<イベントレポ>目黒蓮(Snow Man)「(受賞したことを)家のわんちゃんに伝えました」池田美優、永野芽郁、野性爆弾 くっきー!、冨永愛らが登壇!『第41回ベストジーニスト2024』
2024.11.14
日本ジーンズ協議会は、“最もジーンズが似合う有名人”を決定する【第41回ベストジーニスト2024】の授賞式を2024年11月14日(木)に開催した。
「ベストジーニスト」は『一般選出部門』『協議会選出部門』『次世代部門』の3つの部門があり、各部門ごとに、毎年選出・表彰される。SNS調査による投票形式によって決定する『一般選出部門』では男性は目黒蓮(Snow Man)が初受賞。女性は池田美優が3年連続で選ばれ、殿堂入りとなった。
また『協議会選出部門』では永野芽郁、野性爆弾 くっきー!、冨永愛が表彰。『協議会選出部門 特別貢献賞』ではベストジーニスト(『僕のヒーローアカデミア』) が選ばれコメントムービーが上映された。
本人の代わりに声優の緑川光が賞を受取り「残念ながら原作は完結してしまったのですが、原作者の堀越先生、本当に長いことご苦労さまでした。お疲れ様でした。やりましたね!代わりに受け取っておきます。」と原作者へメッセージを投げかけた。
『次世代部門』ではLEX、kanonが選ばれた。さらに、創業の地であり現在も本社を置く広島県福山市の特産品であるデニム生地を使用し、従来の制服を一新する機能性/安全性及び環境負荷低減に配慮した制服の採用を通じて、従業員のモチベーション向上を図り、より良い物流サービスの提供に努めているとして『協議会選出 特別貢献賞』に福山通運株式会社が選出された。
トークセッション
表彰後、目黑、池田、永野、くっきー!、冨永の5人でトークセッション。改めて、受賞した気持ちを聞かれると、Snow Manとしてデビューする前に、ベストジーニスト賞を目指して毎日のようにジーンズを着用していた時期があったという目黒は「それから数年、時を経て今回こうしてここにいれるのが本当に嬉しく思います。」と感慨深げに語った。
殿堂入りを果たした池田は、過去に殿堂入りを果たした浜崎あゆみ、倖田來未、ローラ、菜々緒といった錚々たる女性陣の名前をあげ「すごいメンバーに名前を並べさせていただくっていうのが、恐縮でありながら本当に光栄なことだなと思いましたので、このベストジーニストというものに恥じないように、汚さないように、今後も芸能生活、そして人生を歩んでいきたいなと、そのぐらいの気持ちでいます。」と襟を正した。一度目の受賞で「殿堂入り目指します!」と言った言葉の通り、有言実行できたことにも自信を伺わせた。
「すごくデニムが好きでずっと履いてきた」と語る永野は幼少期を振り返りながら「私の母が小さい時から私にずっと『ジーンズが似合う子になりなさい』って言って、いろんなジーンズを買ってくれて、コーディネートを組んでくれて、そこからずっと自分の身近にあるジーンズだったので、賞をいただけるのはすごく嬉しかったですし、これからも自分に合うジーンズをいっぱい見つけて、いろんなコーディネートを楽しんでいけたらなと思いました。」と家族への感謝を交えながら語った。
くっきー! は笑いを混ぜながら「恐縮です・・・。」と一言。冨永は「子供の頃から憧れていた賞だったので、非常に嬉しく思っています。」と喜びを語りつつ「デニムっていうのは日本の伝統文化だと私は思ってます。世界から見てもハイブランドが注目するようなデニムを日本はずっと作り続けてきたので」とファッション業界全体への良い影響についても言及した。
ベストジーニストのキーワードは「Keep on your Jeans Spirits -壮大な夢を追い、希望を絶対に失わない不屈の精神-」。これにちなんで、協議会選出部門で選ばれた3人に大事にしている言葉や考え方を伺うことに。
中々に深いテーマだったため永野からは困惑の笑みが浮かんだが「常に自分を大事にすることは忘れないようにしようと思っていて。ついつい自分のことを後回しにしがちなんですけど、私のことを大切にしてくれる人を大切にするためにも、まずは自分自身のことを大事にして、それで誰かのことを大切にできたらいいなと思っているので、その考え方は忘れないように日々過ごしているつもりです。」とまとめた。
くっきー! は一期一会。「デニムもこれだっていうものに意外と出会えなかったりするんですよね。ほんまに出会った時ってもうこれ一生大事にしようっていう。やっぱりそれが一期一会ですよね。」とヴィンテージデニムを好むくっきー!らしくコメントした。
