【パース・ナクン1st写真集 Sunny インタビュー】ロケ地は自然豊かな日本・佐渡島「みんな優しくて、あったかい。僕が好きなところが全部詰まっている場所でした」週5で筋トレする彼のお気に入りの“美筋肉ショット”も♪<Emo!注目のイットボーイ>
2025.3.27
今、Emo!miuが注目している俳優やアーティストを紹介する企画<イットボーイ>。今回、登場するのは俳優のパース・ナクンさん。
オーストラリア出身ながらタイで俳優デビュー。世界的に人気コンテツとなったタイの人気BLドラマ「Kinn Porsche」出演で注目を集め、2023年から日本での本格的活動をスタートさせたパース・ナクンさんが待望の【パース・ナクン1st写真集 Sunny】を発売。
パース・ナクンさん本人の希望で新潟県・佐渡島で撮影を行ったという、写真集について存分に語っていただきました!
■【パース・ナクン1st写真集 Sunny】。まずはタイトルに込めた想いを教えてください!
パース・ナクン 「Sunny」はまさに“晴れ”という意味で、僕はひっとりの人間としても俳優としても、明るくて温かい存在でいたいと思っているので、今回「Sunny」というタイトルにしました。僕を応援してくれるファンの方の心をちょっと温められてあげられたらなとも思うし、ファンの方にとってあったかい存在でいたいと思っているので。ほかにも意味があって、実は僕の本名がStuartというんです。ニックネームのような感じで“Sunny Stuart”と呼ばれることもあり、「Sunny」を思いついたときに、コレだ!となりました。
■どのような写真集になりましたか?
パース 僕のいろんな面が入っている写真集になっていると思います。僕のファンの方が見たことがない表情もあるだろうし、新しい景色もあると思います。これまで僕は自分が出ている作品を改めて見るタイプではなかったんです。でもこの写真集を見たときは、自分のことなのに「かっこよ!」と思いましたね(笑)。
■ではお気に入りのカットは?
パース そうだな、やっぱり海でスーツを着ているカットかな。まず青のスーツがお気に入りです。僕の中では黒スーツが定番になっているので、青ってだけで新鮮でしたね。しかもスーツのまま、海に入ったんですよ! 撮影は去年の11月くらいだったんですが、本当に寒くて(笑)。でも頑張りました!
■もともと海には入る予定だったんですか?
パース 打ち合わせの段階からやりたい!と話していました。スーツを着て写真を撮りたいということは伝えていたんですが、スーツを着て普通に撮ったり、ピアノを弾きながら撮ったりしてもありきたりだなと。そこで、スーツを着たまま海に入っちゃダメですか?と。
■ご自身からの提案だったんですね!
パース そうなんです。普段から身体を鍛えているし、そこで少し身体を見せたら、なんていうのかな? 上品にキレイに見せられるのかなと。
■鍛えられた身体も披露されていますね。撮影のためにトレーニングはされましたか?
パース 20歳からずっと筋トレは続けているんです。理想は毎日運動すること! 筋トレでも有酸素運動でも、なんでもいいんですけど、毎日継続することが大事かなと。今は、筋トレをするのは週5回くらい。結構ガチガチにやっていた時期もあったんですけど、日本に来たら、身体が大きくなりすぎても目立ってしまうから、いまはちょっとだけ。
■ちょっとだけが週5回!!
パース 来日した頃はもっと身体が大きくて…ゴリラでした(笑)。
■ちなみに筋肉がきれいに写っているなと思うカットは?
パース バックショットですね。背中の筋肉はかなりいい感じに撮ってもらったと思います。
■先ほど、ファンの方が見たことのない表情もあるとおっしゃっていました。ご自身の中でも意外だった表情はありましたか?
パース ピンクのニットを着たカットとか、かっこいいっちゃかっこいいし、かわいいっちゃかわいい。そんな表情だし、笑顔も自然なんじゃないかなと。あと、走りながら撮っているカットとか。普段なら、いろいろ気にしながら撮っていると思うんです。かっこ悪いところは見せないようにしよう…と。でもこのときはただ楽しんで撮っていて、その結果がこの写真です。めっちゃ好き!
