エキストラ200人以上!?映画『女神降臨』の撮影現場に潜入!! Kōki,×渡邊圭祐×綱啓永と映画プロデューサーのインタビューもお届け♪<現場レポート>




韓国の大人気ウェブ漫画「女神降臨」がついに映画化! 主演・Kōki,さんの脇を固めるのは渡邊圭祐くんと綱啓永くん!! 2018年からLINEマンガで連載され、圧倒的な人気を得た作品の映画化とだけあって公開前から話題沸騰中で、前編となる『女神降臨 Before』は3月20日(木)、後編となる『女神降臨 After』は5月1日(木)。公開を待ち望んでいる女神降臨ファンのために、一足先にEmo!miuが撮影現場におじゃましてきました! 現場の様子はもちろん、メインキャスト3人のインタビュー、さらには映画プロデューサーのインタビューもお届けします!

■『女神降臨』現場潜入レポ

編集部がお邪魔したのは2024年6月某日、文化祭シーンを撮影している現場。エキストラは200人以上と大掛かりな撮影で、この日撮影するシーンは劇中ではかなりポイントになるクライマックスシーンということ。なんとういうタイミングでおじゃまさせていただいているのだ!! ありがとうございますー!

そこへギターを抱えた、五十嵐悠役の綱くんが登場! 気がついたときには、すぐそばにいてびっくり。今回の綱くんの役どころは恋愛にも友情にもまっすぐで、歌手を目指している男の子。そう、大勢のエキストラの前で歌を披露するのです!! 最初は緊張しているのかな?なんて思っていたけれど、カメラが回りだしたら表情が一変! 堂々たるギター演奏と歌を披露する綱くん。歌い終わったときに、思わず拍手しそうになりました(笑)。あぶない、あぶない。角度違いで何度かシーンを撮り、すんなりとOKが出ていました。さすが綱くん!!



そして次は屋上シーンへ。そこへ谷川麗奈役のKōki,さんが登場。原作ファンの中には「あのかわいくてキレイなKōki,ちゃんが女神降臨の主演!? 外見にコンプレックスを抱く役を?」と思った人もいるでしょう。大丈夫です、安心してください(?)。私の前に登場したKōki,さんは全力すっぴんの冴えない女の子・谷川麗奈でした。あのKōkiさんだよね!?と、再確認したくなるほどです。女優さんってすげーーー!と驚くばかり。原作ファンも納得の姿です、本当に!! すっぴんでもかわいいKōki,さんに見惚れていると、神田俊役の渡邊くんと綱くんが登場。3人揃ったところで、綱くんから「一回練習しておこ!」と提案が。3人で立ち位置と流れを確認してから、いざ本番へ。2回撮ったところで監督からすんなりとOKが出ていました。さすが~! 

次は後ろ姿が映っていた綱くんの表情を撮る番。1回撮ると「あぁ~、まぶしい」とつぶやいた綱くん。この日はお天気に恵まれ、屋上での撮影は側で目を開けるのも大変なくらいでした。そして2テイク目を撮った綱くんは「あ!! これ登場シーンですよね。やべ、油断してた!!」とひとこと(笑)。そんな姿にKōki,さんも渡邊くんも大笑い。実は立ち位置的に相当眩しかったようで、表情をキメきれていなかったようです(笑)。全女子がキュンキュンするであろう五十嵐の登場シーン、それはアカンです!!! ということで3度目の正直!? 3テイク目はかっこよさに全振りの五十嵐悠がそこにいました。そう、それでなくっちゃ! 3テイク目は監督も綱くんも大満足の様子。監督の「OK~!」という声が響き渡っていました。この日の撮影はおしまいなのか、「おつかれさまでした~!」と超絶爽やかな笑顔を振りまいて帰っていった渡邊くんと綱くんでした。

メインキャスト3人に突撃インタビュー!



■撮影現場はいかがですか?

渡邊圭祐(以下、渡邊) すごく作品に合っている現場の空気感だなと思っていますね。すごく楽しい雰囲気で高校生活を送らせてもらっています(笑)。楽しいです!

