<イベントレポ>樋口幸平、山下永玖(ONE Nʼ ONLY)のピュアな一面を明かす!カンテレ×FODドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』完成発表トークイベント
2025.4.5
flumpoolFODMADDERONE Nʼ ONLYイベントイベントレポカンテレテレビドラママダーレポート山下永玖山村隆太樋口幸平濱正悟
五百城茉央(乃⽊坂46)が主演を務める、カンテレ・フジテレビ⽊曜深夜放送のカンテレ×FODドラマ【MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です】が、2025年4⽉10⽇(⽊)より初回放送を迎える。
本作は、偏差値78超の天才高校生・仲野茜(五百城茉央・乃⽊坂46)が、ある殺⼈事件の犯⼈と思われる⻘年・⿊川悠(山村隆太・flumpool)と出会い、学校で⼩さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて⽇本を震撼(しんかん)させる連続殺⼈事件に発展してしまうミステリーエンターテインメント。
初回OAを目前とした4月5日(土)に、1話先行上映&完成発表トークイベントが開催され主演を務める五百城茉央(乃⽊坂 46)をはじめ、共演の山村隆太(flumpool)、武⽥梨奈、樋口幸平、山下永玖(ONE Nʼ ONLY)、濱正悟が登壇!
地上波連続ドラマ初出演・初主演となる五百城は、テレビドラマが小さい頃からの生きがいの1つだということで「すごく純粋に嬉しかったんですけど、やっぱり初主演っていうことだったので、最初聞いた時はもう不安でいっぱいでしたね。」と当時の心境を吐露。台本を読んでも茜の気持ちがわかりにくかったとのことだが「何度も何度も読み返していくうちに、やりがいのある役だなと思ったので、精一杯頑張らせていただきました。」と最善を尽くしたことを明かした。
そんな五百城は、本読みの段階では緊張でガチガチだったそうだが、クランクインして1、2日ほどで共演者と打ち解けて緊張もほぐれたのだとか。「カメラが回ったら全然笑ってないんですけど、普段の時は皆さんと楽しくお話しさせていただいたりとかして、とても楽しい時間でしたね。」と笑顔を見せた。
山村は初めて台本を読んだときの感想として「すごい展開、どんでん返して、すごく魅力的な脚本だなと思いました。」とコメント。一方、⿊川という重要な役を担うに当たって不安もあったのだとか。「人を理解することとか黒川を理解することは決して苦しいことだけじゃなくて、喜びであったり分かち合えたような喜びがあるときもあったので、そういうものが黒川を通して、この作品を通して、皆さんに伝わればいいなと思ってます。」と想いを語った。
刑事役の武⽥は「バックボーンが描かれてない分、ただ事件を追っているだけじゃなくて、ちゃんと人間らしい部分も少しにじみ出るような役にしたいなっていう思いがあったので、しっかりバックボーンを作ったり、監督と話し合ったりして演じさせていただきました。」と振り返る。40代の刑事役という設定から、どっしりとしたベテラン感をだそうと意識したとのことだ。
樋口は、台本を読んだときの第一印象として「これをどう撮るんだろう?」と感じたそう。そんな不安を抱えながらも、出来上がった作品を観たとき「キャスト、スタッフを含めた愛が詰まった作品だなと思いました。いろんなところに伏線が散りばめられた、すごく面白い作品になってるんじゃないかなと思います」と胸をときめかせた。
山下も「『難しい!』っていうのがまず最初に来て、何回読んでもあんまり理解でできないなっていうところも多かった」と告白。「毎日毎日この台本と向き合って読んでくうちに、こういうことなんだっていうのが少しずつわかってきて、嬉しいなっていう風に感じました。」と自身の成長を喜んだ。また、偏差値78以上の学園の生徒ながらにお調子者なキャラクターをどう演じればよいか悩んだそうで「監督と現場で何回もやり取りをしながら宮内大翔が出来上がっていったので、そこも含めて注目してもらえたら嬉しいです。」とアピールしていた。
