Lee（リー）と山本里美が手がける今年20周年のLIMI feu(リミ フゥ)が初のコラボデニムを2022年11月11日(金)に発売する。ラインナップは、ジェンダーフリーのデニムジャケット・パンツ・オーバーオールがインディゴとブラックの2色展開。

インディゴカラーは、Leeオリジナルのレシピで仕上げられた日本製の13OZインディゴを使用。伝統であるレフトハンド(左綾)デニムは、ライトハンド(右綾)に比べて肌触りが良く、手にした日から身体に馴染んでいく経過を楽しむことができる。流れるように縦に落ちる清らかで美しい色落ちが特徴。

また、ブラックカラーは広島県福山市のカイハラデニムがオリジナル製造した13OZブラックを使用。縦横黒糸の織りで白場のないブラックデニムは、インディゴとは逆のライトハンド(右綾)デニムで、色落ちの豊かな表情が特徴。



前後で着装が可能な2WAY仕様のジャケットは、前身にLeeのカウボーイにフォーカスしたマスターピースのデニムジャケット「101-J」を、後身には直線が際立つワークウエア調の切り替えを配したジャケットの2デザインを組み合わせたユニークなデザイン。



前身は1950年代の101-Jのアーカイブをベースにフィット感をアップデイトしたモデル。凝った切り替えと前端に入るジグザグのステッチがヴィンテージライクな雰囲気を漂わせている。

後身は直線の胸の切り替えに対して垂直に落ちる2本のプリーツと片玉縁ポケットを配置。着丈は短く、広幅のウエストバンドや黒いプラスチック製の猫目ボタンで調整する裾のアジャスターは、フィット感の向上と動いても裾がめくり上がらない設計となっている。



表裏で着装が可能な2WAY仕様のリバーシブルパンツは、Leeのストレートモデルをベースにポケットの白い内布が見えるデザインが特徴。ワークウエアを出自とするLeeこだわりの細やかなステッチは、強度を高めると共に繊細な表情を表現。

角が丸く縫われた特徴的な逆つり鐘型のバックポケットには、なだらかなS字を描くレイジーSステッチを施し、ポケット口の両端に施したX字の補強ステッチ「スレッドリベット」は、物や家具等を傷つけないよう金属リベットに代わって考案されたLee独自の仕様。



上下反転で着装が可能な2WAY仕様のジャケットは、ウエストベルトが横に2本走るLeeのマスターピースジャケット「101-J」を前身に据えたデザイン。後身がやや長くウエストベルトに緩やかなカーブがつけられているのは、上下を反転した時のシルエットに大きな変化を持たせるLIMI feu独自のカッティング。



調節可能な幅広の肩ひもと、サロペットライクな極細の肩ひもがダブル装備されたオーバーオール。W使用はシンプルなTOPSのスタリングポイントとして、またTOPSを活かしたスタリングの場合は幅広ひもをオフで使用。胸あては従来よりもミニマムにシェイプされているものの、Lee特有の中央に仕切りのある胸ポケットは健在。