<イベントレポ>阿部寛・竜星涼・錦戸亮ら豪華キャストが登場!映画『ショウタイムセブン』公開記念舞台挨拶



松竹、アスミック・エース共同配給により、映画【ショウタイムセブン】が2025年2月7日(金)より大ヒット上映中。公開日の翌日、2月8日(土)に【公開記念舞台挨拶】が行われ、キャストの阿部寛、竜星涼、生見愛瑠、錦戸亮、そして渡辺一貴監督が登壇した。



犯人役を錦戸が演じていたことがつい先日ようやく解禁され、やっと迎えたこの日。錦戸は「ずっと出てるのに誰にも言えないまま、出てるのにな〜と思いながら、ずっと秘めてた想いが今日やっとここで言えるっていうのもすごく嬉しいです。」と、今日まで待ちきれなかったといった表情をみせた。

そんな錦戸は、撮影現場では空調がよく効いた部屋で毛布にくるまっている時間が長かったのだとか。役柄の関係上、他キャストと仲良く接することもできないため、楽屋でずっと待機しているしかなく、他のキャストの声が聞こえないほど隔離されていたようだ。そんな錦戸に本作での緊迫したシーンを聞くと「いきなり本番が始まって、言わなあかんっていう時とか、そこの緊迫感が1番あったかもしれないですね。」と吐露。1日10時間待機することがあったにもかかわらず、錦戸はしっかり現場に足を運んでいたことも阿部から明かされた。

長い待ち時間の間に、錦戸は阿部が出演していた別作品『異動辞令は音楽隊!』をタブレットで観ていたと明かし、待機明けにはタブレット内にいた阿部と共演しているという現実から「すごい贅沢な気分がしましたね。」と笑みを浮かべた。



SNSでは犯人役の考察も行われていたようだが、錦戸だと当たった人は少なかったのだそう。ただ、錦戸の大阪の友達からは声が似てると指摘されたそうで「すぐ言いました、僕だよ〜って。」と友人に明かしたとのこと。本来ならば関係者以外には秘密にしておくそうだが、そんなMCからの意図を察知した錦戸は「あ、言っちゃった。」と焦った様子を見せながら「別にいいですよね友達ですもん!友達に映画出てることも言っちゃダメなんですか!?」と早口で弁明し、会場からは笑いが起こった。



そんな錦戸について、阿部は「ようやく錦戸さんの出番が来たなと思って、その感動もあったんだけど1ヶ月の期間があったんで、ついに犯人に会えたって喜びがもう尋常じゃなかったです。入り方も後光が差しているように見えて、折本の『こいつだったのか!』っていう気持ちとうまくリンクして、その日はほんとに貴重な空気感を味わえました。」と、錦戸の頑張りが作品にもうまく反映されたと語った。




錦戸と現場で話したかったけど話せなかったという阿部。一方、竜星との絡みは多かったようで「横から『阿部さん、今日何食べました?』『何それ飲んでるんですか?』とか、色々ちゃちゃが入ってくるみたいな・・・」と面倒気に話すと、竜星が「ちょっと待ってください!僕、ちゃちゃなんですか!?」と鋭いツッコミが。

竜星「さっきの舞台挨拶もひどかったんですよ、僕が話してる時に阿部さんに振ったら、聞いてなかった、寝てたって言って、もう全然僕のこと興味ないじゃないですか!」
阿部「ありがとうございます。」
竜星「ありがとうございます!? 何のありがとうございますですか!?」
阿部「以上です(笑)」

とまるでコントのようなやりとりで会場を沸かせた。



そんな竜星は錦戸について「錦戸さんって犯人っぽくないじゃないですか。僕、作品に出てても『どうせお前犯人だろ』みたいに結構言われるんですよ。何しててもなんか犯人っぽいよねってなるんですけれど、(錦戸は)やっぱそうならないじゃないですか。犯人役っていうイメージがないので、だからそれはすごい生々しくて、逆にすごい素敵だなって」と錦戸だからこそできた役作りとお芝居を自身になぞられて絶賛。