武⽥と同様に刑事役を演じた濱は、今まで演じてきた刑事役とは異なる役柄だったと吐露。「自由度が高い役だなと思っていたので、色々アイデアを持っていって、現場でやってみようという風に思って演じました。」と当時を振り返る。武⽥との共演も3回目とのことで「何をやっても受け止めてくれるだろうと信じて臨みました」と良い信頼関係が結べていたことを語った。
続いて、それぞれの印象についてトーク。普段はアーティストとして活動してる五百城と山村。五百城はインタビュー時の出来事を振り返り「私はまだ19歳なので、人生経験も浅い中で、いろんな経験をされてきた方から出てくる言葉っていうのはすごく深いなというか、私もすごい学べるなって思うことがたくさんあって、その日は印象に残ってます。」と山村の人生経験の豊富さに圧倒されたそう。
「そのお言葉をそのままお返ししたいなと思うんですけども」とやや照れた表情を見せた山村は、自身を不器用な人間と評しながら「五百城さんは瞬発力とか適応力、茜に対しての読解力みたいなものが素晴らしいなと思って、どういう19年を生きたらこんなふうに生きれるんだ、年齢ごまかしてるんじゃないかって思うぐらい、素晴らしい落ち着きというか、対応力だったなと思いました。」と21歳年下の五百城を高く評価した。
刑事チームの武⽥と濱は、1話で初めて出会うという作中の関係性から、息が合いすぎないような距離感にも気を配ったそう。武⽥は「話し合えるやりやすさと、その慣れが出ない難しさみたいなのは、多分お互い意識しました。」と語り、濱も「緊張感はあったかもしれないですね。」と口にした。
学生チームの樋口と山下はそれぞれ、全国クイズ大会で3度の優勝、数学オリンピック優勝という実績を持つキャラクター。役柄と被る場面があるかと聞かれると、樋口は「被ってたら嫌だなと思いましたね(笑)」と苦笑い。「キャラクターとして結構変わったことも言うので、似てるところが多かったら、現代を生き抜くのは結構大変なのかなとは思いました。」と振り返る。そんな役柄だったが、注目してほしいポイントもあるそうで「確かにすごく不器用だし、結構奇抜な言葉とかセリフが多かったりするんですけど、この物語において、最後の最後、愛くるしいなって思ってもらえるようなキャラクター作りを監督と一緒に作らせてもらったので、ただ嫌なやつに見えないようにっていうのを、本読みの段階からとてもそこは気を使っていただいていて、それを実際演じれたかどうかは僕も楽しみにしたいなと思っています。」と熱く語った。
一方、山下は「半々ですね。」とコメント。「被る部分で言うと、普段歌って踊るボーカルグループで活動してるんですけど、それも最年少で、結構僕もお調子者なので、そういったところはすごく似てるなって思ったりとかもしました。」と自身になぞらえて振り返る。また、人前に立つ職業ながら話すことが苦手で中々慣れないとも明かした。そんな対称的な内面も持つキャラクターと出会ったことについて「宮内の面白さだったりとか、その世界観が僕にとっても大事なキャラクターになりました。」と笑顔で語った。また、監督から「犬っぽいキャラクターでいこう」というアドバイスもあったとのことで、どのようなキャラクターに仕上がっているのか、ぜひ本編をチェックしてみてね。
そんな山下は、自身の高校生活について聞かれると「お調子者でしたね(笑) 高校生はとにかく自分を楽しんでた印象ですね。」とにこやかに語った。
クラスの雰囲気も良かったということで、五百城が「樋口さんを筆頭にみんなを明るく盛り上げてくださってのおかげで、私も他のキャストの皆さんと喋れるようになりました!『今日のお弁当なんやと思う?』とか言って、お弁当当てをやったりとか(笑)、学級日誌みたいな自由にかけるノートがあったので、みんなで写真を貼って書いたりとかして、疑似高校生活をちょっと味わえて楽しかったです。」とコメント。「ちゃんと高校に通えたのは1年ぐらいで、高校生活してみたかったなみたいな気持ちもあったので。」と、心残りがあったという高校生活を楽しめていたことが伺えた。
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また、学生ごとに制服のディテールが異なっているのも本作の見どころの1つということで、こちらも作中で注目してみてね!
