<イベントレポ>木全翔也「(FANTASTICSは)ウェルカムオーラがすごくて」瀬口黎弥「(JO1は)みんなおちゃらけちゃん!」映画「逃走中 THE MOVIE」完成披露舞台挨拶



20周年を迎える大人気番組「逃走中」がドラマ映画化!映画【逃走中 THE MOVIE】として2024年7月19日(金)より全国公開される。公開に先駆け【完成披露舞台挨拶】が行われ、JO1の川西拓実・木全翔也・金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹・中島颯太・瀬口黎弥、監督の西浦正記が登壇した。




逃走中おなじみの声による呼び込みでキャスト6人が登場!ファンの声援に応えながらレッドカーペットを練り歩く。6人が中央に集まり、イベントがスタートするかと思いきや6人の背後にハンターが登場。追いかけてくるハンターから6人も全速力で会場中を逃げ回り、散り散りに。



会場2階の上手に瀬口「みなさんこんにちは!西園寺陸を演じましたFANTASTICSの瀬口黎弥です!僕たちは今ハンターに追われています!みなさんハンターを知りませんか?どこにいるんだろう。まじでまじでまじでやばい状況だ!とりあえず一旦逃げます。みんな後ほど。」。



続いて下手に金城が登場「陸!くそ!みなさんこんにちは、北村勇吾を演じましたJO1の金城碧海です。こんなめでたい日に、こんなの試写会じゃねぇじゃん!また後で。」。



次に川西が1階を駆け巡り舞台上に登場「ふぅー!あぶねぇ!ハンター早すぎでしょ!橘大和を演じました、JO1の川西拓実です。リアル逃走中?面白そうじゃん!」



ステージ上で暗幕の中から出てきたのは木全。伊香賢役を演じさせていただきました木全翔也です!みんなハンターに捕まらないように正しい選択をしろよ。」



中島も1階を走り抜け壇上に登場。「大澤瑛次郎役を演じさせていただきましたFANTASTICS・中島颯太です。みなさんハンターを知りませんか?僕の計算上、向こうから来るんだよな。こっちに逃げよう。」



最後に登場したのは佐藤。「寺島讓司役のFANTASTICS・佐藤大樹です。賞金十億、ここにいるみなさんのために絶対に逃げ切ります。」



そこに「大樹くん!」と声をかけたのはまだ暗幕の裏にいた木全。「めっちゃ重いし、こんなところにいたら捕まっちゃいますよ!」「ハンターは見た?」「あっちに行きました!」「ハンターだ!逃げろ!」とやりとりして駆け抜けていった。



改めてMCの呼び込みで壇上に集まった6人と監督。作品にちなんだ演出に、川西は「楽しい!なかなかレッドカーペットって走れないんでね。嬉しかったです。」と序盤からテンションMAX。中島は「まさかこんなに走って逃げるとは思わなかったんで、足がもう疲労(披露)舞台挨拶です。」と疲労と披露をかけた挨拶をして会場を盛り上げた。

佐藤は「逃走中ならではの演出だったんじゃないかと思いますし、何より練習通りきちんとできてよかったです(笑)」とホッとした表情。

独特の隠れ方をしていた木全は「忍者になった気分で頑張りました。結構重たいんですよ、中身こんな感じでした。」と中腰ポーズの苦労を語った。

挨拶トップバッターを務めた瀬口は、驚きの速さで2階フロアまでダッシュ。「1発目だったんで、ちょっと緊張しました。全力でちょっとお芝居の方させていただきました。」とやりきった様子。

金城は「皆さん会いたかったですか!?」と会場を煽り、場を盛り上げたかと思いきや「久しぶりにハンターを見てビクビクして・・・心臓がドキドキでやばいです。」と吐露した。

またしても話題を振られた中島は「逃走中は子供たちが大好きなので、今日はヒーロー舞台挨拶したいなと思います。」と披露とヒーローをかけた挨拶をかました。すると瀬口も「社長のHIROさんも喜んでいると思います」とさらに畳み掛けたりと、挨拶の時点でキャストたちはアクセル全開!



