・・・」と今日もお揃いのテーマで来るはずだったにも関わらず伝え忘れな上、発案者の影山もまず着てきていないというお茶目な一面が明かされた。

撮影中のエピソードについても聞かれ秋田が「私すごく人見知りで。話しかけていただかないと打ち解けるのがちょっと難しいんですけど。初日に、病院で事故に遭ってから目覚めるというシーンで、あの時はまだ無口なままだったんですが、同じ日の最後にオープニングシーンの撮影があって、そこで声は使われないので、楽しそうに笑ってくださいって急にスタッフさんに言われて・・・。そしたら影山さんが始まる前に『俺、マジで面白いエピソードあります』みたいな感じで笑わせていただいて・・・」と影山からみた秋田はそこまで笑っていなかったそう。それでも、「何の話なんだろう？ってよくわからな買ったんですが、面白かったです。」とすると影山は「これメンバーに話すともうバカウケするんですよ。」と、それに対し高田も「オープニングだからすっごい短い映像で、みんなで笑顔を取んなきゃいけないのに、すっごい長い話をされて。ああ、きっと面白い話なんだろうなって思って、私と汐梨ちゃんはニコニコ笑ってるっていう・・・」と、影山は「ほんと、助けられましたね。」と2人の大人としての対応に救われたと明かした。



ここで次の企画になり、『私の⚪︎⚪︎になった理由。』と本作のタイトルにちなんだお題を元に、キャストが用意した話が嘘か本当かをお客さんにジャッジして挙手で決めてもらうという対決をすることに。



キャスト陣は事前に“本当”と“嘘”2つの話を用意し、他のキャストに見えないように“本当”“嘘”と書かれたカードを引き、そのカードに書かれたどちらかの話をするというもの。秋田は『私の趣味がピアノになった理由』影山は『英語力をあげなきゃいけないなと思った理由』と「これはですね、先日メンバーの松井奏と2人で韓国旅行に行きまして。その時、靴が欲しいなと思ったので、洋服屋さんに入って、店員さんに靴が欲しいと言ったんです。そしたら英語でサイズはいくつ？って聞かれて僕、そこでオッケーオッケー、トニセ テン ゴ、くださいみたいなことを言ったら、その松井奏に『リーダー、ちょっとヤバいぞ』とさすがに、リーダーとしてそれじゃダメだよっていう風に言われて、僕はそこから英語力をあげようって思いました。」と高田が「実際どんな勉強してるんですか？」と問い「普通に教科書とか、時代は進化してていっぱいあるんですよ、勉強する方法が。なんで僕、『27.5』って英語でなんて言うのかなって。」とすかさず宮田が「なんて言うか分かったんですか？」と投げかけ影山は「いや、あれですよね、トゥインティーセ・・・、なんか、ハーフみたいな。」としどろもどろに返すと宮田が「うん、海外では27.5はサイズじゃないかと」と高田も「そう、インチだし」と追い打ちをかけ、影山が不利な立場に。最後に高田は『理由』というテーマで話をし、いざジャッジタイムに。



最終的に、影山が『嘘』の話をしているというお客さんの判断が下り、手に持っていたカードを見せることに。すると影山のカードには『本当』の文字が。すると影山は「してます、してます。ほんとにしてます。ほんとに(英語力を)あげなきゃいけないなと思って。嘘だなと思われたの、ちょっとショックです。僕、本当のことでも嘘のことでも、顔に出ちゃうんでしょうね。ほんとでした。笑っちゃうんですよ、僕。」と勝負に負けたことを悔しがっていた。そしてこの対決で負けた影山の罰ゲームが公式SNSにアップされるとのことで、そちらも要チェック！



最後に、「僕自身も原作をすぐに読んでしてしまうぐらい、ほんとに先が気になる、楽しくて面白い作品だなと感じました。愛子・優馬・紗栄子とそれぞれのキャクター目線で見ると、また作品の見え方が変わってくるなと、僕個人的に感じたので、皆さんも、何回でも見て楽しんでいただきたいです。あと、僕たちIMP.の曲『Reckless Love』がエンディングテーマソングに決まったことも、ほんとに嬉しく思います。この『Reckless Love』と、この作品を同時に楽しんでいただけたらとても光栄です。」と語りイベントは終了した。