大人気兄弟インフルエンサー「もーりーしゅーと」として、そして話題沸騰中のダンス＆ボーカルグループ「BUDDiiS」のメンバーSHOOTとしても活躍する一方、昨年2022年にはTBS「君の花になる」で俳優デビューを果たし、劇中だけではなく期間限定のグループ「8LOOM」としても活躍！社会現象となるほどのブームを巻き起こした。
そんな今、俳優としても大注目の【森愁斗】がEmo!miuに単独で初登場！

もうすぐ最終回を迎える、MBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ企画第6弾「ジャックフロスト」では、記憶喪失になった律(本田響矢)の弟・奥沢柊路を好演。兄を心配しつつも、兄の恋人・郁哉(鈴木康介)の相談相手になるなど、2人を優しく見守る重要な役どころを演じている。

今回Emo!miuでは、私生活で森英寿の弟としても知られる森が、同じ弟という共通点を持つ柊路を演じる上で意識したことや役の魅力、さらに、思わずきゅんとしてしまったというシーン、BUDDiiSメンバーとルームシェアするなら？や台本を覚える時や電話をかけるときにやってしまう面白い決まりについてなど、パーソナルな部分までたっぷり伺いました。

クールな表情から甘くてアンニュイ表情も♡【森愁斗】の魅力が詰まったエモいカットと合わせてお届けする。

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脚本を読んで、寂しくなって、2人に寄り添ってあげたいって気持ちになった

■まず最初に、脚本を読んだときの感想からお伺いしたいです。

森愁斗　僕自身まだ演技経験が少なく、初のBL作品でもあるのですが、すごくストーリーが面白いなと思いながら読ませていただきました。
あと、僕は響矢くん演じる律の弟役だったので、どうやったら弟感を出せるかなと、考えながら読んでいましたね。



■“弟感”という言葉がでたのが意外でした。リアルに弟をされているので。

森　いや、そうなんですけどね（笑）。
弟という点では演じやすくて、役作り的なことはそこまでしてないんですけど、「律の弟」はどんな人なんだろうと。

あと、読んでいてすごく悲しい気持ちになりました。律と郁哉が喧嘩をしたあとに、郁哉に関する記憶だけがなくなってしまうお話なので。
本当はすぐにでも律の記憶を蘇らせたいけど、また元のように仲が悪くなっちゃうんじゃないかみたいな怖さを僕も読んでいて感じましたし、すごく歯がゆい気持ちにもなりましたね。

僕が演じた柊路は、2人に寄り添ったり、話を聞くシーンが多いんですけど、そこもナチュラルに演じられたというか。脚本を読んで寂しくなって、2人に寄り添ってあげたいって気持ちにリアルになったので、すごく演じやすかったです。
読んでいても、演じていても、素敵な作品だなというふうに思いました。

役で制服を着れるのはやっぱり嬉しい。

■演じやすかったとのことですが、演じる上で意識したことや難しかったことはありますか？

森　柊路は、17歳っていう設定なんですけど、僕より年下なので、そこの年下感をどう出せばいいんだろうというふうに思いましたね。

パーカーの上からブレザーを着て、髪をくるくる巻いて、みたいな衣装・ヘアスタイル感じだったので、康介くんに「柊路チャラめだね」って言われたんですけど（笑）、いざ制服を着てみると違和感は感じなかったです。

あと、役で制服を着られるのはやっぱり嬉しいですね。



■制服はしっくりきましたか？

森　しっくりきたと思います（笑）。まだいける…？いけてたらいいな（笑）

■しっくりきてました！

森　ならよかったです（笑）。ありがとうございます。

「僕たちのお母さん美容師っていう設定にしちゃったんだけどいい？」って聞いてきてくれて。

■本田さんとは兄弟役ということで、演じるにあたって事前に打ち合わせをしたりしましたか？

森　実は僕、撮影期間が3日だったんですよ。だからそんなに細かい話とかできなくて。
でも響矢くんからクランクインの日に、「僕たちのお母さん美容師っていう設定にしちゃったんだけどいい？」って聞いてきてくれて。そういう設定をつけていてくださって「ありがとうございます」って答えた思い出がありますね。

