<イベントレポ>松坂桃李、クルーズ船でパディントンとともに仲良く登場!映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ジャパンプレミア
2025.4.9
ジャパンプレミアパディントンパディントン 消えた黄金郷の秘密映画松坂桃李
全世界シリーズ累計900億円超えのスーパーヒット!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の製作陣が贈る大ヒット映画『パディントン』シリーズの最新作【パディントン 消えた黄金郷の秘密】が2025年5月9日(金)より全国公開する。
本国イギリスでは、オープニング成績964万ポンド(約19億円)と、シリーズ2作を大きく上回る驚異的な興行成績で初登場1位を記録!アメリカのレビューサイトRotten Tomatoesではシリーズ最高の観客評価を集め、批評家たちから93%という熱狂的な支持を獲得!
そんなシリーズ“最高”の感動と冒険を描いた新しいパディントンの物語がいよいよ日本にやってくる!
今回公開に先駆け、4月9日(水)にパディントンの日本語吹替えを務めた松坂桃李をはじめ、吉田羊(クラリッサ役)、三戸なつめ(ジュディ役)、大平あひる(ジーナ役)のパディントンファミリーが一挙に集結するジャパンプレミアされ、イベントには、前作『パディントン2』から7年ぶり、3作品にわたりパディントンの日本語吹替えを務める松坂桃李をはじめ、同じく1作目から吹替えを務めるジュディ役の三戸なつめと、キーパーソンとなる新キャラクターで見事な歌唱を披露した吉田羊(クラリッサ役)、パディントンの冒険に参加することになる新キャラクターの吹替えを担当した大平あひる(ジーナ役)の2人の新吹替えキャストも加わったパディントンファミリーが大集結!
本作の舞台となるペルーのアマゾン河を渡るクルーズ船を模した大迫力のステージから松坂とパディントンが登場!
さらに豪華キャスト達が“パディントン愛”を存分に語りつくす、まさにシリーズ”最高”の感動と冒険が描かれる本作にふさわしいド派手なジャパンプレミアとなった。
吉田、三戸、大平がステージに揃う中、キャスト陣&観客からの「パディント~ン!」との呼びかけを合図に登場したのは、松坂とパディントン。ジャングルの川を巨大な船に乗って渡ってきたという演出での登場となった松坂は「パディントンと一緒にいるとアクシデントが絶えないので、どこか違う場所に連れて行かれるのではないかとドキドキしました」と笑わせつつ、『パディントン2』以来7年ぶりの再会に触れて「7年ぶりに僕の数少ない友に会うことが出来ました!久しぶり!いくつになったの?」とにこやかに再会を喜んでいた。
アフレコ収録について松坂は「ブースに入った時にパディントンのぬいぐるみが置かれていて監視されるように…いや、見守っていただいてその中で収録させていただきました。映像でパディントンを見ながら、英国紳士的気持ちと人に向き合う真摯さと純粋な気持ちに触れて、収録しながら心が浄化されていきました」とすっかり癒されていた。
同じく続投組の三戸は「7年ぶりにパディントンと再会して、体のモフモフ加減も変わらず安心感があった。パート3が海外で公開されたのを知って日本にも来ないかなとずっと待ち望んでいたので、本当に嬉しかったです!」と喜色満面。一方、昨年英国に短期留学していたという吉田は「英語教材として先生から勧められたのが『パディントン』で『パート3が公開される』と聞いていたんです。先生はまさか日本で私が声優を務めているとは思ってもいないと思うので、報告したいです!」と誇らしげ。大平は「収録が楽しみ過ぎて、当日は元気よく声を当てたら監督から『やりすぎ!』と言われたほど。それくらい楽しかった!」と声を弾ませた。
そんな3名は“松坂パディントン”を大絶賛。吉田が「オリジナル版と声を聞き比べると凄く似ているし、松坂さんがお持ちの優しさや穏やかさ、精神性がパディントンと似ている。今日も映画の中で聞いた声が両耳で聞けて、本当に耳が幸せ」と言うと、大平も「パディントンは松坂さんしかない!」、三戸も「松坂さんがいたら『あ、パディントンだ』と思う」と断言した。3人からの褒め責めに松坂は「すごく嬉しい」と恐縮しきりだった。
また吉田が本作について「大スペクタクル!『インディ・ジョーンズ』かと思うくらい手に汗握る大冒険!」と予告すると、松坂も「今回は叫ぶシーンが多かったので、収録では声が持たなくて2時間半がマックス。声がカスカスになると収録が終わる感じだった。今回はパディントンが能動的に動くので、かわいいだけじゃない男らしい一面も見ることが出来ます」と報告。さらに松坂は、落ち目の俳優フェニックス・ブキャナン役で斎藤工が前作から続投することに触れて「あの方が、出ます!まさかの!どこに出ているのか?それは本編を最後まで観ていただいて。どこかにいますが、どこに出ていたのかは言わないでくださいね!」と期待を煽っていた。
