<イベントレポ>斎藤工「4人以上の方にみてもらうのが野望です」リリー・フランキーと登壇!『FOD SHOWCASE’24』ペンション・恋は桃色 season3
2024.11.26
FODイベントイベントレポペンション・恋は桃色リリー・フランキーレポート斎藤工
フジテレビが運営する動画配信サービス・FODは、新たに公開される FOD オリジナルコンテンツを一挙に紹介する【FOD SHOWCASE’24】を2024年11月26日(火)に開催。2025年1月配信予定の【ペンション・恋は桃色 season3】よりリリー・フランキー&斎藤工が登壇した。
リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉ら豪華キャストで贈る。あの人気ドラマが帰ってくる。今作は更なる超豪華ゲストの出演が決定!!
ちょっと古いペンション・恋は桃色。シーズン3のペンションは、秋の装い。秋雨と木枯らしの予感。今回もまたややこしいお客さんがやってくる。56歳の誕生日を前にしたテキトーオーナー・シロウ(リリー・フランキー)、住み込みのヨシオ(斎藤工)、シロウの娘・ハル(伊藤沙莉)は、いつもと変わらない様子で呑気に過ごしている。ヨシオとハルはこれまた変わらず和気藹々と仕事に励むが、今回はなんとハルの事件がメイン。彼女の生活に細やかな変化が・・・。シロウとハルの恋模様。ヨシオの決意。人の心とは、紅葉と共に変わりゆき、散りゆく枯葉の如く儚けり。ややこしい家族が営み、ややこしいお客さんが次々とやってくる、ペンション・恋は桃色。今回もシロウ・ヨシオ・ハルの3人が変わりゆく季節の中で、変わらない大切なものを我々に教えてくれる。
イベントレポ
登壇早々、リリーが「楽屋に入ってる弁当も桁外れに良かったんですよ。」と本イベントの力の入れように驚いている様子を見せ、斎藤も「3段になってましたね。」と同調。
冒頭の挨拶でもリリーと斎藤のかけあいが炸裂。「このドラマ、もう6年近く誰にも見られることがなく、シーズン3までやってるんですけど」「4、5人は見てるという噂は・・・」、「もう台本通りにやってます。」「一言一句忠実なタイプの俳優ですもんね」と仲の良さが伺えた。
リリーは伊藤沙莉を娘と呼びつつ朝ドラに出演していることにも言及。伊藤は本作のシーズン2の撮影を終えて朝ドラの撮影に入り、朝ドラ明け1発目の撮影が本作だったようで「世界一弱い挟み方をしてるんですよね。」「挟むパンが弱すぎる。」と自虐し笑いを誘った。
今作では伊藤とリリー・フランキーそれぞれの役が誰かに恋する内容だが、予告ムービーでは相手役が外見・声ともにモザイク処理されており、リリーは思わず「あんなにゲストにモザイクかける必要あります?(笑) なんかに捕まった人の出し方でしたよ。」とツッコミを入れた。
シーズン3になって撮影の雰囲気の変化があったかと聞かれると、リリーは「さらに予算が減った感じはありましたね。僕らもそれに慣れてしまったというね(笑)」と話しつつ、豪華ゲストがペンションに毎回訪れることについて「僕らも楽しいですよね、いろんなお客さんが来て。今回はちょっと甘酸っぱいお話もあるので。」と笑顔を見せた。斎藤も「(ゲストを)なんで発表会で発表しない・・・ここ以外にないぐらい絶好の場所なのに(笑)」ともどかしそうな表情に。
そんな2人には会見で話してはいけないNGリストが直前に手渡されたそうで「だから発表することがあるとすれば、5年前から皆さんに気づかれずにドラマをやってましたっていうことを今発表してます。気づかれずにシーズン3までるの相当難しいですよ。今の時代すぐに知っちゃうじゃないですか。」と、斎藤も「これは至難の技ですよ。」と再度自虐トークで笑いを誘った。
リリーの自虐トークはとどまることを知らず、伊藤との共演イベントでの出来事について「2人でトークしてたんですけど、伊藤沙莉ファンが会場を埋め尽くしてたんです。この中で『ペンション・恋は桃色』を見たことある人って聞いたら4人だった。ファンの中でもだからね?」と付け加えた。
そんな自虐トークが炸裂したものの、最終的には「本当に面白いドラマっていうか、多分僕と工くんが1番楽しんでました。僕らはここを仕事だと思ってないんですよ。きゃーきゃー言いながらやってました。」と撮影を楽しんでいたことを告白。「映画やドラマが好きで集まった人たちがその場でセッションしてるというか、監督もそういう演出をされてるので、だからちょっと即興っぽく見えるのは、そういうところなんじゃないですかね。」と振り返った。斎藤も「大好きなんですよ僕らはこのドラマが。プライベートです。」と満足げな様子を見せた。
ほぼペンション内外の撮影で完結しているという本作。その理由についてリリーは「予算がないから」と明かし、斎藤もこの日の会見での作品プログラムを見て「漠然としましたよ。まずロケ地の場面がいっぱいある。」と他作品とのクオリティの差に驚いていた様子だった。
衣装についても、リリー・フランキーは「俺、なんならこのカーディガン、1から来てるんですよ。」と映像を指差し、キャップには肌が繊細だということで自らシルクのパンツを解体して貼っていたことを明かした。
話は再び本編に戻り、作中で伊藤に恋人ができたことにざわざわしてしまう父親心を語ったリリー。加えて「このゲストの人が超おもろいんですよね。この方のこういうお芝居というかキャラクターは絶品ですからね。」とゲストの演技に絶賛。斎藤も「ちょっと強すぎました。なんで今日発表できないのかってもどかしい気持ちでいっぱいですけど」と再び悔しそうな様子をみせた。
そして、本作のフライヤーやサムネイルでも使われている3人での写真を眺めながら「ペンションの前で、もう5、6年前からずっとこの3人で撮ってるんですよ。改めてこうやって見ると、老けましたね。」とリリー。斎藤も「シーズン4なくても、この写真だけ撮りに年1で3人で行きたいですね。」と思い入れ深いカットであることを語った。
最後に斎藤は「(FODの会員が)150万人いるんだったら、ぜひ4人以上の方にみてもらうのが野望です。それだけの価値がある内容になっています。」と本作をアピール。そこにリリーが「150万人になったって喜ばしいことですけど、人が増えたけど視聴数が変わらないっていうダメージにはなりますよね。」と付け加えて、独特のゆるっとした2人のかけあいを終始みせつけ、本作の会見は幕を閉じた。
シーズン3から観返すのもおすすめとのことなので、まだ未視聴の方はCHECKしてみてね。
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【ペンション・恋は桃色 season3】
配信日:2025年1月配信予定
出演:リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉、山口智子 他
監督•脚本:清水康彦
主題歌:細野晴臣「恋は桃色(New ver.)」(ビクター/スピードスター)
挿入歌:グソクムズ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:細野晴臣/香田悠真
企画:橋爪駿輝
プロデューサー:鹿内植/小林有衣子(イースト・フィルム)
エグゼクティブプロデューサー:石井浩二/下川猛
制作著作:フジテレビ
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