<イベントレポ>前田拳太郎「賞を受賞できるような俳優になれれば」最新フォトブック『前田拳太郎 Personal Photo Book 藍色』発売記念イベント



KADOKAWAは、2024年11月22日(金)より【前田拳太郎 Personal Photo Book 藍色】を発売中。そして11月24日(日)に発売記念イベントおよび合同取材を行った。

「仮面ライダーリバイス」で本格俳優デビュー以降、さまざまな作品で活躍する前田拳太郎の素顔を切り取った最新フォトブック。主演ドラマ「君とゆきて咲く」の収録で滞在していた、京都で撮り下ろした和装カットや、レトロなサウナでリラックスする姿を収めたカット、さらに離島のさまざまなシチュエーションで撮影したソリッドかつエモーショナルなカットも多数収録!

「月刊ザテレビジョン」での2年半に及ぶ連載まとめではバンジージャンプや滝行などの未公開カットも掲載。前田拳太郎の成長と現在地が凝縮された一冊となっている。

取材会レポ



■本日はフォトブックの発売記念イベントですが、率直な今の感想はいかがですか?

前田拳太郎 1st写真集Awakeを出してからもう2年近く経っていて、自分の中で時間の流れの速さというか、時間って進むの早いなって思って、改めて今のこの瞬間というか1つ1つを大事にして過ごしたいなって改めて思いましたね。今の自分を見てもらえるのがすごく嬉しいです。



■今回のタイトル『藍色』に込められた思いを教えて下さい!

前田 僕の誕生色が海松藍色(みるあいいろ)という色で、そこから藍色という部分を取ったんですけども、色言葉が努力だったり自分自身という意味が込められていて、役者は自分自身を見せていく仕事だと思うので、今の自分自身、これから先の未来、また努力を重ねた先の自分自身、そういう部分を見ていただきたいなと思ってつけました。数年後の前田拳太郎を見た時に、藍色を見返して、このときはこうだったなとか、そういうふうに見てもらえたら嬉しいかなと思います。



■今回のフォトブックは、いつ、どこで、どれくらいの日数をかけて撮影されたものですか?

前田 今年ドラマを京都で長期で撮っていたので、その時に2日ほどかけて京都で撮ったものと、あとは新島で撮影が3日間くらいあって、あとは東京のスタジオでも1日撮ったので、全部で5日6日ぐらいで撮影しました。

■新島に行くのは初めてでしたか?

前田 初めてでした。



■お気に入りのページを選ばれた理由を教えて下さい!

前田 撮影した時に、京都ですごくトレーニングにハマっていて、その時のドラマのメンバーみんなですごい筋トレをしてて、僕もジムに行って役作りも含めて、新選組のお話をやっていたので、みんな戦うからそれなりに鍛えないとなということでみんなで鍛えてたんですけど、その時に撮った写真なので、その時の僕がしっかり出てる写真なのかなという風に思ってて。まだ筋トレも続けてはいるので、体型の変化だったりとか僕の表情の変化だったりとか、自分自身の変化をこう楽しんでもらえたらいいなという風に思います。



■特に注目してほしいポイントはありますか?

前田 今回は写真集とは違ってパーソナルブックということで、今までの連載の部分が最初の時から今の連載やってるところまで、写真とかインタビューとかもあったりとか、自分の辿ってきた道が一目で分かるようなものになっているので、今までずっと応援してくれてた人も懐かしいなとか、そういう楽しみ方もできると思いますし、これから僕のことを知ってくださる人とかも、今回この『藍色』を手に入れますと、昔の僕から今の僕までを見ることができるので、そういう楽しみ方もできるんじゃないかなという風に思います。



■今回のフォトブックに対して、友人やご家族からの反応って何かありましたか?