一方、殺人事件の犯人として疑いの目を向けられ続けるという特殊な環境に身を置いていた山村。気分が滅入ることもあるそうだが、気分転換として、音楽を作るときと同様にラムネを食べていたのだとか。すると、五百城も全く同じラムネを昔からよく食べていたことが撮影現場で発覚したようで、意外な共通点が明かされた。山村はカバンからはラムネが4つも出てくるほど、愛好家なことも明かされた。
そしてイベント後半、作品にちなんで“最近疑ってしまったこと”をそれぞれ発表することに。五百城は、濱が撮影現場で「小さい女の子を見た!」と言ったことを発端に、撮影現場を疑うようになっていたことを告白。「武⽥さんも顔に見える壁の怖い写真を見せてくださって、その後にそこの場所でのシーンだったんですよね。めっちゃ怖くてここの建物大丈夫なんかなってめっちゃ疑ってました(笑)」と可愛らしいエピソードが語られた。濱曰く、スタッフが階段にいたため背が低く見えて子どもに見えたのではとのことだ。
そんな濱は1話での照明を倒すシーンがアクシデントであったことを明かす。「カットがかかった後に『すいませんちょっと今倒しちゃいました』って言ったら『別アングルのやつをこれから撮るんで大丈夫!』っていうことを監督がおっしゃってたんで安心してたんですけど、めちゃくちゃ使われてましたね(笑)」と苦笑い。良く映っていたようで満足げな様子であった。
武⽥は、1週間ほど前に詐欺の電話にあったと衝撃の告白。8分間も話してしまったそうだが「〇〇警察署に知り合いがいるので、ちょっと電話して確認していいですか。」と伝えたら、チッと舌打ちして電話を切られたそう。
山村は自分の耳を疑ったこととして、五百城とのエピソードをトーク。控え室で扉一枚挟んだ奥の部屋に座っていたときに五百城が部屋に入ってきてそうだが、誰もいないと思っていたのか「死ぬぞ!」と独り言を口にしていたとのこと。「言わないって言ったじゃないですか!」と赤面する五百城は、翌日の朝から生放送で初披露のダンスがあったが、振り入れが間に合っていなかったため、焦りのあまり本音が漏れてしまったのだと語った。
「未だに疑っているんですけど・・・」と話し始めた樋口は、先生役のなすびが地元の美味しい干し芋を女性陣にだけ配って、男性陣にはもらえなかったと不満を爆発。「すごい打ち解けてたので『あれ、なすびさん、僕らには干し芋ってないんですかね?』って話しをしたら、『男性にはないんですよ〜』って言われて。マジだったんですよ!『貰えたけど君たちにはあげないよ〜』って笑って帰って行ったんですけど、ほんとになくて、嘘でもくれてたらよかったのになって(笑) 」と当時の様子を鮮明に振り返る。
すると、その話を聞いた山村と山下から、後日干し芋を貰っていたことが明かされ、唯一干し芋を貰っていなかったと発覚した樋口は「ほんまに嫌われたのかな?(笑)」とリアクション。「すごい打ち解けさせてもらって、いじったりいじられたりみたいにしてくださってて、楽しくカメラ以外のところもやってくれてて、多分そのノリが長すぎたのかな?(笑)」と冗談交じりに語りつつ「でも楽しくさせていただいてありがたいです!」と感謝の気持ちを伝え、場を盛り上げた。
山下は、そんな樋口に関するエピソードを発表。「台本にないことで『こうやった方がいいよ!』とか『ここでこうやって出てきた方がかっこいいから!』と言うことに対して、僕がちょっと疑いを持っちゃって。しかもまだ仲良くなれてるかなぐらいの初日の撮影の時にずっといじってくるんです。僕、信じちゃってやろうとしちゃうんで、それは本当困りましたね。」とクレームを届けた。
すると樋口は「信じるような内容じゃなくて!(笑)」と弁解。その状況を知っていた五百城が「例えば、本当に真面目なシーンで『ここ自転車で登場して、待てー!って言えばええんちゃうん?』みたいな、そういうレベルなんですけど、山下さんは「うん」みたいな、あしらえばいいんですけどしっかり対応されてて・・・(笑)」と解説。
樋口も「そのピュアさに僕も楽しくなっちゃって、例えば『このセリフどうしよう!』みたいになってる時に『目を瞑って言ったらいいんちゃうん?』とかふざけて言って、そしたら『あー!確かに!』とか言うんですよ!そんなわけないみたいな(笑)。『教室に自転車で入ってくれば?』ってふざけていったら『どこに自転車あるの?』って。あるわけないやろって(笑)」と、仲良くふざけ合う撮影の裏側を明かしてくれた。冗談だと受け取れるようになるまで1ヶ月かかったとのことだが「途中からはもう理解して流せばいいやっていう感じでやってました」と本人も楽しそうに語っていた。
最後に各キャストから、ドラマを楽しみにしている方々に向けて見どころとメッセージをコメント!
