ENHYPEN(エンハイプン)がグループ初のドーム公演を完走！「正直、本当に公演が楽しくて終わらせたくない、そんな気持ちです！」急遽1曲を追加するサプライズも!!＜ライブレポート＞
2023.1.23
グローバルボーイズグループ・ENHYPEN(エンハイプン)が1月21日、22日と京セラドームで第四世代最速となるドーム公演を行なった。今回のコンサートは昨年から回っている初のワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR’MANIFESTO’in JAPAN」で、昨年11月には日本ので3都市6公演を大盛況に終えたばかり。どの公演もチケットは即ソールドアウトし、人気の高さを証明したENHYPEN。日本最終公演となる横浜の会場で今回の追加公演が発表され、ENGENE（ファンネーム）は歓喜。今回、グループ初となるドーム公演は21日と22日の2days。約8万席のチケットもソールドアウト。日本デビューから約1年半でドーム公演を実現し、ますます人気と注目度が高まっているENHYPENから、今目が離せない！
ENHYPENとは2020年に超大型プロジェクト『I-LAND』で選抜されたメンバーによって構成される。年齢は下から2番めながらリーダーのJUNGWON、歌、ダンス、ラップ全てにおいて高いスキルを持つHEESEUNG、独学で日本語を学び、コンサート中も流暢に話すことができるJAY、メンバーも認める優しい面を持ち、オーストラリア出身で英語が堪能なJAKE、元フィギュアスケートのトップ選手という異色の経歴を持つSUNGHOON、生まれながらのアイドル、メンバーイチの愛嬌の持ち主SUNOO、グループ最年少の日本人で高いダンススキルをもつNI-KIの7人で構成される。
白い王子様のような衣装でENGENEの前に登場した7人。NI–KIは「今日も最初から胸がギュッとなったんですけど、(京セラドームにENHYPENとして立てて)本当にうれしいです。今日も最高の公演でENGENEの皆さんに恩返ししたいと思うので、最後まで楽しんでください！」と声を上げ、会場を盛り上げた。本公演は昨年末のワールドツアーの追加公演のため、同じセットリストと思いきや、少しアレンジが加えられており、追加公演を楽しみにしていたENGENEたちを楽しませた。ENHYPENの代名詞、カル群舞（グループ全体が一体となったキレのあるシンクロダンス）を魅せたかと思えば、白鳥をイメージさせるような優美なパフォーマンスも披露し、ダンススキルはもちろん表現力の高さも見せたENHYPEN。ドーム公演の前日におこなれた記者会見でのメンバーたちは口々に「まだまだ実力不足」「ドーム公演を経験しているということにふさわしいアーティストになりたい」と謙遜していたが、そんな謙遜なんていらないパフォーマンスを披露していた。
MCでは日本語も披露し、ENGENEたちを沸かせた。JOUNGWONは「ドーム公演は期待半分、心配半分だった。ENGENEが楽しんでくれるか心配だった」と本音を話す一幕も。またメンバーがバーン！とENGENE に向けてピストルを撃つ仕草をすれば、会場のENGENEは撃たれる仕草で応えるなど、大阪らしい交流をしながら、共に過ごす時間を楽しんだ。今、韓国国内で流行っている「萌え萌えきゅん！」をJAYがテレながら披露したり、SNS上で話題で人気のHoney Worksの「可愛くてごめん」を普段の愛嬌を見せないNI–KIがテレながらも披露するとSUNGHOONは「イケメくて(イケメンで)ごめん」とアレンジしてファンを沸かせ、盛り上がりを見せていた。
また記者会見で「今回はみなさんの近くに行きます！」とスポしていた通り、「Polaroid Love」では空飛ぶオープンカー風のフロートが登場し、4万人を埋め尽くすENGENEたちにより近づける演出も準備。5階の席まで手を振ったり、オープンカーを運転するような仕草を見せたりしていた。
アンコールではJAKE自身が作詞に参加しており、コンサートでのお気に入り曲でもある『SHOUT OUT』などを披露して2時間半のコンサートはおしまい……と思いきや、NI–KIの「京セラドームまで来てこのまま終わらせるなんて出来ないですよね！」とまさかのReアンコール！Reアンコールでは再びフロートが登場し、4万人のENGENEを沸かせた。最終日の今日のアンコールでは3曲を披露する予定だったがグループの最年少NI–KIが元々予定になかった曲(「Go Big or Go Home」)をやりたい！とステージ上でメンバーにこっそり相談。スタッフからのGOも出て、急遽1曲を追加するサプライズも飛び出した。NI-KIは「またすぐに会えると思います！」と名残惜しそうに話し、HEESENGは「正直、本当に公演が楽しくて終わらせたくない、そんな気持ちです！」とENGENEとの別れを惜しんだ。
■ラストコメント
