【SUPER★DRAGON/Major 1st Album『SUPER X』インタビュー】「ダークヒーローはスパドラを一言で表した言葉」ここからがスタート!9人のクリエイティブをふんだんに詰め込んだ名刺のような1枚。
2025.6.11
今年10周年を迎える、9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが、“ダークヒーロー”をテーマに【Major 1st Album『SUPER X』(スーパーテン)】を2025年6月11日(水)にリリース。6月28日(土)からは本アルバムを引っ提げて9都市10公演を回る全国ツアーも控えている。
本アルバムは、メジャーデビュー後にリリースされたシングル「New Rise」「Downforce」 「Dreamland」「Sweets」に加え、ジャン海渡プロデュースの表題曲「Dark Heroes」、その他にもメンバー自らがコンセプトを構築した楽曲や、 FIRE DRAGON・THUNDER DRAGONのユニット曲など、全11曲を収録。9人のクリエイティブを詰め込んだ、コンセプチュアルな1枚となっている。
また、 “ダークヒーロー”をイメージして細部までこだわって制作された、アメコミ映画を思わせるアーティストビジュアルも話題の本作。
Emo!miuでは、Major 1st Album『SUPER X』と表題曲「Dark Heroes」の制作秘話や、ツアーの意気込みについてインタビュー。さらにアーティストビジュアルから連想される各々の特殊能力について、<スパドラで一番“ダークヒーロー”っぽいメンバーは?>のクロストークもお届けする。
※この日、体調不良のため田中洸希くんが欠席だったため、8ショットインタビューをお届けします。
頭からつま先まで自分たちのクリエイティブがふんだんに詰め込まれた1枚
■メジャーファーストアルバム【SUPER X】はどんな1枚なっていますか?また、この1枚を通してどんなSUPER★DRAGONの魅力を伝えていきたい?
古川毅 タイトル、テーマ、ビジュアル、楽曲1曲1曲に対しても、本当に頭からつま先まで自分たちのクリエイティブがふんだんに詰め込まれた1枚になりました。
そして、いろんなジャンルをSUPER★DRAGONというフィルターを通して落とし込んだ、ポップなアルバムになったんじゃないかなと思います。
よくあるヒーロー像ではない“ダークヒーロー”というコンセプトに、SUPER★DRAGONを重ねて表現したので、そういった部分も含めて楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。
■“よくあるヒーロー像ではない”というのがSUPER★DRAGONらしくてカッコいいなと思います。メンバーのみなさん的にも、ヒーローかダークヒーローかでいうと、ダークヒーローの方がしっくりくる?
古川 世間の人たちが他のボーイズグループのことを見る目線だったり、ボーイズグループに求めているものと、自分たちがやりたいもの、自分たちの理想像みたいなものって、意外と噛み合うものじゃなくて。
だからといって、自分たちはそれに対してアンチテーゼを掲げたいわけではなくて、やり方は違うけどたくさんの人たちにSUPER★DRAGONの音楽を届けたい。だから今までにない自分たちだけのスタイルで自分たちなりの成功をしたい、その景色を見たいといつも思っているので、そこがすごくダークヒーローらしい部分なんじゃないかなと思いました。
実験では終わらない作品になった。迷ったときに返ってくる1枚
■さきほど、松村くんもコメント撮影で「今回こそ本当に新たなスタート」となる1枚だとおっしゃっていましたよね。
松村和哉 【SUPER X】を通して、各々のクリエイティブの理想にやっと自分たち自身が近づけたというか、実験では終わらない作品になったかなって思います。
これまでは「実験的な作品です」っていう挑戦の仕方は今までたくさんしてきたんですが、今回は実験というか、最初から最後まで自分たちがカッコいいと思う理想を掲げて制作したので、そういう意味でここからがスタートだなって思いますね。
■引き続き“ダークヒーロー”っぽいクリエイティブも出していく予定?
松村 今後のことは全然考えてないですけど(笑)。
でも、ダークヒーローはある意味で自分たちのボースティングというか、SUPER★DRAGONという存在を一言で表した言葉だなって今回すごく思ったので、今後作品を作り続けるにあたって、迷ったときに返ってくる1枚かなとすごく思いますね。
「Dark Heroes」スパドラの名刺となる1曲
■今回のアルバムのテーマ“ダークヒーロー”がタイトルなっている「Dark Heroes」はどんな1曲ですか?
