テレビ朝日は、2024年4月24日(水)より水曜深夜『スーパーバラバラ大作戦』枠にてシン・時代劇ドラマ【君とゆきて咲く~新選組青春録~】を放送する。本作は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫の隠れた名作『新選組』を初映像化&2クール連続放送でお送りする一大プロジェクト。
歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(かまぎり・だいさく)を前田拳太郎が、深草丘十郎(ふかくさ・きゅうじゅうろう)には奥智哉が演じる。2人は熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることに…。
彼らがたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人が美しくも鮮烈に描写。また、斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な《剣舞》を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに綴る。
『仮面ライダーリバイス』(2021年~2022年)で共演した《前田拳太郎×奥智哉》という気鋭の若手2人がW主演を務めるほか、高野洸、永田崇人、阪本奨悟、藤岡真威人、簡秀吉という豪華実力派キャストが出演。
さらに、『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣SHINKEN」~新選組への道~』で、応募総数800名の中から才能を見出された羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、上野凱の4人も躍動!
そして特番にて公開された杢代和人(原因は自分にある。)と三浦涼介の出演も解禁されている。
鎌切大作役/前田拳太郎(まえだ・けんたろう)
出自は不明だが、剣の腕がピカイチのため、期待の大型新人として新選組の前身である壬生浪士組に迎え入れられる。その実力から、新人らしからぬ大仕事を次々と任されていく。笑顔はやさしく、人を大きく包み込むような存在感を持つ一方、常にどこか影を漂わせている。はたしてその正体は…!?
深草丘十郎役/奥 智哉(おく・ともや)
京都の町で父と茶屋を営んでいたが、ある夜、店に逃げ込んできた佐幕派藩士をかくまった父が長州藩士に斬り殺されてしまう。復讐に燃えた丘十郎はそれまで剣を握ったことがないにもかかわらず、壬生浪士組に志願。同期加入の鎌切大作と出会う。純粋だが、負けん気は人一倍強い。
南無之介役/羽谷勝太(はたに・しょうた)
大作や丘十郎が加入する少し前に、壬生浪士組に入隊した新人隊士。喧嘩っ早いが実直で心やさしき男。剣の腕は恐ろしいほど立ち、その太刀筋は質実剛健という言葉がしっくりくる。かつて仕えていた武家の次男・新之丞に再会し、彼を救うべく奔走することに…。
原田左之助役/柊 太朗(とうたろう)
新選組の創設メンバーのひとりで十番隊長。豪快でストレートな性格。無尽蔵なスタミナを持つ、体力オバケ。槍の名手として知られる。
斎藤 一役/庄司浩平(しょうじ・こうへい)
新選組三番隊組長。寡黙で真面目。剣の達人で、彼の刀の一閃を見た者は二度と帰らないといわれている。土方から右腕として信頼されている。
渋皮喜平役/簡 秀吉(かん・ひでよし)
大作や丘十郎と同じタイミングで壬生浪士組に入隊した、新人隊士。大柄だが、見た目の印象ほど剣の腕が立つわけではない。だが、任には忠実で馬鹿がつくほど真面目な性格。男も女も振り返るほどの美男子で、生真面目さとのギャップを頭取・芹沢鴨に気に入られ、どこに行くにも連れまわされている。
庄内玄悟役/上野 凱(うえの・がい)
丘十郎の父・七也を斬り殺した長州藩士。討幕を“天命”と信じている。
沖田総司役/藤岡真威人(ふじおか・まいと)
新選組一番隊長。何を考えているかわからない得体の知れない男だが、恐ろしいほどの美形で隊士たちから憧れの眼差しを集めている。新人隊士たちの兄貴分的存在。人を斬りすぎたこと、そして結核の症状が進行するにつれ、徐々に通常の精神状態ではなくなっていく。
土方歳三役/阪本奨悟(さかもと・しょうご)
新選組副長。局長・近藤勇の右腕として、新選組の実務を一手に担う。常に冷静沈着で冷酷な判断を下すため、“鬼の副長”として恐れられている。それらはすべて新選組のさらなる繁栄を目指す、土方の真面目さゆえのこと。無口だが、内に熱いものを秘めた男。
山南敬助役/永田崇人(ながた・たかと)
近藤勇や土方歳三とは道場時代からの親友。穏やかで知性があり、新選組の内政を支える存在。丘十郎や大作ら問題児たちのお目付け役となる。
近藤 勇役/高野 洸(たかの・あきら)
新選組局長。豪放磊落、明朗快活な生粋のリーダー気質だが、実は小心者で用心深く、目的のためには手段を選ばない男。大作と丘十郎にポテンシャルを見出し、新選組に入隊させる。謎多き大作にいつしか疑いの目を向けるが…!?
松永新之丞役/杢代和人(もくだい・かずと)
裕福な武家の次男として生まれたが、家が没落し行く当てもなく転々としていたところ、かつての乳兄弟・南無之介と再会し、新選組に流れ着いた。本人に自覚はないが男女問わずひきつけてしまう色気の持ち主。剣が苦手で争いごとも好まず、自身が時代にそぐわないことに苦悩を抱え続けている。剣術では新選組最弱だが、やさしさは随一。
芹沢 鴨役/三浦涼介(みうら・りょうすけ)
新選組頭取。無類の派手好きで、目的のためなら手段を選ばない男。会津藩の後ろ盾を得るためという名目のもと、毎晩遊郭で豪商らと飲み歩いている。粗暴で素行も悪く、新人隊士にとっては恐ろしい存在。だが意外と面倒見が良く、経験値や剣の腕含めて“うつけ者”ではなく、かなりの傑物。
<第1話あらずじ>
文久3(1863)年、京都――。お人好しの父・七也が営む小さな茶屋で働く深草丘十郎(奥智哉)は慎ましくも誠実に日々を生きていた。ところがある夜、その穏やかな日常が一変。店に逃げ込んできた佐幕派藩士をかくまった七也が、長州藩士の庄内玄悟(上野凱)に斬り殺されてしまったのだ。怒りに震える丘十郎は庄内ら一味を追うべく店を飛び出すが、そこに現れたひとりの男が丘十郎の思いを引き取るかのごとく藩士のひとりを鮮やかに斬り捨てた。彼は壬生浪士組局長・近藤勇(高野洸)と名乗り、丘十郎に「お父上の勇気に感謝する」と弔いの言葉をかけて去って行った。
逃げた庄内への復讐を誓う丘十郎は、壬生浪士組への入隊を決意。隊士募集の張り紙を頼りに入隊試験の会場に乗り込むが、集まったのは渋皮喜平(簡秀吉)をはじめ、いずれも腕に覚えのある実力者ばかりで、刀を持つことすらおぼつかない丘十郎は試合に臨んでもまったく歯が立たない。それでも入隊をあきらめきれない丘十郎は、沖田総司(藤岡真威人)の指示により、応募者の中でも群を抜く剣の達人・鎌切大作(前田拳太郎)と対戦することとなるが…!?
■詳細
【シン・時代劇ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」】
放送日:2024年4月24日(水)スタート!
放送時間:毎週水曜深夜0:15~0:45
※一部地域を除く
出演:前田拳太郎、奥智哉、杢代和人(原因は自分にある。)、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、三浦涼介、高野洸、簡秀吉、上野凱
原作:手塚治虫(『新選組』)
脚本:坪田 文
演出:河合勇人
ゼネラルプロデューサー:横地郁英
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、藤崎絵三(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、望月卓(東映)、石﨑宏哉(東映)
制作:テレビ朝日、東映