ICEx、結成2周年記念日・TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンコンサートをレポート!さらに、新企画「ICEx Fight!! -Five Games Battle-」始動!!
2025.4.1
EBiDANICExICEx Fight!!LIVEライブ音楽
Z世代に注目の俳優を輩出してきたスターダストプロモーションが手がけるEBiDAN(恵比寿学園男子部)グループの一員として、”すべての愛を愛す”をコンセプトに結成された”平均年齢18才、愛し愛する”8人組ダンスボーカルグループICEx(アイス)。1月よりグループ最大規模のツアー【ICEx Second Concert Tour 2025 “ROUTE-8”】を開催し、チケットはソールドアウト。結成2周年を迎える本日は、TOKYO DOME CITY HALLでの追加公演を開催した。そんな、ワンマンコンサートの模様をレポート!
EBiDAN発の8人組ダンスボーカルユニット・ICEx(アイス)が3月31日(月)に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて「ICEx Second Concert Tour 2025 “ROUTE-8”」の追加公演を開催し、U-NEXTでの生配信も行われた。
本ツアーは今年1月に東京・LINE CUBE SHIBUYA、2月に大阪・大阪国際交流センター 大ホールで全3公演を実施。グループ最大規模の東阪ツアーとなったが、チケットがソールドアウトしたため、追加公演が決定。2023年3月31日に結成した彼らにとっては、グループ結成2周年の記念日当日の開催となったことに加え、大阪公演終了後にはTVアニメ「RINGING FATE」のオープニング・テーマに起用されたニューシングル「理想郷」のリリースもあり、追加公演は果たしてどんな内容になるのかと大きな注目を集めていた。
開演時間になると、ステージ上に設置されたスクリーンにメンバーがそれぞれの場所からバス停に集合し、1台のバスに乗り込む様子が映し出された。映像の中でバスが走る道はステージまで伸びており、スクリーンが上昇すると、志賀李玖、中村旺太郎、阿久根温世、千田波空斗、筒井俊旭、山本龍人、竹野世梛、八神遼介の8人が姿を現した。そして、<どこか遠くでも行こう>と誘う「Hollywood」、<駆け出そう 日差しを浴びて>と呼びかける「Sunny Road」という2曲で旅の出発を思わせるフレーズを響かせると、中村の「楽しむ準備、できてますか?今日という日を最高の1日にしましょう」という言葉ともに、メンバー1人1人にフォーカスを当てて、新たな演出と構成が施され、フォーメーションや歌割りも刷新されたコーナーへと突入した。
トップバッターを務めたのは、サングラスをつけて登場した竹野世梛。「Maniacs」でセンターポジションに入ると、キュートでチャーミングに踊りながら、ウィンクも繰り出し、メンバー一人一人とのペアダンスも展開。「ダイ キラ イ」では山本龍人が楽曲の音にピッタリと合ったダンスを見せ、ベンチに座った志賀李玖のセリフから始まった「Sunset Blue」では、波打ち際での別れのシーンのようなドラマを展開。千田波空斗がピアノ伴奏のみで歌い始めた「COUNT DOWN」では、透き通った声を響かせ、ヴォーカリストしての魅力を存分に発揮してみせた。
ダイナーでメンバーが食事やダーツを楽しむ映像を挟み、様々な組み合わせを楽しめるユニット曲のブロックへ。中村、筒井、山本の3人がクールなEDM POP「Butterfly Echo」でスムーズかつ切れ味抜群のパフォーマンスで魅せると、千田と八神はアーバンなR&Bバラード「listen to your heart」で向かい合って声を重ねながら、情感たっぷりに歌い上げ、それぞれの歌声の個性の違いをしっかりと提示。志賀、阿久根、竹野の3人は場内にシャボン玉が舞う中で「恋ソーダ」を青空の映像をバックに歌ってフロアを甘酸っぱい青春の空気で満たすと、8人が最集結した「Dash and Rush」でムードは一転。後のMCで山本が「ICExの楽曲の中では珍しくダークな楽曲で、誰かに嫉妬しちゃうような劣等感に襲われる気持ちを歌ってます」と語ったように、平均年齢18歳の彼らだからこそ歌える、少しずつ大人になる焦りやもどかしさ、苦悩といった青春の影の部分を等身大で体現。楽曲に刻み込んだリアルな感情をステージ上で解き放ち、観客の心をグッと惹きつけた。
