<イベントレポ>なにわ男子・大⻄流星&藤原丈一郎がお互いのギャップエピソードを暴露!「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」ありがとう心から舞台挨拶の段



2024年12月20日(金)より全国公開された【劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師】が全国で大ヒット公開中。公開から約2か月が経過し、興行収入が25億円を突破したことを記念し、2025年2月24日(月・祝)に【「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」ありがとう心から舞台挨拶の段】が開催され、声優を務めたなにわ男子・大西流星&藤原丈一郎、監督の藤森雅也が登壇した。

映画の反響を聞かれると、大西は「忍たまってどの世代からも愛されてるってのがすごく伝わって、スタッフさんであったりとか、現場の共演者の方であったりっていうのも『すごいね!忍たまの声優やってるんだね!!』って。」と良い反響があったことを報告。また、どの役を演じていたのかわからなかったという声もあったそうで「ちょっとでも馴染めてたのかなっていう褒め言葉にも聞こえて、すごくそれは嬉しかったですね。」と笑顔を見せた。

ムビチケを10枚ほど買って友達に配ったという藤原も「『めっちゃ面白かった!ただ、どこかわからんかった!!!』って言ってて、流星が言った通り、馴染めてたのかなと思って、それも僕たち的にはすごい嬉しいことなので」と、大西と同様、笑みをこぼし「この映画は12月から上映して今約3ヶ月ですけど、こうして愛され続けてたくさんの人が劇場で見てくださるっていうのをこうやって肌で感じてるので、すごい嬉しい気持ちでいっぱいです。」と語った。

今後の声優活動について、大西は「今回初めて声優というお仕事を経験させていただいて、絵に合わせるっていう難しさもそうですし、でも完成した時のキャラクターの界観に入り込んでるっていう達成感もあったので、やっぱりもっともっとレベルも上げていかないといけないですけど、挑戦したいと思います。」と前向きな気持ちを明かす。「普段は可愛い声してるんですけど、すごく低い声も出せるんですよ。ぜひとも、魔界とかに住んでる、たまに可愛い声も出しちゃうみたいなキャラクターをお願いします!」と、キュートな見た目に反した役どころが語られた。



藤原も「もちろんいただけるのであれば挑戦したいなと思います。今回は映画だったんですけども、アニメの方にも出てみたいなっていう願望はあります。」と野望を明かすと、会場からは大きな拍手が。「毎週とは言わないので1ヶ月に1回くらい・・・」と監督に直談判。監督は「自分の一存ではなんとも言い難いんですけれども」と言いつつも「実際に卒業生2人の今後の話とか、別の話も・・・」と続編を作りたいと意気込んでいた。

また、原作者の尼子騒兵衛からコメントが到着。キャラクター制作の経緯や2人の演技の感想などが綴られていた。

原作者・尼子騒兵衛 コメント

『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の制作がいよいよ始まった時、劇中で利吉とともに戦う忍術学園の卒業生を登場させたいというお話をいただき、それいいですねと設定ラフを書くことになって、どんな風貌なんだろうと考えてみました。現6年生より1つ年上。もちろん現6年生より強く、またかっこよくあらねばならない。1人は、そうだな、現キャラにあまりない困り眉だ!困り眉って優男だよなでも強い武闘派、名前は桜木清右衛門。じゃあコンビを組む卒業生は、優男に対して、錦絵に出てくるような歌舞伎役者のような目力ばっちばちの無骨な男、それなのに頭脳派・若王寺勘兵衛。その2人の武器は?所属していた委員会は?星座は?血液型は?と肉付けしていきました。そして、その後です。彼らの声をなにわ男子の大西流星さんと藤原丈一郎さんが担当してくださると伺ったのは驚きました。決め書きではないのにお2人のお声がイメージにぴったりで、また、勘兵衛などは男らしい風貌まで似ているなんて。映画で初登場のキャラクターにイキイキとした命を吹き込んでいただき、ありがとうございます。桜木と若王寺がずっと以前から忍術学園にいたような、そんな気さえしております。



コメントを受け、監督は「原作小説に登場しないキャラじゃないですか。原作ファンは結構心配してたところがあったそうなんですけれども、映画を見た後、手のひらを返しましたからね。続きが見たい、この2人の活躍をもっと見たいっていう風に、それぐらい馴染んでたんだと思います。」と2人の演技を絶賛。



大西も「やっぱり2人のこのキャラクターをすごく愛情を込めて育ててくださって、その声を担当させていただけてるっていうのがすごく嬉しいですし、すごく感慨深いです。」と、藤原も「嬉しいですよ本当。そういったことを言ってくださるっていうだけで僕も自信に繋がりますし、やっぱ見に来てくださった方々が『すごい馴染んでた!』っていう言葉を言ってくれると、自分も色々試行錯誤でやったかいがあったのかなっていうのは感じます。」と喜びを見せた。



