<イベントレポ>山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)「同年代の方やこれからチャレンジしたい方、皆さんの人生のお役に立てる一冊になったら」フォト&スタイルブック『39(Thank You)』刊行記念プレス取材



山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)のフォト&スタイルブック【39(Thank You)】が幻冬舎より2024年12月5日(木)に発売される。発売を記念して【刊行記念プレス取材】を開催し、山下が1冊に込めた思いや撮影の裏話を語った。

刊行記念プレス取材



■今回4年ぶりとなる書籍を出すための思いであったりやこだわった部分を教えて下さい!

山下健二郎 僕が30になるタイミングに30代をどういう風な10年間にしたいかなっていうのを目標を掲げて色々突っ走ってきたんですけども、39歳になって約9年間で最初に掲げた目標を叶えることができたのかなと振り返った時に、自分の30代の思いだったりとか、仕事の仕方だったりとか、プライベートで色々と変化があったので、それをいろんな方に知っていただけるきっかけってなんなのかなって思った時に、1冊の本にして写真とロングインタビューと自分の言葉で丁寧にお伝えできたらなっていうことで、幻冬舎さんと一緒にタッグを組んで、いろんな仲間に助けられて素敵な1冊ができたと思ってます。過去の話とかプライベートの話とかもたくさん書いてあって、人間の記憶って結構曖昧なものがあるんですけども、この1冊に書いてあることは本当に嘘偽りなく書きたいと思って、過去の話とかも親に電話して事実を確認したりとか、友達とか同級生にも色々話を聞いて、その時の思いとか、写真だったりとかエピソードって合ってるよねっていう確認をして、一言一句かなり読み込んで丁寧に作った1冊です。僕の同年代の方やこれからチャレンジしたい方、皆さんの人生のお役に立てる1冊になったらとそういう思いも込めて書かせていただきました。

■思い出深かったシーンを教えて下さい!

山下 全部思い出深いんですけれども、やっぱり生まれた時からのエピソードとなんでこんなに釣りが好きなのかとか、なんでこんなバイクとかDIYとかやってんだろうとか、好きっていうのはいろんなところで発信はしてるんですけども、なんで始めたかとかっていうのはあまり語ってこなかったので、そういう部分を丁寧にこの1冊に落とし込んだっていうところが結構大切な部分ですね。

■今作は肉体美も魅力の1つだと思いますが、この撮影に向けてどのような準備をされたんでしょうか?

山下 半年かけてゆっくり絞っていったって感じなんですけど、一気に痩せたり太ったりしちゃうと体調も崩すしリバウンドしやすい体になっちゃうので、時間かけてしっかり絞ろうと思っていて、トレーニングを毎日5分でも10分でも心がけて色々取り組んだっていう感じでした。半年間で5、6キロ絞ったんですけど、朝早く起きて朝ごはんを食べるっていうのが1番効果的でした。ツアーも年末に控えているのもあったので、並行して体作りはやっていこうっていうのを心がけてましたね。もちろんこの「39」のために体を作ろうっていうのもあったんですけれども、ドームライブが今真っ最中なので、それに向けても色々並行してやってました。



■40代の抱負を教えて下さい!

山下 三代目が15周年イヤーに突入するので、周りから「すごいことだよね」って言われて初めて気づいたんですけど、自分的には当たり前に毎年やってたつもりなんですけど、15年ってふと振り返った時に結構すごい年月だなと思って。なので、15周年も変わらず7人で板の上に立ってライブパフォーマンスができたらなっていう準備も始めながら、あとは個人活動もたくさんメディアに出させてもらってありがたい環境なので、変わらず積極的にやっていきたいなと思っています。

■ご家族にはこの本をお見せになりましたか?

山下 はい、すぐ渡しました!まだテーブルの上に置いてました(笑) 袋も綺麗にラッピングされたまんま、いつ読んでくるのかなって(笑) すごく反応は良かったんですけどね。まだ綺麗に置いてあったんで、わかりやすく真ん中に移動させながら、気づいたらまた隅のほうに置いてあって、言葉のないやりあいが家族内で繰り広げられてます(笑)

■グループのメンバーはすでに読まれましたか?

