<イベントレポ>塩野瑛久「結婚観とか話したら、めっちゃ引かれるんだろうなって」野村周平とのW主演ドラマ「REAL 恋愛殺人捜査班」完成発表会



フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、2024年7月5日(金)20:00よりFODオリジナルドラマ【REAL 恋愛殺人捜査班】を独占配信する。配信に先駆け、7月2日(火)に完成発表会が行われ、W主演の、野村周平・塩野瑛久が登壇した。



MCはフジテレビのアナウンサー・軽部真一。名前が呼ばれた途端歓声が沸き起こり「野村周平さんでも、塩野瑛久さんでもないのにキャーといった歓声、嬉しい限りでございます。」と挨拶。



そして、軽部の紹介で野村と塩野が登場。ドラマの魅力について「やっぱり、本当にあったっていうのが信じられないぐらい、フィクション満載なドラマになってるんですけど、ほんとにあった事件を元にしているっていうところで、リアリティのあるいいものかなと思いますね。」と挨拶した。

そんな野村はキャラクター紹介ムービーが流れると「なんか恥ずかしいですね(笑) 改めて自己紹介みたいなものをされるとちょっとむず痒いものがあります。自分で役作りして作り上げたものなんですけど、一応自分が演じてるんで・・・」と可愛らしいリアクションをみせた。

続いて、本作で演じた役柄についてトーク。真面目な性格で、恋愛にも一途な大儀見壮真(おおぎみ・そうま)を演じた野村は「僕と全く同じだったんで・・・仕事にも真面目ですし、恋にも一途なんで。すごいやりやすかったです。」と振り返ると、軽部から「すいません。僕は真逆のキャラクターをやってるんじゃないかなって、すぐ思ったんですけれども」とツッコみ、笑いを誘った。

「1話を見ていただいたら分かるんですけど、結構一途な愛で、それがまたちょっと偏っているといいますか。一途すぎるっていう部分がこれから出てくるんで。そういうのもちょっと楽しみに待っていただけたらなと思いますね。」と第1話の見どころをアピールした。



捜査の度に女の人と連絡先を交換したり、プライベートでも連絡を取り合ってしまうなど、THE・チャラ男な夢川幹也(ゆめかわ・みきや)を演じた塩野。共通点として「愛を信じてないというところが近いかな。」とコメントすると、野村から「ちょっと逃げ道を作ってる答え方してるよね。」と鋭いツッコミが。改めて「複数の女性とかっていうのは全然ないですけど。夢川も経験したように、愛って憎しみに変わることをよく知っているっていう意味では、僕ものめり込めすぎると大変なことになるんだろうなとか・・・」とややふんわりとした回答に。

軽部から「めざましテレビでもこのことを聞こうとしたんだけど、なんかね、歯切れが悪くなるんですよね(笑) 」と呼びかけられると「本当の自分の結婚観とか話したら、めっちゃ引かれるんだろうなって思うんで・・・。自分の育ってきた環境とか、周りの結婚した人たちの末路とかを見てるとね。」と複雑な心境を吐露。「でも軽部さんは末永く幸せな家庭を築いていらっしゃるとは思うんで!」と切り替えして、笑いを誘った。



この日は先行試写会も実施されたため、会場に集まった観客はすでに第1話を鑑賞済み。ということで、直接感想を伺うことに。時折うなずきながら、じっと耳を傾ける野村と塩野。丁寧かつ細かな分析まで織り込まれた感想に、2人から「素晴らしい!」と称賛の声が。野村にいたっては「うちで用意した刺客かってくらい素晴らしい。」と絶賛していた。その他、観客も交えて犯人予想を行う場面も。



観客とのやりとりも終え、続いて、2人の個人的なリアルな姿を探っていく“リアルな胸の内調査”を実施!まず1つ目は「今だから言える、このドラマの撮影でマジで1番大変だったことはなんですか?」。

塩野は名前を覚える大変さを告白。「僕ら1話から6話までまとめて撮ってるんです。だからいろんな名前が出てくるんですよ。もう何がなんだかわかんなくなってくるんですよね。3、4話の撮影してるはずなのに、1話の名前出てくるとか、たまにあったりとかして。」と、過酷な撮影スケジュールのため記憶が今混在してしまう苦労を語った。野村も、名前の読み方が違うことを現場で指摘され、頭を抱えていたとか。