ジャン海渡 今回【SUPER X】のアルバムは、ビジュアルやMV含めて、この「Dark Heroes」がメインになっています。
“ダークヒーロー”というテーマを毅が出してくれたんですけど、そのテーマを引き下げてどういう楽曲にするかみたいなところはメンバーみんなで意見を出し合って、最終的に僕とAce Hashimotoというアーティストと2人でメロディを考えました。今回、僕は歌詞も全部書かしていただいたんですけど、和哉のラップパートだけね、穴開き状態で送って。(松村くんの顔を見ながら)和哉、いいラップ書いてくれてありがとうね。
メンバー (笑)(突然のお礼に思わず笑ってしまうメンバー)
ジャン メロディ、歌詞、曲の世界観、全てを自分たちで作った曲をメジャーファーストアルバムという大きな場面で表題曲として届けられたことは、僕たち9人の自信にすごく繋がりますし、世間の反応も楽しみです。
さっき和哉が言っていた通りSUPER★DRAGONという存在を表す一つの言葉が“ダークヒーロー”だと思いますし、テーマ的にもそこがガチッとハマってすごく良かったです。音楽性もメンバーみんなでたくさん詰めたので、みんなの知恵や努力の塊がこの作品だなと思います。
■ジャンくんは、以前から映画のように曲を作ると話されていましたが、今回のテーマと相まってまさに映画のような1曲ですよね。
ジャン そうですね。今回、彪馬がこの曲のシネマティック感に関して、僕と一緒に考えてくれました。
「Dark Heroes」ということで、ちょっとアメコミ感のあるサウンドだったり、イントロもすごくシネマティックになっていて、それ以外にも部分的に音の使い方がシネマサウンドっぽく仕上がっています。
今回Geek Kids Clubさんがサウンドを作ってくれたんですけど、彼らのうちの1人がよく劇伴を担当されていて、シネマティックのサウンドがすごく得意なので、その良さがふんだんに入ってます。
実は、サウンドが完成してレコーディングが終わった後の詰める作業で、結構いろいろ変わって。個人的にミックス作業に立ち会ったんですけど、8時間くらいかけて入念に音を確認しました。和哉が2番でラップをしているところも元々ベースラインが全く違ったんですけど、それをRECする前の段階でビートメーカーと一緒に「こういうベースいいかな」って意見を出し合ってこだわり抜くことができました。
これまでも作詞などSUPER★DRAGONの音楽に携わってきたんですけど、その中でも一番深くというか、細かいところまで精査したので、いい作品ができたなと思いますし、これからは僕らの1枚目の名刺として、みんなに最初に提示する楽曲の一つになってくれたらいいなっていう期待も持っています。
しっかり歌詞も含めて、考察して欲しい
![]() |
![]() |
■「Dark Heroes」の注目してほしいポイントやこだわりポイントをお1人ずつ教えてください。
飯島颯 今回の「Dark Heroes」は、楽曲自体も世界観がすごく強いんですけど、曲にマッチした振り付けを、AKANENさんという振付師の方がキャッチーに作ってくださって。仮面を意識したような振り付けだったり、ダンスにもダークヒーローの要素が入っているのがポイントかなと思います。
いつもSUPER★DRAGONは、フォーメーションダンスが魅力ですっていう話しをしているんですけど、今回も構成が複雑で本当に見応えがあると思いますし、キャッチーだけどちょっと不気味さも感じられる振り付けになっているので、パフォーマンスもすごく楽しんで見ていただけるかなと思います。
ジャン 「Dark Heroes」を作るにあたって、歌詞がやっぱり大切だと思っていて。SUPER★DRAGONを「Dark Heroes」に例えたときの世界線というか。“ダークヒーロー”はフィクションっぽいワードなんだけど、ある程度ノンフィクションで書くっていう、そのバランス感を大切に書かせていただきました。
この記事が上がる頃にはもう何回も聴いてくれていると思うんですけど、しっかり歌詞も含めて、考察して欲しいなって思いますね。
全員揃ったときは、アベンジャーズ感!?どの角度から見ても綺麗な統率の取れた振り付けにも注目
![]() |
![]() |
古川 ダンスミュージックとしての面白さがすごくあるし、そこにこだわって、最終的にジャンが音楽仲間たちと一緒に最高のものを作ってくれたんですけど、作るにあたってのリファレンスは、制作メンバーとミーティングを重ねて、シネマティックな要素はもちろん、ドラムンベースだったり、ダブステップといった要素をこの曲に落とし込みたいって提案をさせてもらいました。
