「手が震え始めるくらい緊張しました。」高橋文哉が映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』公開アフレコに初挑戦!



週刊少年ジャンプ(集英社)にて絶賛連載中でシリーズ累計1,800万部を超える人気作品「ブラッククローバー」(著:田畠裕基)。作品初の映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』が2023年6月16日(金)より全国公開、さらにNetflixにて世界独占配信される。公開が約1ヶ月後に迫った5月10日(水)に映画オリジナルキャラクター「ジェスター・ガランドロス」役を演じた高橋文哉が【公開アフレコ】に挑戦した。



映画オリジナルキャラクター・第16代目魔法帝のジェスター・ガランドロスを演じた高橋は本作が声優初挑戦。オファーを受けた時の気持ちについて高橋は「率直に嬉しかったです。こういう作品を高橋文哉にやってほしいと思っていただけたことがすごく嬉しくて、役者冥利に尽きるなと思いました。」と喜びを語った。

原作については「少年漫画のど真ん中にいる(作品)。アスタのおかげでもあるんですけど、主人公がどんどん成長して、目標に向かって努力を惜しまず向き合っていく姿が自分も頑張らなきゃなと思わせられますし、それがこの作品の見所だな、素敵なところだなと思います」と作品に触れた。



今回演じたジェスターは、コンラートと帝剣の力によって蘇ったかつての魔法帝のひとり。共に蘇った歴代魔法帝たちとともにクローバー王国の殲滅を目論み、アスタをはじめとする魔法騎士団たちと敵対するという役どころ。高橋は「すごく難しかったという印象です。」と述べつつも「声優というお仕事を初めてやらせていただく中で、どのように向き合っていいのかも分からない状態で始まったのですが、映像のお芝居と同じアプローチの仕方で、ジェスターの心情や信念、正義、バックボーンを事細かにスタッフさんにお聞きして、自分の中にジェスターとしての感情を落とし込んでいく中でキャラクターを作り上げていきました。」と普段のお芝居のように演じたことを語ってくれた。

加えて「台本を見た時のファーストインプレッションが「ジェスターは周りとは違うんだな」と。僕自身が率直に受けたこの第一印象を、どのように観てくださる皆さんにお届けできるか。その第一印象を残しつつもジェスターの魅力にどうやったら気付いてもらえるか、ということを話し合わせていただきながら役に向き合っていました。」とコメントし、表現の仕方にもこだわりを持って作品に向き合っていたことが伺えた。



また、迫力のある声が特徴の役柄だけに、アフレコ後は声がかすれてしまったという高橋。「アフレコは叫んでいることが多く、それだけ力強く自分の感情を叫びながら表現することが多かったので、テクニカルな部分は意識できず役のことに精一杯。喉からありのままの声を出して枯れたりしたことは、いつものお芝居とは違うと思いました。」と感想を述べた。

そんな初めてのアニメ作品のアフレコは「圧倒的緊張感があるなと思いました。普段やらせていただいている映像のお仕事ももちろん緊張感はあるのですが、アフレコ中、色んなスタッフさん方が後ろで聞いてくださっていて、(アフレコ中の)自分の声も聞こえていて、皆さんの前で、初めてジェスターが形となる瞬間、自分が第一声目をジェスターとして発する瞬間は本当に緊張しましたし、アフレコにしかない緊張感だなと感じました。」と語った。



ここで、高橋が公開アフレコに挑戦することに!「公開アフレコというワードを聞いた瞬間に手が震え始めるくらい緊張しました。」と少し不安そうな高橋だったが、台本を渡された瞬間、表情や立ち振舞がガラリと変化。熱いバトルシーンの叫び声から、無邪気に笑みを浮かべるシーンまで、計3シーンを見事に演じきった。アフレコを終えたころには、息も切れ切れで声は掠れ気味に。「ジェスターって、3シーンを撮っただけで声がこうなるんですよ。久々に演じて気持ちいいです。わくわくします。」と全力で演じた感想を語ってくれた。



また、アフレコ中は表情豊かに全身を使って演技をしていた高橋。その点について「役者だから出せるふるまいというか、ここにジェスターが存在しているかのような錯覚に陥ってもらえるように、ポケットに手を入れたりとか表情作りだとか、余裕感を体現できたらいいなという思いで演じたので、少しでも伝わったら嬉しいです。」とのこと。俳優・高橋文哉の役者魂がここからも感じられた。



さらにここで高橋から、これから映画を観るファンにむけてお気に入りのシーンや見どころをご紹介!