演じる際に表情も意識しているという話題では、大西が前髪をかき分け眉毛を見せながら「眉毛がしっかりしてて、こういう眉毛をしてるんですけど。見えますかね?だから表情とかもストレッチして柔らかくしてから収録に臨んだので、そこはちょっと生きてるのかなと思います。」と収録裏を語り、笑いを誘う場面も。

アクションシーンが多かったからこその難しさもあったようで、大西は「腹も殴られたことないですし、どうなるんだろうみたいな。ちょっと軽く殴ってみて、本当に文字で表せないんだなっていうのがわかって、声優さんたちって本当にすごい職業だなってのは実感しましたね。」と声優へ敬意のコメントを表した。

藤原も「ドラマ・映画とかだとセリフの練習できるけど、うわ!っていうのを部屋で1人でやってて通報されたらやばいし、それに関しては、叫ぶシーンは本番で自分の中で1発で行こうと思って行きました。」とぶっつけの本番であったことを告白。それについて監督は「思い切って声を出していただけてって、わかんないと怖いじゃないですか。それが全然なくて、物怖じしないで、どんどんどんどん声を出してくれたかなっていう風に思います。」と高く評価していた。

さらに、演じたキャラクターになぞらえて、2人のギャップを聞かれると、大西は藤原について「グループの最年長で、すごくしっかり者に見えると思うんですけど、睡眠する時に絶対、実家から持ってきたタオルケットをぐるぐる巻きにして嗅ぎながら寝ないと寝れないっていう可愛いギャップをこの前メンバーと話してる時に暴露してくれて、それはちょっとギャップなんじゃないかな。可愛いギャップですね。」とニヤニヤとした表情で暴露。

「すごいいい匂いなのはわかるんですけど、見た目ボロッボロのタオルケットなので、新しく新調はしないのかな?みたいな。」と投げかけると「いや、もう新調はしないですよ。僕はもう大事に使っていくタイプなんで。」とこれからも使用していく固い意志を示した。

一方、藤原は「めちゃ可愛らしいじゃないですか。多分皆さん一緒にごはん行こうとか言ったら後ろでついてくるイメージがあると思うんですけど、流星は店の場所もわからんのに先陣を切るんですよ。男気がありますよね。」と、またしても大西の男気あふれる姿を明かす。「眉毛先行で、眉毛が導いてくれる」と大西が口にすると、藤原から「ボケすぎやって」とツッコミが入り、会場からは笑いが巻き起こっていた。

本作の話題に戻り、アフレコ初挑戦となった2人の師匠・森久保祥太郎(雑渡昆奈門役)についても、大西は「台本にないけど絵ではちょっと口を開けてたりとか、首がうんってなってる時に、自然と人間って声が出るよねみたいなことを教えてくださって、そういう日常で、リアルに台本にはない声っていうのを、こういう風に解釈しながら出せばいいよみたいなのを、真隣で教えてくださったので、そのまま直で学んだことを出せるっていう、素敵な贅沢な現場でした。」と収録を振り返る。

藤原は「本来なら声優の皆さんは色々勉強してから本番に挑むじゃないですか。だけど僕らはいきなり本番だったので、限られた時間でアクションシーンが多かった中で、おっていうのも口を開けながら、そういうちょっとした変化などを色々教えていただいて、短時間でしたけど僕たちも引き出しがすごい増えて、素晴らしいご指導をしていただきました。」と感謝を伝えた。

すると、そんな森久保からサプライズメッセージが到着。

森久保祥太郎 サプライズメッセージ

皆さん、本日はご来場いただきありがとうございます。雑渡昆奈門を担当しております、森久保祥太郎です。昆奈門のひょうひょうたる存在は、演じていて心地よいものがあります。今作ではテレビシリーズとはまた違った表情の昆奈門を演じることができ、今まで以上に彼という存在が好きになりました。劇場でご覧になった方々の感想を受け、好評をいただいていること、嬉しく思っております。まずは来てくださった皆様、ありがとうございます。そして収録ではなにわ男子の大西くん、藤原くんと共演できました。大西くん、藤原くん、お元気ですか!? こんにちは!ありがとうございます。お2人ともアフレコ経験は少ないと聞き、当日はやや緊張の面持ちでしたが、テストが始まるとその思い切りのいい芝居に驚きました。さすが数々のステージを経験されているお2人だけあって、舞台度胸が素晴らしい。わからないことや自分が演じたい方向性が明確なので、してくださった質問も的確だし、その答えを受けて即座に芝居に取り込めるという能力はこれまたさすがでした。特に今回はアクションシーンが多かったので、絵に合わせるのが大変だったと思いますが、ダンスで培われた勘なのか、見事に対応されていましたね。いや、大西くん、藤原くん、あれはあんな簡単に習得できることではないんですよ。お見事です。今後また機会がありましたら、お2人と共演できることを楽しみにしております。2人とも最高だったよ。
雑渡昆奈門役・森久保祥太郎より


