圧倒的なビジュアル誇り、グローバルに活躍する5人組グループ、TOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)が初のVRコンサート【HYPERFOCUS：TOMORROW X TOGETHER　VR CONCERT(以下、HYPERFOCUS)】を開催。Emo!miuではひと足お先に、“神席”を体験してきました！



このVRコンサート「HYPERFOCUS」は本国である韓国をはじめアメリカ、そして日本の5都市を加えた世界11都市の映画館を巡る“ワールドVRコンサートツアー”で、日本で開催されるVRコンサートとしては最大規模を誇る。本公演は“TOMORROW X TOGETHERと一緒に、失われた光のかけらを探しにいく旅”をコンセプトに、TXTの代表曲「Sugar Rush Ride」から、最新曲の「Deja vu」まで、全6曲を通してTXTの魅力を存分に味わうことができる。観客は映画館でVRヘッドセットを着用し、目の前に広がる12Kの高精細な映像と5.1chサラウンドシステムによる高品質な音響環境で臨場感あふれるVRコンサートを楽しめるという。TXTメンバーがMOAへの想いを詰め込んだファンソングは日本公演のみ、特別に「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)［Japanese Ver.］」が収録されている。韓国やアメリカでは楽しむことができないオリジナルパフォーマンスを観ることができる。



またプレス試写会には本公演の監督を務めたキム・ホンチャン氏が登壇。撮影のときに「YEONJUN氏が回し蹴りのパフォーマンスをする際、カメラが壊れてもいいから観客が身を引くような迫力が伝わるように回し蹴りをしてくれ」と、YEONJUNに頼んだという。「壊していいからと言ったはいいものの、本当にカメラが壊れるのでは？と、とても冷や冷やした」と撮影当時を振り返った。いざ撮影が始まると、監督の言葉に応えるかのようにYEONJUNはカメラ5cm前で回し蹴りを披露したくれたことに感動したという。また「カメラをファンだと思ってもらい、表情やアイコンタクトを最大限できるように指導した」と明かしてくれた。その言葉通り、メンバーたちのパフォーマンスの表情を間近で堪能できるだけでなく、ファンサも独り占めできるのだ。



7月31日から、韓国・ソウルではすでに上映されており、実際にVRコンサートを体験したファンからは「メンバーが私だけをずっと見つめてくれる」、「観たら分かる面白さ」との声が多数上がったという。MOAはもちろんのこと、最近のTXTの日本活動でTXTがちょっと気になっている……という人も必見の公演だ。

圧倒的ビジュアルを独り占め⁉︎ 観客全員“神席”で全員“最前席”！

※体験レポはライターの個人的感想です。



筆者はVRコンサートを体験するのは実は2回目。1回目はコロナ渦で、スマホを使ったVRコンサートを体験済み。それとは比べ物にはならない！と分かっていたつもりでも、圧倒的すぎて驚いた。まずは“映像美”。12Kという、映像ど素人には“12K”の凄さはよく分からないけれど、目の前に広がるTXTの世界観が美しすぎて、幻想的すぎて驚かされた。そして目の前に現れるメンバーたち。その姿はリアルすぎて、思わず手を伸ばしてしまったことを報告しておく。そして5.1chサラウンドの“音響”。映画館ならではの音に全身が包まれた状態での公演は、オフラインコンサートでは絶対に味わうことのできない体験であること間違いない。美しい映像と音響のコラボからなるその没入感は唯一無二の世界観を作り上げていた。

公演が始まる前にはナビゲーターとなるメンバーをひとり選ぶことになるのだが、5人から1人を選ぶなんて難しい!! と思っていたら、あっという間に時間制限が来るのでご注意を。箱推しの方、事前に決めておくことを強くオススメするよ！そして選んだメンバーがペンライトを手渡してくれるという演出が…そう、メンバーからMOA棒を手渡しされる世界線がそこにはあるのだ！いつのまにか自分の右手にはMOA棒。手を振ればMOA棒も動き、まさに視界は“コンサート会場最前席”いや、最前席以上。メンバーとの距離、50cm。ときに5cm!! それはもう悶絶もの。「最前列のファンではなく、むしろメイクアップアーティストになってメイクができる近さ」という声が上がるのも納得。その近さから思わず顔を背けたくなるほどのいい意味すぎる衝撃が。YEONJUNの「Good Boy Gone Bad」の憑依パフォーマンスを間近で凝視、燃える薔薇をくわえたBEOMGYUの近さにビビり散らかしていたら、あっという間に公演は終了。



VRコンサートの感想はどうだった？と聞かれるとするならば、「HUENINGKAIって鼻にうっすらほくろがあるんだよ！」、「YEONJUNのピアスの穴って、ひとつは大きいんだけどもうひとつは小さいの。あと、私。YEONJUNに回し蹴りされたんだ」、「TAEHYUNの目ってね、きゅるんきゅるん。目の中に星があるんだから!!」、「SOOBINってあの腹筋ちらつかせるくせに、もちもち肌でえくぼがあんの」、「平均身長180cmのTXTのパフォーマンスを至近距離かつ、斜め上から見たことある？　見たことないでしょ」、「メンバーが美しすぎた。TXTって、VRの世界だけの存在でこの世にはいないのかもしれない」というようなアホな答えになってしまう。

そう、1回だけで「HYPERFOCUS」を堪能することは絶対に不可能なのだ。1回目はその近さ、VRならではの視点に圧倒される。そのくらいの衝撃が「HYPERFOCUS」にはある。2回目でやっとパフォーマンスに目を向けることができるかと思う(冷静な方はもちろん1回でパフォーマンスに目を向けられると思うが私は無理でした!!)ので、ぜひ2回以上観るのがオススメ。

メイキングシーン

そしてもうひとつ。この公演中、何度かMCタイムがあるのだが……ぜひ他のメンバーが話しているときにSOOBINを見てほしい!! 「あれ？SOOBINがこっち見てる。え？またこっちを見てる!! もしかして私のことを気になってるの⁉︎ SOOBIN!!!!」というアホな妄想を楽しむことができるので、SOOBINペン以外もぜひお試しあれ。



さらにこの公演は観賞後にファン同士で感想を言い合うのが絶対に楽しいと思うので、SNS上でもリアルでもお互いに気づいた見どころを教え合い、そして確認をするために3回目…という流れになることは必至。



この熱量は、実際に体験しないとなかなか伝わりづらいから、ぜひ5都市の近くの劇場まで足を運んでその肌で、目で、耳で楽しんで!!