2024年3月6日「New Rise」で待望のメジャーデビューを果たした9人組進化系ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONと、SDRが総力を上げて始動した初の『EBiDAN AUDITION 2022』で厳しい審査から選ばれた平均年齢15.6歳の6人組メインボーカル＆ダンスグループLienelが、カンテレの音楽イベント【SMASH BEAT3】(4月3日(水)東京・Zepp DiverCity、4月12日(金)大阪・Zepp OsakaBayside)に出演した。

今回、若手アーティスト集団・EBiDAN(=恵比寿学園男子部)を代表し、SUPER★DRAGONとLienelがイベントを盛り上げるために駆けつけた。

トップバッターを務めたLienelは大阪公演の1曲目として(東京公演ではラストに披露)、4月24日に発売する3rd CDシングル「Melty flowers」を披露し、間も無くデビュー1周年を迎える彼らの成長を見せつける。艶っぽい、年齢感より少し高めの色気が漂う、歌謡メロを含んだセクシーでアグレッシブなディスコファンクロックだ。ユーロビート調のアッパーなサウンドが特徴的な楽曲「Neo ROMANTIC」では、キュート&セクシーな「未体験…」の決めゼリフにフロアが熱狂した。トドメに森田が「Touch me, Please」と言い放ち、歓声が湧き上がる。挨拶では、東京公演の当日に15歳の誕生日を迎えた武田は客席から大きな「おめでとう！」をもらった。「外部イベントに出演するのが久しぶりで、僕たちのことをわからない人もいると思うので説明したいけど、少しでも多くパフォーマンスを見せたいのでMCは1分半しかありません！」と高岡が言うと、いつもより省略気味の自己紹介を済ませ、東京のみの「Love Me Madly」へ。「さぁ、もっと僕を好きになれ その気持ちに抗わないで」という歌い出しが印象的ないつもより大人な雰囲気のLienelでLien(リアン:Lienelのファンの呼称)の心を奪う。「親指☆Evolution!」は“Oh!Yeah!”や、“Ha！Ha！”の掛け声にペンライトを掲げて、客席も大盛り上がり。大阪公演では、「Baby Girl」、レトロなサウンドが印象的な「純情シンドローム」と続けて披露。「Mr.Sister」では「みんな！まだまだいけるよね？」「もっともっと声出して！」と煽る高岡に客席もペンライトを振り応える。最後は盛り上がり曲の「Hop Step Jump!」で会場を充分に熱くさせたLienelは次のグループへバトンを渡した。

来月5月には東京、大阪にて初のホールツアー『Lienel 1st Live Tour 2024 〜My Youth〜』が開催される。4月29日(月)にデビュー1周年を迎える彼らの今後の活躍に期待が高まる。

トリを務めたSUPER★DRAGONは、東京公演では、5thアルバム「mirror」のリード曲「Revolution」でライブがスタートした途端、客席はブルーのペンライトに染まる。壮大な楽曲でハイトーンで畳みかけるパワフルなボーカルに耳を、迫力のあるダンスパフォーマンスに目を奪われる。大阪公演では「Pioneer(Keep It Real)」を1曲目として披露し、イントロが流れた途端、待ち構えていたBLUE(SUPER ★DRAGONのファンの呼称)から喜びの悲鳴が上がった。続けて「Gotta Keep It Going On」ではセクシーなダンスで観るものを魅了し、場内のテンションを最高潮へと引き上げる。大阪のMCでは、「トリとして最高のステージを見せようと思います！」と古川毅。飯島颯は「今日来てくれたみんなのハートにスマッシュ決めたるでー！」と関西弁で意気込んだ。「俺らのビートを感じられますか？」とジャンが客席を煽ると、メジャーデビューシングルの「New Rise」では、更なる高みとなるフェーズに突入した彼らを表現するかの如く確かな進化を感じさせるパフォーマンス。後半戦は、東京では「City Noise」　大阪では「Bring Back」　を披露し、最後の追い上げパートに「Shut Up, Shout Out」で客席の熱気は高まる。「今日は本当にありがとう！この曲で俺たちと振り回せるもの振り回す準備できてますか！魂で行こう」と古川が声をかけ、ライブ定番曲となっている爽快感と疾走感を併せ持つ、アッパーチューン「Reach the sky」へ。そのタイトル通り、会場はペンライトやタオルを振り回す最高潮の盛り上がりを見せ、彼らの歌声を「龍の如く」空へと届け、幕を閉じた。

2023年3月には自身のワンマン史上最大キャパのパシフィコ横浜国立大ホール公演を成功に導き、9周年を迎えるSUPER★DRAGONの勢いはまだまだ加速し続ける。