【木村慧人×椿泰我インタビュー】男子だらけの現場ならでは!?「お互いの筋肉の部位を褒めるマニアックな現場になっています(笑)」<ドラマイズム「レッドブルー」>



少年サンデーにて連載中のスポーツ漫画『レッドブルー』がドラマ化!

史上最も根暗な主人公・鈴木青葉(木村慧人さん)。そんな青葉が格闘技界注目のスーパースター・赤沢拳心(椿泰我さん)に煽られたことをきっかけに「拳心を一発殴りたい」という決意を固める。そこから最強の格闘技「MMA」に挑戦するというスポーツ青春記です。

今回は主人公・青葉を演じる木村慧人さんと、そんな青葉の心に火をつける拳心を演じる椿泰我さんにインタビュー!

現場での様子や、おふたりの交流についてお聞きしました。



「死ぬ気でやらないとな、と思った」作品



■総合格闘技を題材にした作品がドラマ化されるのは日本初とのこと。今回のオファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。

木村慧人 日本初の作品に携わると聞いたときは、死ぬ気でやらないとな、と思いました。MMAや総合格闘技をされている方が観てもおもしろいと思っていただけるような作品にしたいな、と。

椿泰我 正直、総合格闘技自体も触れたことがなかったですし、久しぶりのドラマ出演ということで至らないところがたくさんあることは自負していたので、せめて体作りからしっかり役に入り込んでいこうと思いました。決して長い期間ではなかったんですけど、できることはやったと思います。
あとは原作がある作品なので、原作者さんと、原作を読んでいる方がぴったりだなと思ってもらえるように、と思って挑ませてもらいました。

■原作や台本を読んだ印象はいかがですか。

木村 ひとりひとり得意分野があるんだな、と気づきました。ただ、やってみないとわからないこともあるんですよね。
上手い人がやると技も簡単に見えるんですが、いざ自分がやってみると全然決まらない、ということもあるので、そういった面では原作からも、実際にやってみることでも学びました。

椿 自分自身、MMAや格闘技を見たことがなかったんですけど、原作を読ませてもらってシンプルに「なるほど」と思えることがたくさんありました。体の使い方ひとつをとってもそうなんですけど、MMA自体も知ることができるし、高校生のお話ということもあって、男くさすぎないというか。MMAという題材に「青葉が拳心を殴りたい」という大きい目標がひとつ乗っているので、ただの格闘技より物語に入り込んで観られる要素がしっかりあります。
女性だと、格闘技というだけで苦手だと感じる分野かもしれないんですけど、それでも愛してもらえるいい作品なんじゃないかと思います。

撮影は満身創痍!?



■おふたりは今回の共演が初めてということですが、会う前のお互いの印象と実際に撮影が始まってからの印象の変化がありましたら教えてください。

木村 初めて映像で拝見したときに明るい方だなと思っていたので、印象通りでした。実際に会ってみてもすごく明るくて、年上なことを感じさせないぐらい話しかけやすいです。一緒にいて楽しいので、もっともっと仲を深めたいなと思いました。

■椿さんはいかがですか。

椿 別人……ですね(笑)。

木村 (笑)。

椿 MVを観たときは金髪で、かわいらしい印象だったんすよね。
青葉の役作りをされた上でお会いしたので、もちろんギャップがあればあるほどいいんですけど、全然違っていて「えっ!?」って。物語に合わせて変化したのもすごいなと思いました。
裏では最初、人見知りでお互い探り合ってましたけど、共通点もあったり、好きなものも似ていたりして、逆に年下感もないというか。どんどん拳心と青葉としてじゃなくて同年代として仲良くなれるな、と思いました。



■撮影の中で、おふたりはもちろん、チームワークの変化もあったんですか?

木村 アクション練習もそうですし、撮影していても絆は深まります。お互い本気でぶつかり合って、練習してきたものを出すときってやっぱり達成感がすごくて。撮り終えたあとは自然とグータッチしてますね。

椿 大変なところだと、体作りとこの総合格闘技の稽古が全く違うものなんですよね。ダンスもしているし、運動不足じゃないはずなのに、なったことがないところの筋肉痛がすごくて。こんなところ痛くなるんだ、って思います。朝起きたときに歩けないんじゃないか、というぐらい。「ここってどうやったらこんなに痛くなるんだ?」と思います。

■最初に思っていた痛みとは違う?

