佐藤新(IMP.)「自分の殻を破るきっかけになるような作品になった」!初主演映画『青春ゲシュタルト崩壊』観る者を不思議な魅力で惹きつける本編映像解禁!!
2025.6.12
スターツ出版が運営する小説サイト「野いちご」にて、2016年から開催されている小説コンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品、丸井とまとの【青春ゲシュタルト崩壊】(スターツ出版刊)がNAKACHIKA PICTURES配給にて実写映画化、2025年6月13日(金)に全国公開する。
スターツ出版が運営するケータイ小説サイト「野いちご」は10代、20代の学生へ向けた恋愛・青春小説が無料で読める投稿サイト。昨年、同サイトから生まれた原作「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」、「交換ウソ日記」、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が実写映画化され、いずれも大きな話題となった。そして、この度、映画化されるのは2021年に単行本化されるとTikTokで話題となり、物語上で描かれる等身大の学生ならではの悩みに絶賛の声が続出した、丸井とまと原作の小説「青春ゲシュタルト崩壊」。脚本を務めるのは昨年TBSで放送され、最終回後は国内外でロスが多発したドラマ「Eye Love You」を手掛けた三浦希紗。音楽は映画・ドラマの音楽を中心に手がけるほか、山下達郎や竹内まりや、田原俊彦の編曲にも参加している牧戸太郎。メガホンを取った監督は期待の若手、鯨岡弘識が務める。
そんな本作のW主演を務めるのはIMP.の佐藤新と渡邉美穂。派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍“痛み”に寄りそえる高校2年生の朝比奈聖(あさひな・ひじり)をIMP.のメンバーでありセンターを務める佐藤新が、自分の顔が認識できない【青年期失顔症】になってしまう間宮朝葉(まみや・あさは)を、女優として幅広く活躍をしている渡邉美穂が演じ、フレッシュな青春に全力で挑んだ。
いよいよ、6月13日(金)より公開初日を迎える本作。小説サイト「野いちご」にて行われた小説コンテストの第5回大賞作品となった丸井とまとの同名小説「青春ゲシュタルト崩壊」が原作で、物語上で描かれる等身大の学生ならではの悩みに共感の声が続出。
学校が舞台ではあるが、その声はリアル世代のみならず、性別・世代を問わずに広がり続け、誰もが感じたことのあるリアルな人間関係の悩みと葛藤、そしてそれを乗り越えて成長していく主人公たちの物語は、高い共感性を呼んで大きな話題を集めた。そんな小説を映画化した本作には、心に響く名セリフが多く登場する。映画冒頭のプロローグにもその魅力がぎっしりと詰まっており、今回、本作の公開を記念して約2分の冒頭映像が解禁された。
解禁となった映像では、印象的な水音とともに、水槽の中を泳ぐたくさんの魚たちが映し出される。「学校って水槽みたい。」そう語り始めるのは、渡邉美穂が演じる【間宮朝葉】だ。それに対し、「水槽?」と疑問を投げかける佐藤新演じる【朝比奈聖】の言葉が続き、大勢の生徒が登校していく校内の様子と魚たちが映し出されていく。美しい姿で水槽の中を優雅に泳ぎ続ける魚たちと、生徒が行き交う校内の様子が重なるように描き出される幻想的な映像は、観る者を不思議な魅力で惹きつけ、映画の世界に引き込んでいくとともに、朝葉と聖から紡がれる言葉の数々が心に突き刺さる。
「みんな、狭い世界で溺れないように、置いていかれないように必死に泳ぎ続けている。その中で、人の噂話とか、悪口とか…そういうのをエサにしてお腹を満たしているの。」
「そのエサは…毒でしかないな」
「それでも食べちゃうんだよ。」
「なんで?」
「生きるためのエサはそれしかないって、生きる場所はそこにしかないって、思い込んでるから―」
他人に合わせ、自分を押し殺してきたことで【青年期失顔症】を発症、悩みを抱えながらも自分自身と向きあい、少しずつ成長していく朝葉が心の底からこぼしたこの言葉は、年齢や性別を問わず、誰にでも、どこにでも当てはめることができるのではないだろうか。そのほかにも、雨の中、1人で鏡をのぞきこむ朝葉の姿や、夜のプールでうつむく淋しげな聖の様子もあわせて映し出されており、この先2人が出会い、互いに影響を与えていく中で、その表情がどう変わっていくのかも気になるところだ。朝葉の言うエサを「毒でしかないな」と言える真っ直ぐさと、穏やかに、包み込むように朝葉を気にかける言葉をつなげる聖の優しさも感じられる貴重な本編冒頭映像が到着した。
聖役を演じた佐藤は「(原作を読んで)信じられないぐらいグサグサ刺さりました。学校ならではの甘酸っぱさや爽やかさもあるんですけど、聖・朝葉が抱えている人間関係の悩みは学生の方に限らず、大人の方も同じように抱えている方が多いのではないかなと思います。色んな要素が詰まった作品だと感じました。」とその魅力を明かし、さらに「(映画を)観終わった後は、新しい自分になったような、自分の殻を破るきっかけになるような作品になったと思うので、色んな方に観て欲しいです。」と本作への想いを明かしている。同じく、朝葉役を演じた渡邉も、「(原作を読んで)生きていく中で人は誰もがコミュニティに所属していて、それぞれの人間関係があると思うのですが、その中で、自分はこうでなきゃいけない、みたいな考え方に縛られていたこともあって…。でも本当は選択肢ってたくさんあって、その時自分がどれを選んでもいいんだよっていうのを認めてくれた気がするんです。」と語り、「自分が思っている以上に世界って広いんだよ、と教えてくれる作品だなと思います。この作品をみて、少しでも頑張ってみようかなとか、励みになるような作品になればいいなと思っています。」と映画公開に向けての気持ちを明かしている。
誰しもが感じたことのあるリアルな人間関係の悩みと葛藤、そして“好き”という感情に気がつく淡い瞬間を切り取って描かれる本作に期待が膨らむ!
ある日突然、【青年期失顔症】を発症してしまい、周囲に知られてしまうことを恐れた朝葉は誰にも言えず1人で悩んでいた。そんな、朝葉の異変に気が付いたのは、唯一、同級生の聖だった。聖は朝葉に「今までと変えなくていいの?」と問いかける。彼に振り回されながらも、朝葉は本当にやりたいこと、好きなことは何か、自分自身を見つめ直しはじめ、次第に聖の存在が朝葉の中で大きくなっていく。同じく聖も朝葉と一緒にいるうちに、ずっと抱えていた“あること”に向き合うように・・・。
■詳細
【映画『青春ゲシュタルト崩壊』】
公開日:2025年6月13日(金)全国公開
出演:佐藤新(IMP.)、渡邉美穂、 田辺桃子、新井美羽、水橋研二、濱田龍臣、藤本洸大、河村ここあ、福室莉音、愛来、戸田菜穂、瀬戸朝香
原作:丸井とまと「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版刊)
主題歌:「青空」マルシィ(UNIVERSAL SIGMA)
脚本:三浦希紗
音楽:牧戸太郎
監督:鯨岡弘識
企画・プロデュース:横山祐子
プロデューサー:伊藤聖
配給:NAKACHIKA PICTURES
制作プロダクション:AX-ON
Ⓒ映画「青春ゲシュタルト崩壊」製作委員会