―超特急5人にとっての“ライブ”とは。― 超特急 Blu-ray『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』インタビュー
2020.3.29
昨年末から今年始めに行われたアリーナツアー「Revolución viva」の模様を収録した、ライブBlu-ray『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』を2020年3月25日(水)にリリースしたばかりの超特急に独占インタビュー!
グループ史上最大規模のアリーナツアーとなった「Revolución viva」の昨年12月の大阪城ホール2Daysと、今年1月の代々木競技場第一体育館3Daysを合わせ、約8万人・全5公演のチケットは即日完売!さらに、今年の6月にも新たなアリーナツアーを発表するなど、そのグループ名の通り、2020年も超特急で走ってゆく彼らに、今回はライブをテーマにインタビューを実施。3枚組Blu-rayの見所や衣装&セットリストの制作秘話、ライブ前と後に必ずすること、それぞれのメンバーにとっての“ライブとは?”、さらに年末年始ライブで衣装を自分たちで制作する彼らに少しだけ脱線して普段のFASHIONについてなど、たっぷり伺いました。
<オリンピック×超特急>をテーマにタクヤが制作した年始ライブの衣装姿のインタビューカットも必見です!インタビュー中、本衣装の話も出てくるので合わせてチェックを!
ライブ後のシャワーがめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
■『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』に完全収録されている大阪城ホール公演の2日目と、代々木第一体育館公演の最終日の映像を2本分フルで鑑賞させていただきました!
リョウガ 凄い5時間(笑)。ありがとうございます。
■8号車さんとの一体感とみなさんのパフォーマンスに圧倒されっぱなしだったのですが、アンコールを含めて、2時間半全力で最後まで駆け抜けるために、体力面で何かやられていることはありますか?
カイ 毎日フルマラソンを走ってるからね。俺ら全員。
リョウガ 嘘ですよ(笑)。
カイ すみません。ハーフマラソンでした。
一同 (笑)
リョウガ いやいやいや。ハーフだとしてもよ。超人だよ。
一同 (笑)
カイ 日々リハーサルしていることを考えると、踊ることが一番ですね。走っても体力はつくんですけど、踊るのに勝る体力作りは多分ないです。実際、ライブの2ヵ月~3ヵ月前からライブ作りに取り組むんですが、その間もずっと踊っていたので、次第に体力がついていくのかなって。でも、もうずっと当たり前のようにやっていることだからわからないです(笑)。
■そんなに疲れることもなく?
カイ 疲れますよ。普通に疲れるんですけど、もう疲れて倒れるみたいなのは、久しくないですね。
■それはみなさんも同じ?
ユーキ そうですね。そうは言っても、めちゃくちゃキツイんですけどね(笑)。でも、ライブでは暴れまくって、ステージ上で体力を使い果たしたいと毎回思って挑んでいるので、そこの完全燃焼感は毎回あるかもしれないですね。
■ちなみに、ライブが終わった後はいつも何をしていますか?
タクヤ シャワーを浴びています。
一同 (笑)
カイ 真っ先にシャワーだよね(笑)。
タクヤ ライブ後のシャワーがめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
カイ シャワーを浴びる前に、水とお湯を交互にかける温冷交代浴をみんなやっていて。それを繰り返した後に、そのまま温かいシャワーを浴びています。「Revolución viva」は連チャン3日間のライブだったので、そういうのをやっているとやってないとでは次の日の疲れも全然違います。もう当たり前のように温冷交代浴は自然とやっていますね。
■疲労が次の日に残らないために、よくスポーツをやられている方も行っている入浴法ですよね。
カイ そうですね。これは僕らも欠かさずやっています。
アリーナライブ前に必ず頭の中でイメトレ
■ライブ前に必ずやっていることはありますか?