冨永は「ファッションという世界は、ある意味夢のような世界でありまして。私たちモデルが作品の中で表現するということも、とても幻想的であって、見てる皆さんが夢見心地になるような、憧れを持つような、そんな世界なので、私もその作品の一部として、ある意味夢の中に生きるというか、皆さんにいつも刺激を与えられるような存在でいれるように、これからも100歳までモデルでいるって公言してますから、頑張っていきたいなと思っています。」と、スーパーモデルとしての覚悟を語った。
一方、一般投票で選ばれた目黒は一年を振り返り「今年は特に私服でも結構デニムをはいたりとか、ミュージックビデオの衣装とかでも自分で着用したくて使わせていただいていたりとか、そういうのを全部まとめると90%ぐらい着用してたのかなって思うんで、すごい嬉しいです。シンプルに(デニムが)好きなんだと思います。」。
一年で何十着ものジーンズを購入したという池田は、100万円のデニムを草彅剛に勧めてもらった縁から、現在開催中のヴィンテージデニム展に夫婦で訪れたそうだが「上には上がいるなっていう世界だったので、全然そこには全く及べない、並べないですけど、やっぱジーンズの世界って広いなっていうのを改めて今年は実感したかなと思います。」と振り返った。ちなみに、いままでに獲得した盾はおうちの廊下に並べているとのことで「早く帰って飾りたいなと思います。」とも口にした。
続いて、この日のコーデのポイントをそれぞれ紹介。目黒はジャケットをめくり背後のポケットからバンダナをちら見せ。「多分言わなかったら見えないところではあると思うんですけど、こういうところとかにも、好きなバンダナのアイテムとかをかけ合わせたりとか、見えないところでも楽しみながら色々考えました。」と笑顔で語る。またインナーを白にするか黒にするかをとても悩んだということで「インナー1つとってもデニムの顔が変わるなっていうぐらい印象も変わるので、だから面白いのかなって自分も楽しみながら選びました。」と満足げな様子をみせた。
池田は、普段はシンプルなデニムコーデが多いとのことだが、授賞式ということもあってドレッシーなコーデを組んだとのこと。中でもデニムパンツをリメイクしたアームウォーマーがポイントだとか。
またこの授賞式に合わせてデニム風ネイルにしたという熱量も見せ「もう出れないので・・・最後に詰め込みました!」とアピールした。
永野も白Tにジーンズと言ったシンプルなコーデが多いそうで、今回もシンプルなコーデで登場。「上にジャケットを羽織ろうかなと思いつつ、やっぱりデニムシャツ、ハンガリーシャツっていうんですかね?とあわせたのを見てほしいなと思って。色の濃さが違うのもちょっとポイントになっているかと思います。」とデニムならではの色のコントラストに重きをおいていた。
くっきー!のコーデは50年代モノで統一。「普段、ふらっと家から行って、ふらっと賞を取るみたいな、かっこいい感じでやらしてもらいました。」とクールに語る。今年はオリジナルのデニムも作っていたことから、ヴィンテージとオリジナル、それぞれの良さについても語っていた。
冨永は1番好きなスタイルだという、ジーンズ×タンクトップのコーデを披露。「1番好きだし、デニムが1番映える着方かなと自分的には思ってるので、今日は本当にシンプルに着ました。」とコメントした。
記者質問
今回の受賞を初めて聞いた時の率直な感想について質問。目黒は「ついに自分にも来たんだなこの時がっていう嬉しい気持ちがあったのが率直な気持ちでした。」と回答。また発表前だったこともあり「あんまり周りの人に言えないんで、家のわんちゃんに伝えました!気持ちは通じ合って、喜んでくれてました。」と可愛らしい一面をのぞかせた。
先輩たちも達成している殿堂入りへ向けて、決意や思いを聞かれると「ジーンズが好きな気持ちのまま殿堂入りがついてきたら嬉しいかなと思います。」と目黒らしいコメントを残した。殿堂入りを果たした池田はアドバイスを求められると、恐縮そうにしながらも「インスタとかで私服をバンバン載せるっていう、もちろんナチュラルに好きっていうのが1番いいんですけど、やっぱデニムのイメージをすりつけるっていう(笑) 元々やっぱ似合うんでね、普段から履いてるとこのまま2年、3年と取れちゃうんじゃないかなとは思ってます。」と助言する場面も。
