【坂東龍汰インタビュー】「人の人生を見ることにものすごく興味がある」向いていると話す探偵役。改めてこの仕事のエモさを感じた瞬間etc.<地上波連続ドラマ初主演作品「RoOT / ルート」>
2024.5.9
4月2日より、テレ東他にて放送がスタートしたドラマ「RoOT / ルート」。本ドラマはビックコミックスペリオールダルパナにて連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇をもとにオリジナルストーリーを展開。Emo!miuでは、W主演のひとりを担う【坂東龍汰】にインタビュー!
ドラマの撮影から見どころまでいろいろ聞いてきちゃいました!
河合優実とのW主演!「優実ちゃんの単独主演だと思い込んでいた(笑)。」
■本ドラマが坂東さんにとって地上波連続ドラマ初主演ですね。決まったときのお気持ちは?
坂東龍汰 確かに地上波連続ドラマの初主演作品なんですけど、僕自身はあまり意識していないんです。今回、河合優実ちゃんとのW主演なんですが、一緒の事務所に所属する仲間でもあるので素直にうれしいですね。
その後にドラマの内容が「オッドタクシー」だと聞いて、あのアニメの「オッドタクシー」の世界観をどう表現するんだろう?と思っていました。シンプルに作品への期待感が大きく、ワクワクしていましたね。
というか、W主演ということを撮影の後、このドラマの情報解禁のときに知ったんです(笑)。
■知らないなんてことがあるんですね(笑)。
坂東 多分スタッフさんは僕に伝えてくれていたとは思うんですけど、優実ちゃんの単独主演だと思い込んでいた自分がいたんです(笑)。だから撮影中も、優実ちゃんを支えていこう!とそんな気持ちで撮っていました。
■新人探偵・佐藤役を演じるうえで、心がけたことはありましたか?
坂東 佐藤と玲奈(河合)は凸凹バディなんですが、僕と優実ちゃんは同じ事務所でもありますし、もう6年くらい前から知った仲なんです。お互いの性格も分かっているし、ガチガチに決め込まずに現場に行って、その場で出てくる空気感や雰囲気を大切にして演じられたらいいなと思っていました。実際、演じやすかったですし、気を遣わず、信頼関係がすでにあったので、現場でいろんなアイディアが浮かんで来たりして、僕もいろいろ試すことができました。完成した作品を観ても、ふたりの掛け合いや会話がリアルに佐藤と玲奈に見えたので、そこはすごくいよかったなと思いました。
僕、人間観察が好きなんです
■佐藤は“凶運”の持ち主という修飾語がついていますが、ご自身はいかがですか?
坂東 そりゃ、生きているといろいろありますから…いろいろありました(笑)。でも総括すると、運があるほうじゃないですかね? “強運”のほうだと思います。出演させていただく作品にも恵まれているなと思うし、肌感がすごく合っていると思う今の事務所に入れてもらえたのもすごく運があったなと思うし。役者って運が大事ですから。
■坂東さんご自身は探偵という仕事は向いていると思いますか?
坂東 結構向いていると思います。僕、人間観察が好きなんですよ。いろんな人の人生を知ってみたいと思うタイプなんです。だから現場でも役者さんやスタッフさんとコミュニケーションを取っていますね。人の人生を見ることにってものすごく興味があるんですよね。それを生業にできるのは興味深いですし、のめり込んだら抜け出せなくなりそうです。探偵になって人の不正を見つけて暴きたいとも思いますし。
黒田さんが現場に“手作りあんこ”を持ってきてくれるんですよ。それがめっちゃ美味しくて
■撮影現場はいかがでしたか?
坂東 (玲奈と佐藤が働く)指宿探偵事務所の指宿役の黒田(大輔)さんは調査員を家族のように思っている指宿を演じたいとおっしゃっていて、現場での気遣い、雰囲気作りや空気感をカメラが回っていないところでもやってくださって、いろんな話を聞かせてくれました。僕と優実ちゃんのお父さんみたいな感じの所長・指宿としていてくれたので、撮影現場に行くのが毎回楽しみでしたね。今日はなにを話してくれるのかなー?と。黒田さんが現場に“手作りあんこ”を持ってきてくれた日もありました。それがめっちゃ美味しくて、現場で疲れているときとか糖分補給にぴったりで。黒田さんのインスタを見てみたら…あんこばっかりでした(笑)。あんこ作りにハマっているみたいです。
■W主演の河合さんとの撮影はいかがでしたか?