Kōki, この2日間、文化祭シーンを撮っていたんですが、エキストラの方もたくさん参加してくださって、私が想像している以上に迫力のあるシーンが撮れたんじゃないかなと思っています。スタッフのみなさんもすごく温かくて、撮影現場で笑っていない日はないんじゃないかなと思うくらい、毎日笑顔で溢れている現場です。

綱啓永(以下、綱) 今日撮ったシーンは1番の見せ場といってもいいシーンで、ギターを弾くのですっごい練習しましたね。大人数の前に立つことが苦手なので、緊張をしないためにもまずは自信を持たないと!と。存分に練習をして、自信を持ってステージに立つことができたので、自分に花マルをあげたいです(笑)。

■ギターの練習は大変でしたか?

 いっぱい練習をしたので、ギターを弾いている人の指になりました。弦を抑えるから、指の皮が硬くなっていくんですよ、努力の結晶です(笑)。今回、アコースティックギターを弾いているんですけど、座って弾くのと立って弾くのって天と地の差なんですよ! 僕、いままで座ってしか弾いてこなかったので、今回は立ちで演奏すると聞いて、マジか!となっていました(笑)。

Kōki, 私、初めて演奏している姿を見たんですけど、声が本当にかっこよかったです。麗奈として、歌詞やメロディが心に素直に入ってくると思ったくらい! すごく素敵な瞬間だったなと、その瞬間に立ち会えて、歌声を聴けてとてもうれしかったです。

 めちゃくちゃ嬉しいです(照)。




■今回、共演されての印象は?

渡邊 綱くんはもともと知っていて、変わらず人懐っこく、人に対して分け隔てなく接する方だなと。こんなに人と仲良くなるスピードが速い人ってほかにいないんじゃないかって思うくらい、人に対して壁がなくてすごくフランクですね。Kōki,さんは、あまり話さなそうとか、ちょっとクールな印象を持っていたのですが、会ってみたら真逆でした! よく笑うんですよ、人の話しを聞いてないんじゃないかってくらい笑ってくれて。そのおかげで、現場の空気が華やかになっています。

Kōki, 渡邊さんの第一印象はクールだったんです。本読みのときなんですが、空き時間もお話とかあまりされない印象だったんです。でも現場では真逆でした。撮影期間中、毎日笑顔にさせてもらっていますし、一緒にいるとずっと笑顔の自分がいるなと思っています。たくさん支えてくださっているので、感謝の気持ちでいっぱいです。綱くんは本読みのときから悠だったんですよ!(ちらっと、無言の綱くんを見る)

 いやいやいや! 嫌な気持ちはしてないよ(笑)。

Kōki, その感じがすごくかっこいいなと思ったのが第一印象ですね。おふたりともフランクに話してくださっていたので、緊張することなくお話をさせていただいています。

 圭祐さんは特撮の頃から知っていて、実は飲みに行ったりもしたことがあるんですよ。Kōki,ちゃんも言っていたけど、多分初対面の方からはクールなイメージを持たれがちなんですけど、めちゃくちゃおもしろいんですよ! 圭祐さんはワードセンスで笑いを取るタイプで、僕はそういうタイプの人がすごく好きなんです。劇中では“氷の王子様”と言われていますけど、素は全然そんなことなく、“笑いの王子様”です(笑)。

2人 (笑)。

 Kōki,ちゃんは僕も最初はクールなイメージを持っていて、大丈夫かな? どうしようかな…と思っていたんですよ。僕、人見知りなんで、どう話しかけようかなと思っていたんですけど、よく笑うし、Kōki,ちゃんの距離の詰め方がすごく上手で。気がついたら、“綱くん”って呼ばれていたし。最初って、“さん付け”が多いじゃないんですか。そんななかで“綱くん”と呼ばれるのがすごく好きだし、僕自身も助かるのでありがたかったです。あと、すごくお芝居に真摯に向き合っている姿が印象的ですね。近くで見ていてすごく影響を受けますし、彼女のためになにかできることはないかと思いながら日々過ごしています。

Kōki, ありがとうございます!

映画『女神降臨』のプロデューサー・古林氏に直撃!




■原作ファンが多く、さらに韓国版ドラマも人気ですね。まずはキャスティングの経緯をお伺いできますか?