トレンド感も感じられて、全体を通して、本当に今まで聴いたことのないような、ちゃんとボーイズグループとしてもいいポップスになったなと思うので、音に注目して聴いてほしいなって思います。
志村玲於 AKANENさんにはもう何回も振り付けをしていただいていて今回もどの角度から見ても綺麗に統率の取れた振り付けにしていただいています。
あとはやっぱり個人個人の抜きどころだったり、かましポイントもあるので、そこにも注目してほしいですし、そういった個性が見えるところもダークヒーローらしさかなと思います。それでいて、全員揃ったときにはアベンジャーズ感というか、統率の取れたダンスパフォーマンスをお届けできると思います。
歌詞だけじゃなくてパフォーマンスからも“ダークヒーロー”の世界観を楽しんで欲しいなって思います。
思いっ切り足し算できたラップ
![]() |
![]() |
柴崎楽 今回の「Dark Heroes」はステージを広く使った構成になっていて、右で踊っていると思ったら急に左で違うチームが踊り始めたり。目がたくさん必要になると思います。割とスパドラの曲はフォーメーションが変わるので、自分の推しに限らず、全体的なストーリー性含めて、楽しんでもらえたら嬉しいです。
松村 僕は「Dark Heroes」を制作する際に、ジャンくんから、僕のラップ部分だけ穴あきの段階で曲をもらったんですけど、頭から最後まで、すごくバランスの取れた曲だったから、途中で止めたくない曲だなって思いました。
ラップを書く上では、自分はすごく引き算が苦手なタイプなんですけど、今回は足すだけでよかった感じがあって、思いっ切り足し算できた感じがすごく自分的には満足でしたね。
■いつものラップとはまた違ったんですね。
松村 いつも最初は足すだけ足すんですけど、くどいかなって思って、バランス見ながら書く感じで。でも今回は、結構思いっきり濃くできたなって手応えがありますね。
これからもたくさん愛される曲になってくれたら
![]() |
![]() |
池田彪馬 楽曲を作る段階で、どんなジャンルがいいかな、どんな音を入れたら面白いか、そういうリファレンスを出し合ったり、さっきジャンくんが言ってくれたようにGeek Kids Clubの方々と実際に意見を出し合うための会議をさせてもらったんですけど、その中で「SUPER★DRAGON、どこまでこの楽曲で攻めていいの?」ってことを投げかけてくださって。
自分たちがカッコいいと思うものを届けたいという想いはずっとあったんですけど、Geek Kids Clubさんと話して改めて気づけてことや、もともと関わりがあったGeek Kids Clubさんだからこそスパドラの魅力を第三者的な目線で楽曲に落とし込んでいただけたんだと思います。
「Dark Heroes」を客観的にみても、キャッチーさと尖りがいい塩梅で、めちゃめちゃちょうどいい感じにまとまってよかったなって思います。
■歌唱面のところで注目してほしい箇所をあげるなら?
池田 2Bのダンスブレイク明けのメロがはいるところがあるんですけど、そこに関してはメロディを入れてくれた段階で、ここはフェイクじゃなく地声でいって欲しいって事前に伝えられていて、僕もそのつもりでRECに臨んだんですけど、あそこは結構苦戦しました。
一番で同じパートを毅くんが歌っているんですけど、自分もそこはしっかりと決めてラスサビに繋げたいという思いがあったので、そこをしっかりとはめて、完成した曲を聴いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。
伊藤壮吾 今みんなが言った通り、メジャーファーストアルバムにふさわしい楽曲になったと思いますし、パフォーマンス面で言うと、リリイベでの初披露のときもファンのみなさんが魅入ってくれていたので、曲のど頭からガーッと入り込めるようなしっかりとした世界観のある楽曲だなと改めて実感しました。
振りもAKANENさんにいろんな角度から見て楽しめるように作っていただけたので、今後ホールツアーでもたくさんやりますけど、これからもたくさん愛される曲になってくれたらいいなと思います。
■リリイベで披露されたということですけど、SNSなどでのファンのみなさんの反応は拝見されましたか?
池田 個人ファンクラブの+KIRARIで曲についてメッセージが届いていたり、あと特典会でも聞きますね。
伊藤 そうだね。特典会とかで、カッコよかったよっていう声をたくさん聞けたので良かったなと思います。
「CHAPTER」ソングを入れることで、リスナーの方々が【SUPER X】の世界により没頭できるように
■4カ所に「CHAPTER」が入っているのも面白いですよね。より没入感を高めてくれるポイントなのではないかと思ったのですが、そこのこだわりについてもお伺いしてもいいでしょうか?