放送開始20周年を迎えた逃走中。その記念映画への出演とオファーをもらったときの気持ちを聞かれた佐藤は「率直に嬉しかったですし、何よりJO1の皆さんと一緒に共演できるっていうのはほんとに楽しみで仕方なかったです。」と喜びを語った。



川西は「このような人気番組の映画を、僕たちJO1とFANTASTICSさんで夢のコラボができるのが本当に嬉しかったですし、何よりも規模がものすごくでかくて、僕が思ってた100倍はでかかったです。」と想像以上であったことを明かした。



中島は「いろんな楽曲だったりMVだったり、ライブをしてる中でお芝居っていうものを全員が真摯に全力を出して作り上げていって、JO1の皆さんもハードスケジュールの中、1人1人のキャラクターを作っていく部分ですごく刺激をもらえましたし、自分たちも全力でやっていきたいなっていうのを感じました。」と普段はお互いアーティストとして活動しているからこその刺激を語った。



金城は普段のJO1での活動との違いとして「(演技が)やっぱうまいなって。普段の翔也とかはおちゃらけてる部分とか、拓実くんとかはほんとにかっこいい拓実くんばっか見てるんですけど、この作中にはそんなJO1の雰囲気なんて感じられないぐらい役にはまってました。本当に素晴らしいなと思いました。」と絶賛。



金城に褒められ小声で「ありがとうございます・・・」と口にした木全は「映画に出させていただくことも本当に光栄ですし、逃走中は自分自身、昔から見てたコンテンツで大好きでしたし、 音楽番組でも共演していたFANTASTICSの皆さんとこうやって一緒に作品を作れたことがまず嬉しくて。ほんとにもう夢のようです。」と作品の出演および共演への感謝の気持ちを綴った。

木全はFANTASTICSメンバーともすぐ打ち解けたようで「初めてお会いした時からすごいウェルカムオーラがすごくて、僕もついついボケに行っちゃって、それに乗っかってくださって、すごい嬉しかったです。」と応えると、佐藤は「(オーラを)出しました!何より印象的だったのが、クランクイン前は陸上練習から始まったんです。その時自分の誕生日が近くて、JO1の皆さんからこの世にある、ありったけのレモンサワー詰め合わせをいただきました。その時に素敵なグループの方々だなっていう思ったので。めちゃくちゃウェルカムオーラを出しました(笑)」と舞台裏での微笑ましいやりとりが明かされた。



瀬口も「JO1ってみんなかっこいいイメージかなって思ったんですけど『みんな、おちゃらけちゃん!』みんなおふざけが大好きですし、僕ら6人が撮影現場で一緒にいる中でまた1グループ出来たんじゃないかってぐらいの友情もできました。最高な作品が撮れたなと思います。」と振り返った。



監督は「みんな本当に素晴らしくて。とある高校の仲間たちなんですけど、一緒にいる時間の撮影があまりなかったんです。でもオフの時にみんな自分たちで作れてるなと思っていて。意識的かどうかはわからないんですけど(笑) だから撮影をしてて安心感がありました。」とキャスト間の雰囲気の良さに泊を押した。

事前に陸上の練習を取り入れたのにも意味があったようで「逃走中の名物でもあるので、やっぱりかっこよく、スピードもある程度以上出してほしいなっていう思いがあって。それとさっき言ったように、みんなで一緒に練習をするってことも大事だなという思いがあるので、まず走りの練習からやってもらった感じですね。」とのこと。

練習を振り返ると、佐藤は「まあまあきつかったです。僕ら本当にきつかったんですけど、JO1の皆さんはその後『こっから6時間練習があるんだ』って言って、そのまま練習に行ってたんで、これは負けてられないなと思って。」とライバル心を燃やして、練習を乗り切ったとか。

ただ木全いわく「{FANTASTICSは}陸上練習の後にツアーの準備してました。そっちの方が相当やばいですよ!」とどちらもハードスケジュールの中、練習に取り組んでいたことが伺えた。




中島は金城の成長スピードについて驚いたそうで、陸上部の先生が『もう言うことないですね』と語るほどだそう。本人も照れながら嬉しそうな表情を見せると、会場から「かわいい」の声が漏れ聞こえた。



続いて、監督から各キャストの演技を振り返り。佐藤については「素晴らしかったですね。」とひとこと。「クライマックスのあたりにとてもいいお芝居のところがありますんで、皆さん楽しみにしていてください。泣いちゃうかもしれませんけどね。」と投げかけた。佐藤も手応えは感じていたようだが「十分できたなって思ってたんですけど、相方の拓実のほうがもっとできてました。めっちゃかっこよかったです。」と謙虚な姿勢をみせた。