山下 三代目のメンバーは僕がこの本を出したことを多分知らないと思います(笑) グループのことはやっぱりみんな一枚岩となってベクトルがこうパチンと決まるんですけど、個々の仕事に関してはあんまりみんな干渉もしないし、何してるかも知ってはいるんですけども、細かくはわかっていないと思うんで。僕たちが1番大事にしている部分で、例えば1人が頑張ってるプロジェクトを6人で周りで盛り上げるっていうのはみんな心がけてることなんで。きっとこの本も近々メンバーの他の6人に渡して読んでくれるし、きっと盛り上げてくれるんで、渡したらこういう本出したんだってやっと気づいてくれると思います。明日のイベントで渡そうかなと思っています。



■チャプター3で「山下健二郎的人生を変える7つの動詞」っていうものがありましたが詳しく教えてもらえますか?

山下 例えば何かを始めるきっかけとかで「どうやったらこういう風になれますか」とか「こういうのを始められますか」とかよく聞かれるんですけど、もう始めるしか方法はない、動くしか方法はないっていうのはお伝えしていて、僕も最初から釣りがうまかったわけじゃないし、最初からダンスがうまかったわけじゃないし、今でも別に上手いと思ってないんですけれども、何か自分が心が動いた瞬間に、今やりたいって思った瞬間が熱いうちにやっぱやるのが1番大事だなと思っていて。今レザークラフトとかもやってるんですけど、知識ゼロの状態から始めて、今は調べたら色々出てくるのでそういうのを見ながら、自分で実際皮を買ってミシンを買って縫ってみて、最初はうまくいくわけないじゃないですか、だけどやっぱ時間かけて少しずつ毎日10分とか15分とかやれば、その積み重ねで少しずつ変化を自分で感じることができるので、やっぱり動いて試すっていうことが大事かなっていうことを皆さんには結構知ってほしいなって思って。最初から成功なんてないし、この歳になって怒られたりとか失敗するのって結構恥ずかしいという人が多いと思うんですけども、僕は逆でこの歳になって失敗することってめちゃくちゃラッキーだなと思ってて。その失敗が次の気づきになって成功した瞬間がたまらなく嬉しいので、それってグループ活動・個人活動でも毎日感じることで、曲えお出すにしても振り付けするにしても、いっぱい作っていっぱい失敗してる部分があると思うんですよ。過去の曲とかでも、今思えばもっとこうすればよかったねって気づきもあるし、でも今だからこそこれしかできないマックスだよねとか、いろんな気づきがあるんで、たくさんいろんなもの見て行動することが大事なんじゃないかなっていうのをお伝えしたかったです。

■ほっこり&カジュアルな雰囲気のギャップが楽しめる1冊ということですが。

山下 ほっこり&カジュアルですか・・・めっちゃいいですね。なんかしっくりきますね、自分の中で(笑) ギャップは自分の中ではあんまりないなと思っていて、普段は気さくな感じでいろんな方とお話していてほっこり&カジュアルなイメージがあるかもしれないですけど、三代目の時はかっこいい曲の時はかっこよくやってるので、そこのギャップはファンの人は知ってるのかな思いますね。

■惚れさせるって話がありましたが、具体的にはどういうことですか?

山下 例えば、釣りとか全く興味ない人がいたんですけど、釣りの魅力に惚れさせた仲間がたくさんいるんですよ。そのきっかけになったのが僕っていう人が結構いて、とにかく道具をたくさん持ってるので、貸して連れていって、湖に行って魚を釣ってもらえば釣りの魅力に惚れさせる自信はあるというか、何かのきっかけや架け橋になればなっていうのは常に思っています。ダンスとか音楽のことだったりとか、僕がやってる趣味のこと、その架け橋役として惚れさせるっていうワードを使いました。

■自分に惚れさせるってこともありますか?

山下 よく言われるのが「この人、朝の情報番組の人なのに、踊ったらこんな踊れる人なんだ」みたいな。どっちかというと踊れる人から朝の情報番組になったんですけど、逆に入った人は結構びっくりされるんですよね。ZIPの人っていうイメージがあって、そっからアーティストだったんだっていう人は、結構そのギャップにびっくりされて、ZIPきっかけにファンになりましたっていう方もファンクラブイベントで結構声かけてもらうことが多かったので、そういう意味では結構二面性みたいなのがあって、ギャップ萌えで好きになってもらったっていう意味では惚れさせたのかなとは思ってますね。



■逆に自分が忘れていて驚いた思い出などはありましたか?