そこからお母さんが美容師だから、柊路は髪をくるくるに巻いておしゃれをしてるのかなって思ったり。ありがたかったです。

でももっとたくさん何日間も時間を共に過ごして、撮ってみたかったなとも思いましたね。3日間だけだったので、やっぱり寂しかったです。

■3日間であの空気感をだせるのが流石ですね。

森　やっぱり僕、普段弟をやっているので（笑）。

一同　（笑）。

愁斗くんも柊路も聞き上手。

■そんな愁斗くんと柊路で弟という共通点以外に、似ている部分はありますか？

森　弟だからこそ柊路の気持ちがわかるなっていう部分はありますね。
あと、結構僕自身も聞く側にまわることが多いというか、自分から話せないというか。柊路も聞き手にまわってアドバイスを言ってくれる子なので、ちょっとそこは似てるかなと思いましたね。



■ちょっと似ている部分もあるとのことなんですが、改めて柊路はどういう人物だと思いましたか？

森　常に困っている人を助けたいという気持ちがあるいい子なんだなって思います。
律の弟だから、兄と付き合っている相手が郁哉くんだって知っているし、きっと今までの2人の思い出も多少なりとも知っているからこそ、柊路は2人に今起こっている状況を俯瞰して見られるんだと思うんですけど、親身になって郁哉くんの話を聞いてアドバイスをしたり、2人を見守ったり、本当にいい子だなと思います。

あえて、役を作り込みすぎず、現場で役を作っていく。

■現場に入る上で準備したことはありますか？

森　あえて、役を作り込みすぎずに現場に入って。監督とお互いの意見をすり合わせて作っていきました。

この作品に限らず、基本的に演じるときはそうしているんですけど、もし自分の中でガチガチに固めてから現場に入ってしまったら、その場で変更があった時に、納得できない気がして。

なので、最低限セリフだったり、仕草だったり、この人はどういう人なのかとか、人間性は考えて現場に入りますけど、演技を強く固めていくってことはないですね。実際、現場に入ってから知ることや変わることも多いので。

例えば、こういうセットがあって、ここにこういうものが置いてあるんだ、じゃあこれ演技の時に使えそうだなとか。
そこまで固め過ぎずにナチュラルを意識しています。

■現場で作っていく感じなんですね。

森　そうですね。
監督にもうちょっとこうしてほしいなってアドバイスをいただくこともあるので。そういうときは「わかりました！」って柔軟に対応してって感じですね。

郁哉はすごく優しい。律は甘えん坊。

■愁斗くんからみた、律と郁哉の魅力は？

森　郁哉くんは積極的にリードしてくれる優しい方だなと思いました。記憶がなくなった律に寄り添って、一緒に家に帰ったり。いろいろな物事を教えてあげたり。すごく優しい方だなって。

律は甘えん坊じゃないですけど。意外と自分の気持ちを口にしたり、甘えるのが上手なので、かわいいなと思いましたね。

■ちなみに、お二人の役柄と本田くんと鈴木くんは似ていると思いますか？

森　優しさなどは共通していると思いますけど、全体的には違うと思います。
響矢くんは結構クールですし、康介くんは意外とふざけてくれるので（笑）。
2人の普段の姿を知っているからこそ、いい意味で作品を観ているときギャップを感じますね。



■お二人とのことで印象に残っていることはありますか？

森　ファッションですね。お二人とも私服がおしゃれなので、うわぁかっこいいなって思っていました。

■愁斗くんとはまた違ったテイストで。

森　そうですね。自分とは違うタイプですね。僕はアメカジで、お二人は結構綺麗めで。すごく似合っていましたし、素敵だなって思いました。

僕も前は綺麗目系を着ていたんですけど、今は完全にアメカジに寄っちゃっているので、久々に綺麗目のおしゃれなコーデを見て、いいなって。ちょっと刺激を受けたりもしました。