古川 今回、コンセプチュアルな“ダークヒーロー”がテーマだったので、かなり曲順も重要になってくるなと思ったので、何パターンも組んでは聴いての繰り返しで、制作メンバーでああでもないこうでもないって言いながら進めていきました。
なぜダークヒーローにならなければならなかったのか、抽象的なんですけど映画みたいなざっくりとした流れを作るためにも「CHAPTER」ソングを入れることで、聴いてくださったリスナーの方々が、【SUPER X】の世界により没頭できるように入れました。
■「CHAPTER」へこだわりもかなりありそうですね。
古川 頼んだのは僕の友人の音楽家で、たくさん打ち合わせを重ねて、映画でいうサントラじゃないですけど、しっかりと作り込んでくれたので、ベストな形になったと思います。なかなかボーイズグループで、こういう表現をするのは珍しいと思いますし、こだわり抜いてよかったなと思います。
9人の“ダークヒーロー”ビジュアルのポイント!特殊能力も!?
■個人アー写がそれぞれ違ったコンセプトで撮影されていたりと、ビジュアル面からも気合いの入ったアルバムだと感じました。それぞれダークヒーローをイメージされたアー写になっているかと思いますが、お気に入りポイントや、実はこういうダークヒーローをイメージしているなど、答えられる範囲で教えていただけると嬉しいです。
志村 僕はもう空飛びます!
メンバー (笑)。
古川 いいね(笑)。
ジャン 言い方がなんか弱そうだけどね(笑)。
志村 飛べます、僕!
アートディレクターのYUANN(kidzfrmnowhere.)さんと話したときに、やっぱり空を飛んだり上空で偵察するやつとか、スピード系が必要だよねって話になり、飛べる設定になりました。
自分、プロペラみたいなのが指についてるんですけど、これ通信機なんです。MVの中でも通信してる姿があるんですけど、ちょっと伏線をはっていたりするので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
古川 僕は、緑の髪で、羽が生えています。
今回、アートディレクターのYUANNさんにディレクションをしていただいたんですけど、自分たちの思い描く世界感を100%から200%にしてもらった感覚でした。
YUANNさんとできるってなったときに、やっぱりアメコミみたいな世界観っぽく緑の髪のやつとかいた方がいいなと思って、じゃあ自分が緑に染めよって自分で決めたんですけど、いい感じに衣装ともハマってよかったなって思っています。
■ダークヒーローがテーマの一枚だから髪を緑に染めようっていうのが素敵ですね。
古川 やり切った方が楽しいだろうなって思って。
■ちなみに、志村さんの空を飛ぶように、古川さんも特殊能力があったりするんですか?
古川 僕も飛べるの、当たり前なんですけど、、、
志村 あ、君も飛べるの?
メンバー (笑)。
古川 ジャケ写を見ていただいたらわかるんですけど、僕ちょっと後ろから振り向いてる感じなので、戦隊ものとかで言うシルバーとか、ブラックとかゴールドみたいな、後から参戦のキャラクターみたいなイメージがあるので、どんな技使うかは秘密です。
ジャン 考察してほしいです。
松村 空飛べるのにバイク移動してるんだ。
メンバー (笑)。
ジャン そういうときもある。
柴崎 助走が必要なんでしょ?
古川 そう!バイクは空を飛ぶ前だから(笑)。
ジャン バイクは乗り捨てんだ(笑)。
古川 ライダーキックもそうでしょ。
メンバー あー。
古川 ほらほら。
ジャン 僕は、ジャケットが印象的ですかね。
スタイリストの方が、ジャケットに骨の絵を描いてくれて、すごくかわいいジャケットだなって思います。
能力は、サングラスしているので、それをかけるとUVカットができます。
メンバー あははは(笑)
志村 サングラスの能力じゃん(笑)。
松村 大体のサングラスはUVカットやろ(笑)。
飯島 紫外線カットしないサングラスはあまり聞いたことないね(笑)。
ジャン 室内に興味ないですから。屋外で過ごしますし、屋外で寝るし。
古川 家ないんだ。
ジャン 家探してます。
メンバー (笑)。
古川 悲しいなぁ。
飯島 僕はまずレーシングジャケットを着てるっていうのがポイントで、そこからスピードタイプなのかなと思っています。だけど、フィンガーグローブにスタッズがついてたり、襟足が尖がっていたり、ウエスタンブーツの先でも攻撃できるんですけど、割といろんな部分が尖がっています。
瞬間的に移動して、近接攻撃をするタイプです。あと炎も使えます。
古川 結構いろんな要素が入ってるよね。
松村 強。
ジャン 速くて炎出せるんでしょ。
古川 金持ちだよね。課金?