椿 そうですね。最初、痛みがあったんですけど、殴られる側が痛い分、殴っている側も痛いんだということをこの作品に触れて気付けました。殴った手首しかり、本当に体でめちゃめちゃ感じましたね。

■男性ばかりの現場かと思うんですが、雰囲気はいかがですか。

木村 明るいですね。やっぱり男子校みたいです。



■撮影などで印象的なエピソードやシーンがあれば教えていただきたいです。

椿 みんな、ヘッドギアをつけた状態で水を飲んでいる姿がすごくかわいいんですよ。その直前までかっこよかったのに(笑)。
自分も経験したんですけど、マウスピースを外してヘッドギアした状態でグローブもしているので、もうストローで飲むしかなくて。本当に必死に飲んでいる感じが、さっきまでの撮影とのギャップがすごいんです。
それを自分が戦っていないシーンを俯瞰で見ていると、めちゃめちゃかわいくて裏側もカメラが回ってないかなと思っています。全部作品を撮り終えた後に、「あんな激しい撮影の裏はそんな情けない姿もあったんだ」っていうのは改めて観たい、という気持ちはありますね。

木村 印象的だったのは一話で拳心と青葉がぶつかって、物語の展開を作るシーンですね。できるだけ忠実に再現したいなと思っていたので、原作を読み込んで、居方だったりを想像して作ったので印象に残っています。笠松将さん演じる雨池から寝技を教えてもらうときは、役とは言え、死ぬ気で習いに行きました。

■体作りのお話は出ていましたが、役作りにおいて気持ちの準備はどういったことをされていましたか。

木村 僕の場合は意外とないですね。筋トレが役づくりでした。

椿 原作をたくさん読むということが大きかったかもしれないですね。台本も原作に忠実に書かれているシーンがたくさんあったので、健心の明るさとか、なぜ青葉に嫌われてしまうのかということが読めば読むほど分かりました。読者としては、暑苦しさを感じるようになったのでそれをどう表現したらいいか、原作と向き合いましたね。

最強の「寝起き」です。



■今回、最強の格闘技ということで、自分の最強の○○を教えてください。

木村 最強のおつまみとか?

■これだけは負けない、というところですね。おつまみも気になりますが(笑)

木村 そういうことか!(笑)

椿 はい!最強の「寝起き」です。アラームの一音目で飛び上がります。
スマホをベッドから少し離れた場所に置いていて、アラームの一音目で飛び上がって「テレレ、テレレ、テ」くらいで止めます!

木村 すごい、特技だ。

■そんなふうに起きられるコツを知りたいです!

椿 多分、遅刻というものを絶対にしたくない、という気持ちがあるんですよね。人生で1回ぐらいしか遅刻していないんですけど、遅刻は絶対にしたくない、という強い気持ちがあるので多分、怯えながら寝てるんです。

■熟睡できてます?大丈夫です?

椿 疲れは取れているので寝られてると思うんですけど(笑)。寝起きに関しては最強だと思います!

■木村さんはいかがですか。

木村 僕はくせ毛です。これはちょっと巻いていますが寝癖のときのカール感がすごくて誰にも負けないと思います。
本当に今日のカールぐらいに勝手になるんですよ。直さないとすごいです(笑)。

筋肉を褒め合う貴重な現場!?




■今回、おふたりの役は正反対なキャラクターかなと思うんですけど、共演されてお互いの共通点みたいなのは見つかったりしましたか?

木村 サウナ?

椿 すみません、最近もうどの取材に行ってもサウナって言われますよね(笑)。

木村 基本サウナ(笑)。

■(笑)。どんなふうに盛り上がるんですか?

椿 ちょうど撮影で上裸になる機会もあるので、最後の塩抜きまでいかなくても汗でしっかり出したいなってことで、サウナに行くという話になったら、たまたま本当に同じサウナに行ってたのがわかったんです。それも同じ日に。

木村 もしかしたら会ってたかもしれない、っていうのがあったんだよね。

椿 そしたら、今度一緒に行こうともなりますし、お互いのサウナルーティンでも話が広がっていくっていう。

■今回のキャストだとサウナ人口も多そうですよね。

木村 多分多いと思います。(佐野)岳さんも(長谷川)慎さんも好きだし、他もいると思います。

椿 体を絞れる大抵の人って多分そういうキツいのかが好きじゃないですか。ということは、サウナのあの感じ好きだと思うんです。そういう根っこの部分が多分みんな一緒なんじゃないかな。



■ちなみに皆さんで筋トレの話とかってするんですか。

木村 めっちゃしますよね。

椿 ね。日によって対戦相手とバラバラに撮ることが多いんですけど、どの人と会っても体の話をしますね。部位の褒め方とかのレベルになってきているので、マニアックな現場にはなっています(笑)。
多分、みんなこの作品に向けてしっかり作ってきてるので…となったらもう見せるだけじゃないですか。見せたときに、ファンの方や、視聴者さんだけじゃなくて、一緒に鍛えている人たちが体を見て褒めてくれるって、ちゃんと完成してるってことだと思うんで、嬉しいですよね。

■自分がお互いの部位で褒めるとしたら……。

木村椿 はははっ!

■気になってしまって(笑)。

椿 でも上裸はまだ見てないですよね。

木村 そう、まだ意外と見せてないです。僕は見てるんですけど。
腹筋がすごかったです。

椿 このお話をもらったときは割れてなかったんですよ(笑)。このために割りました。



■椿さんはまだ木村さんを見られていないということですが、この人のこの部位よかったみたいなのはありますか。

椿 長谷川さんの腹斜筋。

木村 ああ、いいですね。セクシー。

椿 そう! 太すぎず脱いだときに、骨の見え方も見えすぎてなくって、ちょうど細マッチョの……。腕の筋とかのその男らしさとの対比があって、本当にセクシーな腹斜筋。うらやましいっすね。

■逆に木村さん自身が、ここはすごい見てほしい筋肉の部位はありますか。

椿 ははは!

