【藤原樹(THE RAMPAGE)インタビュー】高校生役を熱演!「味わえなかった青春を役として味わえている」“THE RAMPAGE 16人でタイムスリップするなら?”のもしもトークも♪<ドラマ特区『世界で一番早い春』>
2025.7.24
THE RAMPAGEインタビュードラマプレゼント世界で一番早い春藤原樹
タイムスリップ×ラブストーリーときたら「ドキドキ」しかない……!
川端志季 原作『世界で一番早い春』を実写ドラマ化。
主人公の漫画家・晴田真帆(吉田美月喜さん)の中にはある後悔が残っていました。それは10年前に亡くなった高校のマンガ部の先輩・雪嶋周(藤原樹さん)のこと。彼が制作した漫画の設定を、自分の作品として漫画を描いていた彼女は、もしも人生をやり直せるなら、作品を雪嶋に返して雪嶋の力で漫画を描きあげてもらいたい。
そんな真帆の願いが通じたのか……高校時代にタイムスリップした彼女は、雪嶋に作品を返すためにもう一度高校時代をやり直すことになります。
吉田さんと共にW主演を務めるTHE RAMPAGEの藤原樹さんのインタビューを敢行!作品へのこだわりについてたっぷりとお聞きしました。
演じながら、キャクラターの成長を感じられた
■原作を読まれたときの印象はいかがでしたか。
藤原樹 タイムスリップが複雑なんですよね。1周目、2周目、3周目をしっかり自分の中で考察しながら読めたので、すごくおもしろかったですし、真帆と雪嶋の関係性も高校生らしくてかわいいなと思いながら読みました。
■ご自身が演じた雪嶋はどのような人物だと分析されましたか。
藤原 雪嶋はクールなイメージで周りの部員からも怖がられているんですけど、漫画に対する情熱だけは誰にも負けません。でも、真帆と出会ってからはどんどん雪嶋のかわいらしい部分が出てきてすごくいいキャラクターだな、と。
■演じていて理解が深まったり、心境の変化みたいなものはありましたか?
藤原 「晴田に出会えてよかった」というセリフがあるんですけど、本当にその通りで。真帆に出会わなかったら、雪嶋はきっと1人でずっと漫画を描いていたと思うんです。晴田と出会って一緒に漫画を描くことによってどんどん雪嶋の素が出てくるし、雪嶋も成長している部分があるので、そういった部分は自分でも演じながら感じられましたし、楽しかったです。
制服は「まだまだいける」
■マンガ家役というもなかなかないものだと思います。漫画を描くシーンはいかがでしたか。
藤原 基本はマンガ家さんが描いてくれたネームをなぞったり、描くフリなんですけど、1シーンだけ線を加える作業があって。
■プロの方が描いたものに加える……緊張しそうですね。
藤原 緊張しましたね(笑)。しかも一発本番ですからね。なんとかうまくできました。
■何かご自身でも準備されたんですか?
藤原 漫画の描き方や、用語もたくさん出てくるのでしっかり調べましたし、漫画家が主人公の映画は観ましたね。『バクマン』っていう映画なんですけど。
■がっつり漫画家の作品ですね。
藤原 前も観たんですけど、今回の作品を読んだときに「一回観返そう」と思って。漫画を30ページ描くことの大変さだったり、苦労して徹夜していたり、大変さをより感じて撮影に入りました。
■藤原さんご自身は、絵はいかがですか?
藤原 大人になってからは、本気では描いていなかったので。適当な絵は描くんですけど(笑)。でも、子どものころは描いていたんですよね。久しぶりに描いてみて楽しかったです。
■高校生役はどうですか?
藤原 久しぶりに制服を着て不思議な感じというか……まだまだいけるなと思いました(笑)。
■藤原さんご自身はどんな高校生だったんですか?
藤原 ずっとダンスをやっていたので、あまり学校には行けていなくて。文化祭とか、学校行事にも参加できなかったので。わりと青春はしていなかったかもしれないですね。
今回は作中で文化祭の雰囲気も味わえたし、楽しかったです。
W主演、いい意味で気楽にやっています
■現場で印象的だったことはありますか?
藤原 晴田がタイムスリップするシーンは何回も撮ったのですごく印象に残ってるんですけど、初めてのときは晴田の反応も初めてだからすごく驚いてるし、2周目、3周目はまた違います。それに対して雪嶋はタイムスリップしていないので、こっちの反応もちょっと変わってくるんですよね。そこは印象に残っています。とてもキレイに撮ってもらっていると思うので、楽しみですね。
■『あらばしり』に続いて主演ですが、現場を引っ張るために何か心掛けていらっしゃることはありますか?
