憧れられるような存在になりたい。―舞台『弱虫ペダル』主演で大注目の島村龍乃介の家庭的な素顔とは<Emo!miu注目のイットボーイ>
2023.8.3
イットボーイインタビュープレゼントペダステ島村龍乃介弱虫ペダル舞台
2012年に初めて舞台化された『弱虫ペダル』。その第14作目で主人公・小野田坂道役に!
今、Emo!miuが注目している<イットボーイ>、抜群のスタイル&真っ直ぐな心と無邪気な笑顔が魅力的な、今後の活躍から目が離せない若手イケメン俳優【島村龍乃介】くんのインタビューをお届けします♡
役者としても座長としても成長途上中の島村くんに、8月4日(金)より上演する舞台『弱虫ペダル』の主演が決まった時の心境や、幼少期の夢、スイーツが大好きだという素顔まで、たっぷりお聞きしました。
島村龍乃介 事務所に入ったのは、ホリプロメンズスターオーディションがきっかけです。藤原竜也さんが大好きなんですけど、グランプリ受賞者は藤原さんと共演できるということだったので、これは受けるしかない、と思いました。
グランプリは獲れなかったんですけど、スカウトしていただいて、芸能界を本気で目指そう、と思いました。
■藤原竜也さんに憧れたきっかけはあるんですか?
島村 休日は家族みんなでよくDVD鑑賞をしていたんですけど、小学生のときだったかな、親が実写版の映画『DEATH NOTE』のDVDを借りてきたんです。小さいから、内容自体はよくわからなかったんですけど、藤原竜也さんのお芝居すごいな、かっこいいな、って。そこですぐに芝居をやりたい、とはならなかったんですけど、心の中にはずっとありましたね。
■藤原さんともお話する機会は……。
島村 舞台『弱虫ペダル』が始まるとなったときに、正直まだ舞台をあまり知らなかったので、稽古を見学できるところがないか、マネージャーさんが探してくれたんです。その日に藤原さんの舞台の稽古を見学させてもらって初めてお会いしました。その日はあまり話す時間がなくて、観ていただけなんですけど迫力がすごかったですね。役者さんってこんなにすごいんだ、って。映像とはまた違って、舞台は本当に自分に語り掛けてくれているような感じがして、刺激的でした。
■では、そんな舞台『弱虫ペダル』についてお聞かせください。オーディションを受けられたときのお気持ちは覚えていらっしゃいますか?
島村 舞台のオーディションを受けるのは舞台『弱虫ペダル』が初めてでした。それまで映像の仕事ばかりで、どうやればいいのか正直分からなくて。
それで、オーディションでひとつやっちゃったことがあるんです。「動きやすい服で来てください」って言われたんですけど、どんな服装がいいのか分からなくて。動けたらいいか、と思ってジーパンに白のTシャツで行ったら、他の方はみんなジャージだったんです。そういうことだったんだ!と思いました。
■確かに、オーディションのイメージではないですよね。
島村 ジャージだと失礼じゃないかな、と思ってたんですよね。10人ずつぐらいでオーディションを受けたんですけど、僕ひとりだけ私服なんです。めっちゃ恥ずかしくて、「これは落ちたわ」と思ったときに、なにか吹っ切れて、「楽しくやれればいいや」って思い直したんです。
でも、逆にそれが「よかったよ、坂道っぽかった」って言われて、そうなんだ!って。
■ちなみに動きやすい格好で、とのことですが、オーディションではどういうことをされたんですか?
島村 舞台『弱虫ペダル』の演出で、自転車のハンドルだけを持って走り、自転車に乗っているように見せる、という表現があるんですけど、それをオーディションでもやりました。その時は走るのがうまいかどうかというより、乗ったときのイメージを見たかったのかもしれないです。たくさん走りましたね。
■動きとしては本当に大変そうですよね。
島村 そうなんです。普通に走っているのとまた違って、体勢も苦しいので腰とか痛めちゃうんですよ。
違う筋肉をめちゃめちゃ使うので、お尻の筋肉や腰が痛くなったり。普段使わない筋肉が痛くなる感じです。
■坂道役に決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
島村 「えっ!?」ってなりました。信じられなかったですね。嬉しい気持ちはもちろんあったんですけど、全然実感が湧かなくて。
しかも出演が決まってから本番まで半年以上あったので、その後もなかなか実感が湧きませんでした。
■どのタイミングで実感しましたか?