飯島 課金して能力を得たわけじゃない(笑)。
メンバー え、違うの?(笑)
伊藤 僕は、髪色をこれに合わせてピンクにしました。
ジャン 偉い。
伊藤 ずっと金っぽい感じだったんですけど、ガラッと髪色を変えたので、多分ファンの方もピンクー?ってなったんじゃないかなと思います。
メンバー どういうこと?(笑)
伊藤 あ、まず髪色でびっくりしていただけたんじゃないかなと思います(笑)。
あと、蝶々を合成でつけていて。
古川 合成とかじゃないでしょ?
伊藤 あ、僕が呼びました(笑)。
あと、手もすごいんですよ。大きなグローブみたいなものをつけていて。
古川 (グローブをつけたビジュアルを見ながら)虫かご。
松村 あ、ここに蝶々捕まえるの?
ジャン 蝶々を捕まえて、この中に保管して。すごいね。
メンバー あははは(笑)。
伊藤 (笑)。でも、これすごいんですよ。固定されて手が動かなくなるんですよ。
メンバー 弱い(笑)。
伊藤 いや、逆に強い。殴られたら、向こうが痛いですもん。
池田 攻撃するときどうするの?
伊藤 攻撃受けないので。
ジャン そもそも蝶々に攻撃させればいいからね。
古川 エスパー系なんだよな。
池田 そうなんだ(笑)。
ジャン いやぁ強いね。
伊藤 あと、スカートを履いているのもポイントですね。
ジャン 普段あんまり履かない?
伊藤 履かないです(笑)
ジャン でもめっちゃ似合ってるよね。眼鏡も似合っているし。
伊藤 せっかくなので、洸希の話もしますか?
メンバー ぜひ!
伊藤 なんだっけ?何かに似てるって言ってたよね。
柴崎 「呪術廻戦」ね。
古川 本人発信です。「呪術廻戦」みとか、ちょっとジャンプっぽさがあるよね。
全体的に【SUPER X】のビジュアルはジャンプみがあるんですけど、特に洸希がそれをわかりやすく担っている感じがしますね。
ジャン 立ち位置でいうとキルアとか、2番手くらいのクールキャラでめっちゃ強くて、人情深いみたいなキャラに見えますね。
古川 和哉は「家庭教師ヒットマンREBORN!」のボクシング部のキャラに似てるよね(笑)。玲於は炭治郎。
ジャン 確かに(笑)。
池田 僕はハーレーダビッドソンの真っ赤なジャケットが特徴的なんですけど、下もレザーになっているので、めちゃめちゃ暑いです。
耐熱、防熱・・・
メンバー (小声で「防音」)
池田 防音です。
メンバー (笑)
古川 めっちゃ耳立ってるけど(笑)。
ジャン ジャケットの防音いらないでしょ(笑)。
池田 耳であらゆる音を拾えるので、誰がどこにいるのかもすぐにわかる。
メンバー へぇー。
池田 耳がドーベルマン系なんです。めっちゃ早くて、スピードタイム。シュシュシュシュシュって動きます。
ジャン 音で察知した場所にすぐに行けるんだ。すご。
古川 手もすごいよね。
池田 手も2層包み。
メンバー 2層包み(笑)。
池田 長いグローブと、めちゃめちゃ尖がってる怪物のグローブみたいなのを2個つけていて。なので、割とシュシュシュで、(グローブでひっかくような動作をしながら)シャッて感じです。シャッ系です。
メンバー シャッ系、あはははは(笑)。
古川 これ全部文字おこししてほしいです(笑)。シュシュシュでシャッ系です。
ジャン でもありがたいですね。ダークヒーローズのチームの中に敵を探索する能力を持った人がいると。
志村 いやいや、俺もだよ?上空から。
古川 (笑)。
ジャン 和哉さんは?
松村 俺はたぶんめっちゃスピード遅いですね。
メンバー 遅そう。
柴崎 ガノンドロフ。
松村 被弾覚悟しているタイプですね。
ジャン その代わり肉体の防御力は高いよね。
松村 筋肉が分厚いので、臓器まで届かない系。
ジャン それでいうと俺はすぐに臓器に届いちゃうので。
メンバー あははは(笑)。
志村 臓器どころの話じゃないよ。見えちゃってるもん(笑)。
メンバー 臓器ないじゃん!(笑)
ジャン 弱点です!
