1つの旋律が繋いだ運命の出会い。映画初単独主演・京本大我×恋愛映画初ヒロイン・古川琴音で贈る珠玉のラブストーリー映画【言えない秘密】が2024年6月28日(金)より全国ロードショー。

Introduction

留学先での経験からトラウマを抱え、音楽大学に復学しながらもピアノと距離をおこうとしていた湊人は、取り壊しが決まった旧講義棟から聴こえてきたピアノの音色に引き寄せられるように雪乃と出会う。ミステリアスな雰囲気を持つ彼女に湊人は惹かれ、次第に2人は心を通わせていく。授業をさぼって海を見に行き、連弾し、クリスマスを共に過ごし・・・お互いにかけがえのない時間を過ごしていたはずだったが、湊人の前から雪乃は姿を消してしまう――。

主人公の湊人を演じるのは、映画初単独主演となる京本大我。SixTONESメンバーとして圧倒的な人気を誇りながら、今年4月期のドラマ「お迎え渋谷くん」の主演やミュージカル「モーツァルト！」での帝国劇場初主演(Wキャスト)も控える、今最も目覚ましい活躍を見せる俳優の一人だ。本作ではトラウマを抱えた音大生を演じるため、練習を重ね本格的なピアノ演奏にも挑戦している。湊人が恋に落ちる雪乃を演じるのは、大河ドラマ出演でも話題を呼び、『偶然と想像』『みなに幸あれ』など映画作品にもひっぱりだこの古川琴音。若手俳優の中でも確かな演技力と存在感で魅了する彼女が本作で初めて恋愛映画のヒロインを務める。さらに、湊人に密かな想いを寄せるひかりを「non-no」専属モデルで、女優としても活躍中の横田真悠が演じるほか、三浦獠太、坂口涼太郎ら若手個性派から、皆川猿時、西田尚美、尾美としのりといった実力派のベテランまでがフレッシュな2人の脇を固める。

メガホンを取るのは、『チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』、『総理の夫』など、数々のヒット作・話題作を手掛けてきた河合勇人監督。

劇中では「華麗なる大円舞曲」「ノクターン第1番」など、ショパンの名曲も聴きどころになっている本作だが、湊人と雪乃が出会うきっかけとなり、2人を繋ぐ重要な楽曲となる「Secret」は、史上最年少で第36回日本アカデミー賞優秀音楽賞(『わが母の記』)を受賞した富貴晴美が書き下ろした。さらに、エンドロールを彩る主題歌「ここに帰ってきて」を担当するのは、SixTONES。湊人の想いに寄り添った涙を誘うミディアム・ナンバーとなっている。

青春時代に誰もが経験する淡く切ない恋を描きつつ、誰も予測できないミステリアスな展開が大きな話題を呼び、アジア全域で支持された台湾発の純愛ラブストーリーを原案に、新たな珠玉のラブストーリーがここに誕生した！その「秘密」が明らかになる時、これまで見えていた世界は180℃変わる――。

Story

「雪乃と一緒にいると、ピアノが楽しいって思える。もっと上手くなりたいって」
「湊人がいつもいるベンチまで108歩。私にとって、すごく大事なこと」

イギリス留学から帰国し、青葉音楽大学の3年に復学した樋口湊人(京本大我)は、取り壊しが決まっているという旧講義棟の演奏室にあるピアノの音色に引き寄せられるように内藤雪乃(古川琴音)と出会う。これまで聴いたことのない美しい旋律に興味を持った湊人は、曲名を尋ねるが、彼女は耳元で「秘密」と囁くだけ。ミステリアスな雰囲気を持つ雪乃に湊人は惹かれ、次第に心を通わせていく。そんな湊人の様子を、幼馴染の同級生・ひかり(横田真悠)は気にかけていた。

山本教授(皆川猿時)から目をつけられている悪友の棚橋(三浦獠太)や広瀬(坂口涼太郎)に誘われるがまま、“ピアノ王子”と呼ばれる門倉(實成悠介)とのピアノバトルに挑むことになる湊人。門倉に負けないほどの見事な即興演奏で、周囲を圧倒するも、彼の脳裏に突然イギリスで罵声を浴びせる講師の姿が甦り、大きく音を外し、鍵盤から指を放してしまう。彼がイギリスから帰国した理由は、プレッシャーから来るトラウマによるものであり、それによりピアノを辞めようとしていた。



そんな傷ついた湊人の心を癒してくれたのは、雪乃の存在だった。浜辺でふざけ合い、自転車で二人乗りをし、湊人の父・透(尾美としのり)が経営するカフェ「ポロネーズ」でピアノの連弾をする2人。その晩、赤いトイピアノを見つけた湊人は、自分が音楽の楽しさを知った幼少時代を思い出すのだった。

友人たちからの頼みで参加した「クリスマスライブ」で雪乃をリードして踊った湊人は、彼女にオルゴールをプレゼントし、雪乃からは最初に出会った時に弾いていた楽曲「Secret」をプレゼントされ、初めてのキスを交わす。その帰り道、湊人は雪乃から「あの曲を、古い校舎のピアノで弾かないで」と告げられる。



講義中、「いつものベンチで会いたい」と書いたメモを雪乃に回した湊人だったが、そこに現れたのは、ひかりだった。長年、湊人に想いを寄せていた彼女が湊人にキスする現場を目撃した雪乃はショックで走り去り、その日を境に湊人の前から姿を消してしまう。彼女に会いたい湊人は、雪乃の家を訪ねるものの、母の敦子(西田尚美)から「からかわないでよ！」と追い返されてしまう。

湊人は雪乃が好きだと言ってくれた自分の演奏で彼女への想いを伝えるため、ショパンコンサートの最終選考オーディションを受けることを決意する。そして、ピアニストとして選抜されたコンサート当日、ステージ上から会場に現れた雪乃の姿を見つけた湊人は、必死に彼女を追いかける。久しぶりに再会を果たした2人だったが、雪乃は「さよならを言いにきたの」と伝え、再び姿を消してしまう。果たして、雪乃が抱える「秘密」とは――？

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