ユーキ アップとかはもちろんやりますけど、僕個人としては、アクロバットを毎回やるので、床を含め、アクロバットの確認は毎回やらせていただいています。
タカシ 僕は、アップとか声出しとかやっていますね。あとは、アリーナツアーになるとやることが多くなるので、空き時間に必ず頭の中でイメトレをします。あくまでも想像の上なので、目の前に8号車がいて、こういう景色が見えるだろうな。ここはこういう風にやるんだろうなとかイメトレしてみると、今の状態ではミスる可能性があるからもう一回確認しておこうって箇所が見えてくるんです。
一回頭の中で通してみて、すぐに出てこなかったり、すぐに行動にうつせなかった部分は本番でもミスをしてしまう可能性があるので、そこはより注意を払って、より一層確認をしています。そうすると、緊張も少しだけほぐれる気もしますね。
タクヤ 比較的リラックスしている方だと思います。あとは、連日ライブが続く時は、ライブのリハの定点映像を観ながら、ここはもっとこうした方がいいかなとか。個人的に確認したり、その映像をメンバーと観ながら合わせたりしていますね。ライブ当日はスケジュールが詰まっていて、リハ後にはもう公演まで大体1時間半~2時間と迫っていることが多いので、気が付いたら始まっているような感じ。でも、時間が限られているからといって、そんなに焦ることもなく、いつもライブ前は落ち着いている感じはしますね。
■いつも通り過ごそうと意識している訳ではなく?
タクヤ 自然にですね。ステージに立ったら自然とガッと上がるタイプなので。
■リョウガさんはいかがですか?
リョウガ タクヤと一緒になっちゃうんですけど、明日ライブだからこうしなきゃいけないとかあまり意識することもなく、決まってやっていることもあまりないですね。
■それは昔からですか?
リョウガ 昔からですね。日によってはタクヤと一緒で、確認作業をすることもあるんですけど、例えば、ライブ前は絶対にこれを食べますとかはないかな(笑)。
グループとしては、ライブ前に必ず円陣を組んでいます。一人一人がその日のライブに対する言葉を一言ずつ言って、円陣を組んで「we are the bulletrain」って全員で掛け声を言って、背中を叩き合うのは必ずやっていますね。これは一つの超特急の決まりですね。
■カイさんはライブ前に必ずやることはありますか?
カイ 「Revolución viva」ライブ当日の朝はなるべく走るようにしています。朝走ると体が目覚めて、代謝が良くなる感じがするんですよ。リハーサルでは、本番に備えてあまり体力を消耗しないようにセーブをして踊ったりするんですけど、朝にちゃんと走ることで、リハーサルからそんなに飛ばさなくても、本番で体をすぐにマックスの状態まで持っていけるんです。なので、朝走れる時は走ってしっかり体を起こしてます。
9年目を迎えた超特急の進化した殺陣を見せたい
■年始ライブで、剣や扇を使用した殺陣のパフォーマンスがあったと思うのですが、ライブの演出などはどんな風に決められたんですか?
ユーキ クリスマス時期のライブは、クリスマスの雰囲気を出したかったのでクリスマスメドレーを入れて、年始ライブは正月三が日からスタートだったので、和な演出をしたいなど、演出家のシゲさんと一緒に内容は決めていきました。
殺陣に関しては、過去に2回くらいライブ中でやっていて、2016年の「愛す。in Wonder Land」以来はやってなかったんですけど、超特急も9年目を迎えたということで、今回はただの殺陣ではなく、一つのショーというか舞台的な要素を含んだ進化した殺陣を見せたいなと思って、今までとは少し違った殺陣にチャレンジさせていただきました。
■難しかったですか?
ユーキ やっぱりダンスとは全く違うので。一歩間違えると相手を怪我させてしまう可能性もありますし、まず神経の使い方が違いますね。どの曲を披露するよりも、神経を研ぎすましているというか。あと、会場を走りながら殺陣のパフォーマンスをしたので、有酸素面での疲れが結構きましたね(笑)。
■リョウガさんは扇で戦っていましたよね。
リョウガ そうですね。扇を使ってどちらかというと魔術のような。気の力を若干使いながら戦わせていただきました。
■剣ではないからこその難しさもあったのではと思うのですが、演じる上で気を付けたことはありましたか?
リョウガ 扇は実物が小さいので、お相手をしてくださる方々のド派手なアクションでカバーをしていただきました(笑)。途中で扇を開く場面があったんですけど、手先の細かい動きが必要で、意外と難しくて。そもそも、バッと開けるような扇じゃなかったんですよ。そういう見た目に反して難しかった部分もあったんですけど、ライブ後に8号車の方々から、「扇よかったよ」などのコメントをいただきまして。全体を通して、それぞれのキャラクターを活かした演出が凄くよかったなって思いました。
ライブ衣装を真似して作って着ている8号車の方がいて、凄く嬉しかった。
■今日着られている衣装も年始ライブの一着ですよね。年始の公演だとタクヤさんが衣装を担当されたということで、こだわった点などありますか?