今回公開アフレコで実際に演じた3シーンの中からは、「ど〜こ狙ってんの?」から始まるジェスターのバトルシーンはジェスターの強者感などキャラクターらしさが全面に出ていてお気に入りのシーンだそう。また、シャーロットが大好きだという高橋は、劇場版でしか見れないシャーロットのモノローグの描かれ方に注目してほしいとのこと。

原作を知らない人も楽しめると話題の今作。高橋も「ぜひおすすめしたいですね!ブラッククローバーってこんなに素敵な作品なんだって感じられると思いますし、そこから絶対に原作に戻りたくなると思います!」と太鼓判を押していた。映画を観たあと、原作を読んでキャラクターの過去などを知ってから改めてもう1度観るのもおすすめしたいとのことだ。

さらに、ジェスターやシャーロット以外で今作のイチオシキャラクターを聞かれると「ユリウス!」と答えた高橋。「劇場版で見たユリウスは、人に頼れる人間性も持っているんだと改めて感じられたのが嬉しかったです。」とキャラクターのバックグラウンドを顧みた上でその感動を語ってくれた。併せて劇場でCHECKしてみてね!



続いて話題は高橋の今後の声優活動について。興味があるかと問われると「ぜひしたいです!日常のような作品もやりたいですし、アクションやファンタジー要素のある作品でも違った役どころとして向き合ってみたいなと思いました。やっているときは物凄く目まぐるしかったのと、ジェスターのことしか考えられていなかったので感じていなかったのですが、改めて”声”を通して自分が大切にしたい感情や、役の人生を映し出せるようになれたらすごく素敵だなと思ったので、今回アフレコに参加させていただいて、その気持ちが湧きました」と声優業への意欲を見せた。



最後に、ブラッククローバーの魅力について「語り出したら止まらないのですが、やっぱり少年ジャンプの真ん中に立つべき主人公アスタ。そしてその横にいるライバルと、周りで支えてくれる個性豊かな信念のあるキャラクターたち。ブラッククローバーの集大成と言えるくらい、ブラクロの魅力がこの映画には詰め込まれていると思います。また僕が初めて挑戦させていただいたジェスター・ガランドロスという役は、僕自身が撮影期間にジェスターのことだけを考えて、曲者ながら信念のあるかっこいいキャラクターをどういう風に魅力を余すことなく伝えられるか考えながら演じた役です。この『ブラッククローバー 魔法帝の剣』は、観ていただいたらブラッククローバーの魅力が全面的に伝わる映画だと思いますし、応援したい、応援されたい、どの気持ちを持っていても全世代の方が今の自分に刺さる瞬間がある映画です。誰かに憧れたり、憧れられたり、人間同士の中で生まれるその情熱を丁寧に描いてくださっている、どなたが観ても楽しめる作品になっていると思うので、是非劇場に足を運んでいただき、その魅力を皆さんに感じ取っていただけたら嬉しいです。」と熱く述べ締めくくった。

<ストーリー>
魔法帝を夢見るアスタの前に立ちはだかるのは、歴代魔法帝――
魔法が全ての世界で、生まれながらに魔法が使えない少年アスタは、逆境を超え己の力を証明するため、ライバルのユノと共に魔道士の頂点「魔法帝」を目指し数々の強敵と戦ってきた。実績を積み重ね、魔法帝への道を歩むアスタの前に現れたのは、最凶と恐れられ封印されていた先代魔法帝コンラートと3人の歴代魔法帝。「帝剣」と共に復活した彼らの目的はクローバー王国の殲滅。「魔法帝を夢見る少年」VS「歴代魔法帝」魔法帝を巡り、全魔法騎士団を巻き込んだ激闘が開始された。

■詳細
【映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』】
公開日:2023年6月16日(金)日本全国ロードショー、Netflix世界独占配信
原作・総監修・キャラクター原案:田畠裕基(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:種村綾隆
主題歌:TREASURE「Here I Stand」
出演:アスタ 梶原岳人、ユノ 島﨑信⻑、ヤミ 諏訪部順一、ノエル 優木かな、ユリウス 森川智之、コンラート 関 俊彦、エドワード 大塚芳忠、プリンシア 沢城みゆき、ジェスター 高橋文哉、ミリー 飯豊まりえ

©2023「映画ブラッククローバー」製作委員会
©田畠裕基/集英社

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