ENHYPEN、日本デビュー4周年に贈る“誓いと感謝”のステージ!水鉄砲&手紙&花火で彩る味の素スタジアムで魅せた2025年夏の夜<イベントレポ>



7人組グローバルグループENHYPEN(エンハイプン)が2025年7月6日(日)、東京・味の素スタジアムでワールドツアー【ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION-】の2日目公演を開催!公演当日が日本デビュー4周年の記念日という特別な日をENGENEとともに過ごした忘れられない一夜をレポート!



日本デビュー4周年当日という大切な夜、味の素スタジアムを埋め尽くしたENGENE(公式ファンネーム)の歓声を浴びながら、ENHYPENの7人がステージ中央に現れる。オープニングを飾ったのは疾走感全開の「Brought The Heat Back」。頭上を彩る花火が轟き、グループ初の日本スタジアム公演の幕を開けた。同公演は日本デビュー4周年という記念日に行われ、JUNGWONは「僕たちにとって特別な理由があります。きょう、日本デビュー4周年だからです!」と感謝を伝えると、スタンドからは「おめでとう!」の大合唱。NI-KIは「ENGENE、元気だった?僕は昨日の公演の余韻で眠れなかったんですけど、ENGENEの皆さんはいい夢を見れましたか?」、SUNGHOONは「今日は忘れられない思い出を作りましょう」、SUNOOは「真夏の夜の夢のような、幸せな時間をお届けします」とロマンチックな挨拶でENGENEたちを喜ばせた。



「夏といえば水遊び!」というJUNGWONの合図で、アリーナに設置された巨大水鉄砲が一斉発射。JAYの「僕たちと一生一緒になれる準備ができたENGENEは、叫べー!」の叫びで始まった「ParadoXXX Invasion」では、メンバー全員が投げキス♡ 黄色い歓声と水しぶきが交差する中、HEESEUNGの「叫べー!」のシャウトで後方エリアにも水砲が飛び、爽快感MAX!「Future Perfect(Pass the MIC)」では一転、炎を使った演出で会場を盛り上げる。SUNOOが上着を脱ぎ大胆に肌見せすると、客席のボルテージが急上昇。甘さとワイルドさを自在に行き来する彼ららしい二面性で、観る者を虜にした。



本公演ではユニットステージも披露。同い年の3人JAY、JAKE、SUNGHOONの02ズ(2002年生まれ)は「Lucifer」で3人の甘く切ないハーモニーに酔いしれ、JUNGWON、HEESEUNG、SUNOO、NI-KIの4人は「Teeth」でワイルドなダンスを披露し、会場のENGENEたちの心を掴んだ。JAYのギターソロから始まった「Blessed-Cursed」から、コウモリが飛び交う宮殿をバックに歌う「Bite Me」へと繋ぐ。コウモリが舞う宮殿の映像で“ヴァンパイア”コンセプトを極限まで体現し、ENHYPENの真骨頂を叩きつけた。

「Your Eyes Only」、「Orange Flower(Your Complete Me)」ではメンバーたちがトロッコに乗車し、水鉄砲を手に大はしゃぎ。SUNOOは同じトロッコに乗った02ズの格好の標的となり、一斉攻撃でびしょ濡れ!! SUNOOはずぶ濡れになりながらも笑顔で仕返しをする姿を見せ、そんなメンバーたちの仲の良さを感じる瞬間をENGENEたちは喜んだ。

さらに7月29日(火)発売の4thシングル『宵 ‑ YOI ‑』よりJ-POP調のバラード曲「Shine On Me」をサプライズ披露し、JUNGWONが「知っていたら一緒に歌ってください」と呼びかけるとスタジアムは大合唱に包まれた。会場の盛り上がりが最高潮に達し、ENGENEたちの掛け声が夜空に響き渡ったのは「Go Big or Go Home」。ENGENEたちの掛け声に応えるかのように、メンバーたちもダンスブレイクで応戦。巨大水鉄砲で水しぶきの演出も加わり、会場が一体となった瞬間を迎えた。



月が顔を出した頃に奏でた「Moonstruck」は、新月から満月へと変わる映像演出とリアルな月がリンクし、幻想的なムードを演出していた。コンサートももう終わりが近いということでメンバーそれぞれがENGENEに思いを伝えることに。NI-KIは手紙を書いてきたというと、ENGENEだけでなく、メンバーたちも「NI-KIらしくないね」、「いつ書いたの?」と驚いた様子を見せる。そんな兄さんたちの姿を見せると、NI-KIは最年少らしい照れ笑いの表情を見せる場面も。ENGENEに精一杯の感謝の気持ちを伝えるNI-KIを、手紙が映し出されたモニターを隠さないようにと座りながら、優しい眼差しで見守るメンバーたちの姿に底知れない愛を感じとることができた。ここで日本デビュー4周年を祝うケーキがステージ上に運び込まれた。リーダーのJUNGWON以外は知らなかったようで、驚きの表情を見せるメンバーたち。スタジアムを埋め尽くしたENGENEから「4周年、おめでとう!」の言葉が贈られ、メンバーたちは幸せな笑顔を浮かべていた。お返しにJAYが「絶対に離さないよ」と決めセリフを決めるも、まさかの“ゲッツ!”ポーズを披露させられ、メンバー全員&観客が大爆笑。「やだやだやだ」と断る様子を見せるも、完璧な間のポーズつきで「ゲッツ!」を披露したJAYを見て、NI-KIが笑い転げるひと幕もあり、ENHYPENらしいユーモアと愛に満ちたワンシーンだった。



