DMMグループのデジタルコミック出版社のCLLENNが発行する【復讐カレシ〜溺愛社長の顔にはウラがある〜】が、紺野彩夏×鈴木仁のW主演で2025年2月27日(木)よりMBSドラマ特区枠で放送がスタートし、放送後はTVer・MBS動画イズムにて見逃配信する。

OAを前に、2⽉25⽇(⽕)に東京・渋谷で紺野彩夏×鈴⽊仁を招き、完成発表会⾒が開催された。

冒頭、本作のオファーを受けた時の感想を聞かれ紺野は「元々原作を読ませていただいたことがあったので、これがその映像になるっていうので、どういうお話になるのか、まだ終わってない部分があるので、それがドラマにどう落とし込めれるのか楽しみだなと思いましたし、率直にすごく嬉しくて、光栄だなと思いました。」と鈴木は「やっぱり素直に嬉しい。お話をいただけたと同時に、復讐カレシという名前だったので、他のドラマでも復讐系のドラマをよく目にしていたので、もっとドロドロした影のあるような話なのかなって思って。でも、実際台本をもらって、原作を読ましていただいて、もちろん復讐部分だったり、そのサブタイトルにある、裏の顔っていう部分が見えてくるんですが、すごいどの世代の方でも、怖いのがちょっと苦手な方でも、抵抗なく見れる作品がなかったのをすごく感じていて、自分が演じる趣旨をどう、出していければいいかなっていうのを考えながら読ましていただきました。」と明かした。



役について話がおよび演じてみて紺野は「最初は協力っていう形で駿(鈴木)に話を持ちかけられて協力しているんですけど、どんどん協力関係が変わっていなきゃいけないっていうのがありつつ、でも心のどこかで気になっている彩夏がいるっていう。でも好きになっちゃいけないって葛藤をすごく途中までは持ちながら演じてました。あとは、協力っていう関係である手前じゃなくても、人のために何か動ける女性っていうのが、いろんな場所に散りばめられているので、そこも何かしようと思ってするんじゃなくって、体が勝手に動いてるというか、そういう、人のために何も考えずに動けるのが、すごく素敵な女性だなと思って演じていました。」また演じる上で大変だった部分については「最初、裏切りが発覚した時のテンション感というか、相手の女性とすごく近くに座ってる人っていう設定なので、それを、心にちょっと嫌なものを持ちつつ、でも仕事はしなきゃいけないから顔には出さないようにっていうのを。でも顔に出さなさすぎると、何を思っているかな？っていうのが見えちゃう気がして。それは見えないように、ほんとにちょっとした表情の変化なんですけど、それは結構難しいなって演じていて思いました。また、はじめの方の演技が表情で伝えることが多かったので、今までなかなか辛いとか苦しいという気持ちを顔だけで表現することが、あまりなかったので苦労しました。普段も顔に出すだけっていうのがないので、そこは結構苦戦でしたね。」と表情のみで感情を表すお芝居に苦労したそうだ。



また、鈴木にも同じ質問が飛び「若手の新任社長っていうことで、今まで大勢の社員を従える社長っていう役柄をやったことがないので、ちょっと背筋もピンとするというか。実年齢の方が役よりも高いっていうのもありますし、だからこそ、ちょっと違う大人のかっこよさみたいなのは、できるだけ表現できたらいいなと思いつつ、最初の1番の挨拶のシーンだったりとか、その会社での佇まいみたいのは気にしながら、でも意識しすぎて、それがぎこちなくなるのも変な感じになるので嫌でした。溺愛社長には裏の顔があるという通り、溺愛部分だったり、それが裏の顔なのか、どれが裏の顔なのかっていうのを、探りながら、あえて見てもらう、視聴者の方にどう感じてもらえればいいのかなっていうのを考えつつ、とにかく楽しんでもらえればいいなと思ってます。だからこそ、舞香と出会うことで変わっていったりとか、回を追う毎にすごく駿の成長を、元の自分というのを取り戻していくのか、いろんな変化がありますが、とにかく表情がどんどん成長して、人間としても、駿という約側は感情の変化がすごく激しい役なので、言葉にはあまり出さないけれども、2人のシーンとかはできるだけ大切にしながら、監督と作っていけたんじゃないかなと思っています。」と回を追う毎に役が成長していくのがわかる作品だと明かした。

