<イベントレポ>「新たな自分って感じがして、すごく気分が上がってます。」!NARS(ナーズ)ブランド誕生30周年を記念たアンバサダーに志尊淳が就任



今年でブランド誕生30周年を迎えたNY発のメイクアップアーティストブランド「NARS(ナーズ)」から新たなリップスティックコレクション『エクスプリシット リップスティック』がローンチされ、それを記念し俳優の志尊淳がFriend of NARSに就任。その発表会が東京・銀座にある資生堂花椿ホールで開催された。

発表会では、2つの志尊淳のヴィジュアルも解禁され、ブランドメッセージ「TRUST YOURSELF(自分の正解を、打ち破れ。)」をこれまでにない新たなイメージで表現した。



今回、日本人ではじめてとなるFriend of NARSに就任した志尊は「普段トータルで僕がしないようなスタイリングをNARSさんのお力をお借りして公開することができて、鏡で見た時、新たな自分って感じがして、すごく気分が上がってます。気持ちが変わっていくと表情も変わったりするので、全てプラスの方向に動いているのを実感でき、今日はワクワク楽しい1日になるなっていう感じがしてます。」と明かしてくれた。



NARS(ナーズ)が30周年を迎え志尊から見たNARSはどんなブランドか?という問いに「僕自身ももうすぐ30歳になるんですが、NARSさんも30周年ということで、30年前から強い理念と信念を持ちながらそれが変わらずかつ今の時代でもトレンドを押さえブランドを確立している部分がすごくかっこよくて素敵だなって思います。」ブランドイメージを語り、また、今回NARS(ナーズ)のFriend of NARSに就任した時の感想を聞かれ「最初にお話をいただいた時は、日本でも僕が初めてで、世界でも数人しかいないというのをお聞きしてすごくプレッシャーだなとも思いましたし、Friend of NARSという立場で出させていただく以上、ちゃんとNARSさんの信念などを自分で勉強して表現していかなきゃいけないなっていう部分があったので、軽い気持ちではできないなと思いました。けれどせっかくお話をいただいたからには、自分が表現できるものをNARSさんと共に表現できたらなっていう気持ちでいますね。」と就任した責任の大きさを実感したそう。



そしてバックスクリーンに新商品を使用して撮影したビジュアルが解禁され、「自分が見ても普段の自分と違う何かちょっとした変化なのかもしれないですが、こうやっていろんな自分を体現できるのは良いなと思いました。リップは赤みのあるブラウンで僕がつけても良いのかなっていう抵抗はあったんですが、実際につけてみるととてもクールにかっこよく決まってかつ今までにない自分が持っている部分を引き出してもらった感じがして。出来上がったビジュアルを見て、こんなに見え方が変わってくるんだなって自分の中で不思議に思えました。」と特に左のビジュアルに思い入れが深いことを明かしてくれた。



メイクをして新たな魅力が引き出されると気持ちにどんな変化が生まれたのか?と問われ「普段、僕の仕事って自分の表現を、自分で確認する瞬間ってあるので、ある程度自分自身でこういう表情だろうなっていう風に思って作って見せているつもりでも、リップ1つ変わるだけで全然変わってくるんだなっていう風に思いました。また性別とか関係なくいろんな人に試していただいて、自分の違った一面を自分自身で引き出してあげることがすごく素敵なことなのかなと思いました。」とリップ1つで雰囲気が変わることに驚いたそう。



さらに8月23日(金)には今回の新商品のスペシャルムービーが解禁されるとのことで、「ブランドメッセージにもある通り、新しい自分を表現することで、普段やらないようなメイクだったり、ヘアだったりを今回体験させてもらったのでいろんな一面が見れると思いますし、撮影自体も各国のクリエイティブの方々の意見を持ち寄って1つのものを作っていったので、本当にNARSさんと一緒にこれからやっていくんだなっていう気持ちにもなりました。自分のクールな部分だったりとかセクシャルな部分だったりかといろんな部分を皆さんに見ていただけるんじゃないかなっていう風に思います。本当にリップが違うだけで表現が変わるんだなっていうのは、映像を通してみなさんにも感じてもらえると思うので、そこに注目していただければ嬉しいです。」と注目ポイントを明かした。



