<イベントレポ>新田真剣佑『主演の現場でお芝居をしている弟(眞栄田郷敦)の姿はすごく立派でした。』劇中でのサプライズ出演を発表!映画「ブルーピリオド」公開記念舞台挨拶



夏休み映画大激戦の中ますます勢いに乗る映画【ブルーピリオド】が2024年8月9日(金)より大ヒット上映中!公開から約10日となる8月20日(火)に【公開記念舞台挨拶】が行われ、主演の眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が登壇した。



まずは映画公開後の反響について。眞栄田や監督らスタッフと二子玉川の映画館に実際に観に行ったそう。お客さんのリアクションを聞かれると「忘れてました。映画に夢中になっちゃって」と眞栄田らしいコメントも。監督いわく、すすり泣く声などが聞こえたいたとのこと。



高橋は、映画に出た時にだけ連絡をくれるという高校の同級生についてトーク。映画が公開された初日または2日目にいつも感想をくれるそうだが、今回は9日後の昨日に来たそうで「すいません。1週間遅れました。遅れながらちょっと観させていただいて、いやちょっとやばかったな。衝撃受けすぎて感想が出てこない」などといったメッセージ&電話で生の感想を聴いたとのこと。「いつもより前のめりに感想くれたんで嬉しかったですね。」と笑顔で語った。



板垣は、天才少年の高橋世田介を演じたため「『天才だった』って言われて、ちょっと気持ちよくなってました(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。



続いて、キャスト間の意外な一面をトークしていくのだが、これまでの数多のプロモーション活動でほぼ言い尽くしてしまったそう。高橋は、眞栄田をじっくり見ながら「今日前髪おろしてるのがだいぶ意外だな、可愛いなって。いつも(髪を)あげててキリッとしたイメージがあったから。」、眞栄田「今日はラフで行きたいって言われたから、前髪下ろしてみた。」とのやりとりや、桜田からは「映画の時より焼けましたね。」と、外見の変化について言及していた。

高橋については、眞栄田が「(うちに秘めるものが)熱い」と答えたが、その反面、平熱は35.6度と低めである意外な事実も明かした。

板垣に対しては、高橋が「クールそうで独特な世界観があって“我が道”っていう感じですけど、意外と柔軟。明るくはないですけど、元気(笑) そこのラインが絶妙だと思います。」とコメント。板垣との共演回数も多いという桜田は「1〜2年のブランクを感じさせないくらいフラットにお話できる。落ち着いてるというか、いつもフラッとそうなのがすごく魅力的だなって思いますね。」と、振り返った。



桜田に対して、高橋が「髪伸びたね」と答えると「夏なんで!夏だと髪の毛伸びるのすっごい早くなるんですよ。」高橋「えー、意外。」と、フランクなやりとりを披露。一方、板垣は「温度感が似てるのはすごい思うので、それは初めて共演させてもらった時とかは意外でした。」と初共演時のエピソードを明かしてくれた。



話題は変わり、今まで大きな影響を受けた身近な人や具体的な言葉についてのトークに。眞栄田は「コメントや感想とか見てると、すごいパワーをもらうなっていうのをすごい感じましたね。だから今撮影してるのとかも頑張ろうと思いますね。」と明るい声色で語った。



「休みなく働いているイメージを抱かれている」という高橋は、よく身体の心配をされるとのこと。「別に休まないし、寝てても結局寝ても疲れるしな。」と、それまでは休むことに対してあまり意味を見いだせないタイプだったそうだが、最近は休むことに重きを置くようになったとか。「働いてることが全て正義だと思ってましたけど、休むこともちゃんと仕事だよっていうのを、ここ1年いろんな人に言われたおかげで休むことができるようになりましたね。」と自身を顧みながらコメントした。



板垣は、中学生のときに出会った面白い先生について。「職員室のデスクに自分でお札を書いて貼っている先生がいて、僕もそれを真似してちょっと中二病チックお札を書いていたり(笑) 結構その先生からコンテンツとかアニメとか音楽とかを教えてもらって。」と、自身に厨二病の側面があることに触れながら、学生時代を懐かしんでいた。



桜田は「ワンちゃん」と回答。「犬の存在がやっぱ私の中ですごく大きくて、仕事で悔しいなって思いながら帰ることもありますし、いろんな自分の頭の中でばーって考えてる時に、寄り添ってくれる存在がいるっていうだけですごくありがたいなって思いますし、この子を守らないとっていう自分の中で出会った瞬間に思ったので、それが自分の中ですごく新しい感情というか、桜田ひよりが成長するために、素敵なワンちゃんと出会えたんだなってすごく感じます。」と愛情たっぷりに語った。