前田 まだ感想をもらえてないんですけど、まだ見せられてなくて。 これから友達とかにも渡しつつ感想をもらおうかなと思っています。僕がすごく星が見たくて、この星っていうのも夜空の色と藍色でかけていたりとか、藍色にはいろんな意味も込めてるんですけど、今回素敵なところで撮ったので、友達とかに「この場所いいよ」って言ったりとか、友達と「旅行に行きたいね」っていう話もしてるので「一緒に星空見よう」って誘って、友達と旅行とか行けたらいいなと思っています。

■今回の写真集の中にも星空の写真が入っているんですか?

前田 星空入ってます!すごい撮影が大変だったんですよ。2、30秒くらいずっと止まってないといけなかったので、ほんとに涙とか垂れてくるんですよ!涙垂らしながら撮影しました(笑)



■今回のフォトブックに点数をつけるとしたら何点になりますか?

前田 今回のフォトブックは10億点です! なぜなら、前回Awakeを発売した時に同じ質問をしていただいたんですけど、そのとこ多分1億点って答えたと思うんですよ。やっぱりそれから2年ぐらい経っていて、僕自身ステップアップしていかないといけないなということで、 ちょっと今回0を1個増やして10億点にさせてください!

■今回のこの撮影を通して改めて気づいた自分の良さはありましたか?

前田 自分の良さか・・・今回、(タイトルを)色言葉からとったっていう話をした時に、ファンの方からは「ぴったりだね」と言っていただけて、僕はまだ努力も足りてないとは思ってるんですけど、ストイックな部分はあると思うのでそういうところだったりが自分の魅力かなとも思います。

あと、これは自分の魅力ってわけではなくて僕はこういう風にありたいっていうものなんですけど、藍の花言葉に「美しく装う」という意味があって、僕は人として美しくありたいなと思うので、美しい人になれたらいいなという風な思いで撮影をしているので、そういう魅力がこれからどんどん出ていけばいいなと思います。

■美しくなるために心がけてることはありますか?

前田 美しさって見た目だけじゃないと思うので、人と接する時の自分の態度や佇まいというか、そういうものからも美しさって出てくると思うので、外側だけじゃなくて内側から美しくなれたらいいなという風に思ってます。




■他に撮影時の印象的なエピソードはありますか?

前田 新島で撮影をした時に人が少なかったのでみんな知り合いみたいな感じなんですよ。だから知らない人がいると、小学生とかに「知らない人いる!」みたいな感じで指さされたりとかするんですけど、でもちびっ子たちが「なんか見たことある気がする!」みたいに言ってくださって。そしたら1人の少年が傘を逆さ向きに持って歩いてきたんですけど、そこにでっかいカエルを持ってきてて「見てー!」みたいな感じで(笑) 僕、島の小学生と喋ってみたくて、帰りも島の小学生と喋りたいからもうちょっと待ってください!って言って、学校が終わるまで待っていて、やっと喋れたと思ったらカエルを持ってこられて(笑) 僕はカエルとか虫が苦手なので逃げ回ったんですけど、小学生が「なんで怖がんないでよ!みたいな感じで追いかけてきて、それがすごく印象的でした。



■子どもは好きですか?

前田 子どもは好きですね。虫は苦手ですけど(笑)



■本の帯に約2年間の軌跡を収めたという風に書かれていましたが、この2年で変わったことは何かありますか?

前田 何もかも変わったんじゃないですかね。つい最近まで普通の大学生だったので、今こうやってカメラを向けられてるこの状況だったりとかも、まだ不思議な感じがしてますし、やっぱりこの2年間いろんな現場を経験させていただいて、その前の1年って仮面ライダーで1年半ぐらい撮影してて、そこからまた別のドラマに入ってっていう時期だったので、いろんな場所でいろんなことを吸収しながら、たくさんの先輩方もいましたし、そういう環境で自分自身が大きく慣れてきてるのかなという風に思います。内側の部分、人間力も深まってきてるのかなという風に思います。



■今年は大活躍の1年だったと思うんですが、どんな1年でしたか?

