「チームラボ 偕楽園 光の祭」開園180年を迎える春の偕楽園が幻想的なアート空間に変身
2021.12.8
LuckyFM茨城放送とアート集団チームラボは、茨城県水戸市の日本三名園・偕楽園で【チームラボ 偕楽園 光の祭2022】を2022年2月1日(火)から3月31日(木)まで開催する。開園180年を迎える偕楽園の森や庭そのものを使い、「長い生命の連続性」を表現することを試みた全8作品を公開。
梅が次々に咲き渡る春の偕楽園が、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に。好文亭の目の前に広がる約1,500本の梅がインタラクティブに光り輝く作品や、大杉の森が人々の存在によって変化する作品など、老若男女問わず楽しめるような見どころが満載だ。本展の会期中、偕楽園では120年以上続く「水戸の梅まつり」(2月11日〜3月21日)も開催されるのでそちらも要チェック!
自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森
木々が光り輝き、光のovoid(卵形体)が立ち続ける。ovoidは、光の色を変え、色特有の音を響かせ、その光りは周辺のovoidと木々に呼応し、同じ色へと変わり音色を響かせ変化する。
Walk, Walk, Walk – 孟宗竹林
偕楽園の孟宗竹林(もうそうちくりん)沿いを、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像が再生されているわけではないので、今この瞬間の絵は2度と見ることができない。
具象と抽象 – 陽と陰の狭間
偕楽園の好文亭の前に広がる松やつつじの庭園の「陽の世界」と、クマザサ、大杉森、孟宗竹林が茂る幽暗閑寂な「陰の世界」の境界にある作品。
呼応する松とつつじ
好文亭の目の前に広がる庭園の松や霧島つつじ、どうだんつつじが光り輝く。光は人が近くで立ち止まると、光のいろを変え、色特有の音色が響き渡る。
吐玉泉の円相
偕楽園造成時に地形の高度差を利用して集水した湧水泉・吐玉泉(とぎょくせん)を、禅における書画のひとつ「円相」(円形を一筆で描いたもの)を空間に一筆(空書)で描いている。空間に描かれた一筆は、空間上で静止しているが、視点が動くことによって、円に見える瞬間が生まれる。
【偕楽園開園180年記念 チームラボ 偕楽園 光の祭 2022】
チケット価格:大人 1,800円(税込)、中高校生 800円(税込)、小学生以下 無料
チケット発売日:2022年1月上旬
開催期間:2022年2月1日(火)~3月31日(木)
時間:18:00~20:30(最終入場20:00)
会場:偕楽園
「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」茨城 水戸 ©️チームラボ