古川 でもね、目は守れてるから(笑)。
松村 紫外線には強いからね(笑)。
メンバー (爆笑)。
ジャン 和哉は、パワータイプの格闘系だね。先陣を切って戦ってくれるのでありがたいですね。
■首にもなにかかけてますね。
古川 相棒がいるんだろうな。
ジャン 首から取って投げるんだろうね。そしたらでっかくなって戦ってくれるんでしょ。
飯島 急に魔法使い(笑)。
古川 このコートは倒した獣で作ったのを着てるんだよね。
ジャン 自前なんだ。
柴崎 僕は、うさぎが本体です。
メンバー そっちかぁ!
柴崎 でした!
古川 え、説明こわ!
ジャン どういう能力なの?
柴崎 ヘルメット、投げる。
ジャン 強!
メンバー あははははは(笑)
志村 そこ物理的なんだ(笑)。
古川 ヘルメット投げすぎて割れちゃったんだ(笑)。
MVでも一番シリアスでミステリアスな描かれ方してるのに(笑)。
ジャン 相当このヘルメットが硬くて強いんだね。
古川 いやいやいや(笑)。
飯島 一番の脳筋じゃん(笑)。
柴崎 だからグローブも必要なんですよ。危ないから。トゲトゲで。
古川 自分の手守ってたんだ(笑)。
ジャン 楽がやられても、うさぎが生きてれば楽も生きてるんでしょ?
柴崎 そうそう。
ジャン それは強いね。例えば、うさぎを防御力の高い和哉にあずけたり、彪馬の服の中に入れて、守ってもらえればいいもんね。
メンバー 強(笑)。
■ダークヒーローズだけあって、チームで戦うんですね(笑)。
ジャン はい。ちょっと和哉が1人で行きがちなところがあるんですけどね。
■MVはそういう世界感ではないですよね?(笑)
メンバー ぜんぜん違います(即答)(笑)。
古川 もうちょっとスカしてます(笑)。
ジャン でも、玲於が空を飛んでるシーンはありますね。
古川 確かに、偵察してるわ。玲於だけ働いてるね(笑)。
他はみんなスカしてます。
ジャン でも玲於まだ飛ぶのにあまり慣れてなくて、MV中に落下していくんですけど。
志村 あ、あれそういうことだったの?(笑)
撃墜されたんだよ。あいつ(颯)にやられた。
飯島 そうなの?(笑)
メンバー (笑)。
ジャン こうやって考えるのも楽しいですね。ぜひみなさんもやってみてください(笑)
スパドラのダークヒーローは誰!? ヴィランも誕生!?
■スパドラで一番“ダークヒーロー”っぽいメンバーは?
メンバー 楽?
柴崎 ヒーロー?
志村 楽、わからない。
古川 わからない。
柴崎 僕自身も自分がわからない。
古川 でも誰かって言われたら楽じゃない?
メンバー (うなずく)
柴崎 ちゃんと考えた方がいいよ!(笑)
ジャン 楽は誰だと思う?
柴崎 誰かなぁ。いるかな。むずかしいなぁ。
古川 楽は、ビジュアルとかミステリアスっぽい雰囲気が、ダークヒーローっぽいよね。
ジャン うん、楽っぽい。
伊藤 闇感があっていいよね。
古川 トータルでっていうよりかは、なんとなくどこか何を考えているわからない感じが、っぽいよね。
松村 彪馬。
古川 彪馬、ダークヒーロー?
松村 思想がダークヒーロー。
柴崎 確かに。
古川 確かに。課金して子供たちにゲームで勝って…(笑)。
柴崎 それでいうと、和哉も(笑)。
志村 確かに(笑)。
松村 じゃあ、俺らだ(笑)。
ジャン 3人かな。
柴崎 年下3人。
■2人はどういう理由?
