ドラマ特区【ふったらどしゃぶり When it rains, it pours】が2025年1月9日(木)より放送スタート！放送前日の1月8日(水)に第1話先行試写会＆トークイベントが開催され、W主演の伊藤あさひ・武藤潤(原因は自分にある。)、秋田汐梨、松本大輝が登壇した。



イベント冒頭、W主演の半井整役・伊藤が「自分史上1番苦しかった撮影期間だったんじゃないかなと思うぐらい難しい役」と語るほど演じるのが難しかったという本作。「その苦しんだ期間が、この素敵なキャストの皆さんとスタッフの皆さんと過ごした時間が、この作品にも美しく現れているんじゃないかなと思ってます。」と挨拶した。

撮影を振り返り「整は本音を言っても全部はねのけられてしまうシーンがたくさんあって、その時期は整と同じ気持ちで苦しかったなっていう印象だった」とやはり辛い場面も多かったようだが「(松本と)色々深めて、楽しかった撮影ではあったんですけど、自分的には本当に挑戦の多い撮影だったなって」と前向きに振り返った。



同じくW主演の萩原一顕役・武藤は本作が初主演。「自分より年齢が高くて、社会人という役で色々挑戦することもあって大変な部分はありました」とこちらも四苦八苦しながらの役作りであったことを明かす。それを踏まえて「模索しながらこう作り上げていく時間は本当にすごく楽しかったですね。」と笑顔を見せた。

プレッシャーについて聞かれたときは「最初はめっちゃ緊張しましたね(笑) 撮影現場に行くときも足が震えながら向かってたときもありましたけど、ほんと皆さん優しくて楽しい方々だったので、途中から毎日スキップしながら行ってました！」と語り、会場の笑いを誘った。



武藤演じる萩原一顕と同棲中の彼女・水谷かおりを演じた秋田は「人としても彼氏としてもほんとに大好きなんだけど、どうしても求められると応じれないっていう、繊細な感情みたいなものは大事に表現したいなと思いましたし、同じような状況にある世の中のカップルの方たちもたくさんいたりもするんじゃないかなと思ったので、そういう方たちが共感できるような2人になればいいんじゃないかなっていう風に演じていました」と演技に込めた思いを語った



半井整の幼馴染で同居している藤澤和章役の松本も「ちょっと攻めた役柄でもあったので、すごく不安もあったんですけど、本読みの時からあさひくんとやってみて、その時からちょっとずついい感じにできてました。撮影初日はすごく緊張とか不安もあったんですけど、すんなりセリフを合わすのはできたかなと思って、すごい楽しかったです。」と撮影初期の様子を振り返る。伊藤も「昔から一緒だったかのような」と口にするほど、最初から意気投合していたようだ。



MCから撮影現場の様子について聞かれると、秋田は伊藤と松本の仲の良さに驚いたそう。お菓子をあげあったりするほど距離感を縮めたという伊藤と松本だったが、一方秋田は休憩時間に寝ていることが多かったことが松本から明かされ、秋田は顔を赤らめていた。「弁解したい！私が撮影が結構飛び飛びだったんですよ。3時間空きとかまであったんで、いっぱい爆睡してました(笑)」と理由を明かした。




続いて、印象に残ってるシーンや撮影での裏話についてトーク。オープニング撮影のリハーサルにて、雨を浴びている伊藤に武藤が傘をさしながら走ってくるシーンだったそうだが、振り返るとなぜか武藤のほうが濡れていたようで、それを見た伊藤が思わず爆笑してしまったそう。



武藤自身は「すごい寒かった。ずっと雨にも負けず、雨にも負けずって心の中で唱えていたのは思い出です。」と振り返る。ここで、伊藤が「ずっと思っていたんだけどさ」と一言。「僕とかは撮影の合間は服を着せてもらったりとか、ストーブに自分であたったりとかしてたんですけど、なぜか全くそういうのをしないんで。『俺、大丈夫です！』って言ってて、それがかっこいいなって。」と、暖を取ろうとしなかったことを告白。

すると武藤から「蛇って変温動物じゃないですか！僕もそれになろうと思ってたんで」と理由が明かされるが、伊藤から「(撮影したときは)へび年じゃなかったよね？」と鋭いツッコミ。その光景を見ていた松本が「潤くんってこんな感じなの？(笑)」と武藤の天然ぶりにリアクションし、伊藤も「慣れた慣れた！(笑)」と笑顔を見せ、キャスト間の仲の良さが伺えた。

他にも、1話の“展示会に行ってくる”といった内容の置き手紙について、松本ではなく伊藤の字であったそう。スタッフも含めてオーディションを行ったところ、伊藤が選ばれたとのことだ。