木村 恥ずかしいな(笑)。
うーん、胸筋ですかね。胸筋はもともと付きやすいので。あと、この背中は前より大きくなったので見てほしいです(笑)。

ふたりの共通点と言えば……



■おふたりともボーイズグループということがありますが、グループのお話をされたりするんですか?

椿 各グループの色があって、楽曲の雰囲気も全然違ったり。グループの完成の仕方とか、そういうのも話しましたね。
僕たちはボーカルがいて、ダンスというわけではなかったり、先輩・後輩がどうなってるのとか、意外と知らなかった部分を聞きました。

■お話されていて、新鮮だった部分はありますか?

椿 そこが先輩で後輩なんだ、とか。LDHに入るのが先なのか、ボーカルオーディションが先なのか、とか何も分からなかったので、そういう基礎から聞いた感じですね。

木村 あとは、ライブの作り方とかは基本一緒なんだなっていうのを知りました。

椿 あとグッズの話とか?

木村 そう、僕もグッズ考えたりするんですけど、椿くんもグッズ考えたりするんで
そこも共通点ですね。

三宅健さんとごはんに行きました!



■最後に、最近、心を揺り動かされた出来事はありますか?

木村 ドラマです。「ライオンの隠れ家」という作品を観て、お芝居に対する姿勢もいろいろ調べました。1ヶ月間、その役にストイックに向き合われた役者さんのことなど知って。ここまで役作りができるのはすごいな、と。ドラマも本当に感動する話でした。

椿 先輩の三宅健さんと、ご飯に行けたんです!
ずっと連絡先を交換して欲しいですって言ってたんですけど、全く交換をさせてくれなくて。ずっと猛アタックしてたんですけど、ある時、仕事終わりに事務所でお会いして、「お疲れ様でした」って言ったら「お前飯食ったの?」って言われて。そうしたら「行く?」って。「連絡先なんかあげねーよ」、「お前とメシ行って何話すんだよ」って言ってたのに、まさかの「いつか行こう」じゃなくて、今から連れて行ってくれるんですか!? ってなって。そのあたりから一気に距離がぐっと近づいたんです。会うたびに「髪染めたのか」って髪を触ってくれたり、「眉毛どこでやってんの」とか。そのツンデレがすごすぎてもう健くんの虜になっています。距離感が一気に近くなって、優しくしてくださる感じは、心がギュッと握られて、支配されてる感じがあります(笑)。

■ありがとうございました!

【木村慧人 Message Movie】
coming soon…





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―PROFILE―




木村慧人
1999年8月16日生まれ、東京都出身。
FANTASTICSのパフォーマー。2008年、9歳でEXPG STUDIOに入校。三代目 J SOUL BROTHERSなどのサポートダンサーとして経験を積む。主な出演作は「HiGH&LOW THE WORST X」(22)、MBSドラマシャワー「飴色パラドックス」尾上聡役(22〜23)、日本テレビ Zドラマ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」(23)、テレビ東京 ドラマNEXT「好きなオトコと別れたい」(24)、TBSドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」(24)、テレビ朝日系 土曜ナイトドラマ「顔に泥を塗る」(24)、日本テレビ「FUN!FUN!FANTASTICS SEASON4」(24)などがある。

[Instagram]@keitokimura_official

椿泰我
1998年2月10日生まれ、神奈川県出身。
男性7人組グループ「IMP.」のメンバー。2023年8月、デジタルシングル「CRUISIN’」で世界同時配信デビュー。2025年1月より、初の単独LIVEツアー「INPERIAL LIVE TOUR 2025」がスタートする。また、2025年2月21日には映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」の公開が控える。

[HP]https://tobe-store.jp/collections/imp


―INFORMATION―
ドラマイズム「レッドブルー」
放送:MBS毎週火曜24:59~、TBS毎週火曜25:28~放送中
原作:波切敦「レッドブルー」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)コミックスは11巻まで発売中です。
出演:木村慧人(FANTASTICS)、長谷川慎(THE RAMPAGE) 椿泰我(IMP.)、山下永玖(ONE N’ ONLY)、大久保波留(DXTEEN)、武知海青(THE RAMPAGE)、大倉空人(原因は自分にある。)、須見和馬(DDTプロレスリング)、佐野岳、笠松将
監督:林隆行、古澤健
アクション監督:田渕景也
MMA監修:岡見勇信
脚本:たかせしゅうほう、木村暉、目黒啓太
制作プロダクション:C&I entertainment
製作:「レッドブルー」製作委員会・MBS

<配信>
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
Netflixで見放題独占配信

[HP] https://www.mbs.jp/redblue/
[X] @dramaism_mbs
[Instagram] @dramaism_mbs
[TikTok] @drama_mbs

©「レッドブルー」製作委員会・MBS
©波切敦/小学館



Photo:Tomohiro Inazawa、Text:ふくだりょうこ

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