続いて、全員にジーンズを着用する頻度や持っている量を尋ねると、目黒は「今年は結構履いたかなっていう印象で、ミュージックビデオでも自分で選んで履いたりとかもしましたし、結構頻度的にはかなり多いなと思います。」と改めて今年を振り返り。「家にあるのは何本かわかんないんですけど、ラックとかにかけたりしてて、棒にかけていくとしたら重さで真ん中で折れそうになるぐらいの数です。」と、手元のマイクや盾で大変そうにしつつも、デニムの重さをジェスチャーで表現してくれた。
池田は「週7、少なくとも週6ぐらいで履いてるぐらいジーンズしかほぼないぐらいなんで。私もラックにかけてるのと棚にしまってるのとって色々あるんですけど、ざっと見た感じ100はあります。何千円のものだったり、数万円のものだったり、それこそ一昨年買った100万円のデニムだったりとか、色んなも含めて本当に100は余裕でありますね。」と回答。
寝ぼけててもジーンズを履いてるぐらい、ジーンズをほぼ毎日履いてるという永野は「4、50本くらい」、くっきー!も「重さで言うたら、正座させられて膝の上に乗せていったら江戸時代の拷問で成立するくらい重みはありましたね。スネへしゃげ!」、冨永「ほぼ毎日オールシーズン、デニムは着てますね。パンツもジャケットもコートもいろんなデニムがありますし、数はワンラックぐらい。重さはくっきー!さん3人分くらい」と立て続けにたくさんのジーンズを所有していることを告白した。
また目黒は数々の賞を受賞していることにも触れられると「どの賞をいただけても本当に心から嬉しいですし、感謝してるんですけど、デビュー前にベストジーニストを目指してと言いますか、夢に見てたくさんジーンズを履いていた時期が本当にあったので、自分の中では意識してるものはあったんだと思います。」とベストジーニストは特別な賞であったことを明かした。そんな多忙なスケジュールの中、来年の目標には「健康第一」を掲げ「こういう賞の場に出ることであったりとか、色々お仕事、あとは自分の好きな友達だったりとかに会うのもやっぱり健康がないとできないと思うんで、まずそういうところからちゃんとしていきたいなって思ってます。」と語った。
池田は受賞が決まったときに草彅にそのことを伝えたそうで、デニムを語るのと同じ熱量で「すごいじゃん!」と喜びの声が届いたとか。「あの方のデニム愛っていうのはもう異常なぐらいなので、全然そこには敵わないんですけど、一応肩書きだけだったら肩を並べられたのかなとは思います。」と嬉しそうな様子。
バイクとジーンズどっちが好きかと尋ねられた永野は「バイクにデニムで乗りたいです!デニムで海に行くことが多いので、海にドライブがてら行きたいです。」とクールに回答した。
最後に、それぞれにとってデニムはどんな存在かをコメント。目黒「毎日をワクワクさせてくれる1つで、自分が好きなものを着用するだけでその日の気持ちよさだったりとか、どこか晴れやかな気持ちで入れたりとか、自分の心をどんどんどんどん前向きにしてくれる1つのアイテムなのかなって思ってます。」
池田「あるのが当たり前すぎちゃって、逆にもっと大切にしなきゃなって。改めてこの場に立つと思わせてくれるという、当たり前すぎて無くなったらどうなんだろうって、それが怖いぐらい当たり前の存在ですね。」
永野「自分の生活には欠かせないアイテムだと思っています。常に自分の生活の中に いてくれるし、自分を元気づけてくれるものだなと思ってます。
くっきー!「履いてないと逆に違和感を感じるというか。自分の体の一部、皮膚のような存在ですから。僕はデニムって呼んでないですよ、ひふむ(皮膚×デニム)って呼んでますから。」
冨永「ファッションですね。ファッションの業界にいて、デニムのいろんな形、股上の深さ、裾の長さなど、いろんな流行りがぐるぐる回ってますけれども、これから先どういうデニムの形が流行るのかっていうのもすごく楽しみにしてますし、10代の頃に履いていたバギーパンツがまた流行り出してるので、そういったこともすごく面白いなと思いつつ、デニムっていうのは身近な存在でありながら、自分を高みにまで持っていってくれるような存在でもあるなと思います。」
と思い思いに回答し、本イベントは幕を閉じた。
↓↓↓写真26枚を、ページ最下部のギャラリーに掲載中!最後までお見逃しなく♪
【第41回ベストジーニスト2024】
開催日:2024年11月14日(木)
<受賞者>
『一般選出部門』
目黒蓮、池田美優
『協議会選出部門』
永野芽郁、野性爆弾 くっきー!、冨永愛
『協議会選出部門 特別貢献賞』
ベストジーニスト(『僕のヒーローアカデミア』)
『次世代部門』
LEX、kanon
『協議会選出 特別貢献賞』
福山通運株式会社