コンサートはいよいよ最後のブロックに。HEESEUNGのピアノのイントロから始まり、メロディアスなメロディの「XO」、「No Doubt」、「Bad Desire(With or Without You)」と続け、本編を締めくくった。



アンコールで登場したメンバーたちが歌う曲は日本ENGENEにとって意味深く大切な楽曲「BLOSSOM」。イントロが流れ始めると、会場からは大歓声が沸き起こり、デビュー4周年を迎えたその日に「BLOSSOM」を聴くことができたことを喜んだ。そのほかにもアンコールとして3曲披露し、「Always」では再びトロッコに乗車して、スタジアムをぐるっと一周し、ファンとの交流を楽しんだ。2台のトロッコに分乗しているメンバーたちはトロッコがすれ違う瞬間を待っていたかのように、水鉄砲や水のペットボトルで互いに水攻撃を開始。



いつもはクールな表情が多いNI‐KIも無邪気な少年の笑顔で参戦!仲睦まじい無邪気な姿を見せ、会場は大盛りあがりを見せた。ステージに戻った7人は1人ずつ、「ENGENE、愛してるー!」と叫ぶことに。



HEESEUNGは「僕のほうがENGENE、愛してるー!」、SUNGHOONが「ENGENE、大好きだー!」と7人7様の告白をし、ラストJAYが愛を叫ぶと、メンバーの水攻撃に撃沈するオチで大団円。7色の花火が夜空に花開き、【ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION-】、東京2日目の幕を閉じた。



『SUMMER EDITION』は続いて8月2日〜8月3日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催される予定だ。



<挨拶>
JUNGWON (キーボードの先生、少しBGMの曲調を変えてくれますか?とここで、軽快なジャズに音楽が変わるとJAYとくるくる回りながら踊るJUNGWON)僕は今日、暑すぎて汗だくになって髪を上げようと思ってたんですけど、ENGENEのみなさんが「前髪を下ろしてるほうが好き」とおっしゃっていたので今日は下ろしてみました!前髪を下ろすために、今日髪を少し短く切りました。皆さんはいろんなヘアスタイルを好きでいてくださると思うんですけど、とにかく、僕たちはみなさんのために存在しています。ENGENEの皆さんは「ライブは大変じゃないか」とよく言ってくださりますが、メンバーみんな、いろいろな強い思いがあるのでがんばっています。僕たちはコロナの時期に300人のオーディエンスの方々の前でスタートしましたが、今こうやって数万人のみなさんの前に立てています。これからより素敵な姿を見せられるように、より成長していきたいと思います。みなさん、ENGENEのために存在するJUNGWONになりたいと思います。(日本語で)いつもありがとうございます!これは本当の気持ちです。ありがとう!

HEESEUNG まずはずっと夢に見ていたこの景色、光景を目の当たりにしてみることができて、本当にうれしかったです。ENGENEのみなさんが見ていらっしゃらないところで、僕たちはこれまでさまざまな紆余曲折がありましたし、大きな失敗もありました。そんなときにはいつもENGENEのみなさんに思いを馳せながら、「今、がんばってるんだ」というふうに踏ん張ることができたと思います。本当に、今何を言ったらいいかわからない、言葉にできない感覚なんですが、もし「ありがとう」という言葉のほかにいい言葉が見つかるのであれば、それを皆さんにお伝えしたいです。今見えているこの景色(ペンライトの光で埋め尽くされた会場)はまるで星のようなんです。このひとつひとつの星によりよい影響を届けられる人になれるように努力していきたいと思います。(日本語で9愛してる!

JAY (日本語で)味の素スタジアムの最終日なんですけど、僕たちにとって特別な瞬間なので…(と、ここでバンドによる切ないBGMに合わせて泣き真似をする)ENGENEの皆さんにとっても一生に残る大切な思い出になってほしくて、このスタジアムツアーはすごく昔から準備していたと思います。何年も前から今まで、これを目標に走ってきました。全部、ENGENEのみなさんがいてくださったおかげです。その力をもらって、そのすべてにモチベーションをもらって、ここまで来れたと僕は自負しています。これからのENHYPENはこの目標を達成したあともどんどん新しい目標を作りながら、これからも走っていく所存です。ENGENEが一緒にいてくれたら僕たちもがんばれると思っています。これからのENHYPENもよろしくお願いします。