さらに撮影現場での話となり、現場で印象に残っていることは？と聞かれ鈴木は「さっきかっこいい社長像をやりたいっていう話しをしましたが、1話の映像に映ってはいないんですけど、挨拶して社長室に戻っていくというシーンで自動ドアがあるんですが、なぜか俺がそこに近づくと俺だけ反応しないっていう。10回やって10回、俺だけ反応しなくて。でも、彩夏ちゃんが通ったりとか、秘書の秋山さん(近藤頌利)が通ったりとか。ほかの部長さんとると、すぐ開くんですよ。だから俺、かっこよく去りたいのに1回もそれだけできなくて。結局部長頼りで、部長が開けてくれて、自分がスタスタ歩いていくっていう。何事もなかったかのように。本来は俺が1人でかっこよく歩いていく、が正解なんですけど、それがどうしてもできなくて。自動ドアの前で4秒くらい立ち止まってから、開いて出ていく。だから全然格好がつかなくて・・・。だからいろんな角度からドアに近付いてみてっていうのが思い出です。」と逆に部長に自動ドアを開けてもらったことで、社長感が出たシーンになっているそうだ。



それに対し紺野は「自動ドアつながりで、会社を出るシーンなんですが、ゲートがあって。カードをタッチして出入りするゲートなんですが、成光(太田駿静)も開かなくて。成光もあれ？ってなって、ピッてやってるのにしかも何回も練習もしたのに開かずで・・・。もしかしたら自動系開かないメンズが結構揃ってるのかな？って現場で秋山さん(近藤頌利)と話してました。」とOCTPATHの太田駿静も自動ゲートの開閉で苦労したと撮影時の様子を話してくれた。ちなみに鈴木は自動ゲートの方は無事開いたそうだ。



さらに会見は中盤となり、ここで共演者とのエピソードについて聞かれ鈴木は「俺のお母さん役の遊井(亮子)さんに『仁くんは今っぽくないね』って言われました。なんか時代が1個昔だねみたいな感じで。TikTokとかやったことがなくて。あと、ゲームとかもすごい疎くて『いや、私の方が絶対最先端を知ってるよ』って、マウント取られました。それこそSNSとか結構ほっとく方なので、自分の趣味のことに特化した画像とかはめっちゃ出てくるんですが、今っぽい動画とか全く知らなくて。あとゲームも戦い系ならこれだよね！っていうと多分それが5年くらい前に流行ったゲームなんでしょうね。いや、違うよって言われて・・・。なのでお母さんから学びました！今の若者というものを！」と遊井との今どき若者をレクチャーされたのだと語った。

またタイトルの副題にある＜裏の顔＞にちなみあまり人に見せない顔は？と問われ紺野はずっと休みがあると、横になっている生活を送るそうで、一方鈴木はとにかく外に出て、登山やフットサルといったアウトドア派であると明かした。続いては＜溺愛＞について聞かれ鈴木は、趣味で始めた格闘技を見たり自分でも毎週のようにジムへ通っているとのこと。紺野は「今は、たまごっちを溺愛してます。小さい時からずっとたまごっちが大好きで、当時も何個か持っていたんですが、大人になってちょうど私が小さかった時に大好きだったお洋服のブランドとコラボしたたまごっちが発売されて。これは買わなきゃって、結構探し回ってやっとゲットしました。溺愛して今日で2日目です！」と本当に始めたばかりの今なうな＜溺愛＞アイテムを明かしてくれた。



最後に鈴木は「復讐する部分であったり、裏の顔であったり、舞香の目線でも、駿の目線でも、いろんな目線で楽しめる作品だと思っています。回を追う毎に出てくるキャラクターであったり、登場人物がどんどん2人に影響を与えていくので、そこも楽しめる作品です。実際にこうやって行動を起こすことは私生活であまりないと思うんですが、そういった部分もドラマ内で表現されているので、何かしら共演してもらえるんじゃないかと思います。素直に気持ちを伝えることができる、そんな作品なので1話から最後まで全話楽しんで見てもらえたら嬉しいです。」と紺野は「なんか、(鈴木が)全部言ってくれたんですけど、最初の方は周囲に翻弄されている感じだったり、私の思惑なんかもなかなか見えてこない部分があるのですが、よく見ていると結構伏線があって、その伏線もこれがどれにつながっているんだろう？ってどんどん話が進んでいくにつれ見えてきます。その部分を楽しんでみていただけたら嬉しいです。」と挨拶しイベントは終了した。