坂東 普段から仲がいいので会っていなくても同じ事務所ですし、出演作品も観ています。プライベートでご飯に行ったり、お酒を飲みに行くような仲ではないんですけど、でも会っていなくても通じている、そんなものを感じていました。こんなに長い間、一緒に作品を作ることもこれまでなかったですし、優実ちゃんの現場での立ち振る舞いや芝居に対する向き合い方とかいろいろ勉強になりました。
改めてこの仕事のエモさを感じました。
■いろいろ得られた現場だったんですね。ではサイト名にかけて、最近エモいと思ったことはありますか?
坂東 うーん…、なんだろうな。感情移入はすごいするタイプなんですけど…(悩)。
あ、ありました! 舞台をやっているとき、地方公演で久しぶりに新幹線に乗って兵庫まで行ったんです。新幹線の中から過ぎていく景色を見て、そこに住んでいる人が僕のお芝居を見てくれる機会があったりするのかな?と想像していたら、改めてこの仕事のエモさを感じました。
■とくにドラマは“観てくれた人”を認識する機会って少ないですよね。
坂東 そうなんですよ。だから東京でもちょっと高いところから下を見下ろしたりすると、東京という街にはいろんな人がいて、何万人という人の“毎日”があるんだなと。その毎日の中でドラマとかを観てくれる人がいるから僕の仕事が成り立っているので、本当に感謝しなきゃいけないなと改めて思いましたね。
すべてが秀逸にまとまったドラマ
■では最後に見どころ含めてメッセージをお願いします。
坂東 作品を改めて見直して、何が起きるか分からないハラハラ展開が考察しながら楽しめるので本当におもしろいなと思いました。役者ひとりひとりのお芝居だったり、画作りだったり、そのシーンに当てる音楽だったり。すべてが秀逸にまとまったドラマだと思っています。今まで見たことがない深夜ドラマになっているんじゃないかな?と思っているので、ぜひ最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです!
■たくさんのお話、ありがとうございました!
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坂東龍汰
1997年生まれ、北海道出身。
18年に『花へんろ特別編 春子の人形』(NHK)でドラマ初主演。22年に『フタリノセカイ』で映画初主演を務め、第32回日本映画批評家大賞の新人男優賞(南俊子賞)を受賞。近年の出演作には、ドラマ『リバーサルオーケストラ』『王様に捧ぐ薬指』『きのう何食べた?season2』、映画『春に散る』『バカ塗りの娘』『一月の声に歓びを刻め』、舞台『う蝕』。現在は本作のほか、ドラマ『366日』(CX4月期)が放送中。待機作には映画『若武者』(主演/5月25日公開)、『シサㇺ』(今秋公開)、『君の忘れ方』(主演/25年公開)がある。
[X] https://X.com/bando_ryota
[Instagram] @ryota_bando
―INFORMATION―
【「RoOT / ルート」】
毎週火曜日深夜24:30〜放送中
放送情報:テレ東ほか
配信:Netflixにて見放題配信
出演:河合優実、坂東龍汰、黒田大輔、寺本莉緒、福田温子、紗羅マリー、中村麗乃(乃木坂46)、小林桃子、菊池日菜子、伊藤友希、鳥谷宏之、中込佐知子、吉本菜穂子、富川一人、遠藤雄斗、ユースケ(ダイアン)、津田篤宏(ダイアン)、篠原篤、政修二郎、稲葉友、奥野瑛太、山口航太、三浦誠己、渡辺いっけい、松尾貴史
原作:P.I.C.S./此元和津也
監督・脚本:土屋貴史
チーフプロデューサー:伊藤裕史・平賀大介
プロデューサー:松竹奈央
音楽制作:ポニーキャニオン
オープニングテーマ:「近頃」Bialystocks(IRORI Records/PONY CANYON)
主題歌:「Roller Coaster」SIRUP, SUMIN(Suppage Records)
制作プロダクション:P.I.C.S.
製作著作:RoOT 製作委員会
[X] @drama_RoOT
[HP] https://www.tv-tokyo.co.jp/root/
©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT 製作委員会