JAKE 僕たちが東京に来るたびに、こんなに大きな愛をくださってうれしいです。(日本語で)東京、最高!一番!! 先ほどトロッコに乗って場内を回りながら皆さんのことを見ていたんですが、本当にさまざまな方々が来てくださっていると思いました。小さいお子さんや若い方もいらっしゃいますし、そうでない方もいらっしゃいました。そしてカップルで来られている方も、そうじゃない方もたくさんいらっしゃいました。あ、大丈夫です!たくさんいらっしゃるようでした。こんなふうにいろんな方々でいっぱいのこの会場で楽しく公演をすることができたことで、この仕事に対して改めて胸がいっぱいになっています。来てくださったENGENEのみなさん、本当に感謝しています。そしてこのステージを一緒に作ってくれた6人、本当にありがとう。そしてこのステージを一緒に作ってくださったみなさん、ダンサーのみなさん、バンドのみなさん、本当にありがとうございます。東京でスタートして、大阪でも公演がありますけど、僕たちはこれからも一生懸命がんばりますので期待していてください。また来ますので、待っていてくださいね。(日本語で)みなさん、本当に本当に本当にありがとうございました!愛してる♡

SUNGHOON 夏にスタジアムでこうやって公演できるのが本当に楽しいですね。お昼、すごく暑かったですよね。僕たちは水を撒いたんですけど、ENGENEのみなさんは大丈夫だったかなと思っていました。(日本語で)大丈夫だった?そして今日、僕も本当に楽しかったです。昨日も今日もそうでしたが、大勢のENGENEのみなさんの前で楽しくステージができました。もっとがんばりたいなという思いがより強くなっています。今年はステージでもすごく成長できたように感じていて、近頃は意義深い日々を噛み締めながら過ごしています。これから僕たちも人生を楽しく生きて、みなさんもまた楽しく生きてくださったらうれしいです。僕たちはこれからもっとがんばりますので、これからの活動も「宵」も、そして大阪公演も많관부!(たくさんの関心をお願いします)(日本語で)ありがとうございます、愛してるよー!

SUNOO ENGENE、今日は楽しかったですか?今日は時間が本当に早く過ぎてしまった気がします。本当にこんなふうにたくさんのみなさんの前で歌うことができて、ダンスすることができて本当に幸せです(感無量の様子を見せる)。実は今日、本当に一生懸命がんばったんですけど、少し心残りがあるステージとなりました。なので、少し残念な気持ちもあるんですけど、また次の公演もありますので、またみなさんが来てくれたらうれしいです。来てくださいますか?(日本語で)本当に本当にありがとうございます。ENGENE、ありがとうございます!



NI-KI 今日は僕たちが日本デビュー4周年ということで。僕は大したものじゃないんですけど、手紙を書いてきました。

【LETTER from NI-KI】
ENGENEのみなさん

こんにちは、NI-KIです。
ENGENEのみなさんに感謝の気持ちを伝えたくて手紙を用意しました。いつの間にかもう4年が過ぎましたね。長いといえば長い時間ですが、今までを思い出すと本当に一瞬だった様にも思えます。いつも僕達のそばで尽きることのない応援と愛をくださり、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。これからENGENEと作っていく思い出がどんなものになるのかすごく気になりますし、今までよりもこれからの方がもっともっと長いと思うので、どうかこれからも今のように僕達の側で見守っていただけると幸いです。僕達もENGENEのみなさんが下さる愛に応えられるようにもっと頑張ります。
ENGENE、本当に愛してます!



■おまけ
今回のコンサート、至るところにメンバーたちの仲の良さが垣間見えた気がしました。アンコールステージでは公演に心残りがあると語ったSUNOOのことを気遣うようにJAYがSUNOOの肩を抱き、最後は背中をぽんぽんとする様子が。さらに、ステージを下りる間際、ペットボトルでSUNOOがNI‐KIに先制水攻撃!ほかメンバーがステージ奥に進んでいるなか、NI‐KIはステージ前にあるペットボトルをしっかりと取りに行く姿が(笑)。ステージの幕が下りる直前、しっかりとNI‐KIの反撃をくらっていたSUNOOなのでした。

そしてなんと忘れられないのは“らしさ”が詰まっていたJAKEの最後のコメント。性別、年代問わず、幅広い人に応援されている実感したことを伝えたかったものの、日本語ではうまく伝えられず、出てきた「大丈夫です」という言葉。ふと我に返ると、「え?なにが大丈夫?」とツッコミを入れたくなりますが(笑)、本当に彼らしい優しさ溢れるコメントにほっこりでした。ぜひ次は「大丈夫です、僕たちがいます!」と続けてくれたら嬉しいですね。

■詳細
【ENHYPEN(エンハイプン) ワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION-』】
開催日:2025年7月6日(日)
会場:東京・味の素スタジアム

(P)&(C) BELIFT LAB Inc.


TEXT:Kyoko Fuse

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