【成宮寛貴インタビュー】「もう一度、俳優に夢中になっています」8年ぶりのドラマで思うこと<ABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』>
2025.4.12
成宮寛貴さんがドラマに帰ってきます!
天樹征丸氏原作の『死ぬほど愛して』がドラマ化。
献身的に妻に尽くす理想的な夫・神城真人(成宮さん)、そんな夫を真っすぐ愛し続ける澪(瀧本美織さん)。しかし、幸せな結婚生活の裏である殺人事件が起こっていました。その実験をきっかけに、2人の関係に変化が……。
その関係を乱すのは、魅惑的な殺人鬼と狂気、そして愛。
今回、成宮さんにインタビュー!
最近、心を揺り動かされたこと、愛しているものなど、お聞きしました。
人前に出ることに照れがあった
■8年ぶりのドラマ出演です。クランクインの日はどんなお気持ちでしたか。
成宮寛貴 わくわく、ですね。
強がっているわけではなくて、本当にそんな気持ちでした。あまりお芝居をすることに関しては違和感がなくて。
しっかり物差しができるぐらいには俳優の仕事でやらせてもらっていましたし、「男の子」から「男」になっていく瞬間を、俳優として過ごさせてもらっていたので、お芝居をすることに対してのブランクはないのですが……人前に出ることのほうが、どちらかというと最初は照れがありました。
■それも次第に解消されていった形なんですね。
成宮 少し揺らぎそうになる瞬間に、もうひと踏ん張りする何かがあって。その「何か」もやりながら、「ああ、そうだった、こういう感じだ」と、思い出しながらやっていく感じですかね。ストレッチしていく感じ。演じながら、感覚を思い出させてもらったように思います。
真人は「魅力的なヒール」
■壮絶なストーリーとなっています。ご自身が演じる神城真人への印象はいかがでしたか。
成宮 すごく魅力的なヒールだな、と思いました。男が見てもかっこいいと思える要素がたくさんあるキャラクターです。『金田一少年の事件簿』だったり『ブラッディ・マンディ』だったり、そして今回の作品のようなまた強烈なキャラクターのオファーをいただいて本当にありがたいな、と思います。
■演じていかれる中で、役に対して理解が深まった点はありましたか。
成宮 キャラクターの気持ちは、交通整理しなくちゃいけなかったりするんですよね。
この人間に対してどういう思いで接しているのか。そんなに登場人物がたくさんいるわけではないのですが、回想もあったりするので、そのタイミングではどういう気持ちなのかを理解しなければなりません。ひとつのセリフに対して意味がふたつあったりするので、その両方の意味をはらんだお芝居をしなくてはならないシーンが随所にあって。その不安定さみたいなのを楽しんでいました……だんだんハマっていくのが楽しかったですね。真人がどういう思いでいるかは見る人によって違っていいやって手放す瞬間というか。今回の自分の表現はこういうことでいいのだな、思ってからは楽しくできました。周りを振り回していく感じも、その瞬間をそれぞれ楽しんでできたように思います。
最近、心を揺り動かされた出来事
■最近、心を揺り動かされたモノやコトはありますか?
成宮 自分自身がプロデュースしている美容のプロダクトがありまして、先日楽天で1位をとりました。嬉しかったな。
デザインも含めて、1年半かけて作りました。パッケージには水滴が印刷されているのですが、その形にもこだわっていて。ただの丸じゃない、いろんなタイプの人間がいて、いろんな思いがあるということをデザインとしていれたいとか。
自分の好きが高じて作ったので、こだわり抜いてよかったな、と思いました。
俳優もひとつの表現なのですが、プロダクトを作るということもひとつの表現の方法。俳優をしていなかった時間の中で作られてきた自分を生きて、また俳優として栄養をもらって今の自分があります。今までの印象と違う成宮寛貴をお見せできたらいいですね。
■「俳優・成宮寛貴」が見られることを本当に心から喜んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
成宮 待ってくださっていたみなさんだったり、SNSで近況報告をするとニュースにしてくださっていたメディアの方々からの「待っていますよ」というメッセージと言いますか……そこにもすごく心を動かされました。
俳優は1人ではできない仕事なので、周りが整ったということもすごく感謝だな、と思います。
猫の動画にハマッています!
■今回は愛も作品の大きなテーマだと思います。最近、成宮さんが愛してやまないものはありますか。
成宮 猫ちゃんの動画をめっちゃ見ています。
猫を飼いたいですよ。なんだけど、うちのマンションダメで。
■それはツラい……!