タクヤ この今着ている衣装は、3ポーズ目の衣装なんですけど、2020年は東京オリンピックがあるということで<東京オリンピック×超特急>をテーマに、スポーツウェアのような動きやすさを大切にしつつも、色で遊んで超特急らしさをプレスするイメージで作りました。
ど頭の衣装は、お正月ということで、和のテイストを少し柄に入れました。以前にも正月の衣装を担当したんですけど、その時は形も柄もまるまる和に寄せた衣装だったので、今回はもう少しスマートにカッコよく見えて、お正月感もある衣装にしたいと思って作っていきました。
■年末ライブは、カイさんが衣装を担当されたと以前のインタビューでもおっしゃっていましたが、実際に完成した衣装はいかがでしたか?
カイ イメージよりもやっぱり、メンバーが着ると何倍もカッコよく見えますし、自分のみせたいイメージはそのままに、メンバーがカッコよく消化してくれたので、良かったなって。
タクヤと同じように1公演まるまる(衣装を)担当したんですけど、ユーキからセットリストをもらって、ここで早替えがあるなどの大まかな流れを聞いた上で、自分のイメージで作りました。
■そうなんですね!それはタクヤさんも同じですか?セットリストをもらって、その流れで着替えやすい衣装にしたり?
タクヤ そうですね。僕はセットリスト+ここのパートで殺陣をやることしか聞いてなかったです。
カイ 僕の場合は、クリスマスメドレーがあるタイミングなどは知らされていて、でもこういう衣装にしてほしいとかは全く言われず、完全に任せてもらいました。自分の作りたいイメージに、どう見せたいなどメンバーごとに持っているイメージも汲み取りながら考えた結果、凄くカッコいい衣装が作れましたし、8号車のみなさんも凄い喜んでくれて。アンコールの時に着ていた、アメコミとバンドTのミックスみたいな衣装があったんですけど、それをオリジナルで作ってFCツアーに着てきてくれている8号車の方がいたり、そのくらい気に入ってくれたんだなって思うと、凄く嬉しかったですね。
■基本こういう衣装はメンバーさんが決められるんですか?
カイ 年末は割と、僕とタクヤでやらせていただいています。
■そうなんですね。そしてセットリストはユーキさん?
ユーキ そうですね。
■クリスマス時期の年末ライブ、お正月時期の年始ライブのセットリストを組む上でこだわった点はありますか?
ユーキ 年末ライブは、僕たちの結成日が近いということで、8号車のみなさんへの感謝の思いをテーマにセットリストを考えていて、年始ライブは2020年、さらに勢いを増した新たな俺らを表現するセットリストにしたいなと。あと年始ライブでは、新曲でセクシーな曲も増えてきたので、色気のある超特急を一つの要素として入れました。そういう意味では勢いだけではなく、落ち着いた雰囲気の僕たちも見せるセットリストを意識しました。
プライベートのFASHION。こだわり
■年末年始の衣装をメンバーさんでデザインされているということで、普段のファッションのこだわりについてもお聞きしたいです。
タカシ 僕は、服は好きなんですけど、あまりこだわりはないかもしれないですね。でも最近はラフな格好の方が好きです。あと、寒い時は温かい服で、熱い時は涼しい服とか。
カイ 当たり前だよ(笑)。
一同 (笑)。
タカシ 本当に最低限そういう部分がクリアしている服ならなんでもいいやってなっていて。昔は、こういう服を着てみたいなとかあったんですけど、最近はそういうこだわりがなくなってきているのかも。
■ついつい買っちゃうファッションアイテムなどは?
タカシ 僕、服よりも靴の方が好きで。例えば、アリーナツアーが終わった時に、買おうってなるのは大体靴ですね。
ユーキ 靴だけやたら多いですね。タカシの家。
タカシ 多いですね。
ユーキ だって溢れてたもん、昔の家。
タカシ 昔は溢れてた。シューズボックスに収まらなかった。
タクヤ 足は二本しかないんだよ。
一同 (笑)。
■ライブ終わりなど節目ごとに靴を買われるんですか?
タカシ そうですね。ちょっと制限というか、シューズボックスに収まらないから我慢していた時もあったんですけど、家も以前より広くなったし、シューズボックスにも余裕があるし大丈夫かなって(笑)。また靴集めを始めています。
■今のところ靴は溢れてない?
タカシ まだ、溢れてないです(笑)。
■ユーキさんはいかがですか?