また、普段から心がけている健康面だったり、美容面について聞かれると「生活が不規則なので、その時々によって生活が変わってくるんですが、20代では何か起きたらケアをしよう!ってことが多かったです。ちょっと体調が悪くなってきたから、これをしようかと、ちょっと肌が荒れてきたからこうしようというのが多かったんですが、最近自分の時間も持てるようになった時、もっと先を見た上で、最高のパフォーマンスを発揮できるよう毎日散歩をしたり、そういう基礎的なことなんですが、普段やれなかったことにチャレンジしながら、自分をケアしていくべきだなって最近思ってます。それこそ美容面で言うと、正直今までほぼ何もしてなかったんです。メイクさんにやってもらえるからちょっと甘えていた部分があったのですが、Friend of NARSをやらせていただくことになって1人の人間としてみなさんの前に立つ人間としてケアを怠っていたのはどうなんだろう?と最近気づき始めて、だからこそしっかりとケアをしていきたいなという気持ちになりました。」と美意識が高まったことを明かしてくれた。



さらにプレイベートと仕事のバランスについて聞かれると「このお仕事を始めて10年ぐらいプレイベートと仕事が一緒みたいな感じで、そこの区別を僕自身できていなかったんですが、最近になって休みが大切だったことに気づいて、そこからお休みをちゃんといただくようになりました。やっぱりちょっと気持ちがすごく豊かになった感じがして、どうしても休んでいるとその間、他の人たちは頑張っているのにって思えて仕事しなきゃ!! ってずっと心が休まらないな、と。自分も大切にしなくちゃと思って、休みをしっかり取ろう!と心がけるようになりました。実は、仕事を決めていく中で、ここを休みにしようと言う概念がそもそもなかったので、今はしっかり休息をとって、次の作品に向けて準備をしようと言う期間を設けることの大切さを実感しています。」と休息の大切さを知ったとのこと。

その結果、仕事のパフォーマンスがより良いものになったのか?と問われ「休みがあることで、思ったようなパフォーマンスができなかったとき、全て自分の責任になる。忙しかったからという言い訳が通用しないからこそ、休みを取ることで自分を追い込んでしっかり表現に磨きをかけなきゃって思いがあります。」と休息をとることでさらに表現力に磨きをかける時間になっているそう。



またプライベートでハマっていることは?と聞かれ「インプットすることですかね。家にいて作品を見たり、さまざまなものに目を向けるっていうことを心がけています。義務的にではなく自分で知りたいなと思ってこれを観てみよう!という風に動けているのが今良いなと感じています。元々ドキュメンタリーを見るのが好きで、日本のドキュメンタリーだけでなく海外の暮らしを見たり、文化や食生活だったりそいういものを自分でネットサーフィンしながら後日インプットする感じです。」と明かした。



ここでこれからチャレンジしたいことやこれからの芸能生活に向けた抱負についてフリップで発表する場面に。1つ目は『概念』ということで「お仕事を始めた頃から今っていろんなものが変わってきてると思っていて。どうしても最初は誰かの真似をしなきゃとか、この人はこうだったからということを気にしたり。俳優というものはこうあるべき、私生活はこうするべきとか概念に囚われていたわけではないんですが、その概念がある中で、自分がもがいていた感じがあったんです。でも自分自身、数年前に病気を経験したりした時、俳優ではあるけれど、表現の仕方において志尊淳っていう僕個人の表現を乗せているわけで、俳優だからこれはしないよね、とか、俳優はこうあるべきだよね、みたいな概念を取っ払って、自分自身で表現したいものだったり、自分が思うことでバイタリティーを持って行動していきたいと感じています。だから『え〜こういうことするんだ!?』っていう風に最初は思われるかもしれないですが、そういうのって自分がちゃんと信念を持ってやり続ければ1つの形になると思うので、そこは恥じらいを持たず、信念を貫いてやっていきたいなという気持ちがあります。」と強い概念を持つことを1つ目に掲げた。