一人だけ泣きのお芝居がなかったという瀬口は「最後に、ある役者さんの涙を誘うようないい芝居をするんですよ。とても明るくて優しいっていう表現をものすごくカラッとやられたので、逆にすごく悲しくなる場面があります。」と語ると、瀬口が泣き真似しながら「監督ー!」と全身で喜びを表現。「監督とは役柄を色々打ち合わせさせていただくなかで、とある口癖を作ろうっていう話で、色々試行錯誤しながら作ったんですけど、監督が先ほどおっしゃってたシーンで、かなり響いてくれる言葉になるなっていうのは僕らの中でも作戦というか作ってきた中でもあるので、そこにもこの作品でぜひ注目していただけたらなと思います。」と見どころをアピールした。



監督が「実は1番最初不安でした。」と語るのは金城について。「ところがですね、佐藤大樹くんとの切ないシーンがありまして、ここは素晴らしかったんですよね。 あとアクションのシーンがあるんですけど、これできるのかなと思いながら『じゃあこれやって』って結構軽く言っちゃったんですよ。そしたらさらっとやっちゃったんですね。『よくできたね』って思わず言っちゃいました。これはアクションをやる方でも難しかったと思います。」と絶賛。本人は「めちゃくちゃ嬉しいです。最初自分自身も不安でどう演じたらいいんだろうとか、考えながらやっていて、そういう部分ももしかしたら作中で見れるかもしれないですし、さっき言ったアクションシーンも、個人的にはイチ押しの自分のお気に入りのシーンなんで、ぜひ楽しんでいただけたらなって思います。」と投げかけた。



佐藤からも「碧海はそのシーンに対して、ものすごく真面目に取り組んでて『監督、これ見てください!』『 これ違いますか!?』ってすごい聞きに行ってたんですよ。監督も自分が納得いくまでずっとOKを出さずに何度もやって、それを繰り返したことによって、本当に素晴らしいお芝居でした。一緒にいてもらうものがあって、ぜひ見ていただきたいです。」と絶賛されると、照れ隠しでハートのファンサが炸裂した。


木全については「実はとてもお芝居として裏を持ってるキャラクターだったので、すごく難しかったと思うんですね。だけど裏があるぞっていう微妙な時に、抜群にいい芝居をしたんですよね。スタッフがモニターの前に出て『これすごいね。』って、皆がため息のように言ってました。」とベタ褒め。監督のコメント中、木全も照れ隠しなのか、おどけるような表情をする場面も。監督の話を聞き終えると「嬉しいですね。監督って(現場に)ずっといなきゃいけない存在で、僕たちのことをずっと見てくださってたんですけど、 監督がモニターしててその横顔を見た時に、すごい付いていきたいなっていう気持ちが強くて。期待に応えれるようにめちゃめちゃ頑張りました!ありがとうございます。」と熱い気持ちを直接監督にぶつけた。

佐藤も「特にこの6人の中でも、すごくキーとなる人で、映画の中でも“きまっちゃん”の演技があるから成り立つっていうシーンがたくさんあるので、ぜひ楽しみにしてください。」と木全を“きまっちゃん”と呼ぶ可愛らしい一面を披露しながら、演技を褒め称えた。



中島について「素晴らしかったです。」とまずひとこと。「最後の方、彼が大変なことになるところがあるんですけど、そこで回想する時に、みんなが走り終わってワイワイやってるところを 1人こっちから見て近づくっていう表情があるんです。これはやばいですね。短いですがしっかり見ていただいた方がいいと思います。」と念押しした。

そのシーンに関して「クランクインの日だったので、それを言っていただけてとても嬉しいですし、監督が常に撮影中も『アーティストとかじゃなく、全員のお芝居を見ていて、それを本気で俺は向き合うから』っていうのを常に言っていただいていて。いい芝居だったら1回で終わるし、監督が思ってるものじゃなかったりとか、もっといいもの出せるんじゃないかなと思ったら、時間は関係なくやらせていただいたので、そこの監督の思いというものを感じて全力でやらせていただきました。」と語った。

