これからの時代を担うメンズアーティスト・KID PHENOMENON、WATWING、WOLF HOWL HARMONY、DXTEENが集結!<『New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭』2日目レポート>



フジテレビが運営する動画配信サービスFODのPPV※(ペイ・パー・ビュー)にて、東京・渋谷の街全体を会場に展開される総合エンタメフェス「GMOシブヤエンタメ祭」とコラボレーションした特別イベント【『New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭】が5月31日と6月1日の2日間、開催された。ソールドアウトとなった大注目のフェスの様子、2日目もEmo!miuがたっぷりお届けします。1日目もレポしていますのでぜひチェックしてください!

「New Beginning Fes」は挑戦、出会い、そして未来への一歩をテーマに、これからの時代を担うアーティストたちが集う新感覚の音楽フェス。2日目、MCはフジテレビ入社2年目の梶谷直史アナ、オープニングアクトは「ON FLEEK」が務め、さらに「KID PHENOMENON」、「WATWING」、「WOLF HOWL HARMONY」、「DXTEEN」の全5組が登場し、ステージを盛り上げた。

■KID PHENOMENON




けたたましくサイレンが鳴り響くなか、赤く染まったステージに登場したのは、平均年齢18歳の7人グループ・KID PHENOMENON。1曲目「Unstoppable」のイントロが鳴り始めると、会場は歓声の渦に包まれ、一気に熱気が最高潮に。続くデビュー曲「Wheelie」では爆発的なエネルギーを放ち、「Trendsetter」では観客とともにコール&レスポンスを楽しみ、会場の一体感がぐっと高まる。MCでは佐藤峻乃介から8月20日に5thシングルをリリースすることを発表すると、ファンからは喜びの歓声が飛び交った。





メンバーも観客の熱が高まり、パフォーマンスも終盤へ。7曲目の「Cinderella」ではステージ狭し!と縦横無尽に走り回る姿が印象的。そんななか、エネルギーがあまり余った末松健介がステージから落ちてしまうハプニングも! しかし、すぐにステージに戻り、パフォーマンスはきっちりと決め、会場は安心のムードに包まれた。ラストは「Party Over There」で観客を煽りつつ、圧倒的なステージングで魅了した。ステージを去る際、末松が「怪我なかったですか?」と自ら落ちた観客に気遣う優しさも見せた。今回のステージでは「Show U Light」、「Purple Dawn」、「Ace In The Hole」、「Underrated」など計8曲を披露した。

■WATWING




ホリプロ初のダンス&ボーカルグループとして2021年にメジャーデビューしたWATWINGは、ダークなロックサウンドの「HELL FIRE」からスタート。続けて「Shine」、3曲目はメンバー紹介ソングになっている「WATW “ing”」を披露。メンバーそれぞれのソロパフォーマンスに応えるかのようにファンの掛け声が響き渡り、ペンライトが大きく揺れるなか、会場全体が一体となって盛り上がりを見せた。





八村倫太郎は「今日は過去を更新するために来ました、最高を叩き出します!」と気合十分に宣言。続く「memories」から「WINGS」では、観客と「Jump! Jump!」の掛け声を交わし、さらに盛り上げた。「まだ終わんねーよ!ぶち回せ!」と煽った「Echoes」では、メンバーがタオルを振り回し、それに応えてペンライトも大きく揺れ、会場の熱気はピークに。パフォーマンス後、八村は「気合い入りすぎた⋯」と完全燃焼した表情を見せ、「ありがたいことに6月で6周年です。これからもみんなに愛をもって伝えていきます!」と決意を語った。「今回のステージでは、ほかに「Let’s get on the beat」、「WINGS」、「YO MA SUNSHINE」など計8曲を披露した。

■WOLF HOWL HARMONY





4人組ボーカル&ラップグループ、WOLF HOWL HARMONYは、全員が歌もラップもこなす実力派。ステージに現れると「Frozen Butterfly」からスタートし、「Pink Flash Lights」「Sugar Honey」「You&I」と畳みかけるように披露。MCではメンバーがそれぞれ個性的に自己紹介。RYOJIは「出会ってくれてありがとう」と甘いセリフを決め、GHEEは地声で雄叫びをあげて会場の熱を上げた。SUZUKIは名前のイントネーションを“スズ↓キ”と強調し、名字ではなく下の名前だとアピール。最後にHIROTOが「クック!」のコール&レスポンスで盛り上がった。





続いてメンバーが初めて作詞に参加した「Letters」を披露。グループの絆やこれまでの歩み、未来への決意を込めた歌詞を感情豊かに、ときに互いにメンバーを見つめながら歌い届けた。RYOJIのアカペラから始まる「Love Triangle」は重なり合う声のハーモニーが美しく、WOLF HOWL HARMONYの魅力がぎゅっと詰まった一曲。続く「BAKUON -爆音-」のトリッキーなビート、ラストの「ROLLIN’ STONES」では拳を突き上げ、観客も一緒にヒートアップした。

■DXTEEN




「New Beginning Fes」の大トリを務めたのはグローバルボーイズグループのDXTEEN。谷口太一が「DXTEENと遊ぶ準備はできましたかー?」と叫び、エネルギッシュなビートの「Handle」で会場の熱を一気に上げた。続く「Dealio!?」、「DRAW+ing」と勢いは止まらない。MCタイムでは寺田香信が「さっきの企画コーナーの最後に“別にいいじゃん”と生意気を言ってすみませんでした!」と謝罪つきで自己紹介をする場面も見られ、メンバーからは「気にしてたん?」とツッコミが飛ぶ微笑ましい場面も。





