メンズブランドアンバサダーの三浦春馬も来場。ポール・スミス メンズ&ウィメンズ 2020年秋冬コレクション発表


三浦春馬、US版VOGUE編集長 アナ・ウィンター、US版GQ編集長 ウィル・ウェルチ、森星

ポール・スミスは、メンズ&ウィメンズの2020年秋冬コレクションを発表した。



本コレクションでは、50年にわたるクリエイティビティを反映し、未来への肯定感をブルースカイで表現。

デザイナーとして半世紀にわたりクラシックを再改革することで高く評価されてきたポール・スミスは、自身の50周年記念にあたる2020年秋冬コレクションでワードローブの原型を刷新。過去に発表したプリントや形に立ち返り、それらを再解釈することで新たな息吹を吹き込みます。メルトン素材のクラシックなダブルブレステッドコートにはコントラストステッチを施しローエッジで仕上げる一方、クリーンで細身のテーラリングは70年代を意識しており、丈の非常に長いトラウザーズは、フライフロント仕様でモダンかつミニマルな印象を与えます。


Paul Smith FW2020 Look 05

カラーパレットにはティール、テラコッタ、クレイといったナチュラルな色彩が並び、ポジティブネスと強い存在感を示す色鮮やかなスカイブルーを引き立てます。

アーカイブプリントは、新鮮にアップデート。デザイナーとして東京を訪れるようになった80年代に食品サンプル専門店で見つけたプラスティック製のスパゲティプレートは、当時フォトグラフィックプリントの柄としてウェアにあしらわれている。今シーズン復活したこのプリントは、柄の大きさを拡大し再編集を施すことで、ウール素材のニットの柄や、マキシ丈のダウンジャケットにプリントで表現。同じく過去に発表したファックスプリントは、FAX機によって誤って細長く引き伸ばされたPaul Smithロゴにインスピレーションを受けており、ロゴマニアに溢れる2020年の現代に新鮮に映ります。


Paul Smith FW2020 Look 08

自身のキャリアを通じてテーラリングに新境地を開いてきたポール・スミスにとって、テーラードアイテムは今もコレクションの中心に存在し続けるものの、重要なのは気楽さや着やすさ。30年前、ポール・スミスのウィメンズウェアはメンズウェアを再解釈した定番への要求を満たすべく誕生しました。2020年秋冬コレクションにおいても、メンズから大きく影響を受けてウィメンズへと発展したテーラリングは健在。クラシックアウターウェアやスーツの形を自信たっぷりに再編集し、70年代のシルエットを現代的なディテールとともにアップデートしています。


Paul Smith FW2020 Look 19

チェックやハウンドトゥースといった英国らしさを表現するテーラリングと、軽量のイタリア製生地の持つしなやかさとの融合にも見られる改革のスピリット。コレクションを支配するスカイブルーカラーは、太畝のコーデュロイがコレクションに活気を与えると共に、ダウンジャケットやスニーカーによりプロポーションが強調され、ファンタジーな雰囲気を作り出している。デニムは、ローデニム、ウォッシュドデニムに加え、フローラルカモフラージュ柄のデジタルプリントをオーバーダイで仕上げたオールオーバープリントデニムが登場します。そしてシアリングコートは、70年代の祖母の毛皮のコートをダンディーに着こなしていたポールの友人たちのスタイルに影響を受けている。


Paul Smith FW2020 Look 58

三浦春馬コメント



2020年秋冬ショーには、数々のセレブリティとともに、日本におけるポール・スミス メンズブランドアンバサダーの三浦春馬も来場し、フロントロウでショーを鑑賞した。

<三浦春馬>
“2020年は、ブランドが誕生して50周年の記念すべき年になります。50年の中で、トレンドに順応しながら、一方で変わらない「ポール・スミス」らしさは今回のショーでも表現されていました。俳優業も、周りの環境や時代に合わせながら、自身を貫いていくという点で、共通する部分もあるように感じます。ポール・スミスのように、もっと成長していきたいという思いを新たにしました。”


ポール・スミス、三浦春馬

20AW PAUL SMITH SHOW AT PARIS FASHION WEEK STAFF CREDIT
Styling by Max Pearmain
Hair by Anthony Turner
Make-Up by Lynsey Alexander and the M·A·C PRO team

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