山下 意外と記憶通りだったっていうのはあったんですけど、時系列が結構難しくて、何かを始めたタイミングってこの前だったっけ後だったっけみたいなことを調べました。間違ったことを伝えたくないって思いからたくさん時間かけて書いてはいるので、この本に書いてあるのが全てなんですけど、子どもの時からのことを赤裸々に話してるので、そこには結構時間かけました。

■1番赤裸々だと思うことはありますか?

山下 子どもと結婚の話ですかね。あんまり語ってこなかったので、ここには丁寧に書いたつもりなんですけど、読んでもらったらすべてが書いてあるかなと思います。



■お気に入りの写真を教えて下さい!

山下 この見開きの白黒の写真は今までチャレンジしたことがなかったので、結構新鮮だしいい写真が撮れたなって自分でも思ってるし、これはカメラマンの曽根さんに色々ディレクションしてもらって、結構引き出してもらった部分が多かったので、本当にいいチーム撮影できたなと思います。

■先ほど美しい体を作るために1番効果があったのが朝食ということですが、どんなものを食べていましたか?

山下 朝とにかくたくさん食べることです。睡眠も毎日7時間以上寝てました。今も7時間ぐらいは寝てるんですけど、朝食も毎朝とってますし、そこからすごく体調が良くなりましたね。例えば朝たくさん食べて、朝活して、そこから自分のリズムができてきて、夜遅い時間に暴飲暴食とかたまにめっちゃラーメン食いたくなるんですけど、そういうのもなくなったし、朝をすごく大事にするとすごく健康的になったなっていうのがありました。それも35歳以降ぐらいになってからすごく心がけるようになって、そこから結構健康面も変わりました。

■メニューは何を食べてましたか?

山下 前の日の晩御飯の残りだったり、あとはパンが多いですね。僕、生まれが京都なんですけど、京都って実はパンの消費量が全国1位か2位ぐらいでめちゃくちゃパン好きなんです、京都の人って。だから僕も子どもの頃からよくパンを食べていたんで、朝食はいろんなパンを食べます。

■メンバーの中で1番読んでほしい人はどなたになりますか。

山下 みんなには読んでほしいですけどね。子どもの時の話とかもお互い知らないでしょうし、グループになってからの話はもちろんみんなで共有してるから知っているんですけど、ダンスを始めたきっかけだったりとかはみんなそれぞれバラバラなので、僕はこういう生き方をしてたっていうのはメンバー6人には伝わればなって思っていますね。特に誰かっていう風には決めてなくて、6人みんなそれぞれに読んでくれたらなって思っています。

■今作は100点中何点ですか?

山下 100点を出したいと思ってます。100点で!

■今回、高額なヴィンテージ品も撮影に持参したとのことですが

山下 はい。値段は言えないんですけども、今まで出してなくてこの写真集のために出したものもたくさんあります。そういうところも見ていただきたいですね。



■今日の私服のポイントを教えて下さい!

山下 このデニムはセットアップで。滋賀県のCONNERS SEWING FACTORYと一緒にコラボさせていただいて、1953年のリーバイスを復刻して作って、しかもこだわりがオレンジのステッチで・・・。デニムって本当に育てれば育てるほどかっこよくなるので、今これは育て中なんですけどもまだまだ育てて、来年はもっといい色になっていると思うので、どんどん着続けたいなと思っています。



■最後に一言お願いします

山下 本当にたくさん時間かけて、愛情たっぷりに作らせていただきました。30代でまさか写真集を出せると思ってなかったんですけれども、たくさんの方に力を借りて素敵な1冊ができました。よろしくお願いします!

■詳細
【山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS) フォト&スタイルブック「39(Thank You)」】
価格:2,970円(税込)
仕様:四六判並、168頁、すべて書き下ろし、撮りおろし
撮影:曽根将樹(PEACE MONKY)/幻冬舎
発売日:2024年12月5日(木)

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