島村 ビジュアル撮影のときですね。やっと「すごい、俺、坂道をやるんだ」って思いました。そのときからすごく楽しみになっていましたね。
■舞台『弱虫ペダル』という人気作品への主演が決まって、周りからの反響はありましたか?
島村 友達は連絡くれましたね。でも、観に来られると恥ずかしいのでどこでやるのかは言いませんでした(笑)
■え!恥ずかしいんですね。
島村 だから「チケットは取らないよ」って言いました(笑)。
■歴史がある作品でもあります。プレッシャーはありましたか?
島村 正直プレッシャーはあったんですけど、できるだけ考えないようにしていました。物語自体もまたはじめからやるので、新しいものを作れたらな、と思っていて。
でも結局稽古のときはプレッシャーをすごく感じていましたね。初めて主演という大役をいただいて、荷が重かったんですけど、本当にキャストの皆さんに支えていただいて、本番は案外緊張しなかったです。
■すごい……!
島村 いやいや、始まったらもうやっちゃえ!という感じだったので。
でも緊張しなかったのは稽古中にあれだけプレッシャーを感じていたからなのかな、と思ったりもしています。
■準備もできる限りしていたから。
島村 そうですね。これ以上は出せない、というぐらいの。
■ちなみに、初めて舞台に上がった瞬間のことは覚えていらっしゃいますか?
島村 やっぱりテンションはめちゃめちゃ上がりましたね。その分疲れもいつも以上にありましたが、終わった後、すごく達成感があったのを覚えています。「すごい、これが舞台か!」って。もうずっと楽しかったですね。
■公演期間中はいかがでしたか?
島村 公演期間中、半ばでは限界が来たこともありました。1公演だけでも、体力的に限界を越えていたので、1日2公演になると、もうこれはダメだ!と思ったこともあります。でも、やってみたらそれはそれで限界を越えた先の達成感があったので、今回はどうなるんだろう?って楽しみにしています。
ただ、今回の公演ももちろん楽しみではあるんですけど、途中の苦しさと言うか……それこそ芝居も、途中新鮮さがなくなることがあったので、それをどう補っていくかを目標に頑張りたいなと思っています。
■前回よりも、いろいろ考えてしまいますか。
島村 すごく考えちゃいますね。前回はがむしゃらにやるだけで精一杯だったんですけど、今回は2回目ということもあって、がむしゃらに、だけじゃなくてもう少し芝居について深く考える時間が持てるといいな、と思っています。
■前回から現在にかけて悩んだことはありましたか。
島村 前回、一番悩んだのは最初のシーンの1人芝居ですね。舞台に1人で立つってどういうこと?って。そのときは「みんなに見られてる、スタッフにも見られてる。こんなことあんまりないぞ」「オーディションでもこんなに人数いないぞ」と思うと萎縮してしまって、大きく表現できなくなっちゃって。
それが僕にとっては大きな壁だったんですけど、稽古が進むにつれ、ほかのキャストのみなさんが頑張っているのを見て、俺も頑張らないと、と奮い立たせました。それでも、本当に時間がかかって、やっと壁を越えられたのは稽古の終盤でしたね。
■稽古を重ねて、ということも大きかった?
島村 そうですね。あとは、とにかくがむしゃら頑張ってみればいいんだ、という考えに至りました。
今回の壁は……体力が1年経って落ちたんですよ(笑)
■そんな!
島村 前回は1人で喋って1人で走っている場面が多かったんですけど、次はチームで走るので、会話も多くて「芝居を見せる」場面があったりするんです。レースのシーンもやるし、芝居するところはしっかり芝居、というその区別はつけられたらな、と思っています。
■その切り替えはでき始めてる感じですか?
島村 頑張ろうとしてはいるんですけど「違う!」って言われるんです。何が違う んだろうと考えながら試行錯誤しています(笑)。
■そういうときは周りのキャストの方とディスカッションしたり?
