芳根京子×髙橋海人 初共演!入れ替わったまま歩んできた、ふたりの15年が切なく紡がれる!映画『君の顔では泣けない』
2025.7.9
EBiDANEBiDAN NEXT NAGOYAKing & Prince君の顔では泣けない映画武市尚士髙橋海人
この度、君嶋彼方による小説【君の顔では泣けない】(発行:KADOKAWA)が、主演に芳根京子、共演に髙橋海人にて実写映画化。本作の公開日が2025年11月14日(金)に決定、あわせて特報映像とティザービジュアルが解禁となった。
2021年9月に発売され、瞬く間に話題となった君嶋彼方によるデビュー作『君の顔では泣けない』。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前に重版が決定するなど、大きな注目を集めた。
物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。人生の転機を入れ替わったまま経験していくふたり。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。
主演には、『累ーかさねー』(19)、『散り椿』(19)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、トレンドを席巻し大きな話題となったドラマ「波うららかに、めおと日和」(CX)でも主演を務め、数々の作品で芯のある演技を見せてきた芳根京子。
入れ替わったことをなかなか受け入れられないまま馴染めず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公・坂平陸を、揺れ動く衝動と痛みをもって演じ切った。そして、陸と入れ替わってしまう水村まなみ役には、ドラマ「だが、情熱はある」(NTV)のほか数々の作品で注目を浴び、現在放送中のドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(TBS)でも主演を務めるほか、10月公開の映画『おーい、応為』では自身初の時代劇に出演するなど、アーティストとしてだけでなく俳優としても進化を続ける髙橋海人。心に【まなみ=女性】である本音を隠し、うまく【陸=男性】として気丈にふるまう難しい役どころを、柔らかな眼差しと感情で体現した。
監督は『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎。リアルとフィクションの境を繊細に編み、入れ替わったまま大人になっていくふたりの時間を切なく、そして瑞々しく描き出している。
この度、初の本編映像となる特報が到着。映像では、入れ替わった陸とまなみが元に戻れないまま、お互いの人生を歩む様子が印象的なスチールと共に描き出される。進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れー。15歳から30歳までのかけがえのない15年間がエモーショナルに紡がれる。芳根演じる陸が「入れ替わったのが水村でよかった」と声をこぼすと、髙橋演じるまなみも「私もいま同じこと言おうと思ってた」と和やかに答える。
映像は、「私の顔で情けなく泣かないでくれる?」 というまなみの言葉から、溢れる涙を必死に堪えようとする陸の表情に『君の顔では泣けない』というタイトルが合わさる印象的なカットで締められる。
“この人生は、本当は君のものだからー”。
互いの人生を15年にわたって歩んできた時間や葛藤がにじむ、切なすぎる特報映像が解禁となった。
さらに、ふたりの15歳を演じたキャストも合わせて解禁。陸役を演じたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションを受け、審査員特別賞を受賞し芸能界デビューとなり、「とりあえずカンパイしませんか?」(TX)でドラマ出演を果たし、フレッシュな魅力でこれからの活躍に期待が高まる、西川愛莉。西川は、本作の出演について「オーディションの結果を聞いた時は、とても嬉しかったと同時に、陸とちゃんと向き合っていけるのか、不安もありました。この映画が観てくださる皆さんにどのように届くのか、期待と緊張で一杯ですが、先が見えない不安の中、もがいて悩んで、お互いに支え合いながら成長していく2人を劇場で見守っていただけたら嬉しいです」とコメント。
そして、まなみ役を演じたのは、スターダストプロモーション所属の新人&若手俳優集団・恵比寿学園男子部”EBiDAN”の研究生である「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバーとして活動し、「D&D〜医者と刑事の捜査線〜」第3話(TX)でドラマ初出演を果たした武市尚士。武市は撮影時を振り返り、「俳優として初めての現場で、緊張でドキドキが止まらなかった僕に、監督やスタッフのみなさん、そして共演者の方々がたくさんのことを教えてくださったおかげで、最後まで演じ切ることができました」と語った。西川も武市も、本作が初の映画出演となる。
ふたりが瑞々しく息を吹き込んだ高校生時代の陸とまなみにも目が離せない。
これまで辿ってきた時間、出来事、“自分”を作ってきた大切なものもすべて、入れ替わってしまったまま生きる陸とまなみ。嬉しいことも悲しいこともあった15年。でも“僕”が生きるこの人生は、本当は“君”の人生だったから、「君の顔では泣けない」ー。
※入れ替わった後の役名になります
※入れ替わった後の役名になります
高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは2人だけの秘密にすると決めた二人だったが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、陸はうまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。
もう元には戻れないのだろうか。“自分”として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか――。迷いを抱えながらも二人は、高校卒業と進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を経験していく。
しかし入れ替わったまま15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる…。
■詳細
【映画『君の顔では泣けない』】
公開日:2025年11月14日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:芳根京子、髙橋海人、西川愛莉、武市尚士
原作:君嶋彼方『君の顔では泣けない』(角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:坂下雄一郎
音楽:Inyoung Park
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
©2025「君の顔では泣けない」製作委員会