ここからライブは折り返しとなり、後半の4人の“個”に焦点を当てた楽曲が続いた。LEDに巨大なミラーボールが映し出された「ナイトフライト」では中村旺太郎がファンクミュージックに合わせたロックダンスを見せると、八神遼介は「Cyber Groovin’」で迫力のあるロングトーンを響かせ、筒井俊旭は「Play The Music」で高台からのバク宙や側宙、ロンダートやバク転など、パルクールのようなアクロバティックなダンスを繰り出して観客を驚かせた。そして、阿久根温世は3rdシングル「ビリミ」のイントロでヒューマンビートボックスを披露して観客のボルテージを挙げると、COOLer(ファンの呼称)とのコール&レスポンスも行い、サーチライトが激しく交錯する場内の熱気を一気に高めた。
ダンストラックを経て、いよいよ後半戦へ。<はじめよう未来>というフレーズが印象的な「CARNIVAL」では観客がライトとタオルを回して会場が1つとなり、<果てしない夢>へと向かっていく。さらに、2枚目のシングルとしてリリースされた令和の待ち合わせソング「シブヤ 午後6時」と、観客が一緒になって盛り上がれる明るく楽しいアッパーチューンを続け、自己紹介ソング「We’re ICEx」では、メンバーの名前を大声で叫ぶコールも巻き起こり、さらなる一体感を高めてライブはクライマックスへ。「8人、それぞれの人生が重なって、こうやってICExの道を歩んでること、そして、COOLerの皆さんと一緒に進んでいることに感謝しています。これからも愛あふれる永遠の時を刻んでいきましょう」という志賀の言葉に導かれた「8COUNT」で<どこまでもいけそうだ、君となら>という未来に視線を向けたフレーズを観客と共有し、ライブ本編を締めくくった。
アンコールではCOOLerからメンバーに対してのサプライズを実施。満員の観客が入場時に配られた<ICEx 2周年おめでとう!! どんな時だって、COOLerと夢をえがこう>と書かれたボードを掲げて迎え入れると、メンバーは「え?なに?これ?どういうこと?」と戸惑いながらも、「サプライズだ。びっくりした。みんな嬉しいありがとう」と口々に語りながら笑顔を見せた。そして、デビュー前から大切に歌ってきた「Destiny」をパフォーマンスし、サプライズに対する返信のような<君と見た夢は奇跡じゃない/どんな時だって君と歩いていこう>というメッセージを届けた。
そして、緊急告知として、「8COUNT」を結成2周年を記念したAnniversary Special Songとして配信リリースすることを発表。さらに、東京、大阪、愛知、仙台といったメンバーの出身地を回るICEx史上最大規模となる4都市10公演のツアー「ICEx Third Concert Tour 2025 “BOKUNCHI”」の開催をアナウンス。大歓声が沸き起こる中で、山本の「8人の輝く未来に向かって」という言葉に導かれ、5枚目のシングルの表題曲「理想郷」へ。理想を目指してまっすぐに突き進んでいく姿勢をダイナミックに力強く表現すると場内に圧倒的な解放感を生み出した。
最後の挨拶でメンバーそれぞれがこの2年間を振り返りながら、同じメンバーやスタッフ、ファンへの愛と感謝の気持ちを伝えた。すると、最年長の志賀が「7人、みんながICExで良かったとか、幸せだったと思ってくれるのが嬉しくて」と涙を流しながら語り、「夢を一緒に目指す仲間がいて頼もしいし、これからも夢に向かって走り続けていきます。僕らの夢である国立競技場に絶対に連れていくので、安心してついてきてください!」と決意を表明。メンバーの強い思いがダイレクトに伝わり、感動的な空気の中でニューシングルに収録されたカップリング「運命の1ページ」を初披露。<どんな未来も君といさせて>というフレーズを心を込めて歌い、志賀が「めちゃめちゃ楽しかったです。3年目、もっともっと大きいところに行きましょう。変わらず愛し合っていきましょう」と声を上げてステージを後にした。
