3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセス グリーンアップル)が2024年12月2日(月)、都内にて10周年企画記者発表会を開催。Emo!miuでも、その様子をちょこっとお届け！



2015年にミニアルバム「Variety」でデビューしたMrs. GREEN APPLEは来年2025年に10周年を迎え、“MGA MAGICAL 10YEARS”を掲げる2025年デビュー10周年企画が発表された。2024年、最も聴かれて歌われるアーティスト・Mrs. GREEN APPLEが記者会見すると聞きつけ、会場はマスコミで埋め尽くされた会場のステージに大森元貴、藤澤涼架、若井滉斗の3人が登壇。ひとりずつ挨拶を済ませ、JAM’S(公式ファンネーム)待望の周年イヤーをお祝いする企画が発表された。

MGA MAGICAL 10YEARS ロゴの発表！

まずは10周年を記念して制作されたロゴのお披露目から。ロゴについて問われた大森は「来年2025年が10周年となるわけですが、JAM’Sのみなさんにどれだけ楽しんでもらえるか、どれだけワクワクしてもらえるかを以前から考えてきました。僕たちの楽曲にMagicという楽曲があるんですけども、ミセスにとってもJAM’SにとってもMagicalな一年にしたいという思いから、“MGA MAGICAL”と名付けさせていただきました」と語った。続けて若井は「僕たちのイメージカラーでもあるグリーンを基調に、10周年の10という数字が象徴的なデザインになっています。10年を僕たちとJAM’Sのみなさんとキラキラとした、そしてワクワクできるものにしたいという思いを込めました」とロゴに込めた思いを語った。また同時に発表されたCONCEPT PHOTOについて若井は「僕たちはアーティスト写真という言葉を使わずに、CONCEPT PHOTOという言葉を用いることが多いのですが、今の僕たちをただ等身大で切り取るのではなく、その時々のテーマや表現したいことをCONCEPTして表現した写真になっています。JAM’Sのみなさんが写真を見て、いろいろと想像を膨らませてくれたらうれしいです」と、ファンに呼びかけた。

デビュー日、7月8日にベストアルバムをリリース！

デビュー10周年記念ベストアルバムを2025年7月8日にリリースすることも発表。「タイトルは“10”。10周年だからこその特別なものにしたいと思っています」と意気込みを語った大森は続けて「デビュー5周年を迎えた2020年7月8日をフェーズ1完結として、一度活動休止をしております。その後、2022年3月にフェーズ2開幕として活動を再開以降、ありたがいことに楽曲がたくさんありますので、今回のベストアルバムはかなり選曲に悩み、苦しんでいるところです」と制作過程に悩んだことを語った。藤澤は「この10年間の重みとJAM‘Sのみなさんへの感謝の思いをしっかりとアルバムにしたいと思っています。ぜひ楽しみに待っていてください」と、ベストアルバムへの自信をのぞかせた。

アニバーサリーライブを7月26日、27日に開催。2日間で動員10万人！

さらに7月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、神奈川県横浜市・山下ふ頭でアニバーサリーライブを開催することを発表。その動員数は2日間でなんと10万人！大森は「2日間で合計10万人のJAM’Sのみなさんとともに野外ライブを開催したいと思っております。10周年のアニバーサリーということで、僕達たちにとっても過去最大規模のライブとなります」と意気込んだ。藤澤は「10万人のJAM’Sのみなさんが各地から集まってくれるにふさわしい、素敵な場所を作りたいと思っています。僕たちと10万人が対峙するのではなく、10万通りの心の交流が生まれる、そんな２日間にしたいと思っています」と、目を輝かせながらファンと心を通わす2日間にしたいと語った。

韓国ソウルで単独公演「MGA LIVE in SEOUL, KOREA2025」を開催！

2025年2月15日(土)〜16日(日)は韓国･ソウルTIGER DOMEにて、初の単独公演を行うことを発表。また12月11日からはライブを映画化した「The White Lounge in CINEMA」の韓国上映も始まるという。韓国語を勉強しているといる若井は「この数年、韓国語を勉強していまして、今年は単独で韓国に行ってきました。個人的にとても身近に感じる国でライブをできることにとてもワクワクしています。韓国のJAM’Sに会える日を心待ちにしています」と初の韓国公演への期待を寄せた。