ユーキ 僕も、ストリートというかシンプルが好きになってきました。今までは楽で運動できればいいくらい。
カイ 「運動できればいい」小6かよ(笑)。
一同 (笑)。
ユーキ なんて言えばいいんだろう(笑)。洋服で動きに制限がかかっちゃうのが凄く苦手だったんですよ。自転車に乗る時に、可愛いパンツを履きたいなって思って、 “サムエム”を履いたら。
一同 サルエルな!(笑)
ユーキ 間違えた(笑)。サルエルとか履くじゃないですか。でも股が開かなくて、諦めたことが何回もあるんですよ。
■自転車重視なんですね(笑)。
ユーキ はい。
カイ 小6だ(笑)。
ユーキ 今まではそうやって、自分の動きに制限がかかっちゃうのがストレスになっちゃうので、オシャレな服はあまり着てこなかったんですけど、最近はシンプルだけど、オシャレな服ってあるじゃないですか。ちょっと年相応な感じといいますか、30~40代の皆さんが着ているような服装だったり。
一同 30、40歳じゃないじゃん(笑)。
ユーキ まだ25歳なんですけど(笑)、そういうのを知っておくと自分が大人になった時に、タクヤみたいに誰が見てもオシャレだと思うオシャレじゃなくて、正装みたいなキッチリとしたファッションを着こなせるようになりたいなと。それだけでも落ち着いた印象になるじゃないですか。本当はタクヤみたいな真のオシャレな人になりたいんですけど、センスがないので、どちらかというとフォーマルな一点もののいい服を着ているみたいな。僕なりのペースでオシャレを楽しめるようになりたいなと、今ゆっくり研究をしています。
■ユーキさんからオシャレだと言われていましたが、タクヤさんはいかがですか?
タクヤ オシャレというか素直に凄く服が好きなので、服しか見てないんですよ。でも、僕もユーキと同じで昔に比べたら大分落ち着いたんじゃないですかね。色味とか。服を見る時は、全体のシルエットや、個人的にレイヤードするのが凄く好きなので、レイヤードがしやすいショート丈のものに凄く惹かれますね。全然違うブランドや古着でミックスした時に、上手く合うと凄く楽しいなって思います。
■リョウガさんはいかがですか?
リョウガ 僕は…。
タクヤ (リョウガは) ポール・スミスです。
カイ ポール・スミスしか着ないです。
リョウガ 以上です。
一同 (笑)
■ポール・スミスいいですよね。
リョウガ そうなんですよ。僕のこだわりはブランド縛りです。
カイ 縛ってないでしょ(笑)。ZARAも着てるじゃん。
リョウガ ZARAもたまに着てるので、2ブランドなんですけれども。実はもう一ブランドありまして。
カイ え?何?
リョウガ 今日私服で着てきたんですけど…キンインデテンデント!
一同 (笑)
カイ 名前覚えてよ(笑)。もう一回、言ってみて。
リョウガ キンインデペンデンス…!
カイ ちゃんと正式な名前を(笑)。
リョウガ 難しいんですよ。キーンアンド…パン…いやイン…
カイ インテンスだよ(笑)。
一同 (笑)
リョウガ 「KEEN AND INTENSE(キーンアンドインテンス)」(カイさんのブランド)!そのブランドは、生地が凄くいいんですよ。あとめちゃくちゃこだわっていて、着心地がよくて、もう脱ぎたくなかったです。でも取材なので、しょうがなく衣装に着替えました。本当は、衣装の下に着ていたいくらい。
一同 (笑)
カイ 着てくれたら嬉しいけれど(笑)。
リョウガ シワになっちゃう。
■そうなんですね(笑)。リョウガさんはブランド縛りが多いんですね。
リョウガ そうですね。基本的にそれしか着ないって感じですね。
■それはなぜ?愛着があるからとか?
リョウガ 元々両親がそのブランドを好きで、小さい頃から着ていたっていうのと、体系にも合っているからですね。
カイ イギリス人体系。
リョウガ そうなんですよ。サイズに合わさるとMなんですけど、身長に合わせるとLっていう面倒くさい体系なんです。ブランドはそういう面で合っているからっていうのが理由ですね。
■カイさんはいかがですか?
カイ 僕は色々好きなんですけど、どういうの着てるんだろうな。割とその時のフィーリングで好きなものを着まわしたりします。いまだに高校生の時に買ったアクセサリーを使っていたり、意外と物持ちがいいので、ファッションの系統も、アイテムもいろんなものを長く身に着けるようにしていますね。
■いいものを買って、長く使うとはまた違った感じですか?