藤原 『あらばしり』の時は1人で主演だったので、めちゃくちゃプレッシャーもありましたし、僕がちゃんとやらないとダメだ、という責任を感じていたんですけど、今回はいい意味であまり感じないというか、気楽にやってます(笑)。あとは『あらばしり』の時の(大倉)空人とも一緒なので。基本3人のシーンが多いので、わちゃわちゃ楽しくやってます。
■吉田さんとのコンビネーションはいかがですか?
藤原 初日から2人のシーンが続いているので、その時からすごく仲良くなりました。吉田さんも明るい雰囲気で現場も和むし。なので、僕もあまり人見知りもせず、最初から普通に話していましたね。
■確かに藤原さんは少し人見知りされるイメージが……。
藤原 その通りですね。大体ね、慣れるのに3日かかるんですよ(笑)。
■わりとドラマの現場だと大変ですよね。
藤原 そうなんですよ。でも、それが全くなかったです。
吉田さんが積極的に最初から話しかけてきてくれたので、今回はその日すぐに馴染めました。
ようやく普通の役ができました
■『あらばしり』もそうですが、最近は役者としてのお仕事がたくさん続いてらっしゃいますね。
藤原 グループでは感じないやりがいや達成感はあります。グループでは16人で活動しているので、1人で活動することによって、自分の自信にもつながるし、すごく充実していますね。
■役者のおもしろさも感じていますか?
藤原 やっぱり自分じゃない人になれますし。今回だったら高校生役なので。今27歳なんですけど、僕が味わえなかった青春を役として味わえているので、それは思いっきり楽しんでやろうと思っていますね。
■これまで、わりと特殊な役どころが多いですよね。
『明日、私は誰かのカノジョ』などでは、何と言いますか、クズというか……。
藤原 結構そういう役がね、いっぱい来てたので(笑)。アスカノもそうだし、ハイロー(映画『HiGH&LOW THE WORST X』)も卑怯な役だったし。ようやく普通の役ができました。
■いろいろな役を演じていらっしゃいますが、役作りのこだわりとか役に入る前のルーティンはできました?
藤原 そんなにまだ決まったルーティンはないですけど、とにかく準備はたくさんしますね。台本もそうだし、演じる役に似た映画を探して観たり。
■今後やってみたい役はありますか?
藤原 アクションやりたいですね。一応パフォーマーで、体だけは効くので、ガチのアクション映画とか、ドラマはやってみたいです。
ホールでのライブはやっぱり楽しい
■THE RAMPAGEに関連してもお話伺えたらなと思いまして。
最近THE RAMPAGEで心を揺り動かされた出来事があったら、教えてください。
藤原 今ツアー回っているんですけど、その合間でホール公演を回ってて。宮崎で初日迎えたんですけど、多分4、5年ぶりとかなのかな?デビューした時も47都道府県を回ったのでホール公演は僕らの中でもすごく大事な経験なんです。そのホールで久しぶりにライブしたらやっぱり楽しいんですよね。アリーナとはやっぱり違って、ホールだと距離感もすごく近いですし、お客さんの雰囲気も、盛り上がり方も地域によって違いますし。改めて久しぶりにホールでライブができたことはエモかったな、と思います。初心に返ることができたいいライブになっています。
■普通に考えるアリーナ公演とホール公演を並行してやっているってすごく大変そうだな、と思うんですけど、みなさん体力は……。
藤原 ギリギリですね(笑)。アリーナとホールでは内容も全く違うので。アリーナ公演を回ってる最中にホール公演のリハーサルをして、ホール公演の本番が始まって。
■その間にみなさんそれぞれの活動があって……。
藤原 6月は、僕は本当に踊ってるか高校生やってるか……。
■なかなかないことですね(笑)。
藤原 東京に帰ってきて、そのまま撮影行って。で、またライブ行って、地方行って踊って、自分がどこにいるか分からないです(笑)。
すごくバランスのいいアリーナツアーになっている
■ツアーの手ごたえはいかがですか?
藤原 かなり感じています。アリーナ公演は、今回は20公演ぐらいかな。今年はテーマが「蜘蛛の糸」なんですけど、セットも蜘蛛を連想させるようなセットになっていたり、新しい演出もたくさん取り入れて、また今までとは違ったライブになっています。プラス、ファンのみなさんに喜んでいただけるようなこともたくさんしましたし、すごくバランスのいいライブになっているのかなと思います。
■ホールの方はどんなライブになっているんでしょう?
藤原 去年、2日間東京ドームでライブしたんですけど、THE RAMPAGEで人気の曲、ファンのみなさんが見たい曲を全部入れたんですけど、それをオマージュしたような、ファンに寄り添うようなホール公演になっています。
■ライブを作っていく上では、藤原さんご自身は変化した部分はありますか?