いよいよ海外進出ということになるのかと問われた大森は「“海外進出”という言葉は個人的にはしっくり来ていなくて、(海外進出というと)大げさに聞こえるかも知れないんですが、今のMrs. GREEN APPLEのまま、軸足をずらすことなく、自分たちの歌を届けることができるのであれば、チャレンジしていきたいと考えています。日本では“ミセス”と親しんでこう呼んでくださっているんですけど、海外では伝わりにくいのかなと考えまして、海外の方も呼びやすいように“MGA(エムジーエー)”という名称も徐々に使っていけたらいいかなと思っております」と自分たちの音楽を海外のファンにも届けていく思いを語った。また若井は「韓国を皮切りに、もっともっと海外のJAM’Sと出会えるチャンスが増えていきそうな気がしていて、僕たちも楽しみです」と笑顔をのぞかせた。



このほかにも全国の商業施設とのコラボレーションやEXHIBITIONの制作も発表。コラボカフェやポップアップストアなど、全国で大規模な周年イベントが開催されるという。またデビュー10周年を振り返れるようなツアー衣装やミセスの活動を感じることができるEXHIBITIONも全国で開催予定だという。日本全国にいるJAM’Sにとって、嬉しいお知らせばかりが発表された。



またミセス初のドキュメンタリー映画という、JAM’S必見の制作も進行中。活動再開後からずっと密着カメラが入り、Mrs. GREEN APPLEの活動を撮影していたという。すでにYouTubeで見られるようなMV撮影やレコーディングの裏側だけでなく、ミセスの音楽がどういうふうに生まれているのか、どういう風にみなさんの耳に届いているのかなど、ミセスの根幹に関わるようなところが収められているという。大森は「僕たちの音楽との向き合い方だったり、何を大事にしているのか、エンターテイメントとの向き合い方というものを感じていただけるようなものになると思います。来年公開を目指していますので、続報をお待ちください！」と、期待感をのぞかせた。



最後、大森は「(Mrs. GREEN APPLEの)フェーズ2はまだ終わりませんよ！まだ発表していない計画ももちろんたくさんありますので、みなさんに楽しんでいただけるような活動をしていきたいと思っています」と、まだまだ楽しませてくれる計画があることを予告し、ステージを降りた。記者会見が終わるかに見えたが、3人がステージを去ったあと、ステージ上のスクリーンには昨年埼玉・ベルーナドームで行われたライブ「Mrs. GREEN APPLE　DOME LIVE 2023“Atlantis”」のエンディングで予告されていたツアー「BABEL no TOH」が2025年秋冬に行われることをサプライズ発表。この日、1日でたくさんのことが発表され、Mrs. GREEN APPLEの人気、注目度の高さ、そして活動のスケールの大きさを感じさせた。

最後のメッセージ

若井　本日はメディアのみなさん、関係者のみなさん、そして配信で見てくれているJAM’Sのみんな。たくさんの方に集まっていただき、ありがとうございました。デビュー10周年ということで、リリースやライブはもちろん、それ以外にもいろんなことを発表させていただきました。詳しい内容は今後、随時発表していくものもございますので、オフィシャルサイトやSNSをぜひチェックしていただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました。

藤澤　年末も近づき、お忙しいなか、僕たちの記者会見にお集まりいただきましてありがとうございました。デビュー10周年をむかえる僕たちが今考えていることを、メディアのみなさんや関係者のみなさん、そしてなによりもJAM’Sのみんなにどうしても直接届けたく、今回初の試みとしてこのような形を取らせていただきました。まだ今年は終わっていませんけど、来年は今年以上にみなさんにワクワクしてもらえるような活動をしていきます。引き続き、Mrs. GREEN APPLEの活動から目を離さないでくださいね。今日はありがとうございました！

大森　今日はお忙しい中、Mrs. GREEN APPLEの記者発表会にお集まりいただきありがとうございました。若井と藤澤も話してくれましたが、来年デビュー10周年という節目の年を迎えるにあたり、今回我々にとってはじめて記者会見という形を取らせていただきました。何の発表があるのかと、これだけ大きく、大々的にいったので期待する方もいれば、不安な思いをさせてしまったファンの方々もいると思うんですけど、我々がこれから来年に向けて計画していることをダイレクトに、そしてリアルタイムに発表していきたいという思いで企画させていただきました。ひとつ言えることはまだフェーズ2は終わらないですよ！ということです。今日発表した通り、ベストアルバムのリリース、ミセス史上最大規模のライブといった活動だけでなく、全国の商業施設とのコラボレーションや展示会、そして韓国公演、ドキュメンタリー映画の制作など、Mrs. GREEN APPLEとして様々な形で、みなさんと一緒にワクワクを届けられたらいいなという風に思っております。そしてこれだけではく、今日まだ発表していない計画ももちろんたくさんありますのでJAM‘Sのみんなはもちろん、みなさんに楽しんでいただけるような活動をしていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

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