【酒井大成インタビュー】クランクインで震えた?! 「そこ一発目!?って驚きました」<ドラマ『119エマージェンシーコール』>



月曜21時より放送中のドラマ『119エマージェンシーコール』。
119番の通報を受ける指令課を舞台とした緊迫感溢れるドラマです。本作で消防救助隊の上杉昴を演じるのが【酒井大成】くん。
指令課とは溝がある役どころでしたが、第6話ではそんな上杉が司令課に……!? 物語が動く重要な回となっています。

今回は上杉の魅力、現場での様子、また酒井くんのパーソナリティにググッと迫ってみました!



第6話は上杉にとって大切な回

■まず今回演じる上杉、どんな魅力がある人物でしょう?

酒井大成 もちろん人を助けたい!という正義感はありつつ、現場主義な考え方なんですけど、自分の信念を貫き通すっていう部分は上杉の魅力的な部分ですね。自分も気に入ってるところなんですけど、逆に物事を客観的に見れないというのは、短所でもあるのかなとは、演じながらも思ってました。



■上杉さんのそんなところがガラッと変えることになるのが6話になるのかなと思うんですけど、脚本を読まれていかがですか。

酒井 ほぼ現場でしか生きていない人ですし、上杉自身も今後も生涯、現場でやっていきたいという気持ちがあります。現場に慣れ過ぎているゆえか、知識のなさなのか、司令課との溝が描かれていて。
でも、上杉は司令課にも触れて成長していく話ではありますね。考えが少し変わる、大切な回なのかな、と思います。
上杉は怪我をして休養期間に異動して、「ちょっと休めるわ」ぐらいの感覚でいるんですけど。

■……と思いきや、司令課はまたとんでもない現場で。

酒井 そうですね。心に寄り添って。
でも、そこは難しいな、と思いました。寄り添いすぎても対応が遅くなりますし。救助の現場って一分一秒を争うと思うので、そこに時間をかけていると人の命を救えない。でも通報者に寄り添って会話をしていくことで見えてくる部分もあると思うんですよね。考えれば考えるほど、どっちも大事なことなんだなと思いました。

クランクインの日は震えました




■指令課はいろんなキャリアの役者の方がいらっしゃいますが、入っていかれるときは少し緊張したり……。

酒井 司令課には途中参戦なのでより緊張しました。
佐藤浩市さんとのお芝居をやらせていただいた際には、、スタッフさんからも「こんな貴重な機会ないよ!」と言われましたし、僕もかみしめながら、でも緊張して震えながらやっていました。

■佐藤さんと何かお話されたんですか。

酒井 こんな僕に対してもすごく気さくに接してくださって、佐藤さんから話しかけてくださったり。「何歳なの?」「26です」といった何気ない会話もさせていただきました。これからいろんな方々とコミュニケーションとれたらいいなとは思います。
でも、本当にみなさん、すごく優しくて気さくな方ばっかりです。自分もわりと最近リラックスできるようになってきてるのも、みなさんの温かさのおかげなのかなと思いながら撮影しています。

■ちなみにクランクインの日ってどういう気持ちでした?

酒井 震えました(笑)。
全体インの日、最初のシーンが僕と清野さんのシーンだったんですよ。わりと一話の中でも僕にとってはセリフが長いシーンで「そこが一発目なのか…!」って思いました。
いつもテレビで見させてもらってる清野さんと、一発目から、しかもセリフが長いし、現場経験もないから震えましたね。

消防隊員の過酷さも体感




■作品自体にはどういった印象をお持ちですか?

酒井 役作りの段階で、いろいろと映画やドラマを見てみたんですけど、消防を題材としてる作品ってわりと少ないのかなと思いました。でも、今は災害というものがより身近なものに感じる時代だからこそ、いろんな人に知っていただきたい部分が、わかりやすくしっかりと提示された作品なのかなと思いました。

■役に入る前に、今回は特別な準備などはされたんですか?