成宮 引っ越ししないとな、と思っているんですけど、引っ越すまでは飼いたい欲がひたすらずっと溜まっている状態なので、気づくと猫の動画を見てます。
めちゃくちゃ気に入ってる猫がいて。もうちっちゃい、ちっちゃいんですよ~(ニコニコ)。
フランシスって言うのですが、最近亡くなってしまったらしくて。ただ、Instagramにはまだ残っていて、もうその子が動いている姿がかわいくてしょうがないです。
命を燃やしながら
■今回、出演されたことで改めて感じた俳優としてのおもしろさ、というのを教えていただけますか。
成宮 そうですね……「難しい!」
■今でも難しい、と。
成宮 できて当たり前の年齢ですけど、シーンをきちんと読み切ることがまだまだできていないような気がしていて。お芝居をバリバリしていたころに比べると少し固まっているように思います。いまはストレッチをしながら、緩んでいくような感じですね。
だから、年を重ねても飽きない仕事だな、って。その瞬間の挫折や砕けていく姿も含め見ていただければ。
命を燃やしながら、お芝居をしていきます。もう一度、俳優に夢中になっていますね。
■素敵なお話ありがとうございました!
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成宮寛貴
1982年9月14日生まれ、東京都出身。
2000年、宮本亜門演出の舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」でデビュー。
その後、数々ドラマ、映画、舞台に出演。主演を務めるABEMAオリジナルドラマ「死ぬほど愛して」が、8年ぶりに俳優復帰作となる。
[Instagram] @hiroshige_narimiya
【STAFF CREDIT】
Hair&Make-up:INOMATA (&’s management)、Styling:杉長 知美(スギナガ トモミ)
<衣装>ベスト¥73,700、シャツ¥51,700/ともにミオズモーキー(クオン ショールーム03-5766-0160)、パンツ¥47,300/メアグラーティア(ティーニーランチ 03-6812-9341)、ネックレス¥170,500、リング(人差し指)¥25,300/ともにマリハ(マリハ 03-6459-2572)※税込価格
Photo:須田卓馬、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【ABEMA オリジナルドラマ『死ぬほど愛して』】
放送日:2025年3月27日(木)放送開始
時間:夜23:00〜無料放送(全8話)
キャスト:成宮寛貴、瀧本美織、細田善彦、久間田琳加、片桐仁、松井玲奈、田中美久、しゅはまはるみ、粟大和、袴田吉彦・山口馬木也、筒井真理子 他
製作:藤田晋
原作:天樹征丸、漫画:草壁エリザ「死ぬほど愛して」(光文社 刊)
企画・監修:樹林伸、樹林ゆう子
プロデューサー:小林宙、金山宇宙、柴原祐ー
脚本:ねじめ彩木、髙橋幹子、吉﨑崇二
音楽:海田庄吾
主題歌:.ENDRECHERI./堂本剛「super special love」Sony Music Labels Inc.
監督・脚本:城定秀夫
制作プロダクション:ダブ
製作著作:ABEMA
[HP] https://abema.tv/video/title/90-2024
©AbemaTV,Inc.
<あらすじ>
一流企業に勤めるエリートサラリーマン・神城真人(成宮寛貴)は、パティスリーで働く妻の澪(瀧本美織)と共に幸せな結婚生活を送っていた。
ところが近所で起きた「女性記者・南沢夕陽(久間田琳加)殺人事件」をきっかけに、2人の周囲は騒がしくなっていく。
事件を追いかける警部補・富沢(山口馬木也)。何かを隠しているパティスリーの同僚の小山田丈治(片桐仁)・小泉彩葉(田中美久)。
さらに真人と澪の周囲を嗅ぎ回る、謎の男(細田善彦)。
……次々に暴かれていく神城真人の裏の顔。
ちらつく複数の女の影。投資家・長野真澄(筒井真理子)との関係とは?
不安に駆られる澪だが、同級生であり心療内科医でもある瀬川水樹(松井玲奈)の心配をよそに、“優しい夫”真人にどんどん依存していってしまう。
そんな中、真人と澪は結婚1周年を記念し、旅行に出かける計画を立てるも……
魅惑的な殺人鬼・真人と、妻の澪。
彼らを取り巻く登場人物たちの、さまざまに歪んだ愛の形。
「愛」と「狂気」の行き着く先は果たして……
狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”の夫と、彼を愛する妻の「究極の愛」はどこに向かうのか?