イベント後半には、新年度にちなんで「新しいスタートを切った」エピソードを披露。松坂は今年4月1日に新作にクランクインしたことを明かす一方で「台本を当日に忘れるという…。凄く不安で気が気ではなかった。セリフは頭に入ってはいるものの、手元に台本がないと不安。現場に入ると台本ってお守りのような存在になるので。忘れたことが悔しかった」と新春早々の凡ミスを反省。ただ吉田から「周りにはバレなかったですか?」と聞かれると「ギリバレませんでした!」と完璧にこなしたと胸を張り、会場から拍手を浴びていた。
一方、吉田は高速バスで福岡から上京してきた日を回想。見送りに立つ母親は気丈だったそうだが「翌朝8時に西新宿のバスセンターに着いてすぐ電話ボックスで実家に電話したら、電話口の母が泣きながら『もう帰ってこないと思ったら涙が出た』と言っていました」と当時の状況を振り返りながら目を潤ませていた。すぐに緊張してしまうという大平は「そんな性格もあってか学生時代は怖い人だと思われて友達が出来ませんでした。皆さん、私みたいにならないで!」と世間の新人たちに呼び掛けていた。
そんな中、4月から新生活を送る人たちに向けて松坂と吉田がエール。松坂は「寄り道を楽しんで欲しい。僕は道標となるような目標をいくつか立てながら仕事をしていますが、時には予期せぬことも起こります。でもそれを失敗とは捉えずに、長い人生の中での寄り道だと捉えるとそれも楽しむことが出来ます。皆さんにも寄り道を楽しむようなスタートを切ってもらえたら」。吉田も「人生の主役はあなた自身。人生をハンドリングするのもあなた次第。誰もあなたの人生を壊すことは出来ません。自分の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでください」とアドバイスした。
最後に松坂は「シリーズ3作目の今回はアトラクションに乗っているかのようなアドベンチャーです。エンタメ性が強くてワクワクするような内容です。最後まで楽しんでいただき、優しい気持ちになれる、少し心が浄化されるような、そんなパディントンの純粋な気持ちに浸っていただければと思います」とアピール。イベントは大盛況のうち終了した。
〜おまけ〜
松坂&パディントンがクルーズ船から舞台のセンター前に降りてくる際に、先にパディントンが地上につき、次に松坂の順でクルーズ船から下船。するとパディントンが松坂に先に行ってとエスコートする場面があり、それをみた松坂もパディントンが先に行きなと言わんばかりに手を差し出し、互いに譲り合う場面があり、さすが英国紳士!とMCに言われた松坂&パディントンであった。
ロンドンに暮らすパディントンのもとに故郷から一通の手紙が届く。育ての親ルーシーおばさんの元気がないというのだ。パディントンはブラウン一家とペルーへ行くが、おばさんは失踪、里帰りは一転、彼女を探す冒険へと変わる。だが、都会暮らしで野生の勘を失ったパディントンは大ピンチに遭遇。果たしてパディントンは無事におばさんと再会できるのかー!? そして、そこには、ブラウン一家との家族の絆が試されるパディントンの秘密が待っていた。
■詳細
【映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』】
公開日:2025年5月9日(金)全国公開
監督:ドゥーガル・ウィルソン
脚本:ポール・キング(『パディントン』『パディントン2』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』にて監督&脚本)
マーク・バートン(『マダガスカル』)、サイモン・ファーナビー(『パディントン2』)
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・ボネヴィル、エミリー・モーティマー、アントニオ・バンデラス、オリヴィア・コールマン、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント 他
日本語吹き替え:松坂桃李(パディントン役)、吉田羊(老グマホームの院長・クラリッサ役)、三戸なつめ(ジュディ役)、大平あひる(ジーナ役)
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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