カイ 安く買ったものも結構長く使ったりしていますね。意外と大事にするタイプです(笑)。あと、タカシにとっての靴でいうと、僕は指輪とかアクセサリーが結構好きなので、そういうものはできるだけいいものを買うようにしています。おじいちゃんになってもシルバーをつけていたらカッコいいかなって思って。渋くてカッコいいおじいちゃんになりたいので。
粗探しもやろうと思えばめちゃくちゃできるし(笑)
■49台のカメラが捉えた本編映像では見られない映像を、一つの画面に収めた3枚目のディスク「オールマルチスクリーン」の映像がとても気になっているのですが、このディスクの楽しみ方や見所を教えていただきたいです。
ユーキ マルチスクリーンは、素直に好きなメンバーを観たい人は探しながら観るのもアリだと思いますし、マルチスクリーンってパッケージになっていないアングルじゃないですか。だからある意味、もちろん粗探しもやろうと思えばめちゃくちゃできるし(笑)。
一同 それはやめてくれ(笑)。
ユーキ あとは、メイン映像では映っていなかったメンバーは、あの時どうしていたんだろう、メインじゃないところの動きはどうしていたんだろうとか。そういう深堀はかなりできると思います。こんなに移動してたんだとか、こんな振りをしてたんだとか、色んな発見ができると思うので、そこは8号車のみなさんで共有してもらいたいです。あとは、僕たちのダンスを覚えて、8号車のみなさんも一緒に踊ってくれることがとても多いので、そういう意味では振りを覚えてもらえるきっかけにもなるんじゃないかなって思います。
5人にとってのライブとは?
■年末のライブMCの中で「ライブはデートだから」という言葉がとても印象的でした。そこで、みなさんにとってのライブとは?をお聞きしたいです。まず最初にタカシさんの「ライブはデート」の理由を教えていただきたいです。
タカシ ライブを作る時はいつも、8号車のみんなを楽しませたい、笑顔にさせたいと思っています。一番最初から飛ばして、中盤戦にいったらバラードで結構押していたものをいきなり引いてみたりとか、そこでまた違った面を見せたりとか。そこからまた色々展開してからの、殺陣だったりクリスマスメドレーだったりでサプライズをする。そういった出し引きみたいなものがデートっぽいなと思いました。
最初は、ボイストレーナーさんから教えていただいた言葉だったんですけど、その言葉を聞いた時に、確かにそうだなって。楽しませることが僕たちのやるべきことですし、色んな喜怒哀楽を持たせることも僕たちのやりたいことだと思います。
タカシ はい。もうデートでしかないです。
ユーキ ライブはデートか。僕にとってライブは人生ですかね。みんな一人一人には人生があって、8号車の皆さんがその大切な人生の中でライブに来てくれて、僕たちと同じ瞬間を共に過ごしてくれているんだなって思うとライブは人生だと思いますね。僕らもおじいちゃんになった時に、10代~20代はこうしていたんだよとか。そんな大切な今の人生を超特急で過ごしているんだなって思うと凄く嬉しいです。
■タクヤさんにとってライブとは?
タクヤ 以前も言ったことがあるんですけど、ライブは休日の遊園地だと思いますね。大人になるとそんなに思わないですけど、子供の頃って、休みに家族や友達と遊園地に行くってなると凄くワクワクするじゃないですか。そしてあっという間に一日が終わる。そういうその日を振り返って楽しかったなって思える遊園地は、ライブとも凄くリンクするんじゃないかなって。アトラクションの待ち時間のまだかなまだかなっていう感情も、ライブも一週間前にまだかなってその日がくるのを楽しみにしている感覚と似ていますし。その2時間半のライブのために仕事も頑張って、行ってみたら限られた時間の中でも最高に楽しめる場所で、そういうところが凄く遊園地っぽいなって思いますね。
■リョウガさんはいかがですか?