池田 ゲームで課金して大人の力で子供に勝つっていう夢があって。
志村 エモミューさんが引いてる(笑)。そうですよね。僕らも初めて聞いたときそうなりました(笑)。
松村 めちゃめちゃ引いてる(笑)。
ジャン それはダークな要素だけど、結果的に子供に夢をみさせたいってことでしょ。
池田 そう!大人になったらこういうことができるんだぞっていう。
古川 その考え方がやばいよね(笑)。
ジャン まさにダークヒーローだね。
池田 手加減をしないっていう(笑)。真剣に向き合う。
古川 ダークヒーローっていうよりヴィランだよね。
未来の子供たちのためにって言っているのがマジでヴィランだよ(笑)。
志村 ヴィラン(笑)。
古川 彪馬はヴィランかもしれない。
池田 マジか!(笑)
■一見そうは見えない。
古川 和哉は言いたいことを言うので粗暴に思われがちなんですけど、考えていることはめっちゃピース(平和)。実は人にやさしいからダークヒーローだよね。
飯島 和哉はイメージ近いですね。今言ってくれたように、結構ラップのスタイル的にも攻撃的というか。ガッガッて感じじゃないですか。でも、そこにはしっかりとした自分の意思があって、自分なりの正義がある感じ。ダークヒーローにも正義があるように、和哉もしっかりと自分のやりたいことを誰にどう見られようと突き進む感じは確かにダークヒーローっぽいなと思います。
■では、柴崎くんと松村くんと池田くんがダークヒーローっぽいということですかね。
古川 彪馬はヴィランでお願いします。
楽と和哉は、ビジュアル面とメンタル面でダークヒーローっぽい。
で、彪馬はシンプルに…
メンバー ヴィラン。
池田 えー(笑)。
アルバムの内容を増幅させるような、さらに先を見せるようなツアー
■最後に、6月28日(土)から【LIVE TOUR 2025『SUPER X』】もスタートしますが、言える範囲で見どころや意気込みをお願いします。
古川 “ダークヒーロー”というテーマを掲げたアルバム【SUPER X】を引っ提げてのツアーということで、アルバムの内容を増幅させるような演出だったりパッケージになると思いますし、増幅であり、そのさらに先を見せるような内容にもなると思うので、僕らもすごくワクワクしています。
今回のアー写もそうなんですけど、すごく情報量があるのに、どこかミニマムでシンプルにまとまっている、そういう潔いライブにするのが理想だなと思っています。
■インタビューは以上になります。たくさんのお話、ありがとうございました!
この日の取材は、“ダークヒーロー”がテーマのアルバムに合わせて、アメコミ映画にも登場するRandy’s Donutsの差し入れをすると「アントマンにも出てたドーナツ屋さんですよね」と映画に詳しい柴崎くんが早速気づいてくれました。さすが!
ドーナツは、全部違う種類で、普通サイズのものから顔より大きいピンクの特大サイズのものまでボックスに入っていたのですが、迷わずに一番大きいドーナツを選んだのは志村くん。インタビュー中に、話者を邪魔しないようにそーっとドーナツをお皿に取る志村くんでしたが、<ピンクの特大ドーナツ×赤髪の志村くん>の夢のコラボはどうしたって目立ってしまう。気づいたメンバーが耐え切れず笑ってしまい、インタビュー中ツボに入ってしまう人が続出!「どんなに真面目な話をしても、でっかいドーナツが気になるわ。違和感なさすぎて、シンプルにドーナツ食べにきた人に見える(笑)」とツッコまれながら、インタビュー中盤には、完食!志村くんのおかげで笑いの絶えないアットホームな雰囲気の取材になりました!
\SUPER★DRAGON インタビュー記念/
直筆サイン入りチェキを
Emo!miu読者<2名様>に豪華プレゼント♡

応募締切:2025年7月12日(土)
<応募条件>
Emo!miu公式X(@emo_miu)をフォロー&応募用投稿をRT!
OR
Emo!miu公式Instagram(@emomiu.jp)をフォロー&応募用投稿をいいね!
※X&Instagram両方からの応募もOK!!
[X応募方法]
① Emo!miu公式X(@emo_miu)をフォローする。
@emo_miu をフォローする
② プレゼント投稿をRPする。
プレゼント投稿をRPする
③ インタビュー投稿をRPする。
インタビュー投稿をRPする
[Instagram応募方法]
① Emo!miu公式Instagram(@emomiu.jp)をフォローする。
@emomiu.jp をフォローする
②応募用投稿をいいねする。
インタビュー投稿をいいねする

SUPER★DRAGON(スーパードラゴン)
スターダストプロモーションに所属する9人組ミクスチャーユニット。
通称”スパドラ”。
ヘヴィロックにラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、Newミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。
2023年12月22日(金)に豊洲PITで開催された「SUPER★DRAGON 9th Anniversary Special Event “999”」において、2024年3月6日(水)に「New Rise」でポニーキャニオンよりメジャーデビューすることを発表!