ほかにも笑顔だけじゃなく、ちょっと変な顔もしているんですよ。それも自然で素敵なんです。僕、普段の撮影だと表情をキメがちで自然な表情で撮影するのがあまり得意じゃないんですけど、今回の写真集のスタッフ方は心地よくて、撮影がすっごく楽しかったんです。ずっとリラックスした状態で撮影をしていたんじゃないかなと思います。
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■今回、佐渡島での撮影でしたね。
パース 佐渡島には初めて行ったんですが、最高でした! 僕が好きなところが全部詰まっている場所でした。山も森も海もあって、神社もある。ローカルな映画館もあったんですよ。多分20人くらいしか入れないようなところで、昔のマンガとかも揃っていて、そこもすごく雰囲気がよかったですね。なんか、海の近くに住んでいる方って、みんな性格が優しい気がします。都会の悪口じゃないですよ(笑)。みんな優しくて、あったかい感じがして、アプローチしやすい雰囲気でした。
■美味しいものは食べられましたか?
パース 蟹と…なんだっけなー。あ、牡蠣!! もともと蟹はそんなに好きじゃなかったんです。だって食べるときが大変でしょ? でもお店のおばあちゃんが蟹の身の取り方を丁寧に教えてくれて。そのとおりにやったら、すごく綺麗に取れたんですよ! だから余計に美味しかったです。身がすぽっと取れるから気持ちもいいし(笑)。
■パースさんはオーストラリア生まれ、タイで俳優デビューを果たし、現在は日本をベースに活動をされていますね。
パース はい、20歳のときにオーストラリアからタイに引っ越しをしていて、タイで芸能活動をスタートしました。引っ越しした頃は言葉が分からなかったので、4、5年は言葉を必要としないCMや雑誌の撮影などをしていました。タイ語を話せるようになった25歳になった頃、オーディションでドラマ出演が決まり、俳優業をスタートさせました。
■タイに移住してから芸能活動を始めたキッカケは?
パース お母さんに「やって!」と言われて(笑)。僕も別に嫌じゃなかったので、「じゃあ、やってみます!」と。まずは活動をしてみて好きか嫌いかを判断すればいいかなと思っていましたね。
■お母さんの一言から始まり、今や日本で俳優業を!
パース 日本に来て、この仕事がさらに好きになりました。僕は共演者の方と仲良くなるのが好きなんですが、昔はそれを失礼なんじゃないかなと思っていたんです。僕とは違い、共演者の方は俳優、女優になりたくてなった人、この仕事以外は考えられない!と思っている人たちだと思っていましたから。でも経験を積んでいくと、芝居を好きだと思う気持ちで充分じゃないかなと思うように変わりました。楽しくやればいい、そんな気持ちで今日まで続けてきました。
■芸能活動をする以前、将来の夢はありましたか?
パース 僕はオーストラリアのパースという街出身で、小さなコミュニティの街で生まれ育ちました。当時はパースを出るというイメージがまったくなかったんです。当時の僕はパースで生まれて、パースで育ち、パースで最期を迎えるものだと。友達と楽しい思い出を作って、結婚をして、犬を飼って…そんな生活を送るものだと思っていましたね。学生の頃は科学が好きだったので、大学では科学を専攻していたんですけど、科学をどう使えばいいのか、どう活かせばいいのか、まったく分からなかったんですよ。僕の父はオーストラリアで教師をしていたので、人も好きだし、教えることも好きだし、教師もいいんじゃないかなと思ったりもしていました。
■オーストラリア→タイ、さらに日本へと拠点を変えたのはなにか理由があったのでしょうか?