古林 ビジュアルをすごく大切にした作品、原作だなと。お話のテーマはもちろんメイクやファッションにもフォーカスが当たっていますし、ビジュアルも性格も違う、異なる魅力を持った男の子が2人登場しますし、それぞれのキャラクターを大切にしたいなと思ってキャスティングさせていただきました。とくにKōki,さんはスタイルが圧倒的に良くて、ヘアスタイルなども含めてまさに原作の女神そのままだと。役を演じる上での説得力が彼女にはあると思いました。ただすっぴん姿の影のある部分をKōki,さんがやっていけるのか、みなさんも映画を観るまではきっと不安に思われていると思うんですが、Kōki,さんの努力でそのギャップがすごく面白く仕上がっています。ボサボサの眉毛とか、女性なら見せたくない自分だと思うんですが、彼女はしっかりそこまで見せきってくれて。それがすごく生々しくて。例えばゴロンと横になってポテトチップスを食べる、その食べた指をちょっと舐める。こんなこときっと普段のKōki,さんならしないと思うんですけど、動作ひとつひとつ細かいところまで麗奈というキャラクターを作ってくださっています! あと今回、ヘアメイクチームの方々が本当に頑張ってくださっていて、例えば肌が荒れたちょっとした赤みとか、髪の毛が散らかっている状態とか、そういう細部にもこだわって作ってくださっているので、お話の説得力になっていると思います。

■神田俊役の渡邊圭祐くんは?

古林 男性2人は対照的な異なる魅力を描きたいと思っていました。静かで氷の王子のような男性と情熱的ですごく前向きで行動力のある男性。まず神田俊という役を誰に託そうかとなったときに、思い浮かんだのが渡邊さんでした。原作の単行本版の表紙ビジュアルが渡邊さんに見えるくらい似ていたんです! 今作は前編後編と描くことを決めていて、9年間の成長ストーリーを描くなかで説得力が欲しくて。そこで渡邊さんの俳優としての実績、原作に似たビジュアル、お顔立ち、すべてリンクして本当に演じてほしい!と思ったんです。原作の設定からは年齢的には差があるんですが、渡邊さんが演じている姿をモニターを通して拝見して、オファーしてよかった‼️と思っています。とにかくかっこいいんで、見て欲しいです! 身長170cmのKōki,さんと182cmの渡邊さんが並んだ姿には、女子の憧れが詰まっています!(笑)

■五十嵐悠役の綱啓永くんは?

古林 実は以前、綱さんとはお仕事をご一緒させていただいているんです。そのときにお見かけした綱さんのオフの姿が、まさに悠じゃん!と思っていました(笑)。悠というキャラクターは、シルバーアクセサリーをジャラジャラとつけたすごく活発な子なんです。綱さんご本人もシルバーアクセサリーが大好きで、よくつけていらっしゃるので。綱さんご自身も、コミュニケーション能力が高く、まわりを巻き込んで笑顔にしていくタイプの方で、そういうところも似ているなと思っていました。綱さんのいいところって、どんな役も綱啓永色に染めていくところだと思うんです。五十嵐悠はすごく情熱的でワイルドに、脚本上は描かれているんです。そんな悠を綱さんが演じることで、優しさが加わっているんです。これがいいんですよ、本当に。劇場でぜひ観ていただきたい!! 原作ではアイドルになるという設定なのですが、今回の映画では、日本でも馴染みのあるバンド活動、ボーカリストという設定になりました。この役はもちろんお芝居ができないと成立しないんですが、さらに歌うこともすごく大切にしています。綱さんは過去にも歌う役を演じられていたご経験もあって心強かったですし、何より素敵な歌声を持った俳優さん、本当にぴったりだなと思っています。




■現場をともにしていて、印象に残っているエピソードはありますか?