律の甘えっぷりが可愛すぎて、きゅん。

■愁斗くんが視聴者として思わずきゅんとしてしまったシーンはありますか？

森　それこそ、3話の…いっぱいあるんですよね（笑）。

■迷いますよね（笑）。

森　いや迷っちゃいますね（笑）。
3話でに、律と郁哉が旅行に行くんですけど。そこの律の甘えっぷりが可愛すぎて、きゅんってしました。

あと記憶がなくなる前の回想シーンもちょこちょこ流れるんですけど、ちょっとそこでも、かなり激アツなシーンがいっぱいあって。うわーすげえって思いながら観ていました（笑）。

■愁斗くんの胸きゅんは、3話の中に詰まっていたんですね（笑）。

森　詰まっていましたね（笑）。

喧嘩後に相手が記憶をなくしちゃったとしても、ちゃんと思い出させたい

■仮に郁哉のように大切な人の記憶に自分だけいなくなってしまったらどうしますか？

森　うわーきついな…。でも思い出させたいですね。理由はどうであれ。
今まで2人で作り上げてきた思い出がなくなっちゃうのは悲しいじゃないですか。

だから、僕も郁哉と同じように、喧嘩後に相手が記憶をなくしちゃったとしても、ちゃんと思い出させたいです。それからちゃんと話し合うのがいいんじゃないかなって思いますね。

■最初に、自分と相手との関係性は伝えた上で？

森　うーん…でもそんなすぐには言えないですよね。同じ状況だったら。
ちょっとはためらいますけど…でも徐々に。それこそ「ジャックフロスト」の物語みたいに思い出してきたら打ち明けると思います。
基本的には相手を混乱させないで寄り添いつつって感じですかね。
なので、郁哉と似てるかもしれないです。

忘れたい記憶はない。

■律は事故で記憶をなくしてしまいますが、愁斗くんはできることなら忘れてしまいたい記憶はありますか？

森　忘れたい…忘れたい記憶はないかもしれないです。

■すごい！

森　失敗したことを忘れちゃうと人として成長できない気がします。
人間は誰しも大小関わらず、どこかで失敗しちゃうときもあるし。それがないと多分成長できないと思うので。

楽しい記憶やいい記憶もいっぱいある中で、そういう嫌な記憶もあるかもしれないですけど、僕は忘れたいとは思わないです。

■流石ですね。

森　ありがとうございます！（笑）

優しくて、なんでも受け入れてくれるんですよね。BUDDiiSのメンバーでルームシェアをするなら…

■律が記憶喪失になってから、ルームシェアをしている仲間という体で一緒の時間を過ごす律と郁哉ですが、仮に愁斗くんが所属するグループ・BUDDiiSのメンバーでルームシェアをするなら誰としたいですか？

森　うわー誰だろう（笑）。いや、いっぱいいるんですけど。

■候補があって、迷っている感じなんですね。

森　そうなんですよね。うーん…むずいなどうしよう。
えーと、ちょっと待ってくださいね（笑）。

でもふみくん(小川史記)かな。ふみくんは、だいぶ前になっちゃうんですけど、去年かな。たまに家に遊びに行って、泊めてもらったりしていて。

その時は、朝起きてすぐに「朝活に行こう」ってなって。散歩をして、ご飯を食べて、コーヒー飲んで。そんな朝を過ごしたんですけど、プライベートのルーティン的な部分が結構僕と似ている感じがするんですよね。ちょっと外に出たいって思ってるところとか。

だから、ルームシェアをするならふみくんですね。気が合いそうだなっていうふうに思います。





■先日、史記くんのInstagramに、愁斗くんがお家に遊びにきてるみたいなストーリーズが上がってましたよね。

森　上がってましたね（笑）。
最近、一緒にゲームとかもしているので、一緒に暮らしたら楽しそうだなって思います。

■空気感というか、生活感が似ているんですね。

森　そうですね。あと、8歳、年が離れているので、やっぱり優しくて、なんでも受け入れてくれるんですよね。全然黙っていても気まずくならないですし。僕のボケにもすごく突っ込んでくれますし。気を使わなくていいですね。年の差を忘れちゃうぐらいすごく気楽に一緒にいれます。