今日は本当に幸せですね。昨日に続き、今日も雰囲気が良いのでとても幸せだなと思います。実は昨日より、今日がプレッシャーがかかっていたんです。というのも、ぼくの両親が会場に来てくれています。こうやってたくさんのENGENEのみなさんが僕らを見て喜んでくださる、その姿を家族に見せられてとてもうれしいです。本当にありがとうという言葉を伝えたいです。これから先、さっきNI–Kが言ってくれたようにたくさんのENGENEのみなさんに会えるように僕たちも一生懸命に頑張っていきますので、これからもずっと応援していただければ、良いステージで応えていきたいと思います。ありがとうございます！愛してるー！
今日でコンサート(日本の追加公演)は終わります。ENGENEは僕たちのエネルギーです！実は僕たちはデビューして2年でたくさんのENGENEの前で、同じ空間でこうやって公演ができることは本当に大切なことだと思います。これから先も楽しいステージを皆さんにお見せしながら、良い思い出をたくさん作っていきたいと思います。ありがとうございます、愛してる！
2日間のコンサートが終わりました。こうやって楽しい公演を作って下さったENGENEのみなさん、ありがとうございました。ドームツアーに向けてがんばって練習したメンバーのみんなによくやった！と言いたいです。(ここでJAKEがJAYに抱きつく)100％満足できた舞台だとは言えませんが、また次、ここに戻って来たときにもっといい公演、もっといい舞台をお届けできるように僕はまた練習して成長してきます。みなさん、待っていてください！ ありがとうございました。みんな、愛してる！
僕が日本語があまり上手ではないので韓国語で話さなくはいけないのですみません。今日も実は僕たち、ドームツアーを準備するにあたって僕たちはとても緊張していました。追加される曲も多いし、こんなたくさんのENGENEの前で今まで一度も公演をしたことがなかったからです。でも 想像していた以上に、そして期待していた以上にみなさんがたくさん応援して楽しんで下さったので、僕たちは本当に幸せですね。こんな心配はいらなかったなと思います。この2日間、ステージをみなさんが楽しんでくれていたならうれしいです。またすぐに会えますから、また次に会えることを約束して、それまでみなさん、幸せに生きていてくださいね。愛してます！
まず今日、2日目の公演を行いましたが、昨日よりもさらに喉の状態がよくなくなってしまって、非常に残念に思っています。でも大丈夫です！もちろん今回は、僕たちにとって初めてのドーム公演だったので、この状態は残念ですが、僕たちはきっとここにまた戻ってきますよね、もちろんすごく心残りではありますが、次はもっとしっかりとがんばりたいと思います。次がいつになるかは分からないですけど、ENGENEのみなさんはちゃんと待っていてくださると信じています。僕のかわいいENGENEならできるよ！
みなさん、この瞬間が来てしまいました。昨日に引き続き、今日も残すところステージがあとひとつだけです。こんなにたくさんのみなさんの前で自分がステージに立っているということがまだ信じられません。特に今日はENGENEのみなさんの反応が昨日よりさらによくてとても驚きました。嬉しかったです！あ、昨日もすごくよかったですよ！だからこそ、これから先もこんなステージにたくさん立ちたいですし、ENGENEのみなさんとずっと会っていたいなと思います。ENGENEのみなさん、今日は本当にありがとうございます。これからも度々会いましょうね！
まずこうやって僕の夢を叶えて下さったENGENE のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。実はデビューする前から、ずっとこの舞台が僕の夢だったんですけど、こうやって本当に実現するとは思っていませんでした、正直。本当にENHYPENとしてデビューできたのも全部ENGENEの皆さんのおかげだったと思うんですけど、こうやって大きな舞台に立たせていただけたのもすべてENGENEのみなさんのおかげです。ありがとうございます。
正直、日本にこんなにたくさんのENGENEのみなさんがいるとは思っていなかったんですよ、実は。そのぶん、今回の京セラドームですごく実感させてもらいましたし、本当にこの2日間はすごく幸せ名瞬間でした。これからももっとENGENEのみなさんに恩返しすることを約束するので、最後までついてきてください！ありがとうございます。愛してます、ENGENE。
JAYがコメントをしたあと、メンバーたちは口々に「本当に日本語が上手」「日本人みたい」と褒める一幕も。うらやましい思ったHEESEUNGは「もっと日本語の勉強を頑張ります！」と日本語で決意を語った。また昨日と今日、喉の調子が思わしくない状態で舞台に望んでいたSUNGHOON。途中、少し辛そうな表情を見せることもあったが、メンバーたちのサポートやENGENEからの声援を受け、ラストでは笑顔に。最後、「美味しいもの、お肉をたくさん食べて健康に気をつけてくださいね。ENGENEは風邪をひかないでね」ファンへの気遣いを見せていました。
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TEXT/KYOKO FUSE