古林 綱さんには、この映画の中で歌を歌ってほしいと歌唱シーンありきでオファーをさせていただいていました。事前にデモ曲をお渡ししたんですが、相当聴き込んでくださったみたいで。400回は聴いているんじゃないかな? すっごく真面目な方ですよね。今日の文化祭シーンのために、影ですごい時間をかけてギターと歌の練習をしてくださって。しかも綱さんは「楽しんでやっています」というスタンスをずっと取ってくださっていて。忙しい合間を縫っての練習だったと思うんです。レコーディングの日があったんですけど、その日まで歌っているところを1回も見せてくれなかったんですよ、綱さん。はじめてレコーディング現場で綱さんが歌う姿を拝見して、歌声を聴いて、もう素晴らしいのひとことでした。私たち以上に五十嵐悠を知ってくださっているんだなと感じましたね。実は渡邊さんも高校時代の回想シーンでベースを弾いてくださっています。昔、少し弾いていた時期はあったそうなんですけど、最近はまったく触っていなかったようで。今回のシーンは回想シーンで、手元がちょこっと映るだけ、くらいの想定でいました。正直なところ、短いシーンなので手を抜こうと思えば抜けるシーンなんです。でも渡邊さんも相当真面目に取り組んでくださって、完璧にベースを弾かれていらっしゃいました。もう俳優さんって本当にすごいなと感心させられましたね。

■メインキャストの方々の気合を感じられますね。現場の裏側ではいかがでしたか?

古林 渡邊さんって、多分ですけど“カッコつけること”が苦手なんじゃないかなと思っています(笑)。お顔立ちは気品あふれるプリンスみたいな方なのですが、お人柄はすごくユーモアがあってお話がうまいんですよ! 話しにオチをつける器用さもある方でしたね。綱さんは本当にニコニコ、みなさんとコミュニケーションを取るタイプで。渡邊さんはじわじわと面白いことを挟んでくるタイプでした。最初の頃、Kōki,さんに「昨日の夜ご飯は何を食べたの?」とコミュニケーションを取っていたんです。ですが、毎日聞いていくなかで、いつの間にか“Kōki,さんが食べた昨日の夕食”を当てるゲームに変わっていたんです(笑)。みなさん、飾らない方々だったので支度部屋は和気あいあいとされていました。

■Emo!miuはイケメン限定のサイトです。渡邊くんと綱くんのこのシーンを見逃さないで!というポイントを教えてください。

古林 渡邊さんは前編冒頭の登校シーンですね。超正統派で、みんながこの学校で一番かっこいい人という説得力のあるシーンが撮れたと思うので、ぜひ注目してほしいです。綱さんはなんといっても文化祭シーンです。歌を歌い始めた瞬間、間違いなく輝いていますので! あとニッチな話しになりますけど(笑)。悠のアーティスト写真を劇中で使いたくて撮影をしているんです。その写真がめちゃくちゃかっこいいんですよ! 間違いなく女性スタッフがきゃーきゃーしていた日でした(笑)。この写真は後編に出てくるので、ぜひお見逃し無く!

■貴重なお話をありがとうございました!


<ストーリー>
地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、不登校になってしまった麗奈。しかしメイクとの運命の出会いが、彼女の人生を大きく変える――ゼロからテクニックを学んで努力を重ねた結果……誰もが振り向く<女神>へと大変身を遂げたのだ!転校先で完璧な人生を再スタート!……と思いきや、とある偶然から、学年1位の頭脳をもつクールで謎多き同級生・神田俊に「トップシークレット」を見抜かれ、秘密の口止めと引き替えにまさかの主従関係に!? さらに俊との距離が近づいたことで麗奈は、彼と「ある過去」を共有するもう一人の同級生・五十嵐悠からも、次第に目をつけられていく…。
こんなはずじゃなかったのに……!私の人生、どうなっちゃうのー!???


■詳細
映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』
公開日:[高校デビュー編]2025年3月20日(木・祝)、[プロポーズ編]5月1日(木) 二部作連続公開
出演:Kōki, 渡邊圭祐 綱啓永
菅井友香 美山加恋 深尾あむ 瀬名くれあ
丸山 礼 大倉空人 石野真子 宮崎吐夢 大和田伸也 
鈴木えみ 津田健次郎 佐藤二朗
監督:星野和成
脚本:鈴木すみれ
原作:「女神降臨」yaongyi(「LINEマンガ」連載)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©映画「女神降臨」製作委員会


Text:Kyoko Fuse

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