前田 今年はいろんなところに行く機会が多くて、それこそ京都だったりとか新島だったりとか、あとは映画の舞台挨拶でいろんなところに回らせていただいて、いろんなものを見たので。普段家から出ないタイプなんですけど、外の世界を見ることもすごく素敵だなと思って。綺麗な景色を見ることで感性が磨かれてるような気持ちにもなりますし、自然だったりとか星空だったりとか、すごく素敵なものをたくさん見ることができた1年でした。

■今年1年を乗り切れた癒しになっていたんですかね?

前田 そうですね。結構家にこもっちゃうタイプではあるので、今年は外に連れ出していただく機会が多かったので、そのおかげで今年の1年はしっかり乗り切れたんじゃないかなという風に思います。

■普段、家にこもってどういうことしてるんですか?

前田 アニメを見てますね。大体アニメか漫画を読んでるか・・・あとはほとんど台本を読んでますね。



■今年できた新たな夢や目標はありますか?

前田 3年半ぐらい俳優として活動しているんですけど、やっぱり目標ってすごく難しいなと思ってて。スポーツだったら順位が出るので、今までは1位を目指して頑張ろうとか考えてたんですけど、俳優という仕事はゴールがないというか、自分もどこを目指していけばいいのかを悩むというか、自分はどうしていったらいいんだろうっていうのを今年はすごく考えていて。だからこそ、形あるものとして残せる目標もいいかなと思って、アカデミー賞だったりとか、賞を受賞できるような俳優になれればいいなという風に思います。あとは一生このお仕事で食べていけるように、 実力もしっかりつけて頑張っていきたいなと思います。

■今年25歳になられたということで、20代半ばになってみて、改めてなにか感じるものはありますか?

前田 まだ18歳ぐらいの気分で(笑) ほんとに時間って経つのが早いなと思っていて、この前まで高校生とかだったなっていう風に思うので、 20代後半になったので、一瞬一瞬をもっと大事にしないとなっていう風に思っています。1作品1作品にちゃんと向き合うのはもちろんですけど、普段の生活から色々吸収できるものってあると思うので、街を歩いて人とすれ違うだけでも、勉強になると僕は思うので、お芝居っていう人を演じる仕事をしてるので、そういう一瞬一瞬を大事に生きていければいいなって20代後半は思っています。

■やりたい役はありますか?

前田 まだやれてない役はたくさんあるので、いろんな役をやりたいと思っていて、去年Awakeの時はカメレオン俳優になりたいって言ってたと思うんですけど、今もいろんな役をやりたいっていうのは変わってなくて。一生涯を終えるまでにこの役やってないなって思わないような人生にしたいので、なんでも、これできるかなっていう役でもどんどんチャレンジしていきたいですね。

■強いて1つあげるとしたら?

前田 アクションやりたいです!



■漫画やアニメが好きだとおっしゃっていましたが、やってみたいジャンルなどはありますか?

前田 今回、映画で声優をさせてもらったんですけど、 やっぱりアニメが好きなので、声優にもさらに興味が湧いてきて、またアニメのお仕事もできたらいいなと思ってるんですけど、今僕は25歳で学生の役とかができるかギリギリできないかのラインになってきているので、アニメだとまだ学生の役もできるかなと思うので、自分のお芝居の幅をすごく広げたいなと思ってるので、 自分の年齢よりも若い役とかをやってみたいな、学園もののアニメとかの声優をやってみたいなって思います。



■最後にファンの方へメッセージをお願いします!

前田 まずは皆さん、いつも応援ありがとうございます。今回、僕の『Personal Photo Book 藍色』を発売することになったんですけど、今の自分自身を収めたような1冊になっているので、ぜひぜひ25歳のこの前田拳太郎を、本として置いておくことができるので、まだ見てない方も、もう見たよって方も楽しみにしていただけたら。多分何回見てもいろんな発見がある1冊になっていると思うので、皆さんぜひ見てください。

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■詳細
【前田拳太郎 Personal Photo Book 藍色】
価格:2,970円(税込)
仕様:A4判
総ページ数:128ページ
発売日::2024年11月22日(金)

©KADOKAWA

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