【JO1・與那城奨×大平祥生×金城碧海 インタビュー】「みんな、足腰フラフラだったよね(笑)。」慣れないアクションシーンに3人とも大苦戦!! &JO1全員でやりたい映画は、学園ラブコメ!?<映画『OUT』>



累計発行部数650万部を突破する最強で最凶のヤンキーコミック「OUT」が待望の実写化!!

主人公・井口達也の破天荒な人生と、新たな仲間たちとの絆を通して描く青春ムービーの監督・脚本を担当したのは品川ヒロシ。公開前から期待値が高く、公開日をいまかいまかと待ち遠しく思っている人も多いのでは?

本作にJO1の與那城奨くん、大平祥生くん、金城碧海くんの3人が出演と聞きつけ、Emo!miuが突撃。普段のJO1としての活動とはまた違う、“俳優”としての3人にお話を聞いてきました!!

「OK〜!!」を聞きたいがために頑張りました。



■ご自身が演じられた役柄と、演じる上で意識したことを教えていただきたいです。

與那城奨 僕が演じた長嶋圭吾は寡黙で言葉数が少ないんですが、特攻隊長で自分から突っ込んでいく役なので、そこの説得力をもたせるためにアクションシーンは頑張らないといけないなと思っていました。

特に目付きですかね。普段では絶対にしないような、睨みを利かせたりしていました。

大平祥生 僕が演じた目黒修也は仲間思いのいい人で、原作では大人しいんですけど、映画の目黒はちょっと人のことをイジったりしているんです。暴れる田口を目黒がつめたりとか、田口とのコンビのような相性もよかったですね。

金城碧海 僕が演じた沢村良はあまり深入りをせずにメンバーを俯瞰してみているような人なんですが、後半にはキーパーソンになってきます。そのときに観ている人に納得してもらえるように、ちょっとした動作や仕草を意識しながら演じました。

大平 喧嘩シーンは大変でした。なかなかOKが出ずに続けているなかでOKが出たときの品川さんの喜び方がすごいんですよ。すっごくわかりやすくて。納得いってないんだなというのも見たらすぐに分かるくらい。その「OK〜!!」を聞きたいがために頑張りました(笑)。

ダンスとは全然違う!?「みんな、足腰フラフラだったよね(笑)。」



■普段、ダンスをされていますが、アクションのときの体の使い方は違いました?

金城 全然違いました!!

與那城 思っていたより大変でしたね。アツく演じないとダメだけど、撮影ということを考えてどこか冷静さも必要だし。やっぱり慣れが必要だと思いましたね。

金城 とにかく股関節が痛かった…。

與那城 碧海はとにかく足を回していたからね。

金城 撮影中に品川さんに「これ、こっちから回せる? こっちは?」とか現場でアレンジが加わっていくんです。何テイクも撮ったので痛かったです(笑)。

與那城 みんな、足腰フラフラだったよね(笑)。



■JO1の活動とは違う現場はいかがでしたか?

與那城 やっぱり役者さんってすごいですね。撮影をいっぱい見させていただいて、たくさん学びました。

大平 いややっぱり違いますよね、役者さんって。

與那城 初手の言葉の強さとかが全然違うんです。

金城 僕たちはこんな感じかな?と探り探り演じるんですけど、役者のみなさんは初手が120%でくるんですよね。それに僕たちも影響されて少しずつ慣れていったという感じでした。



■得たものの中に、JO1の活動で活かせそうなものはありましたか?

大平 方言と喧嘩力かな(笑)。

與那城 ヤンキー映画なので、ほかのメンバーが出ているような甘酸っぱい青春っぽさとかはないんですよ(笑)。

大平 僕たちの楽曲にもかっこいい、いかつめのものがあるので、そのときの表情づくりに今作の経験が活かされていくと思います!

俳優としてのふたりがいました。



■“俳優”として活動しているメンバーを現場で見ていかがでしたか?

金城 現場では俳優としての顔も見るけど、「あ、奨くんや」「祥生や」と、普段のJO1で見る一面も見えていたんです。
でも完成作品を見たら、全然違いましたね。俳優としてのふたりがいました。

與那城 碧海は映画出演が2回目だったので、全然緊張していなくて、現場ではまわりの出演者さんと上手にコミュニケーションを取りながらやってましたね。こっちふたり(與那城くんと大平くん)はめちゃくちゃ緊張してるのに!!