キャスト陣には監督の「オッケー!」の掛け声が気持ちかったようで「あれが聞きたいがために頑張ってる」との声もあがった。



川西は「現場でお芝居がどんどん成長するっていうのはこのことだなと改めて思いました。大事なシーンがあってそのお芝居が出来上がるのに時間がかかったんですよ。どうなるかなと思って様子を見ていたら、別のシーンを撮る時もどんどんお芝居が良くなっていって・・・」と驚いた様子。

また、本番だけでなくテストの段階でも集中力がすさまじかったようで、みんなを思い出してするお芝居ではテストの部分も本編に取り入れられたとか。

川西本人は「大変なスケジュールの中撮影していたので、思い出がぎゅっとできてたんですよ僕の頭の中で。その思い出がその時に振り返りやすかった。そういうスケジュールを組んでいただいた方にほんとに感謝したいなって思います。」とまずは監督ではなくスケジューラーに感謝を示すというボケ(?)を披露した。

付け加えて「監督がテストの前の段取りで、ちょっと涙流されてたんですよ。僕はそれがすっげえ胸に刺さって、テストやります、本番やりますってなった時も、 監督の顔を思い浮かべてしまいまして、ああいうシーンになりました。」とじんとくる熱いエピソードを語った。



そして今作の楽曲についてもトーク。主題歌はJO1「Believe In You」。「今回の楽曲はバラードということで、 歌詞の中にも作中の僕たちのキャラクターのことだったりとか、駆け巡ったりするシーンを思わせてくれるような、そんな歌詞がなぞられて、すごく素敵なメロディーに仕上がってますので、ぜひたくさんの方に聞いていただきたいなっていう風に思っております。」とコメントした。

ファイティングテーマはFANTASTICS「ブレイクライン」。「逃走中 THE MOVIEという映画がただの逃走中じゃなくて、それぞれ1人のストーリーがあって、自分の弱さだったりとか葛藤にそこに絆があるからこそ立ち向かっていけるような、力強いメッセージのある映画なので、その映画に書き下ろしで作っていただいたので、この楽曲を聴いた時にも勇気づけられるような。ミュージックビデオも今日の0時に公開になったんですけど。逃走中をオマージュした、ハンターというものじゃなくて、ハンターというものが自分の弱さだったり、そこに逃げるだけじゃなくて立ち向かっていくっていう強い意志の込められた楽曲になっております。」と語った。

FANTASTICSの楽曲について語り終えると、川西は「見た。最高です。マジでやばいっす。」と絶賛。木全も「登壇する前にもテンション上げたくて見ました。 やっぱテンション上がる曲だし、MVも逃走中になぞって作られたりとか、すごい伝わってきてやっぱすごいですね。」とお気に入りの様子であった。



最後にキャストを代表して2人からメッセージ。佐藤は「誰もが知っている逃走中が、誰も予想できない結末で終わります。史上最大規模でお送りするこの逃走中、必ず何か 持って帰ってもらえるものがあると思います。皆さんにとって大切な何かを思い浮かべて、帰り道、帰ってほしいなと思います。そして、楽曲も合わせてこの映画を楽しんでください。よろしくお願いします。」と言葉を贈り、川西は「みなさんほんとにラッキーな方たちですね。今日これを見て、よければ周りの方、家族だったりお子さんだったり、いろんな方を誘ってまたもう1回見に行ってほしいですし、SNSとかにばっしばし感想を投稿して、必ず後悔しないと思うので、皆さんぜひ楽しんで“スリルを味わってください”。」とイベントを締めくくった。






フォトセッションを終えた後は全員が肩を組んで1列に。ゆっくりとレッドカーペットを歩き、ファンの声援に応えながら降壇していった。

■詳細
【逃走中 THE MOVIE】
公開日:2024年7月19日(金)全国ロードショー
出演:[JO1]川西拓実、木全翔也、金城碧海、[FANTASTICS]佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥、田鍋梨々花、川原瑛都、岡宏明、内田慈、笠原秀幸、長井短、本多力、松平健、津田篤宏(ダイアン)、長谷川雅紀(錦鯉)、クロちゃん(安田大サーカス)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、小宮浩信(三四郎)、大久保嘉人、ハリー杉山、景井ひな、大島麻衣、横山涼、ガチャピン、ぐんまちゃん、出世大名家康くん、HIKAKIN
監督:西浦正記
脚本:青塚美穂
製作:フジテレビジョン 東映 FNS27社
制作プロダクション:FCC
配給]東映

©2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社

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