最後は映画にちなんで、まだ好きなものに出会えていない・なかなかそこに踏み出せないという方へ、眞栄田と高橋からエールを贈ることに。

多趣味で好きなものがいっぱいあるという高橋は「自分の好きなものとかを見つける時に、自分から見つけに行くことが自分に合ってる人と、自分から見つけに行かないことが合ってる人がいると思ってるんで、何かに背中を押されるまでは自分を信じていいと思っています」とコメント。「自分のちゃんと自分の物差しで自分の好きなものを図れるようにあってほしいなとは思います。」と投げかけた。

眞栄田は、高橋の話に深く共感しながらも「いろんな経験してみればいいんじゃないですかね。自分のこともわかってきますし、自分の好き嫌いもわかってくると思うので。」とシンプルに伝えた。



イベント終盤、キャストにも知らされていないサプライズ発表が!その内容は、新田真剣佑がシークレットゲストとして、作中に出演していること。驚きの雰囲気の中、新田からの手紙が代読された。

新田真剣佑 メッセージ

皆さんこんにちは。
郷敦をよく知る者です(笑)
何故コメント?と思う方も多いと思いますが、実は映画「ブルーピリオド」に少しだけ出演させていただいてます!話せば長いのですが…なんと映画の現場にこっそり遊びに行った際に、監督のアイディアで出演させていただけることに。
主演の現場でお芝居をしている弟の姿はすごく立派でした。いつかセリフをかわせる日が来るのを楽しみに待ってます。
この夏1番胸が熱くなり涙する映画を是非劇場でご覧ください。






キャストにもサプライズだったそうだが、実は眞栄田と高橋は知っていたそうで「あの日、現場がやたらと緊張感あったんですよ。なんでこんな緊張感あるんだろうと思って、観察していたら気づいてしまったんですけど、誰も何も言ってこないから、これはきっと公開日のサプライズだなと思って、何も言わなかったんですけど(笑) 僕は初日に来ると思ってたんですよ。だから今日かってちょっとびっくりしてます。」と、ほかとは違った驚きを吐露。「だって兄貴モニターチェックしてたんだもん」とエキストラらしからぬ姿でバレていたことも告白した。

兄からのメッセージについて感想を聞かれると「日本語うまくなったなと思いましたね」と答え、会場は大きな笑いに包みこまれた。

初共演については「いつも言ってますね、いつかやりたいねっていうのは。温めております。」とのこと。何やら相棒とかではなく、仲が悪い役をやりたいとか。また眞栄田の母親は、新田のことを劇中で見つけられてないらしく、今度3回目を観るとの情報も教えてくれた。冒頭の5分間で出演しているとのことなので、ぜひCHECKしてみてね。



最後に眞栄田から「10日ぐらい経ってすごくいい評価をいただいていて、すごくありがたいです。これからもどんどんこの映画を見て何かを感じてもらって、動かされる人が増えていくことを願っております。皆さんもぜひ周りの方に勧めていただいて、もし興味があれば僕の兄貴探しもしてもらって、何度も見ていただけるように勧めて頂けたら嬉しいです。この映画が長く広く残るように願っております。」と締めくくり、本イベントは幕を閉じた。

<ストーリー>
生きてる実感が持てなかった。あの青い絵を描くまでは―これはからっぽだった俺が、初めて挑む物語。
ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎は、苦手な美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。
悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時、絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、美術に興味を持ちはじめ、どんどんのめりこんでいく。そして、国内最難関の美術大学への受験を決意するのだが…。
立ちはだかる才能あふれるライバル達。正解のない「アート」という大きな壁。経験も才能も持ってない自分はどう戦う!?
苦悩と挫折の果てに、八虎は【自分だけの色】で描くことができるのか。

■詳細
【映画「ブルーピリオド」】
公開日:絶賛、公開中!
キャスト:眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)、石田ひかり、江口のりこ、薬師丸ひろ子
原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:萩原健太郎
脚本:吉田玲子
音楽:小島裕規“Yaffle”
主題歌:WurtS「NOISE」(EMI Records / W’s Project)
製作:映画「ブルーピリオド」製作委員会
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画

©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会

新着ニュース

Present

more