島村 そういう機会もありますし、周りの先輩方がアドバイスをくれるので、それを聞いてなるほどな、と思ったり。自分が普通だと思ってやっていることが、周りにとっては違ったりすることもあるので、それも教えてもらっています。わかりやすく説明してくれるので本当にありがたいです。
■舞台に立つだけでもやることがたくさんあると思うんですけど、座長という立場ではいかがですか?
島村 正直あんまり自分が座長だから、ということは特になくて。
年齢が一番下だというのもそうですけど、僕がみんなをまとめようとする前に先輩たちがしてくださっていて。その分、まずは自分のことを頑張ろう、って思えました。それこそ坂道に似てるところもあると思うんですけど、坂道もまっすぐに自分の決めたことを頑張る。背中でみんなを引っ張っていく感じだと思うんですけど、僕もそんなふうになれたらな、と思っています。
■今回の舞台が終わる頃にはまたちょっと変化がありそうですよね。
島村 あったら嬉しいですね。
■ちなみに、わりと先輩たちには頼ることができるタイプですか?
島村 もう頼ります。めちゃめちゃ頼ります(笑)。
■いろいろとお話にも出てきましたが、前回の初舞台を踏まえて今回の公演での目標を教えてください。
島村 まずは誰ひとり怪我なく走り切ることが一つの目標ですね。
気を抜いたら腰を痛めたりしちゃうので。去年、みんなで最後まで走り切れたことが僕はすごく嬉しかったので、今年もそうであってほしいです。
そして、自分自身もう一つ何か、成長できたらな、と思います。
■何か具体的にここが成長できたらな、というのはありますか?
島村 座長としてチームをまとめられるようになりたいですね。
■ここからは島村くんのパーソナルな部分を深堀りしていければと思います!幼少期の夢は?
島村 サッカー選手です。
小学生時代はずっとサッカーを習っていて、そのときの夢は「サッカー選手」でした。
島村 長所も短所も一緒なんですよね。
長所は、「自分が興味を持ったことはとことんやる」ところ。短所は「興味がないことはとことんやらない」
とことんやらなかった結果、国語は苦手でして。学校の点数もひどかったです。今でも漢字の読む方がたまに分からなかったりするんですけど、最近ちょっとがんばろう、と奮起して小説を読み始めました。
■数年後に読書家になっているかもしれない?
島村 なっているかもしれないですよ!(笑)
■最近面白かった小説はありますか?
島村 (リュックから本を出しながら)今読んでいる途中なんですけど、『世界で一番透き通った物語』です。
■電子書籍じゃなくて、紙派なんですね。
島村 スマホだと読まずに別のところ見ちゃうんで(笑)。
島村 あー、動物かぁ。
■周りの人から言われたことはないですか?
島村 犬っぽいとは言われたことがあります。でも、自分ではあまり思わないですね(笑)。
■何だったら嬉しいですか?
島村 馬とかかっこいいじゃないですか。「キリッとしてる。馬に似てるね」って言われたら、そっかー、馬か、って(にっこり)。
虎とかもちょっと嫌なんですよ。怖いって思われているんじゃないかって。馬ぐらいがちょうどいいですよね。
島村 それこそ何男子だろうって1回考えたことがあって、ひとつは料理男子。1回頑張ってみたんですけど、頑張った結果、それまで全く料理をしなかったのに、オムライスとかパスタ、カレーは作れるようになりました。自分では「よく作れてるやん」って思ったんですけど、それだけでは別に料理男子って言えないですよね?
料理男子ってレシピも見ずにすごく豪華な料理を作っているイメージがあるので、料理男子を名乗るのも違うな、って。
■どうなんでしょうね、家庭料理が作れるだけでも十分かも。
島村 いやでも、スイーツ男子で!本当に毎日何かしら食べてます。ドーナツとかワッフルとか、何かしら絶対に食べちゃいますね、絶対に。
それこそ稽古場に差し入れのお菓子が置いてあると、バクバク食べちゃいますね。
■毎年いろんなスイーツが登場しますけど、気になってるものはありますか?
島村 ブームに乗り遅れてしまって、今更なんですけど、2日前に初めてカヌレを食べました。
めちゃうまかったです!