さらに、鳴り止まないアンコールの声に応え、ダブルアンコールが実現。記念すべきメジャーデビュー曲「CANDY」を弾けるような笑顔で全力でパフォーマンスし、結成2周年の集大成にして、煌めく未来を約束する通過点となったライブに幕を下ろしたかと思いきや、場内が突然、暗転。メンバーにも内緒で2チームに分かれて対決を行う新企画「ICEx Fight!! -Five Games Battle-」の始動を発表され、司会進行として、SUPER★DRAGONのジャン海渡と田中洸希が登場。「8人で良かったって言ってきたのにー!」とメンバーが声を上げる中で、ステージ上でチーム分けを敢行。ランダムで一人ずつくじを引いた結果、Aチームが阿久根、竹野、中村、八神、Bチームが志賀、千田、筒井、山本、に決定。中村が「まだちょっと複雑な心境ですけど、負けてはいられない」と語ると、千田が「やるからには全力でやる覚悟です」と返し、志賀は「お互いに高め合ういい企画だなと思います。切磋琢磨して頑張ります」とまとめて対決企画はスタート。なお、7月7日(月)には豊洲PITでそれぞれのチームでパフォーマンスを行う公演に開催も決定。ICExの3年目はまさかの幕開けとなった。
本コンサートで発表された、「ICEx Fight!! -Five Games Battle-」と題した新企画は期間限定で、志賀李玖・中村旺太郎・筒井俊旭・山本龍斗のAチーム(仮)と阿久根温世・千田波空斗・竹野世梛・八神遼介のBチーム(仮)の2チームに分かれ、それぞれのチームでコンセプトを決定し、楽曲を制作。パフォーマンス・エンタメ・チームワーク・トーク・ライブの5つの項目での対決を行い、勝利チームの楽曲が配信リリースされる、という内容になっている。また、7月7日(月)には豊洲PITでそれぞれのチームでパフォーマンスを行う公演に開催も決定。詳細はICExのオフィシャルHPをチェックしていただき、今後の動向にも注目したい。
【Anniversary Special Song「8COUNT」】
配信リリース日:2025年4月1日(火)
※各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサービスにて配信予定
<ワンマンツアー情報>
【ICEx Third Concert Tour 2025 “BOKUNCHI”】
会場:[愛知]COMTEC PORTBASE
開催日・時間:2025年8月27日(水)開場17:30、開演18:30、8月28日(木)[1部]開場13:00、開演14:00、[2部]開場17:30、開演18:30
会場:[大阪]NHK大阪ホール
開催日・時間:2025年8月30日(土)開場17:00、開演18:00、8月31日(日)[1部]開場12:30、開演13:30、[2部]開場16:30、開演17:30
会場:[宮城]東京エレクトロンホール宮城
開催日・時間:2025年9月15日(月・祝)開場17:00、開演18:00
会場:[東京]LINE CUBE SHIBUYA
開催日・時間:2025年9月22日(月)開場17:30、開演18:30、9月23日(火・祝)[1部]開場12:30、開演13:30、[2部]開場16:30、開演17:30
【ICEx Fight!! -Five Games Battle-】
3月31日 TOKYO DOME CITY HALLにて開催された「ICEx Second Concert Tour 2025 “ROUTE-8”」で突如発表されたICEx 期間限定ユニット企画!完全運のくじ引きで組まれた2グループでグループ名から楽曲制作まで自分たちの力で行なっていきます!
さらに、5番勝負では
1 パフォーマンスバトル
2 エンタメバトル
3 チームワークバトル
4 トークバトル
5 ライブバトル
の5つで対決!皆さんの力が勝敗の鍵になります!勝利を掴んだグループは、制作した楽曲を配信リリース!勝敗のゆくえは7月7日 豊洲PITで決まります。ライブチケット情報は後日発表!
・Aチーム(仮)/志賀李玖・中村旺太郎・筒井俊旭・山本龍人
・Bチーム(仮)/阿久根温世・千田波空斗・竹野世梛・八神遼介
▼5番勝負の詳細はこちら▼
1.パフォーマンスバトル(YouTube)
YouTubeにてICEx楽曲のパフォーマンス動画を投稿!楽曲から構成まで全て自分たちで考えます。YouTube視聴回数で勝敗が決まります。
2.エンタメバトル(YouTube)
YouTubeにてエンタメ企画の動画を投稿!やりたい面白企画など自由に考え動画を作成します。YouTube視聴回数で勝敗が決まります。
3.チームワークバトル
スタッフから与えられた試練を4人でクリアしていきます。※詳細は後日発表
4.トークバトル
ライブのセトリや構成、MCのトーク力で勝負!
5.ライブバトル
ライブに来てくれる皆さんの投票によって勝敗決定!
カメラマン:笹森健一
ライター:永堀アツオ