そんな野村はセリフ量の多さに苦戦したそう。警察署の部屋の中でのシーンも4日間で1話から6話までまとめて撮影したとのことで「その日を終わらせるのが大変でしたね。毎日10何ページ喋りっぱなしみたいな。たまにしか言わない、言ったことのない言葉とかがいっぱい出てくるんで大変でしたね。」と、激動の撮影現場を振り返った。



2つ目は「2人が撮影中の現場で見た、お互いのリアルな姿を教えて下さい」。野村は塩野のセリフの覚え方について。ある程度のところで切り上げて睡眠時間を確保するという野村に対し、塩野は睡眠時間を削ってまで必死に覚えるそう。塩野「全然眠れなかったんですよ昨日。なんで逆にそんな寝れてるんですか?」「何時間ぐらい寝てんの?」「4時間ぐらいしか寝れてなくて。」「俺ごめん、8時間しっかり寝てるわ」というやりとりもあったとか。

塩野が「僕多分ね、他の人よりセリフ覚えはあんま良くないんじゃないかなとは思います。周平くんとか見てると余計そう思う。」と憂いを帯びていたが、野村曰く「この忙しさはこのスケジュールを組んだ人が悪いと思ってるんで、人間誰しもがそんな優秀じゃないよと思いながらやってるんで寝れる。覚える時間があって、それで覚えてきてなかったらあれですけど。」ときっぱり。それでいてしっかりとセリフを覚えきれているということに、軽部から「天才?」と促されると「ある意味、そういうことになるかもしれませんね(笑)」と笑顔で語った。

一方、塩野は野村の現場終わりの帰宅スピードを指摘。「『お疲れ様でした!』って言ったら3分後、なんなら1分後ぐらいにはいないぐらいの感じで、(車で)送ってってあげようかって言ってくれたけど、俺が着替えしてる間に多分出てっちゃうんで、絶対間に合わないなと思ったんですよ(笑)」と一瞬で現場から姿を消すとのこと。野村は「メイクもドラマの時もあんまりしないんで、落とす時間もかかんないですし、監督さんが映像を見返す時間があるんですけど、最後のカットだともうそこで服を脱ぎ始めていていて。時短ですね。だってそんだけ忙しいんですから、早く帰って寝なきゃいけないのに!」と切実な理由も明かされた。


“リアルな胸の内調査”3つ目は、2人の恋愛にまつわる事件をフリップで回答してもらうことに。



野村の回答は「きらわれ事件」。「小学生とか中学生の頃って好きな女の子にちょっかい出しちゃうタイプだったんですね。今のご時世だとご法度なんですけど、ちょっとスカートめくってみたり、そういう風なことをやっちゃって、本当に好きだった女の子とかにも嫌われてしまうという、なんとも残念な男なんです。」と学生時代の酸っぱい思い出を振り返る。



塩野は「大後悔ラブレター事件」。「中学生のときに女の子からラブレターを手渡されたんですよね。その頃の僕はすごい照れ屋で、緊張しいだったんで、1人で見るために廊下の端っこの方で開けてたんですね。そしたら後ろから友達に声かけられて、振り向いた瞬間にラブレターをそこにあったゴミ箱にポイって捨ててしまったんですよ。そのまま拾うタイミングを逃して、最後まで読めずにずっとゴミ箱の中に。何も返事をしなかったっていう最低な行為をしました。ごめんなさい。」と、またしても甘酸っぱい告白。結局メッセージは途中までしか読むことが出来なかったそう。



流れで塩野はカメラに向かって、その女の子に謝罪することに。カメラのシャッター音が鳴り響きまるで謝罪会見のような中「気持ちがこもったラブレター、僕の勝手な行動で捨ててしまい本当に申し訳ございませんでした!」と謝ると、続いて野村も「あの頃、スカートをめくってしまい、誠に申し訳ございませんでした!」と謝罪し、場を盛り上げた。



イベント最後のコンテンツは、番組SNSで募集したお悩み相談。1つは「友人と同じタイミングで同じ人を好きになってしまいました。お2人ならどうされますか?友情優先ですか?恋愛優先ですか?」というお悩み。塩野は「もうこんなんどっちも優先でしょ!友達に『好きになった』って伝えて『どっちが先にハートを射止めるか勝負しようよ』って言えばいいんじゃないですか?」ときっぱり。実は同じ経験があったという塩野は「友人と同じ人を好きになって、どっちがハートを射止めるか、勝負じゃないですけど、それぞれ違うアプローチしてっていうことをしたことがあるんで。」と当時のその模様を語った。