続いて2つ目は『グローバル』ということで、「いろんな国の作品を見ていく上で、すごいな!出てみたいな!って思うことがあって。でも僕はグローバルで活躍したい!っていう言葉が言えなかったんですよね。恥ずかしい気持ちもあったし、日本でもっと表現を洗練してからそう発言をするべきだと思っていて・・・。でも最近SNSであったりプラットフォームが増えてきた中で、すごく(世界との)距離が近くなってきているなと感じていて。だからこそ今回お声がけいただいて、一緒に世界に発信していきましょうと言われ、普段と違った環境に接したことで、人間としても俳優としても磨きがかかる部分があるなと感じ、これからは積極的に目を向けていきたいなという気持ちになりました。だからこそ言語を学んだり、友達を作ったりとか、そういったところからのスタートですが、仕事をとりにいくぞ!というより、(海外に)目を向けることで近付いてくる気がしていて。マインドもそうですが、物理的に準備できるうちにしておこうと思っています。」とグローバルに活躍できる自身になれるよう展望を明かしてくれた。



最後に3つ目では『1度きり』ということで「ここまでの2つが結構真面目な話だったんですが、結局は1度きりの人生なので、楽しもう!! っていう。根底にあるのはここだなっていう風に思ってます。後悔のないようにやりたいことをやればいいし、結局最後は自分が責任を取らなきゃならない立場にあるからこそ、その範囲内で好きなことをやっていきたいなっていう感じです。」と1度きりの人生は楽しまないとと、最後の抱負に『1度きり』をあげた。



発表会も終盤になるとここでNARSのグローバルアーティストが登壇し、「以前よりお顔は知っていて、最近はさらに大人の魅力というかクールな感じがするなって思い、今日はちょっとずつそっちの方面に寄せたメイクをさせていただきました。使用するリップのカラーは決まっているものの、その日その時の気分だったり、フィーリングで凝り固まらずメイクしました。使用したBODY HEATという色味は、さまざまな方に使っていただける色味なんですが、人によって色味の出方も違うし、その時々で表情が変わる色味なので、いい意味でその新鮮さを感じていただけるんじゃないかと思います。」と今日の志尊のメイクについて語った。



それについて志尊は「今日つけたとき、以前つけた時と違って見えたんです。本当にその時によって見え方が違うんだって実感しています。」とビジュアル撮影時とは違った表情になったことを明かしてくれた。



さらに全28色ある『エクスプリシット リップスティック』の中で推し色について聞かれ「『803 BODY HEAT』です。僕がつけても大丈夫なのかな?って最初思ったんです。でもつけてみるとスタイリングなどによってもまったく見え方が変わるので、つけた当初は見慣れない自分がいるな〜って思えても、すぐに見慣れてきてリップをつけただけで、シマるので今日決まったな!って感じがすごくします。リップの色を変えるから、ヘアスタイルだったり洋服だったりを選ぶ楽しさがあるなとつけてみてはじめて感じました。」と語ってくれた。



最後に「大役をいただいて、これからしっかりNARSさんの理念を僕自身も勉強しつつ、NARSさんが持っているものを僕を通して表現できたら良いなと思っています。NARSさんの美の基準であったり思い込みから解放され、自由にメイクを楽しんで欲しいという思いが感じられると思います。今回、終始楽しく動画の撮影もできましたし、僕まだ完成したものを見てはいないのですが、絶対に見ていただけたら、すごく良いなっていう風に思ってもらえるようなムービーができてるんじゃないかなって思ってます。みなさんがNARSのメイクを体験して日々を過ごしてみて新たな自分を発見できる機会になったらいいなという思いでいっぱいです。」と最後に述べて発表会は終了した。

■詳細
【NARS ブランド30周年記念 新製品「エクスプリシット リップスティック」発表会】
開催日:2024年8月12日(月・祝)
登壇者:志尊淳

【エクスプリシット リップスティック】
価格:5,280円(税込)、[レフィル]3,520円(税込)、[ケース]1,760円(税込)
カラー:全28色
内容量:10g

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