全国のケーブルテレビおよび衛星放送(BS/CS)で放送中のナショナル ジオグラフィックは、過酷な自然と生命の逞しさが交差する、アラビア半島の魅力に迫るドキュメンタリー【世界大自然紀行：アラビア半島】を、2025年7月24日(木)より毎週木曜 21:00～日本初放送する。

かつては草原が広がり、多様な動植物が息づいていたとされるアラビア半島。初期人類の石器もこの地で見つかっており、これらの遺物から、アラビア半島は人類の進化に深く関わってきたことを示している。しかし、気候変動や人間活動など、さまざまな要因により、やがて広大な砂漠地帯へと姿を変えていきました。そんな過酷な環境の中でも、生命は絶え間なく適応し続けている。

アラビア半島の東端に位置するオマーンではウミガメやユニークな魚、さらには希少なアラビアヒョウなどが見られる一方、アラビア半島の大部分を占めるサウジアラビアでは謎めいたカメレオンやヒヒ、ハイエナに出会えます。海と砂漠、両方に豊かな命が息づいている。

全2話からなる本作のナレーションを務めるのは、Kis-My-Ft2のメンバーとして活躍し、タレントとして多彩な才能を発揮する宮田俊哉。“みやっち”の愛称で親しまれている宮田は、知的好奇心にあふれ、親しみやすさがあり、その穏やかな人柄がにじみ出ているかのような、聴く者を包み込むやわらかであたたかい声が特徴的な人物。自然の息吹をそっと伝える語り口は、時に力強く、視聴者をアラビア半島の神秘へと誘う。

予告編

第1話「命輝く国 オマーン」
海と砂漠の国、オマーン。この国では初期人類がアフリカ大陸から移動してきたことを示す石器が見つかっている。今では厳しい環境が広がるが、実は多様な野生動物が暮らしている。地元の科学者たちと共に、陸上ではツノメクサリヘビやヒヨケムシ、オマーンヒキガエル、オオコウモリや希少なアラビアヒョウなどを探し、アラビア海ではハシナガイルカやザトウクジラに出会う。多様な命が輝く国、それがオマーンなのだ。



第2話「灼熱の国 サウジアラビア」
広大な国土に豊かな自然と歴史があふれる国、サウジアラビア。国土の大部分が砂漠で覆われ、灼熱の太陽が照りつける中、さまざまな生き物たちが生息している。ラクダは砂漠の環境に適応した動物の代表格だ。また、砂漠での鷹狩りで活躍するハヤブサの現状を取材。さらには、希少なアラビアオリックスやアラビアガゼルに出会う。紅海のダイビングスポットでは、手つかずのサンゴ礁の海で色とりどりの魚たちと一緒に泳ぐ。