酒井 未知の世界の職業だったのでネットとかで調べつつ、実際に体を使って体験したいなと思ったんです。消防の方々がどれだけ過酷な訓練だったり、現場にいるのか知るべきだな、って。それで、県外にある消防学校で、お話を聞けるだけじゃなくて、実際に体を使って、投下訓練したり、消火器使ってみたり、そういう訓練を交えた体験会が年に一回やっているのを見つけて行ってきました。

■ご自身で探されたんですか?

酒井 そうなんです。
でもめちゃくちゃいい発見ができました! 防火衣とボンベで20kgするとか、しかもそれを10秒、20秒で装着しないといけないとか。
実際に火災現場を想定した訓練も見たんですけど、火がすごく熱い。実際の火災現場などでは、その場に何時間もいなければならない状況もあるだろうし、どれだけ過酷なのか実際に肌で感じられたいい時間でしたね。

最近、大人になったのかも



■作中では緊張の連続かと思うんですけど、最近の酒井くんにとっての癒しの時間を教えてください!

酒井 最近、大人になったのか、毎朝コーヒーを飲むようにしていて(笑)。なんだか落ち着くんですよね。安いコーヒーなんですけど、ルーティン化されていて。朝も早いんですけど一杯だけ飲んでいきます。

■ちょっとスイッチみたいなところにもなっているんですね。

酒井 むくみ取りにもいいらしいですし。一息ついてから出かけるというのは、最近のルーティンであり、癒しかなと思います。



■何か楽しみにしているような時間はありますか?

酒井 この前、1ヶ月ぶりに映画を観ました!そういう芸術に没頭できるのは癒しですし、楽しみですね。

■ちなみになにを観られたんですか。

酒井 昨日観たのが「ぼくのお日さま」ですね。あと年末に「正体」を観ました。
そんなに趣味が多い方じゃないんですけど、何かを忘れて没頭できる時間が気持ちよくて。それが映画なのかもしれません。

中学生のころのバレンタインの思い出は……



■2月、ということでバレンタインの思い出をお聞きしたいです!

酒井 そんなモテてきた人じゃないんですけど……。
中学のときに今年ももらわないかなと思って帰っていたら、「すみません」って声かけられて。僕はその方のことを存じ上げなかったんですけど、ひとつ上の先輩から「よかったら」って。当時メールの時代だったんでメールアドレスと一緒に渡されました。
でも自分でもいただけるなんて思わなかったし、わりと人見知りでシャイだったんで、「お、おお」みたいな感じて受け取りました(笑)。めっちゃ嬉しいんですけどクールぶってそのまま帰ったみたいな。美味しくいただきました。でも、やっぱ思春期なんですかね。メールを返せなくて。

■えー!

酒井 自分でもその理由がわからなくて。なんでなんですかね。

■なんででしょう……(笑)。

酒井 恥ずかしかったのか、どうしたらいいのかわからなかったのか……という思い出があります。



■ホワイトデーにお返ししなかったんですか?

酒井 返せなかったです!
名前も何も書かれていなくて、メールアドレスだけでしたし…。ホワイトデー前に今さらメール送るのもな、とか思ったんですかね、多分。
もちろんお返ししなきゃという気持ちはあったんですけど、行きたくても行けないっというか、思春期の葛藤みたいな。

■でも知らない方だったんですもんね。

酒井 そうなんです、本当に知らない方でした。もちろん制服は同じなんですけど、ひとつ上だっていうのも言われたんですね。そのとき名前も言ってたと思うんですが、衝撃すぎて覚えられなくて。何年生の○○です、よかったら受け取ってください、みたいな記憶があるので、ひとつ上だったのは確かなんですけど…。

■もしかしたらこの記事を読むかも?

酒井 申し訳ない気持ちでいっぱいです。
思春期のこっぱずかしさというか、申し訳ないです。ごめんなさいと謝りたい。

自分と向き合っていた10代




■人見知りでシャイだった、っていうことだったんですけど、どんなお子さんだったんですか?