また、会場にはDXTEENのファン「NICO」、WATWINGの「Windy」、KID PHENOMENONの「SPINEL KIDS」、WOLF HOWL HARMONYの「LOVERED」と、各グループのファンが集結。寺田は「みんな、盛り上がってますかー?」と煽るも反応が薄く、「さっきのオタマトーン企画のほうが盛り上がってた?」と冗談を飛ばす場面も。会場の声は楽屋裏にも届いており、メンバーが好きな名前を呼んで声を届けよう!ということに。ファンたちが渾身の力で叫んだその声は今日イチの大歓声に。田中笑太郎は「4組のファンが集まると莫大なエネルギーだね!」と満足げ。大久保波留はファン以外の人の前でパフォーマンスする喜びを「Biginners」と呼びかけて伝えた。



5月リリースの最新曲「Tick-Tack」では、NICOの掛け声が響き渡り会場は大盛り上がり。ラストは「DREAMLIKE」で、クラップやタオル回しを観客と楽しみながら、ラストスパートと言わんばかりに会場を盛り上げた。この日はほかにも「Good Luck」、「Hold You Tight」など、計7曲を披露した。

■企画コーナー「ニュービギ バトル」



企画コーナーでは全出演者が登壇し、電子楽器・オタマトーンを使った伝言ゲームに挑戦。各グループから4人ずつが選ばれ、オタマトーンと口パクでお題を伝えていく。まずは梶谷アナがROSÉ & Bruno Marsの「APT.」を演奏すると、WATWINGの髙橋颯が「アークツ♪ アークツ♪」と回答。八村倫太郎が「APT.ね!アクツは俺らの運転手さん!」とツッコミを入れ、会場は大爆笑に包まれた。各チームが伝言ゲームに挑戦するも、オタマトーンのイントネーション合わせが難しく、大苦戦。DXTEENの大久保波留は演奏を諦めて口で再現、WATWINGの桑山隆太はチャルメラのメロディーを演奏するなど大混乱! KID PHENOMENONの末松健二は演奏に夢中になりすぎて口パクが見えず、2番手の佐藤峻乃介に「こっち向いてもらっていいですか?」と突っ込まれ、WATWINGの鈴木曉は「⋯やめたい!!!」と叫ぶ場面も。

伝言ゲームはまさかの全チーム0点のまま2周目へ。DXTEENのお題はSNSでも話題の「ビジュいいじゃん」。難しさからジェスチャーOKとなり、ジェスチャー頼みで4人を繋ぎ4点をゲット。KID PHENOMENONのお題「スターバックスコーヒー」は、山本光汰がコーヒーを飲むジェスチャーを加えるも、2番手の岡尾琥珀はオタマトーンと口パクが理解できず、焦っていたのかジェスチャーを見逃し、伝言は失敗に終わった。WOLF HOWL HARMONYのお題「Nintendo Switch 2」は、“2”をピースサインで表現し成功したが、最後のSUZUKIだけに伝わらず、GHEEに「すーさん、しっかりしてよー」とツッコまれていた。「絶対に勝つ!」と意気込むWATWINGの八村倫太郎は、「漢なんでジェスチャーは使いません!」と謎のこだわりを貫き、ジェスチャー禁止でオタマトーンと口パクのみで挑戦したが、名探偵コナンのセリフ「真実はいつもひとつ」の伝言は失敗に終わった。

結果はラッキー(?)問題「ビジュいいじゃん♪」を成功させたDXTEENの優勝。寺尾香信は「勝ったし、別にイイじゃ〜ん♪」とジェスチャー付きでコメントし、会場は笑いに包まれた。

★おまけ★




 平均年齢が18歳とは思えないヘヴィーなパフォーマンスを披露したKID PHENOMENON。圧倒的なライブパフォーマンスを見入っていたわけですが⋯「Trendsetter」のとき、メンバー同士で、あれ? じゃんけん!? 一瞬のことで、あれ? 今、じゃんけんした? バチバチに決めたパフォーマンスの合間になんとかわいいことをしてるんですか!!となっておりました。平均年齢18歳にして安定のハンドマイクパフォーマンス。恐ろしい⋯。



個人的には二度目ましてのWATWING。“誰も置いていかないからね”の言葉通り、随所にその優しさが垣間見れ、まさにその通り!!と感心しました。パフォーマンス後はライブ配信カメラの前に全員集合してアピール、エンディングを終えてはける前に、記念撮影でもするかのようなフォーメーションを組んだかと思えば、去りながらもマイクを全員にまわしていく⋯。それはメンバー全員の顔をファンが見えるようにするため、全員の声を届けるためなのか!と気付いたときは、その気遣いに、「っもう!!! なにその優しさ!!」となっておりました。どちらもステージと客席が近いSpotify O-EASTだからこそ気付いた場面ばかり。次回、New Beginning Fesは8月に開催予定とのことで、これも楽しみですね!


■詳細
【New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭】
開催期間:5月31日(土)、6月1日(日)
会場:Spotify O-EAST
<出演者>
・1日目/THE SUPER FRUIT、n.SSign、SHOW-WA & MATSURI、MASHIHO、Lienel
・2日目/KID PHENOMENON、WATWING、WOLF HOWL HARMONY、DXTEEN


Text:Kyoko Fuse

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