【鈴木仁インタビュー】「一緒にアクティブなことをやってくれる人だと嬉しい」理想のデートで困惑!?<ドラマ『復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~』>
2025.3.13
ドラマ『復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~』が放送中です。
社内恋愛中の恋人に浮気されていた服部舞香(紺野彩夏さん)。失意の中、舞香に声をかけてきたのは勤務先の社長に就任したばかりの佐鳥駿(鈴木仁さん)でした。
駿が舞香に提案したのは「偽装恋人」となって元恋人とその浮気相手に復讐しようというもの。駿自身も親が決めた婚約者から逃れたいという理由がありましたが、実はその影には大きな目的があったのです。
今回、若き新社長・佐鳥駿を演じる鈴木仁さんにインタビュー!
作品はもちろんのこと、鈴木さんが最近の溺愛しているものなど、パーソナルにも迫りました。
「これ、かわいくない?」と思った作品
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■まずは原作や脚本を読まれたときの印象をお聞かせください。
鈴木仁 最近、復讐ものが多いじゃないですか。僕はあまりやったことがなかったんですけど、ついにドロドロした作品が来るのかなと思って台本読んだら、「え? これかわいくない?」って。恨んではいるけれど、その人に影響されて昔の自分を取り戻していく、純粋な心を持った人たちの話だな、かわいらしいなって思いましたね。物語が進むにつれて、同じ感想を持つ人が多いんじゃないかな、と思いながら、今も撮影をしています。
■そんな台本を読まれて、演技プランはどのように考えられたんですか。
鈴木 原作では、最初からわりと駿がかわいらしく描かれてるんですよね。
まだ原作では見られない台本の後半部分を読んでみるともう少し溺愛部分というか、駿が取り戻したかわいらしい部分が見えた方がいいな、と思って。最初のほうは、キリッと、見た目は無口な感じの社長として出た方が差ははっきりするのかな、と。で、舞香と出会って、かわいらしい部分が少しずつ見え始めていく。だから、多分最初は原作よりも少し冷たい感じの駿にはなっていると思います。
■学生役から社長役まで幅広く演じていらっしゃるな、と思うんですが、普段、演じる上でいつも大切にされているのはどういうことですか。
鈴木 ただ役と向き合うだけではなく、自分のアイディアや、自分が思うものをちゃんとぶつけてみるのはこの仕事をしていく上で、楽しみでもあるし、やっていかないといけないな、とは思いますね。
とにかく、「この人がやってる」だけじゃなくて、「この役もこの人やってんだ」って思われるぐらい、今後も幅広くやっていきたいなと思って仕事に取り組んでいます。
嫌なことをされたら「仕返しはしない」。でも……?
■鈴木さんご自身は駿と似ているな、と感じたところはありますか。
鈴木 あるかなあ。駿って中身がわかりにくいですよね。
僕はあんまり人に恨みを持って、それをまっすぐぶつけるタイプでもないですし。どちらかというと、ケンカもしたことないし、なんでも静かに自分の中で解決してしまうというか。この人、苦手だな、と感じることは学校でも職場でもあると思います。もちろん必要なことは話すし、わかりやすく嫌うということはなかったんですけど、それ以上は関わらないようにしていましたね。自分のリズムでやっていました。そこは駿と違うかな。
でも、ドラマの、僕が作っている駿は少し近しいかもしれません。周りからはクールに見られがちな部分もありつつ、実際に喋ってみると、割とおしゃべりだし、アクティブだし、子どもっぽいところもあるし。そこは自分の中にもともとある部分から少し引っ張り出して演じてみようかな、というのは考えましたね。
■鈴木さんご自身は何か嫌なことされたりしたら、どうされるんですか。
鈴木 仕返しはしないですね。でもその人に得がないようにするかもしれません(笑)。
言い合いにもなるのも疲れるから黙ります。そう思ってるんだ、へーっと思いながら、相手のことをまっすぐ見ているタイプです。多分、相手はもっとぶつかってこいよ、って思ってることもあるんでしょうね。
現場のムードメーカーは?
■後半はドキドキするようなシーンもたくさんあって。撮影に入られる前に準備されたことはありますか。
鈴木 もちろん台本を読んで、原作も読んで。
原作はとても優しい始まりだったんですよね。駿の雰囲気も。ドラマ版では、後半も描かれているし、過去のことも深く分かっているからこそ、「もうちょっとこうしてみようかな」だとかは考えていました。
■現場の雰囲気はいかがですか。
鈴木 楽しくやらせてもらっていますね。近藤(頌利)さんがすごくおもしろい方なので、何かしらずっと喋っています。紺野さんも含めて3人のお芝居も多いんですけど、3人のときも、近藤さんが一番喋っているかもしれません。それに僕らがついていっているようなイメージですね。多分、一番の盛り上げ隊長です。楽しく現場にいさせてもらっていますね。
■紺野さんとは演じる上で何かお話をされたりはしたんですか。
鈴木 演技の話は直接にはないですけど、もともとSeventeen時代に出会ってはいたので、「久しぶり」という感覚で作品には入れたのは楽でしたね。
■昔から知っているという意味では、少し作品と通ずる部分かもしれませんね。
鈴木 確かに(笑)。でも、そんなに話していた記憶もないんです。Seventeenで何回か一緒になっただけなんですけど、だからこそ、一対一で向き合う役ではあるので、入りやすかったなっていう印象があります。
鈴木仁がいま溺愛しているものは?
