MA55IVE THE RAMPAGEメンバーも緊急参戦!鈴木昂秀(THE RAMPAGE)初主演作・映画「ただ、あなたを理解したい」完成披露舞台挨拶<イベントレポ>
2024.2.13
MA55IVE THE RAMPAGETHE RAMPAGEイベントただ、あなたを理解したいレポート映画野村康太鈴木昂秀
鈴木昂秀(THE RAMPAGE)初主演作、映画【ただ、あなたを理解したい】が2024年2月23日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開される。映画の公開に先駆け、2月13日(火)に【完成披露舞台挨拶】が行われ、主演の鈴木昂秀・共演の野村康太・新谷ゆづみ・森高愛・伊藤千由李・比嘉秀海ら、注目の若手主要キャスト、監督の碓井将大、スペシャルゲストとして、“MA55IVE THE RAMPAGE”からLIKIYA・神谷健太・山本彰吾が登壇した。
鈴木は映画初主演ということで、仕事が決まったときにはTHE RAMPAGEのメンバーからいじられたそう。「でも、応援の言葉とか、すごいねっていう言葉とかもいただいて、 本当に頑張ってほしいっていう言葉もいただいたので、すごい応援していただいた覚えはあります。」と振り返った。
続いて野村は、撮影現場の雰囲気を聞かれると「いやもう楽しすぎましたよね!」と一言。「ほんとに笑顔の絶えない現場で、僕は別の仕事で愛知と東京を行き来してたんですけど、東京の撮影が終わったらすぐに愛知に秒速で戻ってくるぐらい。ほんとそのぐらい、良い現場で楽しかったですね。」と当時の撮影を振り返った。
役作りで大変だったことを聞かれた新谷は、意外にもあまりなかったそうで「意外と役自身っていうか、葵自身の感情は結構共感できる部分が多かったりしたので、割と作りやすかったかなと思います。」と、役と自分がリンクしていた部分が多かったと告白。
森高には、撮影中の大変だったエピソードなどを質問。キャストの多くが幼馴染の役だったということで下の名前で呼ぶことが多かったそうだが、 鈴木だけ森高のことを森高さんって呼んでいたと暴露。その理由を鈴木に直接聞いてみるが「それは僕もわかんないっすね。森高さんは森高さんなんすよ。ま、僕の年上でもあるから・・・」と弁明していると、森高に「怖いわけではないよね?」と畳み掛けられ、鈴木は「そ、そ、そ、そうっすね。」とたじたじな姿をみせた。
今作の撮影において、合宿みたいだったという男性陣の感想に対し、女性陣を代表して伊藤は「温泉旅行みたいな感じだったかなって思ってて・・・」と口にすると、鈴木と野本は「いいなぁ」「いいっすねぇ」と羨望の眼差しを向けた。旅館に泊まっての撮影だったそうで、大浴場に一緒に入っていたとのこと。
それを聴いた鈴木はさらに「俺らも入ったもんな!」と挽回。加えて「康太くんが東京から帰ってきたときもお風呂一緒に入りましょうっていって、東京いるんちゃうん?みたいなね。」と和気あいあいとした現場であったことを伺わせた。
続いて、キャストの仲を深めるためのコミュニケーションについて比嘉は「撮影中もそうですけど、撮影終わっても自分が休みの時とかも現場行ったりとかして、みんなとコミュニケーションを取るようにしてて、そしたらほんとにみんな仲良くなりましたよね。監督もスタッフも含め、近い距離感で撮影できたので、それが映像に出てるような気がしてます。」と語り満足そうな表情。
最後に、碓井監督がこの映画の思いについて「今、お話を聞いてわかっていただいたかと思うんですけど、とっても仲がいいキャストで、幼なじみの役を演じていただいたりする関係もあって」とキャスト間の仲の良さを再度力説。
映画が完成するまでに約2年もの歳月を費やしたこと、映画1本を観客へ届けるのにたくさんの苦労とキャストの頑張り、そして途方もない時間と様々なプロセスがあったと吐露。「普段皆さんと同じように俳優として出演したりすることもあるので、こっち側に回ってみて、初めて監督として立たせていただいて、それぞれのありがたみっていうのを改めて感じました」と語るその一言一言に監督としての言葉の重みがあった。
加えて「来てくれる皆さんがいてやっとこの映画が完成だと思うんで、ここにいるキャストだけじゃなくて、今日来てくれてる取材の方々、お客さんにも、改めて感謝を申し上げたいなと思います。ほんとにありがとうございます。」と感謝の気持ちを綴った。
ここでフィナーレかと思いきや、スペシャルゲストとして、主題歌「ガーベラ」を担当したMA55IVE THE RAMPAGEより神谷健太・山本彰吾・LIKIYAが花束を持って登場。
キャストと監督一人ひとりに花束を渡したあと、それぞれ一言挨拶。LIKIYAは「改めまして、MA55IVE THE RAMPAGEです。この度はですね、 僕たちが主題歌を務めさせて頂いたガーベラという曲をやらさせていただいたので、ぜひぜひですね。皆さんも映画とともに楽曲も聴いていただけたら嬉しく思いますので、是非楽しんでみてください。」と楽曲をPR。
神谷は「公開おめでとうございます。僕らが最初に話をいただいた時に観させていただいたんですけど、普段THE RAMPAGEの昂秀がこうやって真剣に演技をやって、こういう青春を演じてるのを見て、 なんか変な気持ちはあったんですけど」とTHE RAMPAGEのときとは違う一面をみせる鈴木のことを少しイジりながらトーク。