藤原 僕はそんなに変わってないんですけど、今まではメンバーももちろん意見はしていましたけど、今年からはよりメンバーの意見を取り入れて、セットリストもそうだし、あとは構成もずっと僕らで作っていたので。僕も構成、振り付け含め、やらせていただいています。
■オープニングの登場シーンからめちゃめちゃかっこいいですよね。
藤原 多分見たことないですよね。僕も初めて見たんですけど(笑)。わりと海外の演出を取り入れることが多いので、日本のアーティストじゃやらないようなことをやりたいんですよね。毎年新しいことをできたらいいなと思っています。
高校生にタイムスリップしたとしたら……
■ドラマではタイムスリップがテーマですが、THE RAMPAGE 16人でタイムスリップしたらどの時代に行きたいですか?
藤原 戦国時代だったら強そうですよね。日本統一できそう(笑)。
■藤原さんが今、高校生にタイムスリップするとしたら何がしたいですか?
藤原 うーん、なにがしたいかな……。あ、学食に行きたいです。
学食がすごく楽しかった思い出があって、いつも男友達とずっと固まって昼休み過ごしたんで。大体学食に行って毎日違うご飯食べて、ということが楽しかったですね。
■ちなみにどのメニューが好きでした?
藤原 焼きカレー。福岡で有名なカレーなんですけど。しかもそれ何食か限定で予約しないと食べられないんですよ。
ハワイでパワーチャージ
■藤原さんご自身のことで、最近心を揺り動かされたモノやコトはありますか?
藤原 プライベートでハワイ行ったんですけど、パワースポット巡りをしたんですよ。僕、パワースポットが好きで。
昔、大谷翔平さんが行った岩が2つ重なっているノースショアの「ポハク・ラナイ(バランス・ロック)」とか、山登りしたりして。その時は精神的に結構疲れていたんですけど、ハワイに行ってパワースポットを巡って、元気になりすぎて帰ってきました。
■ハワイはよく行かれるんですか?
藤原 今年は2回行ってますね。
だいたいお正月に行っていて、今年は4月に行ったんですけど、その時は仕事がずっと立て込んでいて、休みがあったので行こう、と。1週間ぐらい行っていました。
■それこそ、今は踊っているか高校生をしているか、というお話でしたけど、オフや空いた時間での楽しみはありますか?
藤原 最近はツアーで地方を回ることが多いので、ライブ終わりに地方のおいしいご飯を食べたりとか、お酒飲んだり。それが最近は一番リフレッシュできる時間ですね。
■最後に見どころをお願いします。
藤原 ラブストーリーもキュンキュンできるところもありますし、それぞれのキャラクターの情熱や、夢に向かってがんばる姿に多分みなさんも共感できると思います。
それに加えて、タイムスリップも考察しながら観られると思うので、全部含めて楽しんでほしいなと思います。
■ありがとうございました!
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藤原樹(THE RAMPAGE)
1997年10月20日生まれ。福岡県出身。
総勢16名からなるTHE RAMPAGEのパフォーマー。
2017年から、初めての演技にも挑戦し舞台「あたっくNo.1」や日本テレビ系列「PRINCE OF LEGEND」に出演。2023年3月~品川ステラボールにて上演の、佐藤流司プロデュース舞台「カストルとポルックス」の主演を務める。主な出演作に、「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」(19)、「明日、私は誰かのカノジョ」(22)、「日本統一 関東編」(23)、連続ドラマ初主演「あらばしり」(25)などがある。
[Instagram]@itsuki_fujiwara_official
【STAFF CREDIT】
Hair&Make:oya、Styling:中瀬 拓外
Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【ドラマ特区『世界で一番早い春』(全9話)】
出演:吉田美月喜、藤原樹(THE RAMPAGE)
原作:川端志季『世界で一番早い春』(講談社「Kiss」所載)
脚本:ニシオカ・ト・ニール、松本美弥子、桐乃さち
監督:富田未来、北川瞳
制作プロダクション:The icon
製作:「世界で一番早い春」製作委員会・MBS
<放送情報>
・MBS 毎週木曜24:59~
・テレビ神奈川 毎週木曜23:30~
・チバテレ 毎週金曜23:00~
・テレビ埼玉 毎週水曜24:00~
・とちぎテレビ 毎週木曜23:30~
・群馬テレビ 毎週木曜24:00~
<配信>
・FODにて独占配信
・TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
出演:吉田美月喜、藤原樹(THE RAMPAGE)、大倉空人(原因は自分にある。)、大原梓、日比美思、味方良介
監督:富田未来、北川瞳
脚本:ニシオカ・ト・ニール、松本美弥子、桐乃さち
原作:川端志季「世界で一番早い春」(講談社「Kiss」所載)
制作:The icon
製作:「世界で一番早い春」製作委員会・MBS
©川端志季/講談社 ©「世界で一番早い春」製作委員会・MBS