大平 本当にめちゃくちゃ緊張しました……。

金城 めちゃくちゃ緊張してたけど、大丈夫。ふたりともヤンキーやった。

大平與那城 ありがとう(笑)。



與那城 だから、そんな碧海のことをいいなぁと思って見ていました(笑)。

大平 すごくやりやすそうだったよね?

金城 『ドロップ』で共演させていただいた人も何人かいて、顔見知りだったので「お久しぶりですー!」みたいな感じで。

與那城 僕たちも早く現場に慣れない と!!、と思っていました。ちなみに僕はカメラマンさんと照明さんと仲良くなりました!だから、カメラの撮り方とか、照明の当て方とか……カメラの倍率についても覚えました!!

與那城大平 (笑)

大平 たしかにずっと専門用語を言っていた(笑)。

與那城 僕が専門用語とか使うと、めっちゃ笑ってくれるんですよ!! ちゃんとした意味とか理解していないのに使うから。



■現場慣れしているという意味では金城さんが先輩でしたが、役柄としてはおふたりのほうが先輩でしたよね?

大平 そうですね。そこはしっかり芝居をして、碧海のことを後輩として扱いました(笑)。

金城 そんなこと言ってますけど、演技をしているとき以外はめっちゃ気を使ってしゃべってましたよ?(笑) 「大丈夫やった〜?」とか。

大平 そりゃね(笑)。でも、みんな役者の顔になっていてめちゃくちゃ面白かったです。
奨くんが半グレ集団の下原と戦うときとか、JO1では見ることができない奨くんの顔があったし、碧海もアクションがすごかったですね。しかも碧海は現場で言われたことにすぐに対応できるのがすごいなと思いました。

受かりましたよって聞いてビックリしました。



■今回の出演はオーディションで勝ち取ったとお伺いしました。そのときのエピソードがあったら教えていただけますか?

大平 オーディションは事務所で受けたんですけど、そのときは今回演じた役だけじゃなく、いろんな役を演じたんです。元々、オーディションには配役が決まっていて、いざ現場に行ってみたら、あれもやってみよう!これもやってみよう!!となって。

金城 あまりにもいろいろな役をやったので、オーディションが終わったときに3人で「無理かもね」と話していました(笑)。

與那城 そしたら受かりましたよって聞いてビックリしました。

■オーディション当日は手応えがなかったんですね。

與那城 本当にいろんな役をやったので、ハマってないんだな……と。

金城 あ、違うんだなと思った決定打が……品川さんが笑っていたから!!!

與那城大平 (笑)。

大平 本当に思ってました。

與那城 合格と聞いて、しかも決定した役が当初考えていた役とは違ってさらに驚きましたね。僕は長嶋圭吾だったから、すぐに漫画をばーーーっとめくって「この髪型(リーゼント)、僕できます?」って、マネージャーさんに聞きましたもん(笑)。

■與那城さんの再現度、めちゃくちゃ高かったですね。

與那城 めちゃくちゃ大変でした。みんなどんどんヘアメイクを終えて部屋を出ていくのに、僕だけ残っているんです。
この髪型でアクションもするので、崩れないようにガッチガチに固めているんですよ。でも品川監督に漫画に忠実な方がいいと言われていたので、しっかりと再現しました。

■撮影中のビハインドがあったら教えてください!

大平 僕、あります!!! 武藤将吾役の(久遠)親が本当に天然なんですよ〜。みんなでボーリング場に集まるシーンを撮っていたときに、親が「最近、お参りに行ってきた……いや、お見舞いに行ってきたんですけど」って話していたんですよ。あ、オチを話しちゃった(笑)。

與那城金城 (笑)。

JO1全員でやりたい映画は、学園もののラブコメディ!?



■もしJO1のメンバー全員で映画出演するとしたら、どんな映画がいいですか?