島村 回鍋肉が大好きですね。ご飯、ご飯何杯でもいけちゃいます。お肉とか寿司も大好きなんですけど、白米と一緒に食べるなら、回鍋肉が一番です。
島村 日本のヒップホップが大好きです。このアーティストの曲というよりは、いろんな人の曲を聴いて、好きな曲や気になった新曲だけでプレイリストを作ったりします。気持ちを上げるときに聴いたりしていますね。
島村 映画は『ワイルドスピード』が大好きです。新作が出るたびに前作までをもう一回、一気に見返しています。
■ちなみに好きなアニメは。
島村 もちろん『弱虫ペダル』が大好きです!(笑)
島村 全部黒。
本当に黒多いんですよね。一番落ち着くんです。派手な服をあまり着ることがないです。
それこそ衣装で他の色の洋服を着るときは新鮮な気持ちになりますね。こだわりというわけではないです。
■じゃあ、服を買うときも?
島村 無意識に黒を買っちゃってます。
島村 「塵も積もれば山となる」
性格によるものかもしれないんですけど、何かが一気に進んだときって、その後、ギューンと落ちていっちゃう気がするので。少しずつやっていった方が、結果的にはすごく大きなものが出来上がっているんじゃないかと思います。
島村 最近でもないんですけど、半年前のいとこの結婚式です。めっちゃ泣きましたね。
■仲がいいんですね。
島村 大阪にいた頃、家も近くてたまに遊んだりもしました。
別のいとこが隣の席でめちゃめちゃ泣いているのを見て、気づいたら僕まで…。
■もらい泣きのような。
島村 そうですね。つられたというか。
めっちゃ恥ずかしかったですね。「泣いてねぇよ」って言ってました(笑)。
島村 今の夢は人の心を動かす俳優になることなんですけど、いつかは憧れられる存在になりたいな、と思いますね。憧れられるって、かっこいいじゃないですか。そういう役者になれたらいいですね。
■プライベートでは成し遂げたいことはありますか。
島村 直近だと……。僕、他のアイスを食べずにガリガリくんを、当たりを引くまでずっと食べ続けているんですよ。だからそろそろ当てたいです。もう10日ぐらいは経ってるんですけど当たらないんですよね。
■この記事が出るまでに当たりがでるかも?
島村 ちょっとマジで当てたいですね。早く他のアイスが食べたくて。出ることを祈ります。
■当たりが出ますように!(笑)ありがとうございました。
\✨Emo!読者へメッセージ✨/
【#島村龍乃介 (@ryunosuke_87 )】メッセージ動画が到着💜🎦🎬舞台『#弱虫ペダル』THE DAY 1、8月13日まで上演中🚲✨
________________________⏬インタビューはコチラhttps://t.co/SChkN2FQ2b@y_pedalstage #ペダステ #イットボーイ #Emomiu pic.twitter.com/gdsj0kWsgb
— Emo!miu/エモミュー (@Emo_miu) August 5, 2023
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応募締切:2023年8月31日(木)
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島村龍乃介(Shimamura Ryunosuke)
<生年月日>2002年8月7日
<出身地>大阪府
<血液型>A型
<身長>174cm
<特技>サッカー、ダンス
[Instagram] @shimamuraryunosuke
―INFORMATION―
【舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1】
上映期間:2023年8月4日(金)~ 8月13日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
<チケット価格>一般:8,800円(税込)、プレミアム(限定グッズ付き):11,000円(税込)※劇場にてプレミアム限定グッズ(非売品)をプレゼント
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー
演出:鯨井康介
音楽:manzo
作詞・歌:桃井はるこ
レース演出協力:河原田巧也
<キャスト>
・総北高校
小野田坂道 役/島村龍乃介、今泉俊輔 役/砂川脩弥、鳴子章吉 役/北乃颯希、巻島裕介 役/山本涼介、金城真護 役/川﨑優作、田所迅 役/滝川広大
・箱根学園
福富寿一 役/髙﨑俊吾、荒北靖友 役/相澤莉多、東堂尽八 役/フクシノブキ、新開隼人 役/百成瑛、泉田塔一郎 役/青柳塁斗、真波山岳 役/中島拓人
・京都伏見高校
御堂筋翔 役/新井將
・パズルライダー
監督/伊藤玄紀、村上渉、山口拳生、若林佑太