[HP] https://super-dragon.jp/
[Instagram] @superdragon_official
[X] @Supdra_staff
[TikTok] @superdragon_official
志村玲於
1999年1月29日生まれ。東京都出身。
古川毅
2000年2月27日生まれ。東京都出身。
ジャン海渡
2000年5月4日生まれ。東京都出身。
飯島颯
2001年10月12日生まれ。東京都出身。
伊藤壮吾
2003年2月17日生まれ。千葉県出身。
田中洸希
2003年2月27日生まれ。東京都出身。
池田彪馬
2003年6月2日生まれ。北海道出身。
松村和哉
2004年4月15日生まれ。長野県出身。
柴崎楽
2004年4月28日生まれ。千葉県出身。
―INFORMATION―
<リリース情報>
【SUPER★DRAGON Major 1st Album「SUPER X」】
発売日:2025年6月11日(水)
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
価格:8,800円(税込)
仕様:三方背ケース、デジパック
封入特典:トレカ初回限定盤ver. 1枚封入(集合1種、ソロ9種 全10種のうちランダム1種)
<CD収録内容>
01. CHAPTER1 – X DAY
02. New Rise
03. Downforce
04. Dreamland
05. CHAPTER2 – X point
06. Hallucination of Love
07. Sweets
08. NPC
09. Athena
10. Good Times & Tan Lines
11. CHAPTER3 – you X me
12. DOG
13. Omaejanai
14. CHAPTER4 – SUPER X
15. Dark Heroes
<Blu-ray収録内容>
『SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2024「MIXTURE」』2024年6月30日 TOKYO DOME CITY HALL公演 ディレクターズカット
Overture
01. New Rise
02. X
03. Tap tap tap!
04. Hey, girl
05. Remedy For Love
06. Straight up(Cuegee)
07. Rafflesia(jjean)
08. Set It Off
09. KOKI Beatbox 〜 REO Dance
10. SAWAGE!!!!
11. Breakdown Anthem
12. Reach the sky
13. Drive Me Crazy(FIRE DRAGON from SUPER★DRAGON)
14. 真冬の熱帯夜(THUNDER DRAGON from SUPER★DRAGON)
15. 相合傘
16. -Tweedia-
17. DANCE INTER
18. Sweets
19. Gotta Keep It Going On
20. PANDORA
21. Monster! 〜 Mada‘Mada’ 〜 SUPER★DRAGON 〜 Untouchable MAX
22. Younger Forevermore
<ENCORE>
01. What a day
02. Popstar
【通常盤(CD only)】
価格:3,520円(税込)
封入特典:[初回製造分のみ]トレカ通常盤ver. 1枚封入(集合1種、ソロ9種 全10種のうちランダム1種)
CD収録内容:初回限定盤と同内容
<ショップ別先着予約特典>
・Amazon.co.jp/メガジャケ SUPER X ver
・セブンネットショッピング/アクリルバッジ
・楽天ブックス/アクリルキーホルダー ランダム全9種
※通常盤+初回盤セットのご購入で10周年アニバーサリーBOXで配送
・応援店/トレカ(メンバーソロ9種)
<ライブ情報>
【SUPER★DRAGON DRA FES 2025】
開催日:2025年9月28日(日)
会場:[神奈川]パシフィコ横浜 国立大ホール
※詳細は後日発表
【SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2025『SUPER X』】
開催日:2025年6月28日(土)開場17:00/開演18:00、6月29日(日)開場16:00/開演17:00
会場:[東京]Kanadevia Hall
開催日:2025年7月5日(土)開場16:00/開演17:00
会場:[兵庫]神戸国際会館 こくさいホール
開催日:2025年7月11日(金)開場17:00/開演18:00
会場:[愛知]Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
開催日:2025年08月02日(土)開場16:00/開演17:00
会場:[福岡]福岡国際会議場 SOLD OUT!
開催日:2025年8月29日(金)開場17:00/開演18:00
会場:[北海道:Zepp Sapporo
開催日:2025年8月31日(日)開場16:00/開演17:00
会場:[宮城]仙台銀行ホールイズミティ21 大ホール
開催日:2025年9月6日(土)開場16:00/開演17:00
会場:[愛知]名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
開催日:2025年9月15日(月・祝)開場16:00/開演17:00
会場:[大阪]NHK大阪ホール
開催日:2025年9月27日(土)開場16:00/開演17:00
会場:[神奈川]パシフィコ横浜 国立大ホール
<席種・料金・年齢制限>
全席指定:8,800円(税込)
※Kanadevia Hall公演、Zepp Sapporo公演のみ、ご入場の際、別途ドリンク代が必要です。
※3歳以上はチケットが必要です。
※3歳未満のお子様は必ず大人1名につき1名まで膝上に限り無料。ただし、お席が必要な場合はチケットが必要です。
<注意事項>
※チケットの譲渡、および転売は禁止させていただきます。
※出演メンバーは都合により変更・キャンセルとなる場合がございます。変更に伴う払い戻し受付はございませんので、あらかじめご了承ください。
Photo:藤記美帆、Text:Emo!miu編集 O.E