2つ目のトークテーマは、本作になぞらえて『見知らぬ相手に自分の悩みを相談するとしたら、何を相談しますか？』。スーツを着ることが多かったという武藤は「第1ボタンが全然閉められなかったんですよ。それが結構悩みでそれは相談したいかもしれないです。裏技とか知っていたらぜひ！みたいな」と可愛らしい一面が垣間見えた。

伊藤は「早く寝るにはどうしたらいいですか？」。夜更かししちゃうタイプということで、昨日も動画を見てしまって早く寝れなかったそうだ。

松本は、乗り換えするのが一苦労な東京駅での最短ルート、秋田は忘れグセを直したいと告白。特に秋田は鍵を持ってゴミ捨て場に行ったら、家の鍵を一緒に捨てかけてしまったことがあるようで「いつかやばいことが起きそうなんで直したいな。」と語った。



3つ目のトークテーマは『もし〇〇だったらいいのになと思うこと』。年末年始に美味しいものを食べに行く機会が多かったという伊藤は「焼肉食べても(服が)臭くなかったらいいのにな」とあるあるな悩みを明かした。

同じく年末年始に美味しいものをたくさん食べたという武藤も「胃袋が無限にあったらいいのにな」と語り、特に「おしるこが美味しかったです。」と笑顔を見せた。

秋田は武藤と同じ回答だったようだが、もう1つ「ずっと寝れたらいいのにな」と秋田らしい回答を連発。最後に松本は 「『ふったらどしゃぶり』が大ヒットしてくれればいいな」とイベントらしく本テーマを締めくくった。



イベント終盤、新年の抱負をそれぞれフリップで回答。松本は『継続』。「続けてやっているってことが少なくて、 すぐ飽きてしまったりするので、そういうのを継続できるようになりたい。自分に勝ちたいです。」と熱く語った。



今年が厄年で昨日は厄払いにも行ったという伊藤は『石橋を叩いて元気よく渡る！』。「慎重に行くとこはちゃんと慎重に行きつつ、慎重に行って大丈夫だって思ったら元気よくそれを成し遂げるというのを今年の抱負にしようと思いました。」と前を見据えた。



腹筋が一回もできないという秋田は『筋肉をつける!!』。「もっといっぱい筋肉つけて、ジムに通って体力つけたいなって。」と口にしたが、筋肉量ではなく筋肉の使い方を指摘されると「たしかに、起き上がり方を教えてもらいたいかもです！」と切り替えていた。



トリの武藤は『もっと多くの人に“手笛”を知ってもらう！』。手を使って笛のような音を奏でることができるということで、その場で実演することに。シュールながらも見事な音色を奏で、「鳥とかぜひ呼びたいですし、口笛に並ぶぐらい手笛っていうワードを有名にさせたいです！これを真似してやってくれる人が増えたらもっと嬉しいです!!」と笑顔で語った。



手笛で何を言っているか当てるクイズでは、「フォー」との回答が飛び出したがが正解は「パン」だったようで、「絶対違う！」「なんか音の数が違うんだよね」とキャストからの非難が殺到し、会場は大きく盛り上がった。



最後に本作を楽しみにしているファンの方々にそれぞれメッセージ。

松本「『ふったらどしゃぶり』は共感してくれる方もすごく多いと思うし、BLですけど初めての方でも 見やすくなってるとは思うので、ぜひ周りのお友達に勧めてもらって、放送終了後とかTVerで何度も見ていただいて、感想もSNSに書いていただけると、僕たちキャスト、そしてスタッフの制作陣、皆さんほんとに喜ぶので、これからよろしくお願いします。」

秋田「このドラマは1人1人それぞれ違った感情が交差していて、それが複雑になっているっていう作品だなと思うんですけど、1人1人の感情に寄り添いながら、1人1人の目線から何回も見直して楽しんでいただける作品じゃないかなと思うので、長く長く楽しんでいただけたら嬉しいです。まだこれから放送なので、ぜひ最後まで完走できるように応援してください。よろしくお願いします。」

武藤「『ふったらどしゃぶり』は、ボーイズラブドラマのたくさんある作品の中でも、よりリアリティがあるっていうのがすごく強みでもあると思いますので、ぜひ全話を見ていただいて、たくさん感動してもらえると嬉しいです。」

伊藤「この作品は皆さんが言ったようにリアルだし、いろんな人に共感できるところがあったと思うので、共感しながら1人1人に感情移入していただきたいと思います。この作品は本当に美しいし、切ないし、苦しいし、でもその分皆さんにとって愛しい作品になるなって僕たちは撮影が終わって思っているので、皆さんに最後まで愛していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」

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