■タイトルの「溺愛カレシ」にちなんで、今、鈴木さんが溺愛されてるものはありますか。
鈴木 うーん、格闘技、カメラ。あと変わらずずっと好きなのは服ですね。
■最近、気になっているものはありますか。「これは深掘りしてみたいな」と思えるような。
鈴木 今はボルダリングですね。もともと『のぼる小寺さん』という映画でボルダリングのクライマー役をやっていたんです。5、6年前のことですけど、久しぶりにクライマーのトレーナーさんと連絡して「明日行きたいです!行っていいですか」って行って久しぶりに登ったら楽しくて。また通おうかな、と思っています。
それで興味が湧いたらインスタを見るじゃないですか、検索欄って自分が検索したものがよく出てくるんですよね。気づいたら岩の写真だらけになってきちゃって。
今は格闘技、カメラ、岩しか出てこない(笑)。
■なかなかいかつい検索欄に。
鈴木 男っぽい趣味かもしれないですね。20代後半になってもアクティブな方だと思います。活発的に動きたい人なんで、そういうので埋め尽くされていきます。
あと登山も溺愛してます! 春先になったら行きたいですね。
作品が自分の興味を広げてくれる
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■最近、心を揺り動かされたモノ、コトを教えてください。
鈴木 ボルダリングは、高校の友だちと行ったんですよ。行きたいんだけど、って声をかけたら興味あるって言ってくれて、3人で行ってきました。久しぶりだっ
たし、力はなくなってるし、慣れない部分もあったんですけど、先生と話し合いながら、やっていると懐かしい記憶が蘇ってきて。それもあってさらに通いたくなったんだと思います。友だち2人よりも簡単に課題を登れたのは、少しエモく、懐かしく、もっとボルダリングのことを思い出したいなって思える体験でしたね。
■わりとそういう撮影きっかけで、趣味や好きなものが増えたりすることがあるんですか。
鈴木 カメラに興味を持ったのはモデルを始めてからですね。逆に撮る側の心理が気になって。機械も好きでした。理系だったので機械、計算だったり、というところでもカメラ、というところも多分あったんでしょうね。
格闘技は、自分ができないと思っているスポーツを見ることが、小さい頃から好きだったんです。でも、たまたま『ブレイブ 群青戦記』という作品でボクサー役をやったんですよ。それきっかけかはわからないんですけど……いや、きっかけでもあるのかな(笑)。興味を持つことは作品が多いかもしれません。いろんな人の人生を演じるからこそ、好奇心旺盛な自分はドンピシャにハマることが多いんでしょうね。
理想のデート「食事はおうちで一緒に作りたい」
■今回、作中ではデートに行くシーンも多いと思うんですが、鈴木さんの理想のデートコースを最後に教えてください。
鈴木 デートコース……!?(困惑の表情)
本当に決められないんですよね。行き当たりばったりで計画を立てることが苦手で(笑)。
強いて言えば一緒にアクティブなことをやってくれる人だとありがたいな。
食事に関しては、付き合ってるのであれば、舞香と同じで家が一番です。家で食事を一緒に作って、一緒に食べたいですね。
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■そのほうがリラックスできる?
鈴木 なにか作業しているのが好きなんですよ。一緒にやって、少し失敗しても笑い合える関係がいいな、って。
あと格好をつけるのが得意じゃないんです。どこかお店を予約して、だとか。私生活の中で「ここに行きたいね」みたいなのがあったら行く、ということはもちろんありますけど。
自分たちが好きなものを食べ合わせとか関係なく作れるから楽しんでできるなって思います
■お互いに素も見える感じですね。
鈴木 はい。これで相手がすごく料理が下手でもおもしろいですよね。それもそれで楽しめるな、と思います。
理想のデート、難しいなあ(笑)。
■ありがとうございました!
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鈴木仁
1999年7月22日生まれ。東京都出身。
近年の主な出演作には、映画『からかい上手の高木さん』(24)、『八犬伝』(24)、ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」(18/TBS)、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(19/NTV)、「消えた初恋」(21/EX)、「モトカレ←リトライ」(22/MBS)、「さらば、佳き日」(23/TX)、「95」(24/TX)、「素晴らしき哉、先生!」(24/ABC)などがある。
また、今年の5月には映画『かくかくしかじか』の公開も控えている。
[X] @jin_suzuki722
[Instagram] @jin_suzuki_722
―INFORMATION―
【ドラマ特区「復讐カレシ〜溺愛社長の顔にはウラがある〜」】
出演:紺野彩夏、鈴木仁、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、太田駿静(OCTPATH)、和内璃乃、坂井仁香(超ときめき♡宣伝部)、近藤頌利、冨手麻妙、遊井亮子
脚本:今西祐子、藤平久子
監督:菊川誠、北坊信一
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作:「復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~」製作委員会・MBS
主題歌:川崎鷹也「曖昧Blue」(ワーナーミュージック・ジャパン)
<放送情報>
・MBS/毎週木曜24:59~
・テレビ神奈川/毎週木曜23:30~
・チバテレ/毎週金曜23:00~
・テレビ埼玉/毎週水曜24:00~
・とちぎテレビ/毎週木曜22:30~
・群馬テレビ/毎週木曜23:30~
<配信>
FOD見放題にて独占配信決定!
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
[X] @dramatokku2_mbs
[Instagram] @dramatokku2_mbs
[TikTok] @drama_mbs
[HP] https://www.mbs.jp/fukushu-kareshi/
©「復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~」製作委員会・MBS
Photo:藤記美帆、Text:ふくだりょうこ