僕止まれないんですよ（笑）。

■ここからは役者面のところを聞いていきたいんですけど、台本はどんなふうに覚えていますか？

森　台本は、家の中だと立って歩きながら覚えたりします。
あと僕、電話をするときも歩いちゃうんですよ。外とかでも。

■立ち止まって電話をしないっていうことですか？

森　そうなんです。例えばメンバーや友達と電話で話しているときに、自分の中で四角を作るんですね。

目の前にある壁だったり、マンホールだったりを繋ぎ合わせて四角を作って、そこをぐるぐる回ってみたいな（笑）。




■同じ四角内をグルグル回っているってことですか!?（笑）それは怪しい（笑）。

森　そうなんです（笑）。僕止まれないんですよ（笑）。
それもあってか、台本もぐるぐる回りながら覚えると意外とすぐに体の中に入ってきたり。

あとは寝る前に覚えたりもしますね。
寝る前にパッて覚えて、台本を置いて寝て。朝確認をして、みたいな。
意外と記憶力はいいので、そんなに台本のセリフでうわぁ覚えられないってなったこともないですし。セリフを飛ばしたこともあまりないかもしれないですね。

■セリフ覚えが得意なんですね。

森　そうかもしれないですね。

持っているとなんだか落ち着く。ミンティア コールドスマッシュ

■普段ドラマの撮影現場に行くときに必ず持っていくものやルーティンはありますか？

森　うーん…ドラマかーなんだろう。
あ！ミンティア！ミンティア コールドスマッシュです！

■それは頭をすっきりさせるために持ち歩いているんですか？

森　はい。スッキリとエチケットで。あと、持っているとなんだか落ち着く感じがします。

■普段から集中したいときに食べたり？

森　集中したいときにも食べます。もう癖ですね。気づいたら食べようみたいな（笑）。



■じゃあドラマ以外も持ち歩いているんですね（笑）。

森　あ、常にでしたね（笑）。
基本的になくなりそうだなって思ったら、コンビニで2ケース買って。ポケットに入れといて。
ちょうどさっきもなくなって、新品を開けました（笑）。

■タイムリーですね。

森　（ミンティアをカシャカシャさせながら）いっぱい詰まってます（笑）。

■いい音。ASMR状態です（笑）。ありがとうございます。

サイコパスを演じてみたい。

■今後演じてみたい役はありますか？

森　もういっぱいありますね。それこそありすぎて何でもやってみたいって感じです。強いて言えば…わかりやすいのだと、サイコパスとか？（笑）

■愁斗くんのサイコパス想像ができないので、すごく気になりますね。

森　（笑）。あとなんだろうな。

学生だったり、そういうナチュラルな役もやってみたいですし、ちょっと面白い系のキャラだったり。いろんな役をやりたいです。

正直まだ自分の中でも役の幅が狭いと思っているので、いろんな役を演じて、勉強していければなと思います。

いろんな現場を通して、いろんな俳優さん女優さんの演技を見て、盗めるところは盗みたいです。

■愁斗くん＝弟なイメージなので、お兄ちゃん役も面白そうですね。

森　うわー面白そうですね。普段一応弟キャラではあるので（笑）。
ギャップを狙っていきたいですね。

もっと周りにいる人を大切にしようと思わせてくれた作品

■最後に作品全体の見どころとファンへのメッセージをお願いします。

森　記憶喪失と恋愛がテーマに描かれている作品なので、観ていて色んな方向に感情が動かされましたし、改めてもっと周りにいる人を大切にしようと思わせてくれた作品です。

みんなもこの作品を通して、恋人や友達、家族、自分の周りにいる人を大切にしたいなっていう気持ちを持ってくれたら嬉しいです。
ぜひたくさんの人に観てほしい作品だなって思います。

■インタビューは以上です。ありがとうございました！

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