1990年代に一世を風靡した、カヌレが今SNS映えするとあって、ここ近年人気のスイーツとなっている。シンプルなノーマルカヌレより、クリームやフルーツなどでデコレーションされていたり、カヌレ+αの進化系など、年々カスタマイズされていき、またそれを追いかけるのも楽しみの1つになっている。

小さなコロンっとしたフォルムと、1つでももちろん、複数個を撮影している人も多く、ベースの味わいは変わらないものの、クリームにフルーツと味変できるから、食べ比べも◎

しかも2022年に入ってからは、各社コンビニでも生カヌレの名前で発売され、こちらも話題に。カヌレ専門店や、パン屋さんのカヌレなど自分のお眼鏡にかなったカヌレを自分なりに楽しんで！



進化系も続々と発売され、スイーツ激戦区の名古屋にある「キライナトキ、キライナコト。」では、カヌレならぬ「chunelé(シュヌレ)」というカヌレがある。

このシュヌレは、カヌレとシュークリームを掛け合わせたハイブリットスイーツで、外側はシュークリーム生地だけど、カヌレ型を使って360度しっかり焼き込むことで、サクッとしたいつものシュークリームとは一味違った食感を生み出している。

中には、あふれんばかりのクリームがぎゅっと詰まっていて、ラインナップは、カスタード・チョコレート、さらに季節ごとに変わる限定フレーバーがある。




また、シュヌレに並んで人気なのが好きな文字を印刷できる「ティーラテボトル」文字は、ひらがなをはじめ、カタカナ、漢字、英数字、ハングルに対応しているから、推し活女子の間で人気が高まっている。



北海道の食材だけで作る真っ白なカヌレとして、クラファンで500%以上ファンを獲得した【北海道白い牛乳カヌレ】は、フレンチで10年の修行を積んだシェフが厳選した北海道の食材だけを使って作った究極のカヌレ。牛乳のおいしさを生かすために煮詰めた牛乳を生地に練り込み、カヌレの表面はサクッと、噛むたびに増す甘みとしっとりとした生地もポイント。さらに隠し味にホワイトチョコを使用したことで、3段階で楽しみが広がる仕上がりに。

お店は北海道にあるものの、オンラインでお取り寄せも可能。だけど、現在予約多数ということで、休止中なので、気長に再開されるのを待つしかない・・・。



また、2023年2月28日(火)までは、京都発の老舗ベーカリー・GRANDIR(グランディール)からプリンアラモードをイメージした【カヌレ〜アラモード〜】が発売中。



「カヌレ～アラモード～」は、まるでプリンアラモードのような見た目で、カヌレをくり抜き中にプリンを注ぎ込んだハイブリットスイーツ。仕上げにホイップクリームを絞り、チェリーをトッピング。中から、なめらかな食感のプリンがとろりと溢れ出し、外カリ・中しっとりのカヌレの食感と相まって、これまでにないおいしさに。



新潟で人気のカヌレ専門店が東京・日本橋コレド室町に今年の夏に上陸のCanele de CHIANTI(カヌレ ド キャンティ)からは、カヌレとカプチ＾のを組み合わせた「Canuccino(カヌチーノ)」が人気。

好きなフレーバーのカヌレを特製のフォームミルクにたっぷりとつけた楽しむ、カヌレ合体型ドリンク。店内には最大70席のイートインスペースも完備されているから、カヌレもリベイクした温かい状態で味わうことができちゃう。



西武池袋本店では、2023年新春から口福グルメが大集合した「新春味の逸品会」が開催。そこで後半にあたる2023年1月13日(金)から大阪発フランシージェファーズから「あまおう生カヌレ」が初登場。レンジでちょいチンすると中のクリームがとろっと仕上がり、新食感とおいしさが口いっぱいに広がる。あまおうは今の季節限定。



カヌレ×カッサータの「カヌレなカタチのカッサータ」が2022年12月に誕生。これは、ハンバーガーショップ The JOHNSON BURGER(ザ・ジョンソンバーガー)から発売された真っ白なカヌレっぽいスイーツ。イタリアのシチリア地方が発祥と言われているアイスケーキのようなカッサータと、カヌレ型にしたもの。これはハイブリットというより、形をカヌレにしたカッサータなので、カヌレが食べたくてというより、カッサータを食べたい人向け。