その上で「昂秀が作詞も作曲も担当していて、すごく才能に溢れたメンバーを持ったなと思って、感無量で泣きそうになったんですけど・・・」と涙ながらのジェスチャーで語ると、鈴木から「絶対嘘だ。」とバッサリ。そんな鈴木の言葉にはめげず「すごくいい歌、そしていい作品になっていると思いますので、ぜひこの後お楽しみにしていただけると幸いです。おめでとうございます。」と綴った。
山本はTHE RAMPAGEの活動と並行して撮影を行った鈴木に対して「結構忙しい時期ではあったんですけど、 すごく作品に集中していて、THE RAMPAGEに帰ってきた時は、しっかりとパフォーマーの昂秀でいるし、1人でこういう現場に行った時は、しっかりと役者として、鈴木昂秀として撮影を頑張ってきてくれたのを僕らも話で聞いてたので、そしてその中でしっかりと主役を務めて、主題歌を自分でプロデュースしたりとか、昂秀の新しい道が、僕らも見れた気がして、そこに一緒に協力させていただけて、本当に光栄でした」と鈴木の活躍を嬉しそうに語った。
それを聴いた碓井監督は思わず「めちゃくちゃいいこと言ってくれますね。すみません、親の気持ちみたいになっちゃって、しみじみしてきちゃいました・・・。座長として引っ張っていってくれて・・・」と感極まっていた様子。
主題歌の内容について、改めてLIKIYAが「青春溢れる内容になってるので、僕たちも自分たちの青春を思い出しながらというか、いろんなこう・・・」と話しているとメンバーから笑い声が。すかさずLIKIYAは「僕にだって青春ありましたからね!? 小中高ちゃんと学校行ってます!大学まで行ってますからね!ちゃんと青春してましたけども!そういう時を思い出しながら、僕たちも書かせていただきました。」と弁解した。
また、MA55IVE THE RAMPAGEにとっては新鮮な楽曲だったようで「すごくほっこりする感じが作品を作っていて出たので、僕らもやっていて楽しかったですね。」と作品の出来栄えは満足の様子。
ここで主題歌の「ガーベラ」音源が流れ始めると観客からは大きな歓声が。鈴木がときどき口ずさんだり、MA55IVE THE RAMPAGEメンバーが身体全体でノッていくと会場も一層大盛りあがり。
そんな楽曲について、碓井監督は「最初にまず昂秀くんにこの映画へ出演をお願いしますってプロフィール見るじゃないですか。その時金髪のオールバックで黒いアイメイクしてて、あの・・・青春映画なんですけど・・・みたいな。そのあと、MA55IVE THE RAMPAGEがもしかしたら映画の主題歌やってくれますって聞いて、すごい!と思ってすぐ聞いたんですよ。そしたらすごい重低音で。あんなに顔も見えないんかってぐらいPVも光がすごくて。これ青春映画なんですけど・・・って話して」と制作前から驚きの連続であったことを吐露。
そんな中完成した主題歌について「1年くらいあった編集の中盤らへんで、この楽曲を聴きながら毎日編集してて、救われることも多かったんで、とってもありがたかったです。」と楽曲にまつわる㊙エピソードを語ってくれた。
今度はMA55IVE THE RAMPAGEから質問が。鈴木の印象を聞かれた野村は「まさか昂秀がこんなかっこいい曲をね・・・。現場では割とムードメーカーというか盛り上げてくれるので・・・こんなかっこいい一面がね・・・」と語るとMA55IVE THE RAMPAGEメンバーから「笑えました?大丈夫でした?なんかつまんなくなかったですか?大丈夫ですか?」とイジり倒していた。
そんな大盛りあがりの中、最後に主演の鈴木が本作への思いを一言。「今回、この映画「ただ、あなたを理解したい」はですね。見ていただくと分かる通り、青春ものなんですけれども、映画から受け取るメッセージ性だったりとかっていうのが、本当にこの映画でしか感じられない世界観だったり気持ちっていうのがたくさんあると思うので、ぜひ1回とは言わず、2回、3回とたくさん観ていただいて、そして映画の中での思いを感じ取っていただければと思います。引き続き公開までよろしくお願いします!」
そして碓井監督が「人と人のコミュニケーションとか、人と人の理解って僕らに今必要なんじゃないかなっていう風に思って、この作品を作りたいって思うようになりました。そこにこれだけのキャストの方と楽曲も提供いただいて、音楽でもお芝居でも、ロケーションに協力してくれた方、いろんなスタッフの方々、キャストの方々、今日来てくれた皆さんがいてやっと完成した映画だなっていう風に本当に思ってます。 初挑戦・初監督作品なので、大きいことはもちろん言えないんですけれども、ここにいる俳優のお芝居が、少しでも皆さんの心に残るといいなと思っております。」と映画への思いを言葉で綴り、本イベントは幕を閉じた。
【映画「ただ、あなたを理解したい」】
公開日:2024年2月23日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
出演:鈴木昂秀(THE RAMPAGE)、野村康太、新谷ゆづみ、森高愛、比嘉秀海、伊藤千由李、山本愛香、吉田晴登、城夢叶、高橋ひとみ
監督:碓井将大
脚本:鈴木裕那、渋谷未来
音楽:鈴木ヤスヨシ
撮影:曽根剛
特別協力;蒲郡市幸田町、ガマゴリラ、幸田町商工会
製作プロダクション:The icon/PIW.inc
企画:BOKURANO FILM
配給:ギグリーボックス
主題歌:「ガーベラ」MA55IVE THE RAMPAGE
©︎BOKURANOFILM