結果は見事、塩野が勝利したそうだが「その子とは1か月ぐらいしか続かなかったですね。友情は続いてます。」と苦い顔をみせた。



一方、野村は好きになった相手のことが気にかかるとのこと。「もしその人が俺らを好きじゃなくて、違う人好きだった場合どうすんの?っていう。だから、この子の気持ちを尊重してあげた方がいいんじゃないかって。」と相手を気遣った優しい回答をみせた。この質問者は結局、恋愛を優先し結婚。友人とは今でも一応友達であるとのことだ。



もう1つは、アルバイトの先輩と仲良くなるためのアピール方法を相談。野村は「パッと気になった人がいるとすぐ声かけちゃうタイプで、しなかった後悔より、した後悔をした方がいいと思うんで。アプローチ方法は何であれ、辞めちゃったらどこで会えるかもわからないんで、まずは連絡先を聞くとかからした方がいいと思います。その人とまた巡り合える可能性が低いんで、そういうのを言い訳にしながら、僕は毎日声をかけてます。エブリデイ一目惚れですね。」と自身になぞらえて相談者を後押し。

塩野も「全く同感ですね。すぐにでも声をかけて、連絡先教えてくださいってストレートに言っちゃっていいんじゃないですかね。ちょっとずつ距離を縮めてそこに行き着こうとするから、多分忙しくてなかなか声かけらんないなって思うと思うんですけど、一気に事は進めちゃっていいんじゃないでしょうかっていう。連絡先を交換するのはタダですから。」と積極的な姿勢を見せた。




最後に、会場の観客と配信を楽しみにしている方々にメッセージ。野村は「まず、会場の皆様、本日は足を運んでいただき、誠にありがとうございます。もう第1話を見ていただいたと思うんですけども、ほんとにリアルな事件を元にして作られているので話も結構面白くて、こっから事件の内容だったりとかも濃くなってきますので、1話1話見逃せないところがたくさんあるので、是非配信された際にはずっとテレビの前で見といてください。」と改めて配信を見てもらえるように投げかけた。

塩野も「今日はありがとうございました。僕自身もお客さんの前というか、こうやって接触できるのも本当に久しぶりだったので、今日は嬉しかったです。 きっとここの会場にいる方たちはFODは必ず登録してくれると思います。1話目はみんな無料で見れるんですけど、2話目以降はFODで会員の方が見れるらしいので、ぜひ皆さん今見た1話の続き、事件解決、犯人は誰だったのかを見ていただきたいと思っておりますし、その先のこの2人の関係性だったりがどう進展していくのか、そしてどんな事件が待っているのか、そういうところも注目して見ていただければと思います。よろしくお願いします。」と呼びかけ、本イベントは幕を閉じた。

<ストーリー>
警視庁に設けられた「恋愛感情のもつれによる犯罪特別対策班」に配属されたのは、大儀見壮真(野村周平)と夢川幹也(塩野瑛久)。夢川は「大儀見ちゃんとは、気が合いそうにないな」と冷めたまなざし。大儀見は「俺の方が年も警察学校の期別も上なのに、大儀見ちゃんって何だよ」とけげんそうに語る。お互いに≪なんでこんなヤツと組まなきゃならないのか・・・≫と納得がいかない。ふたりに科されたのは、恋愛感情のもつれによる犯罪を専門に捜査することだ。辞令の文面には、発令者として“御仏玲子”(みほとけ・れいこ)の名前が記されていた。「浮ついた恋愛はしない」と断言する大儀見と、「恋愛経験豊富」と自信たっぷりの夢川・・・恋愛に対するスタンスが全く対照的なふたりが時にぶつかり、悩み、そして痛快に犯人に迫っていく。

■詳細
【ドラマ「REAL 恋愛殺人捜査班」(全6話)】
配信開始日:2024年7月5日(金)20:00〜1話、2話配信スタート(1話無料)以降毎週金曜日20:00最新話配信
出演:野村周平、塩野瑛久 他
脚本:諸橋隼人、相馬光
プロデューサー:池田綾子(フジテレビ情報制作センター)、古谷忠之(AIR-X)
プロデュース:荒木勲(フジテレビ情報企画開発部)
演出:川野浩司、加賀佐知子
総合演出:長江俊和
制作協力:NEBULA
制作著作:フジテレビ
※配信日時は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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