濱「それぞれのキャラクターがすごく立っていて、セリフ一言一言もかなりこだわりが詰まっていて面白くなってると思います。何より展開が全く読めないですし、どう転んでいくのかっていうのを考察しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。」
山下「撮影中はこんな感じで、みんな仲良く楽しく、スタッフさんも監督も含めてすごく楽しくやらせてもらったので、そういうところも若干滲み出てるかなっていう風にも思います。展開がものすごく早くて、頭が良い学園ならではのテンポ感だったりとかスピード感をこのドラマを通じて感じてもらえたらなと思います。そして、宮内ワールドもこの後すごい世界が広がってますので、ぜひそちらも注目してもらえたら嬉しいです。」
樋口「初主演の五百城さんがこの作品をすごく照らしてくれて、いつも笑顔で明るくいてくれたおかげで、僕たち生徒チームもすごくやりやすい環境だったし、スタッフさんの皆さんの愛がこもった作品でした。僕も一話を観させてもらって、いろんな伏線だったり物語がいろんなところで起きるので、観てて飽きないような作品になってると思うし、『これどうなのかな』『あれどうなのかな』って考える日々が続く約2、3ヶ月になると思うので、楽しんでいただければなと思います。江藤は茜に対しての心情の変化だったり、茜に対しての思いみたいなものが、物語の終盤になっていくにつれて深くなっていきますので、ぜひそこも楽しんでいただけたらなと思います。」
武⽥「本当にどのシーンにもセリフ・言葉だけじゃなくて、目に見えて『これって・・・?』って思うようなヒントが実はいくつか散りばめられているので、作品を楽しみつつ、そういったものも皆さんで見つけていってくれたら嬉しいなと思います。あと、先ほど言い忘れたんですけど、現場で五百城さんに好きな食べ物何?って聞いたら、笑顔で『えんがわ!』って言って、私が『え?』って言ったら『ああ、いちごです!』って言ってました。それがほんとに可愛い、疑いの目を持ちました(笑)」
山村「この間クランクアップがあって最後のシーンを撮ったりしたんですけども、そのシーンの終わりの五百城さんがすごく印象的で、涙を流してて。それを見て、この2か月、茜と向き合って茜を理解して伝えようとしてたんだだろうなと思うと、その苦労と泣いてる姿がすごく印象的でした。黒川のセリフの中で『分からない世界を知りたかった』『つまらない日常を彩りたかった』という言葉がありますけども、やっぱり人を理解することとか、日常を彩るっていうのは、なかなかめんどくさいし、難しいことはありますけども、数年前までコロナ禍という中で人と会えないっていうのはやっぱり刺激がない中で、生きてる実感とか命の尊さ、今という瞬間の儚さみたいなのがやっぱり感じれなかった時期があった僕らからすると、人と向き合う、誰かを理解していくこのドラマは、すごくエンターテインメントな部分もありますけども、裏にはそういった強いメッセージが込められているので、そういうものも含めて皆さんにとって素晴らしい作品になってほしいなと願っております。」
五百城「私はこの作品にすごくいろんなことを教えてもらったなっていう気がしていて、やっぱり肩書きとか色々なものがあると思うんですけど、そういったものだけじゃなく、本当に大切なものは何なのかっていうのがこのドラマが作るメッセージにもなっているかなと思っていて、自分も改めて考えさせられましたし、きっと観ている人にもそういうのを考えさせられるような作品かなと思うので、その部分に注目してこれからも楽しんでいただきたいです。この約2か月間、本当にいろんな皆さんに支えられて自分は頑張ることができたので、感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。あと10話まであるので、ちょっと考察しつつ、楽しんで観ていただけたらと思います。よろしくお願いします!」
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偏差値78超、東大進学率No.1の進学校・清爛学園で、創立以来初の入試全教科満点で入学した天才高校生・仲野茜は、頭が良すぎるせいで“世の中がつまらない”と退屈し、生きる意味を見いだせないでいた。
しかし、街で起こったある殺人事件と、その犯人と思われる青年・黒川悠との出会いをきっかけに、まだ見ぬ世界 犯罪の世界 にひかれて、学校で小さな事件を起こし始めるー。やがて学校内で本当の殺人事件が発生。さらにそこから、日本を震撼(しんかん)させる未曽有の連続殺人へと発展して・・・。
■詳細
【ドラマ「MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です」】
放送枠:2025年4月10日(木)スタート
放送時間:[カンテレ]毎週木曜 24:15〜24:45、[フジテレビ]毎週木曜 26:15〜26:45
※放送時間は変更になる可能性があります
配信:カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信
出演:五百城茉央(乃木坂 46)、山村隆太(flumpool)、樋口幸平、山下永玖(ONE N’ ONLY)、桑山隆太(WATWING)、吉名莉瑠、水野響心、花音、つぐみ、利重剛、なすび、イワクラ、おかやまはじめ、濱正悟、武田梨奈
脚本:伊達さん(『アンラッキーガール!』『推しの王子様』『ノンレムの窓』)
音楽:今村左悶
主題歌:「CYM」Billyrrom(SPYGLASS AGENT)
監督:頃安祐良(『Qrosの女』『スイートモラトリアム』『やわ男とカタ子』)、高橋栄樹(『世にも奇妙な物語』「猿に会う』)、畑山創(『東京タワー』『覆面D』『モトカレ←リトライ』)
プロデューサー:佐藤貴亮、小宮泰也(イースト)、山中直樹(ROBOT)
制作協力:イースト ROBOT
制作著作:カンテレ
© カンテレ
Photo/Text:Shohei.I