酒井 ずっとサッカーやっていたので、学校終わったらサッカー。昼休みも外で遊んでいた活発な子どもだったなと思います。

■小さいころ夢はやっぱり……?

酒井 サッカー選手でした。でもうまい人はたくさんいるんですよね。この世界でもやっぱお芝居上手い人がたくさんいるのを日々、感じていますね。そこで何が自分にはできるんだろうっていうのは考えます。



■サッカー選手になりたかったところから、芸能界に入ったきっかけというのもお聞きしていいですか?

酒井 もとから映画好きだったんです。でも最大のきっかけは、中学・高校くらいでサッカーでは無理だと思い知って…サッカー以外で興味あることが映画、映像の世界だったんで、そこに出てる方々に憧れを持ったのがきっかけです。

■10代で、自分の実力と向き合って道を選ぶって大変なことなのでは、と思いますが。

酒井 そうですね。でも、10代は10代なりに色々なことを悩むというか…僕の場合がこれだっただけで、皆さん色々な取捨選択をすると思うんです。。あの時に葛藤が今につながっているので、すごくいい経験できたな、と思いました。

やっぱり、消防の方々に心を動かされた



■最後に、最近心を揺り動かされたモノやコトについて教えてください。

酒井 やっぱり消防の方々の大変さ、過酷さっていうのは、この作品ですごく感じられた部分です。でもまだまだ、見えていない部分もあると思います。どれだけで過酷で大変か。
現場にもいろいろスタッフさん、専門の消防の方がいらっしゃるんですよ。その方からいろんな話を聞いたりしていますけど、実際に自分が体験したとはいえど、やっぱりそういう過酷な現場で体を張っている消防の方々がいるから、自分たちは生活ができているということはすごく心に刺さりました。揺れ動いた部分です。

■沢山の素敵なお話ありがとうございました!


酒井大成に迫る!ちょこっとQ&A




Q.好きな食べ物
A.ラーメン。家系豚骨!


Q.好きなスイーツ
A.今はオレンジ。


Q.好きな音楽
A.銀杏BOYZさん。「東京」という曲は上京したての頃、何度も聴いていました。


Q.好きな映像作品
A.好きなのは、わりと淡々と流れていく日常、男くさい映画が昔から好きですね。ジャームッシュとかタランティーノとか。フランス映画とかも好きです。
言い方難しいんですが、静かに終わっていく映画が好きで。。なんでかな、って考えたときに自分の人生もあんまりうまくいってないんじゃないかな、って思う部分があるからなのかなと。何か共感できる部分がそういったジャンルにあるのかな。





Q.最近ハマっているもの。
A.筋トレ。


Q.言われたら嬉しい褒め言葉
A.「髪切った?」
あ、「短髪似合うね!」はめっちゃ嬉しいです。


Q.長所・短所。
A.自分も上杉と似てわりと主観的な考えなんです。曲げなかったりすることもあるので、短所は主観的、客観的に見れないこと。長所であり、短所かなと思います。







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―PROFILE―




酒井 大成
1998年4月1日生まれ。福岡県出身。
2021年末から2022年にかけて行われた「レプロ30周年主役オーディション」に合格。
「イカロス 片羽の街」(2022)にて映画初出演、BSテレビ東京にて放送された「親友は悪女」(2023)にて初のドラマ出演を果たす。その後、スーパー戦隊シリーズ第47作目となる「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系)にて5000名の中からレッド役に選ばれ、主演を務め話題に。MBSドラマフィル「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」にて山崎まさよしとW主演を務めた。

[X] @lespros_taisei
[Instagram] @lespros_taisei


―INFORMATION―
月9ドラマ 『119エマージェンシーコール』
放送日時:毎週月曜21時~21時54分

出演者:清野菜名
瀬戸康史、見上 愛、一ノ瀬颯、前原 滉、酒井大成
三浦獠太/蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也/中村ゆり、佐藤浩市 他
[HP]https://www.fujitv.co.jp/119emcall/
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