パース タイにいる頃、21歳から日本語の勉強を始めたんです。もともと日本がめちゃくちゃ好きで、興味を持っていたんです。マンガ、アニメ、ドラマがキッカケだったんですが、最初はプライベートで日本語を使えたらいいなと思って、学び始めました。でもタイで芸能活動を始めると、日本にも僕のファンの方がいることを知って、もしかして日本で仕事をするチャンスがあるんじゃないかな?と思い始めて、日本の芸能事務所を軽く探していたころに、今の事務所から連絡が来たんです。
■すごいいいタイミングだったんですね。
パース はい、タイミングがよかったんです。そのときが28歳で、タイにも8年住んだ頃だったのでそろそろ環境を変えてもいいのかなと思っていた頃でしたし。実は当時、日本に移住して、芸能活動以外の仕事をしてもいいんじゃないかとも思っていたんです。日本で働くこともやってみたいと思っていたので、挑戦するならば少しでも若いうちがいいかなと思っていて。そんなことを考えているときに連絡が来たので、本当にタイミングがよかったですね。
■どんな日本作品が好きだったんですか?
パース セーラームーン、ドラゴンボール、遊戯王にNARUTO、ONE PIECE…いっぱいありますよ! とくに少年ジャンプの作品が好きでしたね。ちょっと大きくなったらエヴァンゲリオンとかも。大学生の頃に「1リットルの涙」、「世界の中心で、愛をさけぶ」を観て、本当にその2作に感動しすぎて…。あの作品のおかげで感情を開放できるようになったと思っています。
■それまではあまり感情を表に出さないタイプだったんですか?
パース ドラマや映画を観て泣いたことがほとんどなかったんです。でもあの2作品はボロボロ泣いて、号泣しました。泣きすぎてやばかった(笑)。
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■日本でもいろいろは活動をされていますが、今後挑戦してみたい役はありますか?
パース ずっと恋愛系のドラマや映画に出演したいと思っていたんですけど、実際にやってみたら、めっちゃ恥ずかしかった(笑)。めっちゃドキドキしちゃいました。でも楽しいし、少女漫画も好きだから、またやってみたいなと。
■タイのドラマと日本のドラマになにか違いはありますか?
パース たくさんありますよ! 日本はカットが多いんですけど、タイはロングテイクが多いんです。タイではワンカットで撮るようなシーンを日本では細かく撮ります。日本ではシーンの途中から撮ることもあるし、ひとつひとつ流れをちゃんと覚えていないとダメですね。あとタイでは作品に入る前に親交を深めるためにワークショップみたいなことをやるんです。そこで仲良くなったりするんですけど、日本では撮影初日に会って、はいお芝居!みたいな感じで、撮影をしていくなかで仲良くなっていく感じなんですよね。
■撮影の仕方やコミュニケーションの取り方も違うんですね。
パース 日本で恋愛ものを撮るときも、初めまして!の人と手を繋いだりするから、どうすればいいんだろう?と(笑)。
■たしかに(笑)。では今後の目標、やりたいことがあったら教えてください。
パース もっとお芝居をしたいと思っているので、ドラマや映画にたくさん出演できたらうれしいですね。あと個人的にはもっといろんな日本を見てみたいです。日本に来てから、あまり日本を見ていないなと思っているので、いろんな場所に行って、動画や写真を撮って、YouTubeなどSNSに上げたりしたいなと。あとは普通に、俳優として売れたいです。それが一番!!
■ストレートでわかりやすい目標、いいですね! 今、行ってみたい場所はありますか?
パース 箱根! そんなに遠くないとは思うんですけど、行けていないので。自然を見たり、箱根から富士山を見たりしてみたいです。カフェ巡りが好きなので、おしゃれなカフェでコーヒーを飲みながら、のんびりと。
■サイト名にかけて、最近エモいと思ったこと、心が揺さぶられたことがあったら教ええてください!
パース 去年の11月に新しいカメラを買ったんです。最近、僕がSNSに投稿している写真はそのカメラで撮ったものが多いんですけど、そのカメラで撮った写真がフィルムっぽく、いい感じに撮れるんです。その色味、雰囲気、すべてがエモくてお気に入りです。
■写真を撮るのがお好きなんですね!