リョウガ ライブは、週末の…美容院ですね。
一同 (笑)
カイ それはなんでですか?(笑)
タクヤ いいんだよボケなくて(笑)。
リョウガ 嘘です(笑)。ライブは、超特急ですね。超特急を一番手っ取り早く知れるのはライブですし、全てが詰まっているのがライブなんじゃないのかなって思います。ライブパフォーマンスの展開がそれこそ超特急でぐんぐん進んで、あっという間に感じるほどの楽しい時間を過ごしてほしいなという想いも込めて、ライブは超特急です。
カイ ライブは夜景じゃないですかね。ユーキの言ったことに若干近いんですけど、綺麗な夜景の中には、様々なマンションの光だったり、家の光があって、その家の中には家族がいて、その一人一人には生活があって。そう思うと、ライブのペンライトの光も同じなんじゃないかなって。ライブの会場が1万人だったとしたら、一人で何本も持っていたりするので、1万以上の光がそこにはあって、ペンライトの光と共にそれぞれの人生が、生き方がそこにはあるんだなと思うと、ライブは夜景だと思いました。
2020年の抱負
■最後に、「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva」が2020年最初のリリース作品ということで、超特急の2020年の抱負をお聞きしたいです!
リョウガ 沢山あるんですけど、例えば、去年全国開通を果たしたので、今年は世界へ進出したいなと。あるいは、TV番組、音楽番組、CMに出たいとか。沢山あるんですけど、ライブという点では、去年はフェスにあまり出演する機会がなかったので、今年は出させていただけるのであればフェスにも積極的に出て、他のアーティストさんから刺激をいただいたり、他のファンの方々の目にも触れる機会を沢山作っていけたらなと思っています。
やっぱり、年々もっともっとスピードをあげて走っていきたいと思います。
■世界が日本に注目する年ですしね。
リョウガ そうですね、そういった活動もどんどん広げていけたらなって思っています。
■ありがとうございました。
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超特急
史上初!メインダンサー&バックボーカルグループ。
ダンサーのカイ(2号車)、リョウガ(3号車)、 タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)とバックボーカルのタカシ(7号車)からなる5人組。
エンタテイメント性の高いパフォーマンスと、<8号車>と呼ばれるファンとの一体感ある参加型ライブで人気を集めている。
[HP] http://bullettrain.jp/
[Twitter] @sd_bt
[Instagram]@bullettrain8
カイ / 2号車
MAIN DANCER / 神秘担当
1994年9月27日生まれ。神奈川出身。
リョウガ / 3号車
MAIN DANCER / ガリガリ担当
1994年10月23日生まれ。神奈川出身。
タクヤ / 4号車
MAIN DANCER / 筋肉担当
1994年11月24日生まれ。東京出身。
ユーキ / 5号車
MAIN DANCER / ドジっ子担当
1995年1月2日生まれ。徳島出身。
タカシ / 7号車
BACK VOCAL / 末っ子担当
1996年9月23日生まれ。大阪出身。
―INFORMATION―
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva】
リリース日:2020年3月25日(水)
価格:10,560円(税込)
仕様:Blu-ray 3枚組、6bページブックレット、三方背ケース、デジパック
<収録楽曲>
[DISC-1(2020年1月5日・国立代々木競技場第一体育館公演)]
OverTure(Shine Bright New Year ver.) / SAY NO(S.B.N Live ver.) / Don’t Stop 恋 / Burn! / PUMP ME UP / PAPAPAPA JUMPERS / Revival Love / TRAIN / =S.B.N Japanese Battle= / Kura☆Kura(S.B.N Live ver.) / Full moon / Body Rock / On & On / Hey Hey Hey / STYLE / Draw イッパツ! / Clap Our Hands! / Kiss Me Baby / バッタマン / 走れ!!!!超特急 / Billion Beats / Drive on week / 超えてアバンチュール / gr8est journey
[DISC-2(2019 年 12 月 22 日・大阪城ホール公演)]
Overture(Pastel Shades Christmas ver.) / Fantasy Love Train 〜君の元までつながる Rail〜 / バッタマン / Don’t Stop 恋 / Revival Love / Kiss Me Baby / We Can Do It! / One/O Signal / Seventh Heaven / =P.S.C Rave Track= / Whiteout(P.S.C Live ver.) / DJ Dominator / Hey Hey Hey / Snow break / P.S.C Christmas Medley[Overture〜SANTA CLAUS IS COMIN’ TO TOWN〜RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER〜Happy Holiday〜きよしこの夜〜We wish you a Merry Christmas〜Billion Beats] / Draw イッパツ! / 超越マイウェイ / Burn! / SAY NO / 超えてアバンチュール / Sweet Bell / fanfare / 超特急です!!!!!!!!
[DISC-3 オールマルチスクリーン]
代々木第一体育館公演は 49 台のカメラ、大阪城ホール公演は 23 台のカメラが収録した映像を一画面にマルチ表示。収録時間が約 5 時間という驚異のディスク