驚きと嬉しさの両方が滲む表情の大西は「初めての声優というお仕事を隣で支えてくださって本当にありがとうございます。そして、これからもしかしたら声優をする機会が来るかもしれないですし、その時はまたもっともっとこの森久保さんに教わったことをたくさん発揮できるように頑張りたいと思いますし、また共演できるように僕たちも精進していきます。待っててください!ありがとうございました。」と投げかける。

藤原は「まずはお手紙ありがとうございました。こうして僕たちと同じシーンで色々僕たちも学べて、本当に勉強になりました。たくさん聞きたいことがありますので、ごはん連れてってください!よろしくお願いします。」としっかりアピールして再び感謝を伝えた。



そして、最後に3人からメッセージ。監督は「忍たま乱太郎っていう作品は、ずっとやっぱりテレビシリーズを作ってる人たちが積み重ねてきたものの上に成り立ってるものだと思います。なので、この劇場を見てくださった人たち、テレビをずっと作り続けてるスタッフのことにも、ちょっと思いをはせていただけるとありがたいなと思っております。」とテレビシリーズ陣に触れたコメントを。

藤原は「僕たちは昨年12月からアジアツアーをさせていただいて、そのライブの際に勇気100%を歌わせていただいたんですけど、その時にスクリーンに忍たま乱太郎のアニメをちょっと流した時に、ファンの皆さんも知ってくださってて、日本だけじゃなくて世界中で愛されてるこの忍たまシリーズ、ほんとに僕たちも忍たまシリーズに負けないように、なにわ男子も日本中、世界中に愛されるような存在になっていきたいなと思いましたので、皆さんもこれからも僕たちの応援、そして忍たまシリーズの応援もよろしくお願いします。」と自身のアジアツアーで感じた気持ちを明かした。

大西も「公開が12月20日で、そっから2ヶ月も経ってるのに、こんなにも熱気が冷めないまま、忍たまの映画が盛り上がってるのはすごく嬉しく思いますし、その映画の一員として携われてること、すごく誇りに思っております。やっぱ忍たまは全世代から愛されていて、もっともっと魅力っていうのがたくさんの人に伝わればなと思いますし、僕も忍たま好きだったんですけど、この映画と出会って、こんなにも見たことない忍たまの世界観の面白さっていうのにも気づかせていただきましたし、この映画を通して、これからの活動に関してもいろんな夢が出てきたなと思いますので、これからもどうぞ、なにわ男子と忍たまをよろしくお願いします」と本作への感謝と前向きなコメントで本イベントを締めくくった。

おまけ♡

イベント終盤のフォトセッションではBGMとして「勇気100%」が流れていた。それを聴いていた大西と藤原はムービーへの目線時、2人で仲良く振り付けを踊りファンを楽しませていた。

■詳細
【劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師】
公開日:大ヒット公開中
原作:「落第忍者乱太郎」尼子騒兵衛(朝日新聞出版刊)、テレビアニメシリーズ「忍たま乱太郎」、「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」(原作・イラスト:尼子騒兵衛/小説:阪口和久/朝日新聞出版刊)
出演:高山みなみ、田中真弓、一龍斎貞友、関俊彦、大塚明夫、岡野浩介、間宮康弘、森久保祥太郎、代永翼、成田剣、保志総一朗、渋谷茂、神奈延年、置鮎龍太郎、鈴木千尋、小田敏充、金丸淳一、山崎たくみ、東龍一
スペシャルゲスト:大⻄流星 藤原丈一郎
監督:藤森雅也
脚本:阪口和久
音楽:馬飼野康二
主題歌:「ありがとう心から」なにわ男子
テーマ曲:「勇気100%」なにわ男子
キャラクターデザイン:新山恵美子
副監督:根岸宏樹
アクション作画監督:関根昌之
美術監督:川口正明(アトリエローク 07)
撮影監督:林コージロー(グラフィニカ)
色彩設計:村田恵里子(グラフィニカ)
編集:坂本雅紀(森田編集室)
音響監督:大熊昭
音響効果:庄司雅弘
音響制作:AUDIO PLANNING U
アニメーション制作:亜細亜堂
配給:松竹
製作:劇場版忍たま乱太郎製作委員会

©尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会

Photo/Text:Shohei.I

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