パース お仕事の合間にも撮るし、お友達を撮ったりもします。みんながその写真を褒めてくれたり、喜んでくれると、僕もうれしくて。ネットでカメラの設定を調べて調整したりしながら、いろんなものを撮っています。今はどこへ行くときもこのカメラを持っていきます。
■カメラにハマるキッカケは?
パース 去年、ミュージカルに出演したときに共演者のひとりがめちゃくちゃいいカメラを持っていて、リハをしているときやバックステージを撮ってくれたんです。みんなの思い出を撮る、その瞬間を思い出に残すってめっちゃいいな!と思ったことがキッカケです。
■今後もSNSにパースさんが撮った写真が増えていきそうですね。
パース 前はSNSにあげる写真は僕が写っていないとだめかなと思っていたんです。仕事をしていないときは写真を撮るほどおもしろいことはないし、自撮りばかり続いてもねって(笑)。でも僕の“視線”を写真にするのもいいんじゃないかなと思って、今年はSNSを頑張る!もひとつの目標にしました。
■最後にメッセージをお願いします!
パース 100ページ以上にわたる写真集【パース・ナクン1st写真集 Sunny】、手にとってくださった方をがっかりさせません! こんなに“厚い”写真集、ものすごく“熱く”なっています! 手に取っていただけたら嬉しいですし、パース・ナクンが気になった方はぜひお渡し会にも来てください! ファンの方と直接会える機会がなかなかないので、ぜひ!!
■ありがとうございました!
Q.長所
A.人のいいところを褒めるところ
Q.短所
A.判断をするのが早すぎるところ。自分が経験したことないことでもすぐに判断をして結論を出してしまうんです。
Q.好きな食べ物
A.ジェラート。イタリア系のめっちゃ濃厚なジェラートが大好きです。
Q.よく聴く音楽
A.スター・ウォーズのサウンドトラック
Q.好きな映像作品
A.「ジュラシック・パーク」
Q.好きな色
A.黒
Q.ファッションのこだわり
A.シンプルな中に、ポイントをいれてコーディネートを組む
Q.言われて嬉しい褒め言葉
A.「ここの筋肉、めっちゃいいですね」。筋肉は努力の結晶ですから(笑)
Q.家の中で落ち着く場所
A.ソファー。
ゲームもするし、スマホもいじっているし、食事もする。ほぼすべてのことをソファーでやっています。
Q.今欲しいもの
A.広い部屋! もっと広い部屋に住んで犬を飼いたいです。理想はラブラドール、でも東京だと無理かな…。
Q.大切にしている言葉
A.「ごめん」。自分が間違っていたとき、素直に謝れることって大事だなと思っています。
エモいエピソードを聞いたとき、「なんかあったな…」と思い出していたパースさん。すると突然「時間を無駄にしたくない!」と大好きな弟さんのお話をしてくださいました。年の離れた弟さんが大学進学のために寮生活が始まり、心配だと話すパースさん。「オーストラリアまで10時間かかるし…」と、限られた取材時間に配慮してくださる優しさも、弟さん対する愛も溢れていたパースさんでした。ちなみに“ブラコン”という言葉もご存知でした!
\パース・ナクン インタビュー記念/
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応募締切:2025年4月27日(日)
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1994年7月6日オーストラリア生まれ。2014年より、タイでの芸能活動を開始。近年日本でも大流行しているタイBLドラマで活躍し、日本にもファンが多い。幼少期から日本のアニメや漫画を好んだことをきっかけに日本語を学び、母国語である英語に加え、日本語とタイ語を操るトリリンガル。
2023年より本格的に日本での活動をスタートする。「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fourth Stage」やテレビ朝日ドラマ「僕のあざとい元カノfromあざとくて何が悪いの?」に出演。
[Instagram]@perth_ss
[X]@PerthNakhun
[TikTok]@pikaperth
[YouTube]https://www.youtube.com/c/PerthNakhun
【STAFF CREDIT】
Photo:須田卓馬、Text:Kyoko Fuse
―INFORMATION―
【パース・ナクン1st写真集 Sunny】
価格:4,180円(税込)
仕様:A4/128P
発売日:2025年3月28日(金)