與那城 なんだろうね? もしギリギリ許されるのであれば全員学生役! 僕、ちょっとキツいですが(笑)。

大平 やってみたいね、せっかくだし。なんだろう、「花男」とか「イケパラ」みたいな。ちょっとラブコメ要素が入っているやつとかね。

金城 僕はやっぱりコメディをやりたいですね。

與那城大平 いいよねー。

金城 JO1って、変なノリとかおもしろいことが好きなので、コメディとかそういう作品だとJO1のよさが出るんじゃないかな?と思います。

大平 僕はですね、まず僕たち3人の学校があるじゃないですか。で、白岩学園があって、鶴房学校があって。そこに乗り込みにいくという学園を舞台とした映画を(笑)。

與那城大平 (笑)。

口喧嘩が強いのは、豆ちゃん(豆原一成)!



■『OUT』では喧嘩シーンもたくさんでてきました。もしJO1で喧嘩したら誰が一番強いと思いますか?

與那城 碧海かな。

金城 いえ、違います。誰が一番強いか、僕は知っています。

與那城 誰ですか?

金城 ……。

與那城大平 誰やねん!!

金城 木全翔也です。翔也は空手をやっているし、守るべき人がヤンキーに絡まれていても構わずに倒してくれると思います。木全翔也が一番強いと思います!

與那城 たしかに、そうかも。



大平 僕も金城碧海。やっぱり武井壮さんと同じ誕生日なんで。

金城 同じだからって理由にはならん。

■では、口喧嘩だったらいかがですか?

與那城 豆ちゃん(豆原一成)!

金城大平 あぁ〜! 豆、強そう!!

與那城 メンバー内で一番まともだし、もう豆に言われたら終わりだ、という感じもあって。やっぱりグループ内で一番年下だし。

金城大平 わかる(笑)。

会場で「ファンになって5年目」というボードを見たんです。



■Emo! miuというサイト名にかけて、最近エモいと感じた瞬間、心が揺さぶられた瞬間があったら教えてください!

金城 最近、JO1が結成されたサバイバル番組の宣材写真を見ることがあったんです。当時はまだ19歳とかで。その写真を見たときはエモさを感じましたね、成長したなと。照れくさいんですけどね、当時の写真を見るのは。

大平 実は今日、完成披露試写会があったんですが、会場で「ファンになって5年目」というボードを見たんです。サバイバル番組からもうそんなに時間が経っているのかと、4年経っても応援してくれているのかと思うと嬉しくなり、いろいろ考えることがありましたね。

■ファンの方々が作るボードって見えているんですね。

大平 見えます、見えます!! ライブでもめちゃくちゃ見えているんですよ。

與那城 僕はライブですかね。JO1ではツアーをやっている最中なんですが、声を出せるようにもなったので、JAMのみなさんが元気よく声を出して僕たちのことを応援してくださって。
この状況になるまで時間がかかったので、エモさを感じますね。JAMの元気な姿を見れて嬉しくなります。

■イヤモニをしていても歓声って届いているんですね!

與那城 イヤモニをしていても、JAMの歓声は届いてます!!

■たくさんのお話をありがとうございました!

★おまけ★




撮影中のビハインドを「僕、あります!!」と率先して話してくださったけど、盛大にオチから話してしまった大平くん。おふたりに「オチ話してるやん」とつっこまれながらも、一生懸命に「親がすっごく天然で!!」とビハインドを話してくださいました。そんな天然な大平さんがなんともかわいかったです(笑)。


【MESSAGE MOVIE】
coming soon


―PROFILE―



與那城奨(JO1)
1995年10月25日生まれ。沖縄県出身。

大平祥生(JO1)
2000年4月13日生まれ。京都府出身。

金城碧海(JO1)
2000年5月6日生まれ。大阪府出身。

これまでに発売した7作のシングル全てが主要音楽チャートで1位を獲得し、昨年末の初出場に引き続き「NHK紅白歌合戦」へ2年連続の出場が決まった大活躍中のグローバルボーイズグループ・JO1のメンバー。


―INFORMATION―
映画「OUT」
2023年11月17日(金)全国劇場公開

<ストーリー>
“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所した。地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始めるが、保護観察中の達也は、次喧嘩をすれば一発アウトだ。そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の安倍 要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道は──。

出演:倉 悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、與那城 奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、小柳 心、久遠 親、山崎竜太郎、宮澤 佑、長田拓郎、仲野 温、じろう(シソンヌ)、大悟(千鳥)、庄司智春(品川庄司)、渡辺満里奈、杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
制作:吉本興業

©2023『OUT』製作委員会

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