2024年6月1日(土)〜2日(日)の2日間、東京・幕張メッセで音楽やファッションなど、BOOMの中心にあるポップカルチャーとジャンルの枠を超えて出会えるフェス「Yogibo BOOM TOKYO 2024」が開催され、多くのアーティストによるLIVEパフォーマンスとランウェイが行われた。

このイベントは、新たなBOOMの起点となるエンターテインメントと出会える場として、初日の6月1日(土)には、anoやジェニーハイ、Da-iCEなどの豪華アーティストと、ランウェイを歩くモデルたちが登場し、2日目となる6月2日(日)には、EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーで、ソロアーティストとしても活躍し高い音楽性で人気を集める岩田剛典や日本とアメリカの2拠点でソローアーティストとして活躍する岩橋玄樹、グループ結成5周年、そして第2章の開始とともに1年ぶりに新曲をリリースする7ORDER(セブンオーダー)といったアーティストによるライブステージが催され、会場を訪れたオーディエンスたちを熱狂させた。

今回、Emo!miu(エモミュー)では、2日目の気になるアーティストのLIVEパフォーマンスをお届け！2日目のトップバッターには、2010年に大阪で結成されたアーティストコレクティブ・Soulflex(ソウルフレックス)のボーカリストとしても活動しているSIRUP(シラップ)が登場。

SIRUP(シラップ)は、2017年9月にデビューしこれまで2枚のフルアルバムと3枚のEP作新をリリース。今年7年目を迎える。心地の良いチルい歌声で、J-R&B+SOULシンガーだ。1曲目のイントロに『Superpower』を披露。『Superpower』イリッシュウイスキー「ジェムソン」の世界観をイメージして書き下ろしたもので、「人と人とを繋げる」シチュエーションを連想させる、思わず踊り出したくなるようなポジティブソングを奏でる。2曲目には『Need You Bad』。「君のものじゃないんだから 自由にさせてくれよ」とどこか切なさも感じるもリピートして何度でも聞きたくなる、そんな楽曲だ。



3曲目には『Rain』では、伸びやかな歌声に会場中が酔いしれた。ここでミニトークを挟み、4曲目で2018年8月にリリースしたメロウな曲「LOOP」を披露。しっとりとした歌声、すっと入ってくる歌詞に心から聞き惚れる。そして軽やかな曲調にSIRUP(シラップ)の声が乗り、陽気な気分にさせてくれる「SWIM」。ポップというジャンルがよく合う。



「音楽とかイベントとかで楽しむ時間が大事だと思いませんか？」とSIRUP(シラップ)が言うと最後の曲『GO!!』へ。サビに入ると、左右にみんなで大きく手を振る動作をするなど、一体感に会場中が包まれ、さらにSIRUP(シラップ)が「GO！GO！」と連呼するのに合わせて、体を上下にジャンプする人も。身体中で音楽を満喫できるそんな陽気さも合わさった曲で締めくくった。今日初めてSIRUP(シラップ)の歌声を聞く人も多く、全6曲を歌い終わることには、今日までSIRUP(シラップ)を知らないオーディエンスたちからも、大きな声援が巻き起こっていた。