また、2014年のドラマ「ごめんね青春!」以来、約10年ぶりの錦戸との共演ということで、当時は生徒と先生役だったため「『うわ、先生出てきた!』みたいな、その時の役名で言うと『平ちゃん!』みたいな。そういう感じで嬉しかったです。」と笑みを浮かべた。一方、錦戸は「僕はなかったです(笑)」と言いながらも「竜星はあれから頑張って色々やって、裸で色々なんかやったりとか、ここではアナウンサーとしてきっちりやって。正直、生徒の1人だったわけじゃないですか。でも、今ここできっちり仕事できてるっていうのは、すごく素敵なことだな、良い歳の重ね方したんだろうなっていうのは思いましたね。」と当時から現在までの竜星の活躍ぶりにを嬉しそうに語っていた。



監督からは、錦戸が犯人に選ばれた理由として「9割方声だけのご出演なので、阿部さんと声だけで互角に渡り合わなきゃなんないっていうところは、それができる役者さんをまず考えさせていただいたことと、あとは最後に登場した時にこの人が犯人だったんだって驚きがもう1つのポイントだと思うので、そういうところを踏まえてお声がけさせていただきました。」と明かされた。



また撮影現場では、片方のレシーバーで阿部の声を、もう一方でスタッフからの指示を聞きながら器用にお芝居していたことも付け加えた。



続いて、映画にちなんで『各キャストだけが知る共演者の意外な一面』についてトーク。阿部は生見について、最初は綺麗でクールそうに見えたためすごく怖かったのだと告白。「竜星がめるるちゃんと喋っているのを見て、喋ったらすごくそのまんまで、何も裏表がなくてすごく感じが良かったんですよ」と杞憂だったことを明かした。



竜星は、朝の現場でもよく一緒に居合わせたという阿部について「朝からしゅわっとさせるんですよ。」と回答。「朝からしゅわっとした炭酸飲料を飲むんです。それが意外でした。」と、炭酸飲料が好きであることに驚いていた様子であった。阿部本人も「ここ10年ぐらい、ほんとに好きなんですよ。あんまり言えないから。」と照れくさ気ながらも深い炭酸飲料愛をにじませていた。



竜星との共演時間が長かったという生見は「すごくクールな印象で、あまりお話してくれないのかなと思ったんですけど、現場を回しまくってて、たくさんお話されててすごい素敵だなと思ったのと、美味しいごはん屋さんをたくさん知ってらっしゃってたくさん教えてもらいました。」とこちらも事前に抱いていたイメージが払拭されたと振り返る。



トリの錦戸はとある撮影現場での裏話をトーク。「横の空いてるスペースに一生懸命止めようとしてる車がおって、なかなか止められへんくて、やっぱ入ってよかったなって思って降りてきたのが竜星でした。あ、ちょっと運転苦手側の男の子なんかなって(笑) 結構切り返してたよね。そんな切り返すかなって思って。可愛かったです。」と竜星が自分の車を駐車するのに苦戦していたという可愛らしいエピソードが明かされた。



イベント終盤、監督と主演の阿部から観客へ向けてメッセージ。監督は「最後まで観てまた改めて感じることが多分いっぱいあるんじゃないかなという風に思います。僕も実は昨日初日、映画館で観たんですけど、久しぶりに観て、撮っていたときとまた違う思いが出てきたりとか、最後の阿部さんのセリフが違う意味で突き刺さったりしてしたことがありまして。噛めば噛むほど味の出る映画なのかなという風にも思いますので、2度、3度足を運んでいただけるとありがたいなと思います。」と観るたびに感じ方が変わる映画であることをアピール。

一方、阿部は「僕もこれは劇場で観たいなって本当に思いました。前もってちょっとデータで観たんですけども、これは劇場で観ないとわかんないだろうなと思ったんですよね。ですから、これから日にちを見てどこかで僕も潜入してこれを観たいと思います。体感型というか一緒に味わう、その空間にいるような作品を楽しんでいただけると思うんで、ぜひこれから観る方もぜひ劇場にお越しください。」と劇場で本作を観るように呼びかけ、本イベントは幕を下ろした。

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■詳細
【映画「ショウタイムセブン」】
公開日:大ヒット上映中
出演:阿部寛、竜星涼、生見愛瑠、前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満、井川遥、錦戸亮、吉田鋼太郎
監督・脚本:渡辺一貴 
原作:The film “The Terror, Live” written and directed by Kim Byung-woo, and produced and distributed by Lotte CultureWorks Co., Ltd. and Cine2000
配給:松竹 アスミック・エース

©2025『ショウタイムセブン』製作委員会

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