2024年10月8日(火)、大宮ソニックシティにて【NOA “Primary Colors”HALL TOUR IN JAPAN 〜Flashing Lights〜】が開催された。2nd ALBUM『Primary Colors』を引っ提げた、初の全国ホールツアーとなる同ツアーの初日公演となった、同公演の様子をお届け！

ステージ上にたかれたスモークのなかに浮かび上がるNOAのシルエット。会場からは歓声が上がり、2nd ALBUM『Primary Colors』のリードトラック「COLORS」、でコンサートの幕を上げた。「What’s up？NOANA(公式ファンネーム)!!! みんな、ホールツアーが始まったよ！今日、初日だけど盛り上がれるの？一緒に歌ったり、踊ったり。準備できてんの？」と初日らしくNOAの気合いは充分のよう。会場に駆けつけたNOANAの盛り上がりを確認し、ホールツアーの初日公演をスタートした。

2nd ALBUM『Primary Colors』のタイトル名“Primary Colors”とは三原色を意味する。日本語、英語、韓国語を話すトリリンガルアーティストNOAならではの“言語によって違う自分”がいることを表現しているのだが、前半は「gimme」、「Prime」、「between」から始まった。情熱的なパフォーマンスに熱が上がったのか、「between」が始まる前、それまで着ていたジャケットを脱いだNOA。四肢の長さ、スタイルの良さが際立ち、NOANAから歓声が上がっていた。本ツアーを迎えるにあたり、これまでの既存曲も改めて“三原色”に落とし込み、セットリストに組み込んでいったという。



シャツスタイルに衣装チェンジしたNOAがステージに再び登場。センチメンタル・知性・冷静を表現した“青”のナンバー「YBOM(You’ve Been On my Mind)」、「imasara(outro MC)」、「Too Young」、「Break Away」が続く。



前半とは雰囲気がガラリと変わり、「imasara」ではピンスポットのみのシンプルなステージを披露。また、「Too Young」のパフォーマンス前にはNOAが「恋愛をしていたら、“別れ”というものがやってくるんですけど。僕のせいでもなく、君のせいでもなく、ただただ僕たちが幼かったから…という思いを書いた歌になります。聴いてくさい」と語り、まるでひとり舞台を観ているかのような気分にさせてくれる。「Break Away」では綺麗な高音を響かせ、NOANAたちの心を一気に掴んだ。



VCR後、赤いサーチライトが会場を照らし、けたたましくサイレンが鳴り響くなか、「RED ZONE」をパフォーマンス。情熱・強さ・エネルギッシュさを表現した“赤”ゾーンが始まった。韓国語詞と英語詞で展開されるNOAにとっての新境地となったナンバーで、NOANAのコールも一段と強くなる。



NOA DANCERSのパフォーマンスを挟み、続く「answer」では客席横の扉から登場するというサプライズ演出が！客席と客席の間を通るNOAのあまりの近さにNOANAたちは大興奮。この近さもホールツアーならでの良さであることは間違いない。「make some noise!!」と叫びスタートしたのは「Step Back」、「BURN」を披露した。



カジュアルなデニムスタイルに衣装チェンジしたNOAが再び、ステージに登場。幸福感・自然体・リラックを表現した“緑”のナンバー「Fell in love in NYC」、「Always and Forever」をパフォーマンス。「Always and Forever」では「盛り上がる準備はできてるの!?」と会場を煽り、手をくるくると回すとNOANAも一緒になってペンライトを回し、会場の一体感を高めた。

「もう残り2曲です。早いよね？みなさんと過ごす時間、全部が大切で、今日もまた素敵な思い出ができました。本当にありがとうございました。残り2曲も最高に盛り上がって、一緒に歌って踊って終わりたいと思います」とコンサートの終わりが近づいてきていることを残念がるNOA。最後に「Last Letter」、「Red Light」を披露し、本編を終了した。



最後の最後までNOAの愛溢れる演出で、コンサートが終了した。